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偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

金曜日

教材販売会社代表ら逮捕=虚偽説明、4億円売り上げか-京都府警

 「90点は必ず取れる」などと虚偽の説明をし、学習教材を販売したとして、京都府警生活経済課などは13日、特定商取引法違反(不実の告知)容疑で、教材販売会社「アーサー教育社」(大阪府吹田市)代表の中村秀美容疑者(48)=豊中市=と社員ら計5人を逮捕した。中村容疑者は否認し、他の4人は認めているという。  逮捕容疑は2013年8月~14年3月ごろ、京都と大阪の30~40代女性3人に、小中学生用の学習教材を訪問販売した際、「90点は確実に取れる」「テストに出るところだけをまとめた」などと虚偽の説明をした疑い。  同課によると、同社は13、14年度、7府県の計約300人に同様の方法で教材を販売し、約4億円を売り上げていたとみられる。最高で1人275万円で販売しており、今後、詐欺容疑での立件も視野に捜査を進める。  近畿経済産業局は先月28日、同法違反容疑で、同社に6カ月間の一部業務停止命令を出していた。

カード情報盗み見、チャージ=コンビニで客から、店員逮捕-電子マネー不正取得容疑

コンビニの支払時に盗み見た客のクレジットカード情報を使って、電子マネーを不正にチャージしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は28日までに、電子計算機使用詐欺容疑で元コンビニ店アルバイト神野大二郎容疑者(29)=東京都台東区浅草橋=を再逮捕した。  逮捕容疑は2014年9~12月、働いていた調布市のコンビニで、客のクレジットカードから盗み取った情報を入力し、ゲームサイト上で51回計17万6000円分の電子マネーを不正にチャージした疑い。  同課によると、神野容疑者は接客時、「機械の調子が悪い」と言って客のカードを持って店の奥に行き、カード番号、セキュリティーコード、有効期限をメモするなどして盗み取っていた。  同課は、14年2~9月の勤務中に少なくとも12人の客のカードから情報を盗み取り、ゲームサイトやショッピングサイトで約120万円分を不正に利用したとみている。  神野容疑者は割賦販売法違反容疑で今月、警視庁に逮捕されていた。

LINE装い出会い系サイト=66億円売り上げ、8人逮捕-千葉県警

スマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」の公式サイトを装った出会い系サイトで、女性をかたって男性会員とやりとりし、手数料を詐取したなどとして、千葉県警サイバー犯罪対策課などは3日、詐欺容疑で住所不定、会社役員三浦哲雄容疑者(43)ら8人を逮捕した。  同課によると、三浦容疑者らは複数の出会い系サイトを運営。約11年前から昨年11月までの間で3サイトに延べ約270万人の男性が登録、計約66億円を売り上げていた。

半永久蓄電池開発と詐欺=容疑で元社長ら5人逮捕-警視庁

半永久に使用できる蓄電池を開発したなどとうそをつき、販売代理店契約料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは24日、詐欺容疑で、元会社社長上坂潔容疑者(71)=横浜市金沢区平潟町=ら男5人を逮捕した。上坂容疑者は「実際は中国から輸入したリチウム電池だった」と容疑を認め、残る4人は否認しているという。  同課によると、同容疑者らは東京都内のホテルなどで「WorldBOX」と称する装置の説明会を開催し、「半永久的に使用できる蓄電池が発売される」「国際学会で発表した」などとうたっていた。同様の手口を繰り返し、2008~09年に約5億8000万円を詐取していたとみられる。  逮捕容疑は08~09年、沖縄県うるま市の無職男性(75)に対し、製造した事実はなく販売予定もないのに、「蓄電池は間違いなく発売される」などとうそを言い、2回にわたって、販売代理店契約料として現金計約3000万円をだまし取った疑い。

詐欺未遂容疑で男4人逮捕=ギフト券購入指示-サイト架空請求・警視庁

アダルトサイトの登録料を請求するうその電話をかけ、アマゾンギフト券を購入させたうえギフト券番号を聞き出す手口で 1 億円以上を騙し取ったとして、警視庁は 29 日、詐欺グループの 4 人を逮捕したと発表した。 詐欺未遂の容疑で逮捕されたのは、東京都渋谷区の無職・大嶋潤一のほか、北詰慎一、長浜厚、岸拓也の 4 容疑者で、警視庁によると 4 人は 28 日、茨城県の 46 歳の男性にアダルトサイトの登録料金を請求するうそのメールを送りつけたうえ、電話をかけてきた男性に対し「 登録料金が必要だ 」などと言い、アマゾンギフト券を購入させたうえで、ギフト券の番号を聞き出し現金 4 万円を騙し取ろうとした疑いが持たれている。 警視庁は 28 日、杉並区の雑居ビルにあったグループの拠点を摘発、その際、被害者の男性とやりとりしているところを確認して、4 人を逮捕した。 警視庁によると 4 人は、被害者にアマゾンギフト券を購入させたうえ、その番号をファックスなどで送らせ、換金する手口で犯行を繰り返していたとみられ、警視庁は、今年 1 月以降で、合計 1 億円以上を騙し取っていたとみて、詳しい手口や経緯などについて調べる方針。 警視庁の調べに対し、4 人は容疑を否認したり、黙秘したりしているという。

古銭売買詐欺容疑で男逮捕=70代女性、1.5億円被害か-警視庁

古銭売買の業者を装い、東京都内に住む70代の女性から現金1000万円をだまし取ったとして、警視庁東大和署は10日までに、詐欺容疑で千葉市緑区あすみが丘、無職斉藤大介容疑者(52)を逮捕した。容疑を否認しているという。  同署によると、この女性宅には3月から、「古銭を買えば高値で買い取る」などと電話があり、女性は数回にわたって計約1億5000万円を支払っており、同署が関連を調べている。  逮捕容疑は仲間と共謀し、東大和市内に住む女性に古銭を買わせた上で、「古銭売買の許可を取得するための保証金が足りない。許可を取らないと警察に捕まる」などと偽り、6月上旬に現金1000万円を宅配便で送らせ、だまし取った疑い。

詐欺被害金と知り収受か=容疑で72歳男逮捕-警視庁

詐欺の被害金の一部と知りながら、貸付金の返済名目などで現金を受け取ったとして、警視庁生活経済課などは21日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)容疑で、和歌山県白浜町の無職柳生盛二容疑者(72)を逮捕した。同課によると、「だまし取った金とは思わなかった」と話し、容疑を否認している。  逮捕容疑は2012年12月、コンサルティング会社元実質経営者 中村章平被告(66)=組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)罪で起訴=が株取引を装って被害者らから詐取した現金の一部と知りながら、男から貸付金の返済や利息名目として現金55万円を受け取った疑い。

カード端末貸し、詐欺手助け=容疑で68歳男逮捕-警視庁

新宿・歌舞伎町で外国人観光客がクレジットカードを奪われ、飲食代金を不正に請求された事件で、店にカード処理端末機を貸し出し詐欺の手助けをしたとして、警視庁組織犯罪対策2課などは22日までに、電子計算機使用詐欺ほう助の疑いで、会社員鈴木好八容疑者(68)=東京都新宿区余丁町=を逮捕した。容疑を大筋で認めているという。  逮捕容疑は昨年4月上旬、新宿区歌舞伎町にある飲食店を経営するナイジェリア人の男(42)=電子計算機使用詐欺罪で起訴=にカード処理端末機を貸し出し、男らが外国人観光客から奪ったクレジットカード2枚を使い飲食代金として計21万円を決済して不法な利益を得るのを助けた疑い。

元市議会副議長、確定申告書作成で「税理士に頼んであげる」と125万円を詐取 和歌山・新宮

確定申告の書類作成の報酬名目で現金125万円をだまし取ったとして、和歌山県警新宮署は26日、詐欺容疑で同県新宮市の元市議会副議長で行政書士、海野義男容疑者(73)=同市三輪崎=を逮捕した。「だましたわけではない」と容疑を否認している。  逮捕容疑は、平成25年1月ごろ、同県太地町の会社役員の男性(62)から確定申告書作成などについて相談を受け、「大阪の税理士に頼んであげる」と虚偽の提案をもちかけ、報酬として125万円をだまし取ったとしている。  同市議会事務局によると、海野容疑者は平成11年まで市議を6期、副議長を2度務めた。

人気漫画「金色のガッシュ!!」のキャラで詐欺容疑 20億詐取か、3人再逮捕

人気漫画「金色のガッシュ!!」のキャラクターの使用許諾料名目で、パチスロ機器メーカーから現金を詐取したとして、警視庁は28日、詐欺などの疑いで、ライセンス企画販売会社「MEDIL」の役員で実質経営者の高津祥一郎容疑者(47)=埼玉県ふじみ野市=ら3人を再逮捕した。  捜査2課は、高津容疑者らが2008年10月からの3年間で、パチンコ関連会社十数社から計約20億円をだまし取ったとみて調べている。  再逮捕容疑は10年10月、東京都中央区のパチスロ機器メーカーに対し、原作者がキャラクターの使用を許可したとするうその書類を送り、同12月に現金5250万円を振り込ませた疑い。捜査2課によると、3人とも容疑を否認している。

「特別なルートで…」高齢者に嘘の株式販売持ちかける、詐欺容疑で9人逮捕 警視庁

株式の売買を装って高齢者らから計約980万円をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は13日、詐欺容疑で経営コンサル業「東京財務センター」(東京都中央区)実質経営、中村章平(しょうへい)被告(66)=別の詐欺罪で公判中=ら男女9人を逮捕した。同課によると中村容疑者ら7人が容疑を認め、2人が否認している。  同課は、中村容疑者らが同センターのほか「ネクスト」「メディカル・サポート協会」の社名で、全国の高齢者に電話で新規株の売買を勧誘し、148人から計約2億7000万円を集めていたとみている。  逮捕容疑は、平成25年1~9月の間、電話で「新規公開株を特別なルートで扱っている。絶対もうかる」などと嘘の株式販売を持ちかけ、前橋市の自営業男性(81)など計5人から、現金計982万円をだまし取ったとしている。

