息子を装い電話をかけ、現金約400万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁調布署は、詐欺未遂の疑いで、いずれも自称無職、山中晴彦(20)=埼玉県草加市氷川町=と大久保成治(23)=東京都江東区東砂=の両容疑者を逮捕した。
同署によると、山中容疑者は振り込め詐欺で現金を受け取る「受け子」役で、大久保容疑者は見張り役だったとみられる。
調べに対し、山中容疑者は容疑を認め、大久保容疑者は否認している。
逮捕容疑は、11月中旬、狛江市の無職女性(74)方に次男を装って電話をかけ、「タクシーに小切手が入ったカバンを置き忘れた。
今日支払いをしないといけないので、いくら用意できるのか」などと嘘の話をし、現金約400万円をだまし取ろうとしたとしている。
同署によると、19日午前に、狛江市内の郵便局の窓口で高額の現金を引き出そうとした女性の様子を不審に思った局員が同署に通報。
同日午後に、会社の同僚を装い女性宅を訪れた山中容疑者を、張り込んでいた捜査員が確保した。
2012-11-21 12:16 (MSN産経ニュース)
0 件のコメント:
コメントを投稿