半永久蓄電池開発と詐欺=容疑で元社長ら5人逮捕-警視庁

半永久に使用できる蓄電池を開発したなどとうそをつき、販売代理店契約料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは24日、詐欺容疑で、元会社社長上坂潔容疑者(71)=横浜市金沢区平潟町=ら男5人を逮捕した。上坂容疑者は「実際は中国から輸入したリチウム電池だった」と容疑を認め、残る4人は否認しているという。  同課によると、同容疑者らは東京都内のホテルなどで「WorldBOX」と称する装置の説明会を開催し、「半永久的に使用できる蓄電池が発売される」「国際学会で発表した」などとうたっていた。同様の手口を繰り返し、2008~09年に約5億8000万円を詐取していたとみられる。  逮捕容疑は08~09年、沖縄県うるま市の無職男性(75)に対し、製造した事実はなく販売予定もないのに、「蓄電池は間違いなく発売される」などとうそを言い、2回にわたって、販売代理店契約料として現金計約3000万円をだまし取った疑い。

日雇い労働者の「あぶれ手当」4億円詐取か? 容疑の男逮捕 奈良県警 

日雇い労働者が職につけなかった場合に国から支給される「あぶれ手当」と呼ばれる給付金をだまし取ったとして、奈良県警奈良署などは6月30日、詐欺容疑で同県香芝市関屋の土木建築業、元田善久容疑者(65)を逮捕した。「お金がほしかった」と容疑を認めている。  逮捕容疑は平成23年5月から24年10月、元風俗店運転手(50)=詐欺罪で懲役1年4月、執行猶予3年の有罪判決確定=らと共謀し、自身が実質経営する「モトダ建設」で運転手が働いたように偽って、計104回にわたり日雇い労働被保険者手帳を門真公共職業安定所(大阪府門真市)に提出、給付金計148万5千円をだまし取ったとしている。  同署によると、元田容疑者は17年~26年までの間、雇用保険印紙を約5万3千枚(1枚160円)購入。約230人の労働者から手数料月約2万円を受け取り、労働者が持つ日雇い労働被保険者手帳に印紙を貼付、各地の公共職業安定所に提出させ、計約4億円を不正に受給していたとみられる。

木曜日

女性から1500万円詐取の疑い、男を再逮捕 秋田中央署

秋田中央署と県警捜査2課は10日、詐欺の疑いで、横浜市鶴見区東寺尾、アルバイト作業員高橋浩平容疑者(22)を再逮捕した。再逮捕容疑は昨年7月下旬から8月上旬にかけ、氏名不詳の男らと共謀し、秋田市の60代女性宅に息子をかたって電話をかけ「女性を妊娠させてしまった。示談金と弁護士費用が必要だ」「消費者金融に支払いがある」などと話し、1500万円をだまし取った疑い。  同署によると、女性は秋田市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から、指示された口座に11回に分けて送金。高橋容疑者は横浜市内のコンビニエンスストアのATMなどで現金を引き出す「出し子」をしていたとみられる。  高橋容疑者は先月1日、北海道室蘭市の60代女性から同じ手口で400万円をだまし取ったとして逮捕されており、県警と北海道警が共同捜査を進めていた。さらに余罪があるとみて調べている。

火曜日

詐欺容疑で派遣社員の女逮捕 偽造領収書を作成 千葉

千葉県警は21日、領収書を偽造し、派遣先の会社から現金約360万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、同県印西市船尾、派遣社員、飯岡万里子容疑者(47)を逮捕した。  飯岡容疑者は平成12年から「那須電機鉄工」(東京)の八千代工場(千葉県八千代市)に派遣され、庶務担当として勤務。県警は22年から25年にかけ、計約1億2400万円をだまし取った可能性があるとみて調べている。  逮捕容疑は25年7~8月、事務用品などを購入したように装ったうその領収書を作成、提出を繰り返し、同社から計約360万円をだまし取った疑い。  県警の調べに、飯岡容疑者は「借金返済などに使った」と話している。  同社が25年8月に社内調査し発覚。飯岡容疑者は翌9月に懲戒解雇され、同社は11月に詐欺容疑で告訴していた。

横浜の無職男ら3人逮捕 80代女性から760万円の詐欺未遂容疑

 福井県越前市の80代の女性から現金760万円をだまし取ろうとしたとして、県警越前署は22日、詐欺未遂の疑いで、自称横浜市、無職、千葉喜一容疑者(32)ら3人を逮捕した。女性がだまされたふりをしたのが、逮捕につながった。  同署によると、今月中旬ごろ、女性の自宅に「赤サンゴを買うので名義を貸してほしい」と電話があり、女性が承諾すると後日、「名義貸しは違法で、解決には金が必要だ」と連絡があった。  女性は21日に同署に相談。22日に女性の自宅を訪れた千葉容疑者が同署の用意した偽造紙幣を受け取ったため、警察官が現行犯逮捕し、近くにいた2人も逮捕した。3人は「知らない」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は共謀し、22日、越前市の女性から現金を詐取しようとしたとしている

事故偽装し保険金281万円だまし取る 元ラーメン店経営者ら3人逮捕 滋賀

交通事故を偽装し、保険会社から保険金約281万円をだまし取ったとして、滋賀県警交通指導課は23日、詐欺などの疑いで、野洲市小篠原、元ラーメン店経営者、山本賢一容疑者(36)ら3人を逮捕したと発表した。他に逮捕されたのは元店員の、岡崎裕美子容疑者(34)=日野町内池=と男(21)=湖南市=の2人。いずれも容疑を認めている。  山本容疑者の逮捕容疑は、平成25年11月19日、当時経営していたラーメン店で、出入り口が壊れているのに目をつけ、岡崎容疑者の乗用車を運転して故意に出入り口にぶつけ、事故を偽装して保険会社から保険金約150万円を詐取。さらに、昨年3月11日にも同じような手口で約131万円をだまし取ったなどとしている。  同課によると、昨年6月にも同様の手口で保険金を請求したが、保険会社に偽装を見破られて未遂に終わった。山本、岡崎両容疑者は、同罪などですでに起訴済み。

ホテル42連泊代金払わず、前田忠宏と前田千恵子逮捕-丸亀市

香川県丸亀市のホテルに 42 連泊もしながら、宿泊代金を支払わなかった夫婦が香川県警に詐欺の容疑で逮捕された。2 人は支払うつもりだったと容疑を否認している。 詐欺の容疑で逮捕されたのは、住所不定・無職の前田忠宏容疑者( 50 )と前田千恵子容疑者( 48 )で、6 月13 日の夜から 7 月 25 日朝までホテルに滞在し、宿泊代金 37 万 8000 円を支払わなかった疑いが持たれている。 2人はホテル内で飲食の提供も受けており、ホテル側は再三にわたり宿泊代金の支払いを催促したが、従業員の接客態度にクレームを付けるなどされ、強く要求できなかったという。逮捕時の 2 人の所持金は約 5000 円だったという。 ホテル側は 2 人との間で逮捕前日の 24 日を支払期限としていたが、翌朝まで未払いだった為、香川県警に通報し、詐欺の容疑で逮捕した。 県警では詳しい経緯や動機などについて調べる方針。

被災から経営再建中の水産加工会社から詐取 韓国人の男ら2人を再逮捕

東日本大震災で被災した岩手県の水産加工会社から加工食品をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は10日、詐欺容疑で住所不定、自称不動産仲介業の張東吉被告(75)=韓国籍、別の詐欺罪で起訴=ら男2人を再逮捕した。張容疑者らの逮捕は3回目。  2人の再逮捕容疑は、昨年3~4月、岩手県内の水産加工会社に冷凍ホタテグラタンなど食品約4千個(計約400万円相当)を注文し、代金を支払わずだまし取った上、同県内のサケ加工業者にも取引を持ちかけ、サケの薫製など約170個(計約57万円相当)を詐取したとしている。  同課によると、商品をだまし取られた水産加工会社は、震災で被害を受けた複数の業者が共同出資して設立した会社だった。一方、サケ加工業者は震災で設備が壊れるなどして経営再建中だったという。

ホーム契約絡み、70代女性から250万円だまし取る 容疑で詐欺グループの1人再逮捕 

老人ホームの入居契約にからむトラブル回避の名目で、現金250万円をだまし取ったとして、兵庫県警東灘署は20日、詐欺容疑で、住所不定の無職、佐藤晶被告(26)=詐欺未遂罪で公判中=を再逮捕した。容疑を認めているという。  再逮捕容疑は数人と共謀し5月、架空の仲介業者の社員を名乗り、神戸市垂水区の無職女性(78)方に「老人ホームに入らないなら名義を貸してほしい」と電話。さらに別の架空の会社を名乗り「名義貸しは違法だ」と電話し、JR垂水駅前に呼び出した女性から、現金250万円をだまし取ったとしている。  同署などによると、佐藤容疑者は詐欺グループに属し、現金を受け取る「受け子」で、別の詐欺未遂事件で5月に逮捕された。女性はグループの別の男らから、今回の被害を含め計約2050万円をだまし取られたといい、同署などが調べている。

「株購入の名義貸して」特殊詐欺容疑、電話「架け子」の男逮捕 被害240件16億円か

株購入に関する取引を装い現金を詐取したとして、警視庁捜査2課は22日、詐欺容疑で、東京都港区白金の自称会社役員、大川完(おさむ)容疑者(30)を逮捕した。同課によると「心当たりがない」と容疑を否認している。  このグループによる被害額は平成25年7月から昨年11月までで約240件、16億円に上るとみられる。大川容疑者はグループの中核メンバーで、詐欺の電話を架ける「架け子」への指示などを行っていた。  逮捕容疑は昨年10月、大阪府高槻市の無職女性(88)に証券会社の社員などを装い、「株を購入する権利が当たった。権利を譲ってほしい」「名義貸しは違法。取引があったようにするため現金が必要」などと嘘の電話をして、現金250万円を宅配便で都内の私書箱に送らせたとしている。

警察署まで無賃乗車 容疑の無職男を逮捕 宮城

逮捕されるのを目的に無賃乗車のタクシーで警察署に乗りつけた男が21日、大河原署に詐欺容疑で現行犯逮捕された。  同署によると、逮捕されたのは住居不定の無職、若生俊之容疑者(48)。逮捕容疑は21日午前10時40分ごろ、岩沼市吹上からタクシーに乗り、大河原町小島の大河原署まで無賃乗車(乗車料金は6250円)したとしている。  若生容疑者は到着後、署員に「お金を持っていないがタクシーに乗った」などと話したため逮捕された。所持金は数百円しかなく、同署が詳しい動機などを調べている。

(耕論)GPS捜査 金岡繁裕さん、久保正行さん、斎藤貴男さん、上大倉満太朗さん

捜査対象者の車に無断でGPS(全地球測位システム)発信器を取り付け、位置情報を得るGPS捜査。裁判所の令状なしに行われ、司法の判断も割れている。どう考えればいいのか。  ■厳格な条件つけ立法急げ 金岡繁裕さん(弁護士)  事件関係者の車両などに無断でGPS発信器を取り付ける捜査をいつごろ始めたかはわかりません。しかし最近、2006年に警察庁が「移動追跡装置運用要領」を各都道府県警に通達し、GPS捜査を任意捜査として認めていたことが明らかになりました。  内部規則が必要になるほど多用されていたことがうかがえ、組織的にGPS捜査が秘密裏に展開されていたことは、想像を超えていました。

「パンがぬれてた」ウソのクレーム、30万円を詐取容疑

パン販売店にうそのクレームをつけて食パンと現金約30万円をだまし取ったとして、警視庁は24日、東京都中央区月島3丁目、無職石本隆容疑者(53)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。  捜査2課によると、石本容疑者は昨年10月、客を名乗って足立区のパン販売店に「買ったパンがぬれている」と電話。直後に店の本部社員をかたって電話をかけ直し、「すぐに対応するので、おわびの食パンを取りにいく。ついでに売上金を回収したいので持ってきて」とうそをつき、店の近くで食パン2斤(670円相当)と現金約30万円を店員からだまし取った疑いがある。  同様の被害は2010年以降、東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城の1都4県のパン店やコンビニエンスストア、弁当店で約80件計約2700万円あったことを確認した、と同課は説明。石本容疑者が関与した可能性があるとみている。

供託金名目の詐欺 容疑者3度目逮捕

県警捜査2課と竹田、大分東両署は24日、詐欺未遂の疑いで、さいたま市桜区、自営業半沢秀一容疑者(41)=詐欺などの疑いで逮捕=を再逮捕した。逮捕は3回目。  再逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、7月5日から12日にかけて、広島県庄原市の女性(84)方に法律事務所の関係者を名乗って電話。「供託金が500万円必要。裁判が終われば返金される」などとうそを言い、3回に分けて現金計500万円を宅配便で送らせ、だまし取ろうとした疑い。  県警は架空のトラブルをめぐる裁判の供託金名目で、同じ女性から300万円をだまし取ったとして、今月3日に同容疑者を詐欺容疑で逮捕。その後の捜査で今回の事件にも関わっていることが分かった。計500万円はすでに発送されていたが、犯人グループの手に渡る前に回収した。  同様の手口で竹田市内の女性から250万円をだまし取ろうとしたとした詐欺未遂の疑いでも、7月13日に逮捕した。

金曜日

通帳を他人に譲渡した男が容疑で逮捕

銀行口座を他人に譲渡する目的で取得したとしてかつらぎ署は29日、 橋本市野の山口組系傘下組織の幹部、 澤田裕也こと周山裕也容疑者 (24) を詐欺 (通帳詐欺) の容疑で逮捕した。 調べによると、 周山容疑者はことし2月、 和歌山市内の銀行で預金通帳とキャッシュカードの交付申し込みをし、 3月に取得。 その後、 第三者に譲渡した疑い。 4月に還付金詐欺に遭った千葉県の女性 (57) が被害金47万4400円を2回に分けて振り込んだ口座が周山容疑者名義だったため、 通帳詐欺が発覚した。 周山容疑者は 「口座は開設したが、 通帳などはどこにいったか知らん」 と容疑を否認しているという。

詐欺未遂容疑で千葉の31歳逮捕

昨年8月に海南市で発生したコンゴ通貨売買名目の詐欺未遂事件で、 県警捜査二課などは25日、 千葉県習志野市の会社員、 菅野一樹容疑者 (31) を詐欺未遂容疑で逮捕した。  同署によると、 菅野容疑者は昨年8月9日、 コンゴフラン売買名目で海南市の無職女性 (当時79) から現金500万円をだまし取ろうとした疑い。 同事件をめぐっては、 現金受け取り役、 指示役、 下見役が逮捕されており、 その後の調べで菅野容疑者が下見役をあっせんしていた疑いが強まった。 「事件には関与していない」 と犯行を否認しているという。

社労士事務所元代表を逮捕=雇用助成金を詐取容疑―徳島県警

虚偽の申請書類を作成し雇用助成金をだまし取ったとして、徳島県警捜査2課などは7日、詐欺容疑でフェリス社会保険労務士事務所(同県北島町)元代表広瀬順子容疑者(36)=東京都品川区西五反田=を逮捕した。  容疑を認めているという。  徳島労働局は昨年10月、広瀬容疑者が助成金約5500万円の不正受給に関与したとして、刑事告訴していた。  逮捕容疑は2011年ごろ、県内のエステサロン事業主の50代女性と共謀。既に雇用していた従業員を新たに試行雇用したと偽った申請書類を作成し、徳島労働局からトライアル雇用奨励金12万円を詐取した疑い。 

ぜんそく治療薬転売 44歳ネット販売業者を再逮捕

処方されたぜんそく治療薬が無許可で転売された医薬品医療機器法違反事件で、大阪府警生活環境課は10日、転売目的であることを隠し診察や薬の処方を受け医療費の負担を免れたとして詐欺容疑で、堺市堺区甲斐町東、自称インターネット販売業、赤松健二被告(44)=医薬品医療機器法違反罪で起訴=を再逮捕した。  逮捕容疑は6月15日、自らの治療のためと偽って京都市内など4カ所の医療機関を国民健康保険を利用して受診し、ぜんそく治療薬28個の処方を受け、診療費と薬剤費の総額約19万円のうち、3割の自己負担分約5万7千円を除く約13万3千円の支払いを免れたとしている。  同課によると、赤松容疑者は住民票を置いている大阪府松原市の国民健康保険に加入。28個の治療薬は開封することなく、処方を受けた翌16日に金沢市内の医薬品卸売会社に約11万4千円で転売していた。赤松容疑者は「弁護士と話したい」と認否を保留しているという。

元風俗店従業員の女逮捕=客から1500万円詐取容疑―警視庁

 父親の借金返済名目で客の男性から金をだまし取ったとして、警視庁高井戸署は12日までに、詐欺容疑で、飲食店従業員三浦未希枝容疑者(29)=東京都練馬区豊玉中=を逮捕した。  同署によると「うそを言ってお金をもらったことは間違いない」と容疑を認めている。  逮捕容疑は2011年12月~12年2月、当時働いていた風俗店の客だった男性に「お父さんが親戚にお金を借りているが、催促がひどい。父に代わって全部返済したい」などとうそを言い、9回にわたって計約1560万円をだまし取った疑い。  高井戸署によると、男性が三浦容疑者と連絡が取れなくなったことを不審に思い、13年11月に同署に相談し発覚した。  同容疑者は、だまし取った金をホストクラブで使ったと話しており、多いときには1日200万円に上ることもあったという。 

パソコンとテレビ761台をだまし取った容疑 男を逮捕 兵庫県警

知人の会社からテレビやパソコン計761台をだまし取ったとして、兵庫県警尼崎東署は18日、詐欺容疑で、大阪市東成区神路の無職、高橋照幸被告(43)=同罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めているという。  再逮捕容疑は平成21年5月~22年7月、知人男性(50)が経営する兵庫県尼崎市東塚口町の会社に、テレビとノートパソコン計761台(計約8000万円相当)を取引を装って発注し、だまし取ったとしている。

障害者向けUSJチケットを転売 「170枚買った」自営業の男逮捕

大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の障害者向け入場券を一般向けと偽って転売し、計2万1千円をだまし取ったとして、大阪府警此花署が詐欺容疑で住所不定、自営業、山下慎太郎容疑者(36)を逮捕していたことが14日、同署への取材で分かった。容疑を認めているという。山下容疑者は「他にも約170枚購入して売った」と供述しているといい、同署が調べている。  逮捕容疑は、先月26日午前8時45分ごろ、USJの入口付近で、高校1年の女子生徒3人に「200円安くするから」と嘘をつき、値段部分を塗りつぶした障害者向け入場券(3600円)を一般向けの入場券(7200円)と偽った上で、1枚7千円で売却し、計2万1千円をだまし取ったとしている。  同署によると、山下容疑者は知人女性から障害者手帳を借り、障害者向けチケットを購入していた。

新宿セントラルクリニック、性感染症詐欺診断と認定

性感染症とうその診断をしたとして、東京都中野区の男性(46)が「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の院長に258万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は19日、「診断結果は虚偽で、詐欺に当たる」と認定し、49万円の支払いを命じた。  判決などによると、男性は2012年10月に検査を受け、クラミジア感染症などと診断された。処方薬を服用したが陽性とされ続け、計2万7000円の治療費を支払った。その後、他の医療機関に相談し、感染していないと説明された。  近藤昌昭裁判長は、院長が基準値を改変した検査結果を示したことを挙げ「当初から不合理な診断を予定していた」と指摘した。  男性は判決後に記者会見し「病気のことを他人に相談しづらい弱みにつけ込み、許せない。行政や警察が対応してほしい」と訴えた。クリニックは取材に「コメントできない」としている。  男性の弁護団によると、このクリニックをめぐっては、別の男性にも故意にうその診断をしたとして、東京地裁が今年3月に賠償を命じる判決を言い渡した。この男性は詐欺容疑などで警視庁に告訴している。

走行距離「29万キロ」を「2万キロ」に改ざん 中古車販売の会社役員ら逮捕 静岡

静岡県警は18日、中古車の走行距離表示を約27万キロ短く改ざんして販売したとして、詐欺と不正競争防止法違反の疑いで、静岡市葵区北、会社役員、石井雅也容疑者(39)ら男3人を逮捕した。  逮捕容疑は、走行距離表示を約29万キロから約2万キロに改ざんした中古のワゴン車をインターネットオークションに出品し、岐阜県の建設業の男性(41)に約50万円で売ったとしている。県警によると、石井容疑者以外の2人は容疑を否認している。  ワゴン車は実際の走行距離なら査定価格は約22万円だった。県警は平成25年ごろから100台以上の走行距離を改ざんして販売したとみて裏付けを進めている。

小学講師ら3人、詐欺容疑で逮捕 柔道整復師らと共謀し交通事故治療装う

交通事故の治療を装って保険金をだまし取ったとして、県警交通指導課などは19日、詐欺容疑で接骨院鍼灸(しんきゅう)院経営の阪田純宏(52)=同市三沢町=と、柔道整復師、半田典久(41)=同市船所=の両被告(いずれも詐欺罪で公判中)を再逮捕。また、通院を装っていたとして、同容疑で小学校講師、奥畑真緒容疑者(29)=同市朝日=を逮捕した。3人は容疑を認めているという。  逮捕容疑では、3人は共謀。昨年8月に交通事故で負傷した奥畑容疑者が9月5日~12月20日までの間、ほぼ連日、阪田、半田両容疑者の治療を受けたように装い、保険金計約120万円を保険会社からだまし取ったとしている。阪田、半田両容疑者の逮捕は3回目。

木曜日

詐欺未遂:社債購入名目で詐欺図る 2件の容疑、都内の男逮捕 /青森

社債購入名目で現金をだまし取ろうとしたとして、十和田署と県警捜査2課は6日までに、東京都新宿区高田馬場、自称私設私書箱経営、伊藤大容疑者(37)を2件の詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。 捜査2課によると、十和田市の60歳代の女性から相談を受けた十和田署員などが「だまされた振り作戦」を行い、東京都内のアパートで現金入りの宅配便を受け取ろうとした伊藤容疑者を、2月9日に詐欺未遂容疑で現行犯逮捕した。調べの中で香川県小豆郡の80歳代の女性にも同様の詐欺未遂を行っていたことが分かり、今月2日に同容疑で再逮捕した。 容疑は、2月上旬ごろに複数の人間と共謀し、女性2人に対して「社債を買ってもらえたら、以前被害に遭って取られたお金を取り戻せる」などと言って現金を送らせたとしている。 伊藤容疑者は私設私書箱を経営していると話しており、「宅配便を受けただけ。詐欺は知らない」と2件とも容疑を否認。一方で、県警は「私設私書箱」の実体はないとしており、「受け子」とみて共謀者などを調べている。

電子マネー詐取 過去最大級アジト摘発、34人逮捕 被害数億円分超か 警視庁など

資産を譲るなどと嘘のメールを送って電子マネーをだまし取ったとして、警視庁と北海道など13都県警の合同捜査本部は、詐欺容疑で東京都新宿区内にあった過去最大規模の特殊詐欺のアジトを摘発し、港区芝浦、介護関連会社代表取締役、竹本宗晴容疑者(36)ら男女34人を逮捕した。警視庁によると、竹本容疑者ら9人は容疑を否認し、25人は認めている。  竹本容疑者らは遅くとも平成24年以降、不特定多数に「震災復興の支援金10億円を譲る」などと嘘のメールを送信。出会い系サイトを通じ、資産譲渡のための登録料などの名目で、電子マネー「ビットキャッシュ」少なくとも数億円分以上をだまし取っていたとみられ、1億円分以上だまし取られた女性もいた。  会社を装ったアジトにアルバイトら30人超が常駐。だまし取る金額の目標を与えられ、詐欺のメールを送ったりしていたという。  逮捕容疑は3月上旬~同24日、新宿区高田馬場のアジトから長崎県佐世保市の土建業男性(51)に「7千万円を譲る」などとメールを送り、出会い系サイトを通じてビットキャッシュ2千円分を送信させ、だまし取ったとしている。

「10億円受け取れる」と嘘メール 電子マネー詐取容疑で 出頭した男を逮捕

「10億円を受け取れる」と嘘のメールを送り、経費名目で電子マネーを詐取したとして、警視庁捜査2課などは詐欺容疑で、東京都北区上中里、アルバイト、中園裕樹容疑者(29)を逮捕した。捜査2課によると、容疑を認めている。  逮捕容疑は3月、世田谷区の自営業の女性(73)に「費用を支払えば10億円を受け取れる」などと嘘のメールを送り、登録料名目などで計約130万円分の電子マネーをだまし取ったとしている。  警視庁などは3月、中園容疑者が通っていた新宿区内のアジトを急襲。中園容疑者はリーダー格の男から自宅待機を命じられたが、捜査員から携帯電話に出頭を促す連絡があったことなどから、今月14日、代々木署に出頭し逮捕された。

「ハワイ留学斡旋」 詐取金で妻と旅行 容疑で元塾経営者逮捕・警視庁

ハワイ留学を斡旋すると偽って現金をだまし取ったとして、警視庁亀有署は詐欺容疑で東京都小平市学園東町、元英会話塾経営、浅川肇容疑者(74)を逮捕した。同署によると、浅川容疑者は容疑を認め、「妻とのハワイ旅行に充てた」と供述している。  逮捕容疑は平成25年3~5月、葛飾区の会社員の女性(45)に「私にお金を預ければ、息子さんが大学に入学できるように、ビザ申請や学費の支払いをしておく」などと嘘を言って、現金計約110万円をだまし取ったとしている。  女性は浅川容疑者の塾に長女を通わせていたことから、長男の留学を相談。浅川容疑者は旅行先のハワイで実在する大学の書類を持ち帰って女性に渡すなどしたが、ビザ申請などはしていなかった。手続きが進まないことから、女性が今年3月、同署に詐欺罪で刑事告訴していた。

FXで高い運用益得られるとうそ 愛知県警、詐欺容疑で男逮捕

外国為替証拠金取引(FX)で成功している有名な投資家と連携することで高い利益を得られると偽り、運用資金をだまし取ったとして、愛知県警は13日、詐欺の疑いで、本籍名古屋市緑区、自称自動車販売会社社長星野豊容疑者(52)を逮捕した。 逮捕容疑では、昨年1月下旬ごろ、神奈川県南足柄市の会社役員の女性(46)に「100万円を1カ月で2億円以上にした『ミスターブレイン』というカリスマ的なFXトレーダーが仲間。年間24%の利息を必ず渡せる」などとうそをつき、運用資金名目で500万円を自分名義の預金口座に振り込ませたとされる。「納得できません」と容疑を否認している。 県警によると、星野容疑者は2013年9月から翌年8月に、愛知、岐阜両県や東京、大阪などの少なくとも46人に、元本保証や高配当を約束。1口100万円での投資を持ちかけ、計1億4190万円を集めていたとみられている。星野容疑者が実際にFXで資金を運用していた実績はなく、元本の返金などを求めて民事訴訟を起こしている出資者もいる。 星野容疑者が被害者に説明した「ミスターブレイン」と呼ばれる投資家は国内に複数存在。うち1人は星野容疑者と面識があったが仕事上のつながりはなく、星野容疑者が資金を集める際に名前などを利用していたとみられている。

契約すれば年間ボックス席…新聞勧誘装い現金詐取 190件関与か 警視庁、58歳容疑者を手配 

新聞勧誘員を装い購読料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は15日までに、詐欺容疑で住所、職業いずれも不詳の宮田信一容疑者(58)の逮捕状を取って指名手配した。同日、顔写真を公開し、情報提供を呼び掛けている。  捜査2課によると、都内では平成21年以降、新聞購読料をだまし取る事件が約350件発生。宮田容疑者はうち190件(被害計約234万円)に関与したとみられる。身長約170センチで前歯が欠けているという。  逮捕状の容疑は今年2月、新聞の勧誘員を装い、東京都江東区の集合住宅で、女性看護師(44)に「契約してくれたら東京ドームの年間ボックス席券を秘密でプレゼントする」などとうそを言い、現金1万2千円をだまし取った疑い。

虚偽業績発表で発電会社社長ら逮捕 補助金詐取容疑で別会社社長も 東京地検特捜部

株価をつり上げるため発電機の仲介取引で約10億円を売り上げたとする虚偽の業績予想を発表したとして、東京地検特捜部は27日、金融商品取引法違反(偽計)容疑などでジャスダック上場の発電事業会社「石山ゲートウェイホールディングス」(東京都港区)社長、三木隆一容疑者(68)と同社元常務、深井憲晃容疑者(45)を逮捕した。また、同社の発電機取引に関係し、国の補助金5億円をだまし取ったとして、詐欺容疑で発電会社「テクノ・ラボ」(茨城県牛久市)社長、岡登(おかと)和得(かずのり)容疑者(55)も逮捕した。  三木、深井両容疑者の逮捕容疑は、株価をつり上げる目的で、実際は取引実態がないのに中国から仕入れた発電機25台を転売したとして、平成25年11月、26年6月期の連結業績を上方修正する虚偽の予想を発表したとしている。  岡登容疑者の逮捕容疑は、実際には発電機25台を280万ドル(27日午後2時半時点の日本円で約3億4千万円)で購入したのに、26年5月、購入費約10億円を支出したなどと虚偽を記載した報告書を提出し、資源エネルギー庁所管の補助金5億円を不正に受給した疑いが持たれている。  石山ゲート社をめぐっては証券取引等監視委員会が26年10月、有価証券報告書に虚偽の記載をしたとして金商法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で強制調査。特捜部も同容疑などで捜査を進めていたが、捜査の過程でテクノ社による補助金詐欺の容疑も浮上していた。

<融資保証金名目詐欺>男8人を再逮捕

金融会社を装い融資保証金の名目で現金をだまし取った事件で、宮城県警は17日、詐欺の疑いで、被害者に電話をかける「架け子」とみられる東京都中野区中央4丁目、無職中村譲二容疑者(30)ら詐欺グループの男8人を再逮捕した。県警捜査2課によると、全員が容疑を否認している。  逮捕容疑は仲間と共謀し、4月15日~5月26日、東京都内のマンションで、融資を申し込んだ茨城県つくば市の女性派遣社員(22)に「ブラックリストに載っている。先に1万円を振り込むので手数料、利息分を振り込んでほしい」などとうその電話をして、現金3万円をだまし取った疑い。  容疑者8人は5月28日、仙台市内の女性から融資保証金の名目で現金4万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕され、17日に処分保留で釈放された。

無線LAN:「ただ乗り」 電波法違反容疑で男逮捕、詐欺に悪用か 警視庁

他人の無線LANを無断使用してサイバー犯罪に悪用したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は12日、松山市和泉南1、無職、藤田浩史被告(30)=不正アクセス禁止法違反などで公判中=を電波法違反(無線通信の秘密の窃用など)容疑で再逮捕したと発表した。同課によると、サイバー犯罪への悪用が相次ぐ無線LANの「ただ乗り」行為を立件するのは全国初。  逮捕容疑は昨年6月、電波法が定める上限の9倍超の電波を出力する通信機器を使い、自宅近くの民家で利用されていた無線LANを傍受して無断使用したとしている。「自分の家にある無線LANに接続しているつもりだった」と、容疑を否認しているという。  同課によると、この無線LANには通信内容を暗号化する対策が取られていたが、解読ソフトで無効化されていた。同課は藤田容疑者が(1)昨年2〜6月、ただ乗りした無線LANを使って銀行の偽サイトに誘導するメールを不特定多数に送信(2)だまされた人が偽サイトに打ち込んだIDやパスワードを使い、だまされた人になりすまして口座から不正に自分の口座に送金させる「フィッシング詐欺」の手口などを繰り返し−−1600万円をだまし取っていたとみている。  無線LANをただ乗りされても通信記録上は形跡が残らないため、サイバー犯罪に悪用されると、乗っ取られた無線LANの利用者がまず疑われる恐れが強い。ただ乗りを防ぐ暗号化方式は3タイプあるが、今回の無線LANで取られていたのは、最も脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されている「WEP」と呼ばれるものだった。  独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)が昨年、5000人を対象に行った調査では、2682人が家庭で無線LANを利用していた。このうち、暗号化対策をしていないか「対策をしているか分からない」と答えた人は、回答者の約5割に上った。

詐欺:開運グッズ購入者から1500万円詐取 容疑で業者ら逮捕 大阪府警

「お金を浄化すれば大金が入る」とうたい高額な祈とう料をだまし取ったとして、大阪府警は16日、大阪市北区の開運グッズ販売会社「幸来屋」社長、水野増満(ますみつ)容疑者(39)=大阪府守口市=ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。3人は宗教団体をかたり、開運グッズと称したブレスレットの購入者に祈とうを行う霊感商法を展開していたとみられる。  宗教団体の口座には、昨年1年間に約230人から計約6000万円の入金が確認された。  他はいずれも幸来屋社員で自称宗教家、東岡剛(35)=兵庫県尼崎市=と韓国籍の自称僧侶、劉博一(34)=同=の両容疑者。神戸市の宗教団体・千寿院の関係者とみられる。  逮捕容疑は共謀して今年3月、ブレスレットを購入した京都市の70代女性に「あなたには幸せが待っている。お金を浄化するから預けなさい」などと言い、1500万円を詐取したとされる。3人は容疑を否認している。  府警生活経済課によると、水野容疑者らは「あなたは当選した」などとうたったチラシを郵送。電話があった相手に「素晴らしい運命の持ち主だ」と話し、約3000円のブレスレットの購入や電話による千寿院への開運相談を勧めていたとされる。千寿院では、祈とうの初期費用30万円を口座に振り込ませた上で、何度も開運相談に乗り、多額の現金を受け取る手口を繰り返していたとみられる。

元外資系生保社員逮捕 1千万円詐欺の疑い 鹿児島県警

鹿児島県警は18日、架空の保険商品の販売名目で現金約1千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで元ジブラルタ生命保険社員の無職、飯田順志容疑者(42)=鹿児島市=を逮捕した。  逮捕容疑は昨年9月ごろ、知人の女性(69)に「保険料を一括で振り込めば10年後にほとんど戻ってくる」と持ち掛け、現金1120万円を自分の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。  「保険証券が届かない」という相談が県警に複数あり、発覚した。県警は同様の手口で十数人から計数千万円をだまし取った疑いもあるとみて調べる。  ジブラルタ生命によると、飯田容疑者は保険証券や領収書を偽造し、架空の保険契約の保険料として顧客から現金をだまし取ったとして、2013年8月に懲戒解雇されていた。

福岡市博多区中洲のクラブに元従業員の天野康尊が建造物侵入容疑で逮捕、高級酒を転売した疑いも

-19日午後4時ごろ・福岡市博多区中洲のクラブに侵入 元従業員で住所不定=職業不詳の天野康尊(やすたか)容疑者(36)を建造物侵入容疑で逮捕- 天野容疑者は、警察の取調べに対して、 「金がなくて困っていたので、酒を盗んで売ろうと思った。過去に2、3回やった」 と供述しており、容疑を認めているという。 侵入したクラブは天野容疑者が昨年8月まで勤務していた。 天野容疑者はクラブからの発注を装って酒屋に複数の高級酒を注文。 店へ無断で侵入して受け取り、転売した疑いがもたれている。 現在、警察は天野容疑者を詐欺容疑での調べも進めている。 《逮捕容疑・詳細》 天野容疑者が注文した酒は、 1本数万円以上の高級シャンパン「ドンペリニヨン」やブランデー「へネシー」など。 経営者の男性(30)が、約3カ月前から、伝票上は納入されているはずの酒が実際には無いことに気づいた。 発注があったら連絡するよう酒屋に伝えていた。 19日に連絡を受けたため、 クラブに行くと天野容疑者がいた。 天野容疑者はこの日、 「酒がなかなか届かない」 と、酒屋に催促の電話までしていたという。 経営者は「施錠していた」と話しており、 博多署は合鍵所持の有無など天野容疑者の侵入方法についても追求して詳しく調べている。

米をだまし取る大阪の心優花・張東吉容疑者ら 全国で被害1億3千万円

大阪府警は23日、取引を装って福島県の農家から米をだまし取ったとして、大阪市中央区日本橋2丁目の不動産仲介業、張東吉容疑者(74)=韓国籍=ら3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。府警は3人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、張容疑者らは昨年4月、食品卸会社「心優花(みゆか)」の役員を名乗り、福島・会津地方の米農家の60代男性に「取引先が仕入れを急いでいる。代金は必ず払う」などと嘘を言い、「ひとめぼれ」の玄米400袋(360万円相当)を詐取した疑いがある。 大阪府内の業者に玄米を約200万円で転売する一方、男性には「社員が金を持ち逃げした」などと言って代金の支払いを逃れていたという。 府警によると、福島や岩手など25都府県の水産、食肉業など80業者から総額約1億3千万円の同様の被害申告があるという。 府警は、張容疑者らが東日本大震災後の風評被害で業績が落ち込んだ業者などを狙っていたとみている。 株式会社心優花 大阪府大阪市中央区高津1-10-18栄光ビル5階

東芝子会社の元部長逮捕=架空取引で詐欺容疑-神奈川県警

東芝子会社の元部長が架空の取引で現金を振り込ませたとして、神奈川県警捜査2課と田浦署は24日、詐欺の疑いでハリソン東芝ライティング(現東芝ライテック)元業務部長大鶴誠容疑者(56)=同県横須賀市三春町=を逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は、取引先の営業担当者に架空の資材納品の請求書を提出させ、2011年2月、代金約78万円をハリソン社から取引先の預金口座に振り込ませた疑い。  同課によると、営業担当者が成績を上げるために大鶴容疑者に不正を持ち掛けていたとみられる。同容疑者は謝礼として約50万円を受け取っており、発覚後の同年10月、懲戒解雇された。同課などは全体で800万円余りの不正があったとみて調べている。

詐欺:容疑の男、県警が再逮捕 「赤サンゴ」法人装い /群馬

県警は26日、東京都板橋区小茂根2の会社役員、湯浅暁史容疑者(36)=詐欺未遂と詐欺容疑で逮捕=を詐欺容疑で再逮捕した。 再逮捕容疑は3月25~26日、赤サンゴを取り扱う法人を装い、三重県の無職女性(81)宅に「赤サンゴを購入する権利があります」「あなたの名前で5000万円分買ったことになっています」「会社に監査が入ります」「手付金としていくらか送ってもらえませんか」と電話をかけ、東京都豊島区のアパート一室にゆうパックで10万円を送らせ、だまし取ったとしている。 沼田署によると、湯浅容疑者は私設私書箱で郵便物を受け取る役を勧誘していたとみられる。豊島区内の私書箱には30件以上の同様の配達物があり、被害総額は3000万円以上になるという。湯浅容疑者が関与している可能性があるとみて捜査している。

茨城労働局を家宅捜索 個人情報悪用容疑の厚労事務官、余罪数件か

ハローワークから個人情報を盗み出して他人名義の口座を開設したとして、行政機関個人情報保護法違反などの容疑で、茨城労働局職業安定課の厚生労働事務官、宇野洋平容疑者(28)=守谷市小山=が逮捕された事件で、県警捜査2課は7日、水戸市宮町の茨城労働局を家宅捜索した。  午後5時前、茨城労働局に捜査2課の捜査員数人が入り、宇野容疑者が使用していたノートパソコンやノート、関係する書類などを押収した。  これまでの調べで、宇野容疑者の関係先からは、数人分の通帳や印鑑、キャッシュカードが見つかっており、捜査2課では余罪が数件あるとみて調べを進めている。  労働局によると、宇野容疑者は平成25年4月から27年3月まで常総市のハローワーク常総に勤務していた。主に雇用保険に関する事務手続きなどを担当しており、捜査2課では、そこで得た個人情報を悪用して、金融機関で他人名義の口座を開設していたとみて調べている。  労働局によると、ハローワーク常総では、個人情報の資料を建物内の鍵のかかる書庫に保管しているが、日中は鍵が開けられたままのことが多い。宇野容疑者が見ることのできた個人情報は、約5万人分に上るという。

「ネット副業」詐欺グループ摘発=被害総額5億円か-広島県警

インターネットで記事を書く副業のための費用と偽り、現金をだまし取ったとして、広島、福岡、鹿児島県警の合同捜査本部は18日までに、詐欺の疑いで無職坂本幸正(33)=さいたま市南区=、運転手佐伯聡信(31)=埼玉県志木市下宗岡=両容疑者ら9人を逮捕した。捜査本部は、グループによる詐欺被害は47都道府県で1500人以上、総額約5億円に上るとみて調べている。  逮捕容疑は、坂本容疑者ら8人は共謀して副業あっせんのインターネットサイトを開設し、申し込んだ名古屋市の女子大学生(23)に1月26日~2月17日の間、複数回電話をかけ、副業の費用と偽って現金250万円を振り込ませた疑い。佐伯容疑者は昨年12月11日、他人に譲り渡す目的で口座を開設し、通帳をだまし取った疑い。

東京都内の詐欺グループのアジト摘発 22歳の男ら4人逮捕

都内の詐欺グループのアジトを警察が摘発し、22歳の男ら4人を逮捕した。 柳沢雄己容疑者(22)ら詐欺グループ4人は、都内のアジトから、神奈川県の女性(83)に「ベトナムのお金を買っておくと、何倍にもなって戻ってきますよ」と電話するなどして、現金70万円をだまし取った疑いが持たれている。 警察は、このグループによる詐欺被害が、少なくとも2,000万円にのぼるとみて調べている。

外貨投資詐欺の拠点摘発 県警、4容疑者を逮捕

外貨投資詐欺グループの犯行拠点を摘発したとして、県警捜査2課と草加署、秋田県警の合同捜査本部は9日、詐欺の疑いで、八潮市八潮4丁目、職業不詳山口優樹容疑者(24)ら22~24歳の男4人を逮捕。犯行拠点とされる東京都台東区下谷のマンションなどを家宅捜索した。 4人の逮捕容疑は昨年9月下旬、神奈川県横須賀市の無職女性(83)方に、外貨投資のパンフレットを郵送。同年10月初旬ごろまでに、「今のうちにベトナムのお金を買っておくとすぐに何倍にもなって戻ってきますよ」とうその電話を複数回かけ、信じた女性から3回にわたり、東京都豊島区東池袋の私書箱に現金計70万円を送らせ、だまし取った疑い。 同課によると、4人は架空の資産運用会社「ピースインターナショナル」を名乗り、実体のない外貨投資のパンフレットなどを郵送していた。県警は昨年1月から、逮捕した容疑者4人を含む犯行グループの捜査を開始。グループは犯行拠点を都内新宿区、渋谷区、中央区に転々と移していた。メンバーの行動確認など捜査を継続し、横須賀市の被害で立件した。 県警捜査員が9日、台東区下谷の拠点や容疑者の自宅などを家宅捜索し、山口容疑者ら4人を逮捕。拠点となったマンション一室から、投資詐欺の電話をかける際のせりふなどが記載された「マニュアル」や携帯電話、名簿類などを押収した。 県警は「ピースインターナショナル」という社名による同じ手口の犯行を、少なくとも6都県で確認。被害額は2千万円に上るとしている。 同課は他にも共犯者がいるとみて、4人の認否や犯行における役割分担などを明らかにしていない。

畜産会社元社長ら、容疑で再逮捕 県警 /香川

県警組織犯罪対策課と観音寺署は13日、三豊市詫間町、畜産会社元社長、川口貴也被告(55)=詐欺罪で起訴=と、無職、今井祐介容疑者(33)=別の窃盗罪などで逮捕=を、会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。2人は「間違いない」と容疑を認めている。

交通事故治療装い、保険会社から詐取 地検、男2人を起訴 /和歌山

交通事故治療装い、保険会社から詐取 地検、男2人を起訴 /和歌山  和歌山地検は10日、交通事故の治療などを装って保険会社から保険金をだまし取ったとして、いずれも柔道整復師の阪田純宏(52)=和歌山市=と半田典久(41)=同=の両容疑者を詐欺罪で起訴した。

生保証券偽造:容疑の女逮捕 取手署 /茨城

生命保険証券を偽造し、契約したようにみせかけたとして、取手署は16日、取手市新町2、元生命保険会社員で無職の宝山美奈子容疑者(58)を偽造有印私文書行使の疑いで逮捕した。同署は、積立金名目の約2000万円の詐欺容疑でも捜査する方針。  逮捕容疑は、生保社員だった2011年3月〜13年5月、広島県内に住む親類の無職女性(78)に、勤務先の生保会社の生命保険証券を基に偽造した紙を数回ファクスで送信。保険契約が成立しているように見せかけたとしている。  偽造証券は積み立て式で「親族対象の利率のいい新商品がある」とうそを言い、複数回、宝山容疑者の個人口座に振り込ませたという。調べに「借金返済のためやった」と認めている。生保会社の内部調査で発覚、宝山容疑者は13年7月、懲戒解雇された。

3300万円詐取容疑、東京の男再逮捕 県警 /群馬

県警は17日、東京都北区志茂2、ラーメン店従業員、纐纈(こうけつ)直樹容疑者(39)を詐欺容疑で再逮捕した。再逮捕容疑は、仲間と共謀し、2012年2月24日から3月30日にかけて、貴金属加工販売会社の社債購入名目で8回にわたり高崎市の無職男性(当時83歳)方を訪問し、現金計3300万円をだまし取ったとしている。容疑を認めているという。  前橋東署によると、12年2〜4月に群馬、埼玉、茨城で同様の手口による詐欺被害が5件発生し、被害額は計6400万円に上っていた。【杉直樹】

新燃岳降灰収集委託詐欺:元役員に有罪判決 地裁 /宮崎

新燃岳の降灰収集業務を巡る詐欺事件で、詐欺罪に問われた都城市、清掃会社元役員、石崎真市被告(41)の判決公判が24日、宮崎地裁であった。滝岡俊文裁判長は懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡した。4人が起訴された事件で初めての判決。  判決によると石崎被告は2011年3月、廃棄物処理業「東亜環境」元社長、吉岡建太郎被告=詐欺罪で起訴=らと共謀し、同社ら処理業者が所属する事業協同組合が都城市から委託された降灰収集運搬業務で、同年2月分として約4145トンを水増しして請求し、同4月、市から処理費約4583万円を詐取した。また3月分として約2561トンを水増しし、5月、処理費約2832万円をだまし取った。  滝岡裁判長は判決理由で「事件は共犯の吉岡被告が強く主導し、代金の大部分も得た」と指摘し、「吉岡被告の意向に逆らうのは困難な状況で、石崎被告の関与は相当に従属的だった」と述べた。  事件では業者の役員ら6人が逮捕され、石崎被告ら4人が詐欺罪で起訴された。吉岡被告ら3被告は公判中。

架空取引詐欺事件、10億円騙し取ったか-松島修一郎を逮捕

架空の印刷物販売取引で、高知市の不動産会社から現金約7900万円をだまし取ったとして、警視庁中央署は17日、詐欺容疑で東京都大田区中央、印刷会社社長の松島修一郎容疑者(56)を逮捕した。同署によると、「ビジネスの事業資金を借りたつもり。だましてはいない」と話し、容疑を否認しているという。 中央署は、詐取した金を債務返済などに充てたとみている。同様の手口でこの不動産会社のグループ企業など複数社から計約10億円をだまし取った可能性があり、同署が調べている。

発電機売り上げ10億円架空計上か 元社長らを再逮捕

ジャスダック上場の「石山ゲートウェイ・ホールディングス」(東京都港区)が発電機の売買に関わったように装い約10億円の架空売り上げを計上したとする粉飾決算事件で、東京地検特捜部は16日、同社元社長三木隆一(68)、元取締役深井憲晃(45)の両容疑者を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで再逮捕し、発表した。  発表などによると、同社の連結子会社は2013年、ディーゼル発電機を中国から輸入し、日本国内で販売したなどとして、約10億円の架空売り上げを計上。両容疑者は同社の14年6月期の連結決算で、実際には経常損失が約3億5千万円だったにもかかわらず、約3800万円の経常利益が出たとする虚偽の有価証券報告書を出した疑いがある。  特捜部はこの日、両容疑者がこの取引をめぐり虚偽の業績予想を発表したとして、同法違反(偽計)の罪で起訴した。また、電力不足を補うための発電補助制度でうその申請をし、国の補助金5億円をだましとったとして、「テクノ・ラボ」(茨城県牛久市)代表取締役の岡登和得(おかとかずのり)容疑者(55)=千葉県館山市=を詐欺などの罪で起訴した。

植毛の医療法人、所得隠し容疑 元実質経営者ら再逮捕

「自毛植毛」という薄毛治療のクリニックを経営する医療法人「萌永会」(東京都新宿区)をめぐる脱税事件にからみ、東京地検特捜部は8日、同会の財産約9億円を隠したとして、元実質経営者の森下信夫容疑者(51)ら3人を民事再生法違反(詐欺再生)の疑いで再逮捕し、発表した。  発表によると、同会は2010年10月、東京地裁から民事再生手続開始の決定を受けた。森下容疑者らは同年12月から13年11月までの間、同会名義の口座から計約8億9500万円を森下容疑者らが管理する口座に入金し、隠した疑いがある。外部の業者に広告宣伝費として支払ったように装っていたが、実際には3人が個人的に使うなどしていたという。  地検はこの日、同会の所得を隠して約6200万円を脱税した法人税法違反の罪で3人を起訴した。

ダルビッシュ・羽生結弦…偽サイン販売容疑で2人再逮捕

俳優の長澤まさみさんやプロ野球のダルビッシュ有選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手――。有名人の偽物のサイン色紙をネット販売したとして、福岡県警は23日、愛知県春日井市、会社員小林弘幸(44)と福岡県桂川町、警備員鼻山善久(54)の両容疑者を詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。 小林容疑者は「昔買った本物やネット上のサインをまねて、練習して書いた」と容疑を認め、鼻山容疑者は「本物だと思って小林容疑者から買った」と否認しているという。県警は、2人が2009年以降、2500枚以上の偽サインを売っていたとみている。  サイバー犯罪対策課によると、小林容疑者は昨年5月、長澤さんやダルビッシュ選手ら8人の偽のサイン色紙をネットオークションに出品し、落札した男性から計約1万8千円を、鼻山容疑者は昨年9~10月、羽生選手ら3人の偽サインを売り、計1万3千円をそれぞれだまし取った疑いがある。  2人は、南野陽子さんや剛力彩芽さんらの偽サインを売ったとして、詐欺容疑で2日に逮捕されていた。

特殊詐欺の疑い、40人を逮捕 架空社債の購入持ちかけ

架空の社債の購入を持ちかけて現金をだまし取ったなどとして、警視庁と京都、愛知、佐賀など17府県警の合同捜査本部は、住所不詳、無職大野春水容疑者(27)(おおのしゅんすい容疑者)、東京都新宿区、事務作業、金宣秀容疑者(38)ら男女計40人を詐欺や詐欺未遂容疑で逮捕し、17日発表した。1人が容疑を認めているほか、大野容疑者ら39人は否認や黙秘をしているという。  発表によると、大野容疑者ら15人は昨年11~12月、奈良県大和高田市のパート女性(72)方に、実在する証券会社の社員を名乗って電話し「社債を購入してくれれば高値で買い取る」などとうそをつき、現金500万円をだまし取った疑いがある。残りの25人も同様に、長野県千曲市の無職男性(73)や愛知県田原市の無職女性(54)から現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。  捜査員が16日、東京都台東区や新宿区にあるビルとマンション計4カ所を家宅捜索し、その場にいた40人を逮捕。固定電話116台や携帯電話111台、パソコン30台を押収した。合同捜査本部は、40人が詐欺電話をかける「かけ子」グループで、このグループによる詐欺被害が全国で約60件あり、被害総額は約20億円に上るとみて調べている。

LINEで男性装い10万円詐取 米原署、容疑の女逮捕

男性に成り済まし、元同僚女性から十万円をだまし取った詐欺の疑いで、 米原署は九日、徳島県阿南市津乃峰町、無職沢田きよう子容疑者(29)を逮捕した。 逮捕容疑では、昨年四月上旬、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)で 男性を装い、米原市内のパート女性(34)に現金書留で十万円を送らせ、だまし取ったとされる。 署によると、容疑を認めている。沢田容疑者と女性は数年前、同僚だったという。 男性に成り済ましてメッセージをやりとりし、女性に恋愛感情を抱かせた上で借金を申し込み、 書留の送付先は「妹」だと偽り、沢田容疑者自身の住所に送らせたらしい。 何度も借金を頼まれるが返済がないため、今年二月、女性が署に相談した。 他にも百万円単位で銀行口座に振り込ませてだまし取った可能性があり、署が捜査している。

豊田のトラック運転手再逮捕 郵便局強盗容疑

三重県四日市市の郵便局で5月に現金が奪われた事件で、三重県警は10日、強盗容疑で愛知県豊田市山之手10、トラック運転手中條泰司容疑者(32)を再逮捕した。静岡県内の2カ所の郵便局で発生した強盗事件への関与も認めており、三重、静岡両県警で裏付けを進める。  逮捕容疑では5月15日午後2時半ごろ、四日市市山城町の四日市山城郵便局に押し入り、女性客に包丁を突き付けて「おかしなことをすると刺すぞ。札束を出せ」などと脅し、男性局長が差し出した130万円を奪ったとされる。「ヤミ金などへの借金返済に充てるためだった」と容疑を認めている。  中條容疑者は三重県鈴鹿市内の金融機関で転売目的で不正に口座を開設したとして、6月に詐欺容疑で逮捕されていた。津地検四日市支部は10日、詐欺容疑について処分保留とした。  静岡県内では2月に富士市の郵便局で360万円が、6月に焼津市の郵便局で500万円が奪われる事件があり、三重県警によると2件の犯行も「自分がやった」と供述しているという。

FX運用詐欺容疑、会社社長を再逮捕 愛知県警

外国為替証拠金取引(FX)で高い利益が出ると偽って、運用資金をだまし取ったとして、愛知県警は15日、詐欺の疑いで、本籍名古屋市緑区、自動車販売会社社長星野豊容疑者(52)を再逮捕した。  逮捕容疑は、2013年9月中旬から14年1月10日までの間に、愛知県岡崎市の会社役員の男性(45)に対し、実在するFXトレーダーの名前を挙げて「確実にもうかる」「今の運用は順調です。もう少しやりましょう」などとうそを言い、7回にわたって計7560万円をだまし取ったとされる。  県警豊田署によると、「お金を受け取ったことは間違いないが、詐欺はしていない。ちゃんと運用する予定でいた」と容疑を否認している。星野容疑者は、別の女性2人からも同様の手口で資金をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴されている。

ニセ電話詐欺で6容疑者再逮捕 運送業者装い950万円詐取

東京都の運送会社・レベルナインが正規の配送業者を装って、名古屋市の女性らからニセ電話詐欺の被害金を回収していたとされる事件で、愛知県警などは3日、同県豊川市の女性などからも現金をだまし取った詐欺の疑いで、同社の元社長渡辺大蔵(39)=埼玉県新座市=と社長舟山亮平(32)=東京都三鷹市=の両容疑者ら6人を再逮捕した。  他に再逮捕したのは同社社員高田広和容疑者(31)=東京都世田谷区=と中古車販売会社社長小川昭彦容疑者(47)=東京都大田区=ら4人。  逮捕容疑では、6人は別の詐欺グループと共謀して2~3月、架空のもうけ話などを持ち掛ける手口で、広島県三次市の女性(79)と豊川市の女性(78)から計950万円をだまし取ったとされる。渡辺、高田の両容疑者は容疑を否認、他の4人は認めている。  県警によると、渡辺容疑者の会社は「ソッキュウ」という屋号を名乗り、運送会社を装って被害者から現金を回収。小川容疑者は私設私書箱を開設して被害金を送付させていた。同グループは1~3月、愛知など10県の約20人から、計2億3千万円をだまし取っていたとみられている。

水曜日

交際相手探すアプリでFX投資持ち掛け詐欺 容疑で自称広告代理店経営者を逮捕 大阪府警

交際相手を探すインターネットのアプリで知り合った女性らに外国為替証拠金取引(FX)投資を持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして、大阪府警南署は24日、詐欺容疑で住所不定、自称広告代理店経営、八木伸夫容疑者(46)を逮捕、送検し、8件の犯行(被害総額計約5500万円)を裏付けて捜査を終えたと発表した。八木容疑者はうち5件の詐欺罪で起訴され公判中。  同署によると、八木被告は広告代理店の経営者やイベント会社社長を名乗り、「ある政治家を通じて確かな情報が入る。必ずもうけさせる」「半年で400万円もうかる」などと言い、信用させていたという。  逮捕・送検容疑は昨年1~2月、大阪市生野区の40代の女性保育士から現金計約500万円と新幹線の回数券(約70万円分)をだまし取ったほか、平成25年7月~26年12月、アプリや知人の紹介で知り合った男女7人から現金と回数券計約4900万円分を詐取したとしている。

「汚れたお金持っていると不幸に」開運商法詐欺 実質的経営者ら再逮捕

「現金を浄化して願いをかなえる」と持ちかける開運商法詐欺事件で、府警生活経済課は28日、新たに計約7千万円の詐欺容疑で、ブレスレット販売会社「幸来屋」の実質経営者、東岡剛被告(36)=同罪で起訴、兵庫県尼崎市南武庫之荘=ら4人を再逮捕し、従業員の男女3人を逮捕した。  逮捕容疑は昨年7月~今年4月、開運ブレスレットを贈るというダイレクトメールを見て電話してきた堺市と茨城県の60代女性2人に対し、浄化して願いをかなえる能力や預かった金を返す意思もないのに、宗教家を装って「汚れたお金を持っていると不幸になる」などといい、計約7千万円だまし取ったとしている。  府警によると、従業員の女1人は容疑を認めているが、ほかは否認したり黙秘したりしている。

保険金詐欺で接骨院院長ら逮捕…交通事故で連日通院 和歌山

交通事故で通院したと装い保険金約270万円をだまし取ったとして、和歌山県警交通指導課などは30日、詐欺容疑で阪田接骨院鍼灸(しんきゅう)院(和歌山市雄松町)経営の阪田純宏(52)=同市三沢町▽同院の柔道整復師、半田典久(41)=同市船所=の両被告(いずれも詐欺罪で起訴)を再逮捕。同市大垣内の塗装業の男(27)と妻(28)を逮捕した。  阪田、半田両容疑者は容疑を認め、夫婦は「けがを負って通院した」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は、共謀して交通事故に遭った夫婦と子供2人が同院で治療したように装い、同院が施術費名目で約103万円、夫婦が慰謝料などの名目で約168万円を保険会社に不正請求しだまし取ったとしている。  同課によると、夫婦は昨年11月24日、車同士のサイドミラーが接触する事故に遭い、同月26日から今年2月26日まで、ほぼ連日通院したように装っていたという。同様の手口での余罪があるとみて調べている。

FX無登録で集金容疑 11億円規模か 大阪府警

外国為替証拠金取引(FX)運用での高配当を約束し無登録で出資金を集めたとして、大阪府警生活経済課と東署は10日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、大阪市中央区本町橋の資産運用会社「アドバンストステージ」元社長で韓国籍の鄭國保(てい・こくほ)容疑者(38)=日本名・中島国保容疑者、鹿児島市加治屋町=を逮捕した。鄭容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。  府警によると、鄭容疑者は月2~5%の配当を約束し、鳥取や兵庫、大阪など15都府県の112人から約11億円を集めたことが確認されている。実際の配当額は約2億6千万円で、勧誘のために使われた経費などを差し引いた約6億円が使途不明になっており、府警は実態の解明を進める。  逮捕容疑は、国の登録を受けずに高配当を約束し、平成20年12月~21年2月、東京都世田谷区の会社役員の男性(48)ら3人から計2200万円を集めたとしている。  府警によると、鄭容疑者は、関連会社によるセミナーを開催。カリスマトレーダーと称する神田稔隆容疑者(37)が登場して運用を説明し、鄭容疑者と神田容疑者とが「損はさせない」と勧誘していた。

床下に水をまいて水漏れ装う 詐欺容疑で会社社長ら逮捕

高齢者宅の床下に水をまいて水漏れを装い、吸水効果のないマットを敷く工事で代金をだまし取ったとして、兵庫県警生活経済課と加古川署などは28日までに、詐欺の疑いで、大阪市淀川区の建築業「DEAR House」社長の仲松司容疑者(34)=同市北区=ら男4人を逮捕した。同課は同様の手口で昨年5月~今年1月に兵庫や大阪の高齢者少なくとも20人から約2800万円を詐取したとみている。  同課によると、4人は高齢者宅に「排水溝の清掃に行く」などと電話して訪問。高齢者の目を盗んで床下に水をまいた後、点検と称して床下に入り、水漏れ修理を持ちかけていたという。水浸しの床下の写真を見せたり、泥で作業着を汚したりして、水漏れを信じさせていたとみられる。  他に逮捕されたのはいずれも同社社員で、住所不定、早川業常容疑者(23)▽伊丹市池尻1、若生竜一容疑者(39)▽茨城県阿見町、小野樹容疑者(28)。4人とも容疑を否認しているという。  逮捕容疑は共謀の上、昨年10月、2回にわたって兵庫県内の80代女性宅を訪問。「洗面所の配水管から水が漏れてる」などとうそをついて修理工事を持ちかけ、吸水効果のない調湿マット144枚を敷いて現金計280万円をだまし取った疑い。マットの仕入価格は1枚約600円だったという。

ケーブルテレビ社員、詐欺疑い 京都府警が容疑で逮捕

京都府警山科署などは29日、詐欺の疑いで、京都市下京区のケーブルテレビ会社「ジェイコムウエスト京都みやびじょん」社員 清水裕樹容疑者(34)=京都府大山崎町=を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年9月11日、不正に入手した府内の男性(71)のクレジットカード番号を使い、インターネットでギフト券(10万円分)を購入し、商品をだましとった疑い。 同署によると、男は同テレビ加入の勧誘で訪れた男性宅で、カード情報を手に入れたという。ギフト券は換金したとみられ、「借金返済のためにやった」と供述したという。

金正恩氏側近の遠戚逮捕 振り込め詐欺容疑と韓国紙

 【ソウル共同】韓国紙、朝鮮日報は8日、北朝鮮の金正恩第1書記の側近、崔竜海朝鮮労働党書記の遠戚に当たる中国黒竜江省出身の朝鮮族の男 鄭國保 が6月、韓国人を狙った振り込め詐欺の容疑で韓国当局に逮捕されていたと報じた。中国の北朝鮮消息筋の話としている。  同紙によると、男性は崔氏の父親で故金日成主席と共に抗日パルチザンだった崔賢氏の妹の孫。吉林省延辺朝鮮族自治州で中朝貿易に携わっていたが、中朝の関係悪化で収入が減り、6月に韓国に入って詐欺に手を出したという。  同紙は、金第1書記が崔竜海氏に対し、親戚の監督責任を問う可能性があるとの見方も伝えた。

大分県別府市立田町 整骨院 板井潤平容疑者 治療保険金詐欺の疑いで逮捕

交通事故の治療費用を名目に保険会社から約80万円をだまし取ったとして、大分県別府市立田町の柔道整復師で整骨院の経営者・板井潤平容疑者(34)が詐欺の疑いで逮捕された。 警察によると、板井容疑者は去年4月、大分市内で女性2人がケガをした交通事故をめぐり、実際には治療をしていない日にも行ったように装って損害保険会社から保険金約80万円をだまし取った疑いが持たれている。 調べに対し板井容疑者は容疑を認めているほか、女性2人も任意で事情を聞かれている。 去年9月、別の保険会社から「不審な保険金の請求がある」と警察に相談があり、事件が発覚した。警察は余罪が多数あるとみて裏付け捜査を進めている。

山形署「受け子」の男を再逮捕 兵庫の女性から詐取容疑

知人を装ったオレオレ詐欺で兵庫県姫路市の80代女性から現金をだまし取ったとして、山形署は23日、詐欺の疑いで、東京都調布市八雲台2丁目、無職性藤(せいとう)和晃容疑者(33)=詐欺未遂罪で起訴=を再逮捕したと発表した。  再逮捕容疑は仲間と共謀して先月11日、女性宅に知人を名乗って電話し、「会社の書類と手形の入ったかばんを無くした」「弁償しないといけない。900万円ほど都合してほしい」などとうそを言い、500万円をだまし取った疑い。  同署によると、性藤容疑者は女性宅を訪れ、現金を回収した「受け子」。先月16日にオレオレ詐欺で山形市の70代女性から現金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂容疑で逮捕され、その後の捜査で今回の犯行が分かった。再逮捕は今月14日。

還付金詐欺容疑で男を再逮捕

医療費の還付金を装った振り込め詐欺事件で、兵庫県警捜査2課などの合同捜査本部は28日、電子計算機使用詐欺容疑で、東京都大田区田園調布2、無職平井大嗣容疑者(30)=同罪で起訴=を再逮捕した。  逮捕容疑は2月に仲間と共謀し、神奈川県の女性宅に、市職員らを名乗って、架空の還付手続きを装い「今日が締め切り」などと電話し、現金自動預払機を操作させ、約274万円を詐取した疑い。  県警によると、平井容疑者は被害者に電話する「かけ子」への指示役で、一連の事件での逮捕は8回目。

<取引代金水増し>詐欺容疑で女を再逮捕

自動車部品製造アイシン高丘東北(宮城県大衡村)から取引先に支払う代金を水増し請求して現金をだまし取った事件で、宮城県警捜査2課と大和署は28日、詐欺の疑いで、元経理担当の無職尾形早紀容疑者(35)=宮城県大和町吉岡=を再逮捕した。逮捕容疑は2012年9月、インターネットバンキングで取引先に支払う代金を水増し請求し、250万円をだまし取った疑い。「誰も気付かなかったので繰り返した」と容疑を認めている。  県警捜査2課によると、「自宅、高価なブランド品、車など欲しいものがあれば、迷わず買ってしまった」とも供述。同社から約2億1000万円の告訴を受理しており、県警は裏付けを進めている。  仙台地検は28日、12年8月に同社から約1000万円をだまし取ったとして詐欺罪で尾形容疑者を起訴した。

原発事故で客減少とウソ…東電から870万詐取

東京電力福島第一原発事故による風評被害の賠償制度を悪用した詐欺事件で、福島県警捜査2課と会津若松署などは21日、新たに福島市丸子、無職東城幸一(54)、同市渡利、同小野浩幸(51)の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。  これで事件の逮捕者は計9人となった。県警は両容疑者が、先に逮捕された会津若松市宮町、会社役員鈴木治夫容疑者(45)らに手口を指南した疑いもあるとみている。  発表によると、東城容疑者らは昨年8月上旬頃、鈴木容疑者らと共謀し、原発事故でスナックの客が減って売り上げが落ちたと偽り、鈴木容疑者名義で賠償金を請求し、東電から賠償金約870万円をだまし取った疑い。

「東京五輪株を販売」で4億円詐取か…8人逮捕

「値上がり確実の東京五輪関連株を販売する」などと偽って金をだまし取ったとして、警視庁などは5日、東京都千代田区の投資会社「サポートケアー」元社長、寺尾正男容疑者(64)(千葉県我孫子市)ら男女8人を詐欺容疑で逮捕した。  同庁などは、昨年9月までの約4年間に31都道府県の約200人から約4億円を詐取したとみている。  発表では、8人は2012年12月~13年9月、茨城県小美玉市の男性(70)ら5人に電話で「オリンピックで値上がりする建設会社の株を安値で譲る」などと持ちかけ、計約1450万円をだまし取った疑い。「株は当社で運用する」などと説明していたが、実際は株を持っておらず、被害者への配当もしていなかった。

「風評被害で売り上げ減」東電から400万詐取

東京電力から福島第一原発事故の風評被害の賠償金をだまし取ったとして、警視庁は2日、横浜市神奈川区三ツ沢上町、自称倉庫作業員、浅野博由容疑者(44)と、東京都台東区北上野、無職佐川寿美容疑者(46)の2人を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、2人は2012年7月、福島県内で営業する人材派遣業者であるように装い、「原発事故によってホテルへのコンパニオン派遣業の売り上げが減った」との理由で、東電から賠償金約400万円をだまし取った疑い。 同庁は、2人がほかに4社を使って、東電から同様に約2000万円の賠償金をだまし取ったとみている。

「詐欺していない」と話した元防衛相知人を逮捕

東京電力福島第一原発事故で風評被害を受けたとする虚偽請求で賠償金がだまし取られた事件で、警視庁は9日、NPO法人「東日本大震災原子力災害等被災者支援協会」(東京)元幹部仁平にひら稔容疑者(77)(東京都国分寺市)を詐欺容疑で逮捕した。 このほか、東京都新宿区の建設関連会社「トーワテック」代表村松真二容疑者(70)を同容疑で逮捕し、同NPO元職員進藤一聡被告(43)(詐欺罪で公判中)ら2人を再逮捕した。 発表によると、4人は2012年4~5月、トーワ社が福島県楢葉町で行っていたシイタケ栽培が原発事故による風評被害を受けたとするうその申請を東電に行い、賠償金約4100万円をだまし取った疑い。仁平、村松両容疑者は容疑を否認し、進藤被告ら2人は容疑を認めている。 仁平容疑者は同NPO代表理事だった久間章生元防衛相(74)の知人で、昨年8月に部下だった進藤被告らが逮捕された際、取材に「東電から賠償金をもらえずに困っている人たちのために支援を始めた。詐欺はしていない」と話していた。

「もらえるものなら…」と東電から賠償金を詐取

 東京電力が福島第一原発事故の賠償金をだまし取られた事件で、福島県警相馬署は26日、福島市御山、自営業横山幸次容疑者(45)を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、横山容疑者は2012年8月頃、浪江町の勤務先の建設会社が原発事故で休業したなどと偽って、就労不能損害に対する賠償金や交通費など約420万円をだまし取った疑い。調べに対し、「もらえるものならもらった方がいいと思った」と容疑を認めているという。 捜査関係者によると、横山容疑者は10年春頃から約2年間、別の事件で服役しており、当時は同町の会社に勤務していた事実はないという。

幼稚園からも2700万円だまし取った弁護士

大阪弁護士会所属の弁護士による業務上横領事件で、地検特捜部は21日、顧客の建設会社などから約2億円を横領したとして再逮捕した弁護士・久保田昇被告(62)について、業務上横領罪のほか、大阪市内の幼稚園から約2700万円をだまし取ったとする新たな詐欺罪などでも追起訴した。  起訴済みの分をあわせ、被害総額は計約4億9400万円にのぼった。  起訴状では、久保田被告は幼稚園側から隣接地の購入交渉を依頼され、昨年9月以降、所有者と交渉していないのに、購入資金などの名目で自分名義の口座に入金させるなどして詐取。また、訴訟代理人を務める岸和田市と新潟市の建設会社2社や、交通事故の賠償請求を委任していた女性から、計約2億1900万円を横領した、などとされる。  この女性によると、久保田被告は示談を成立させて保険会社から賠償金約9200万円を預かっていたが、一時金として約3800万円を女性に渡しただけで、「示談は不成立に終わった」などと説明していたという。

県漁協の飲食店元店長を逮捕 仕入れ装い詐取容疑

県警は3日、県漁協が経営する国東市の飲食店「銀たちの郷」の元店長で、同市国東町治郎丸の会社員志丸郁容疑者(49)を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、志丸容疑者は店長だった2009年8~9月頃の間、店が魚介類を仕入れたように装って架空の振込依頼書を作成し、県漁協に2回にわたり指定した口座に仕入れ代金として、計350万円を振り込ませてだまし取った疑い。県警は余罪があるとみて調べる。 県漁協は内部調査の結果、不正を繰り返していたとして志丸容疑者を1月に懲戒解雇。約2400万円の損害賠償を求める訴訟を大分地裁に起こしている。

写真公開の3人詐欺容疑で逮捕

実体のない会社の債権の取り引きをもちかけて現金をだまし取る詐欺グループのメンバーとして、警視庁が顔写真を公開し、行方を捜査していた3人が、15日、潜伏先の大阪市内で逮捕されました。 「似た男がいる」という情報が市民から寄せられ、逮捕につながったということです。 逮捕されたのは、大阪・中央区のビルに潜伏していた、いずれも無職の武石勇人容疑者(30)と、落合伸孝容疑者(30)、それに濱純平容疑者(28)の3人です。 警視庁によりますと、3人は、再生医療の研究開発を行うとする実体のない会社のパンフレットを送りつけたうえで債権の取り引きを持ちかける電話をかけ、大阪の女性から8500万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 警視庁は、去年11月、東京・赤坂にあった詐欺グループの拠点を摘発し、暴力団幹部らを含む26人を逮捕するとともに、ことし3月、逃走していた3人の顔写真などをホームページで公開して行方を捜査していました。 その結果、写真を見た市民から「似た男がいる」という情報が寄せられ、捜査を進めたところ、3人が大阪市内のビルに潜伏していることが分かり、15日、逮捕しました。 警視庁によりますと、調べに対し、3人のうち、落合容疑者は容疑を認め、残る2人は否認したり黙秘したりしているということです。