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偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

水曜日

偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使って運転免許証を偽造した上、本人確認書類として使い、口座の開設をした疑いがもたれています。 すでに逮捕されていた杉本容疑者のスマートフォンなどを解析したところ、今回の容疑が発覚しました。 警察は5人の認否を明らかにしていませんが、杉本容疑者を指示役とする、組織的な犯行とみられています。 口座は、1口6万円~250万円で、特殊詐欺グループに販売されていたとみられていて、警察が販売先などを調べています。

「トケマッチ」の運営会社元代表の福原敬済容疑者(42)に業務上横領の疑いで逮捕状 高級腕時計シェアリングサービスを悪用か 警視庁

高級腕時計を持ち主から預かり、使いたい人にレンタルする「トケマッチ」というサービスが、ことし1月に突然終了し、多数の腕時計が持ち主に返還されないままになっていた問題で、警視庁が、サービスを運営していた会社の42歳の元代表の逮捕状を取り、指名手配したことが分かりました。 元代表はサービスの終了を発表した当日、中東のドバイに向けて出国したということで、警視庁は今後、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配する方針です。 「トケマッチ」は、ロレックスなどの高級腕時計を持ち主から預かって使いたい人にレンタルし、預けた人も腕時計のランクに応じた月額の預託料を受け取ることができるというサービスです。 大阪にあった運営会社「ネオリバース」がことし1月31日、ホームページで突然、会社の解散とサービスの終了を発表し、利用者から「預けていた腕時計が戻ってこない」と被害の訴えが相次いでいました。 東京や大阪など、全国13都府県の警察が、時計を預けた40人以上から被害届を受理して捜査に乗り出していましたが、このうち警視庁が、ネオリバースの元代表、小湊こと福原敬済容疑者(42)の逮捕状を取り、業務上横領容疑で指名手配したことが警視庁への取材で分かりました。 警視庁はこれまでに27人から高級腕時計、およそ70本、総額にして1億円相当の被害届を受理していて、福原元代表は顧客から預かった高級腕時計のロレックス1本を、ことし1月、大阪の古物商に65万円で売却した疑いが持たれていてます。 捜査関係者によりますと、元代表は、ネオリバースの解散を発表した当日の1月31日、成田空港から中東のドバイに向けて、知人らとともに出国したことが確認されているということで、警視庁は今後、ICPO=国際刑事警察機構を通じて国際手配する方針です。 ブランド品の買い取りや、インターネットオークションの運営を行っている東京・港区の「バリュエンスジャパン」によりますと、先月上旬、「トケマッチに預けた自分の時計がオークションに出品されている」という連絡が寄せられたことから会社が確認したところ、オークションに出品された腕時計20本以上のシリアルナンバーが、トケマッチに預けられた時計のものと一致していました。

会社の保険を無断解約し3700万円詐取か 「Aegate」の元代表取締役の中島博史容疑者(47)を逮捕

インターネット広告会社の元代表取締役が、会社が加入していた保険を無断で解約し、およそ3700万円をだまし取ったとして、警視庁に逮捕されました。 調べに対し、容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、東京・渋谷区のインターネット広告会社、「Aegate」の元代表取締役、中島博史容疑者(47)です。 令和元年9月、会社が加入していた4つの生命保険を無断で解約し、返戻金などおよそ3700万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いがもたれています。 警視庁によりますと、この3か月前に開かれた臨時の株主総会で代表取締役を解任されていましたが、会社のはんこを持ち出し、新たに会社名義の口座を開き、返戻金などを受け取っていたということです。 会社からの相談を受けて警視庁が捜査していました。 調べに対し「保険を解約したのは間違いないが、自分が代表取締役だと思っていた」と容疑を否認しているということです。 警視庁が詳しいいきさつを調べています。

脱税手口指南の前田利之容疑者(46)を起訴、海外経費を還流 大阪地検特捜部

海外法人に経費を支払ったと装い、法人税など計約6600万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は26日、法人税法違反などの罪で会社役員の前田利之容疑者(46)=京都市上京区=を起訴した。特捜部は認否を明らかにしていない。 関係者によると、前田被告は海外法人に手数料や研修費名目で資金を流し、ひそかに還流させて法人税の納付を免れるという手口を企業に指南。少なくとも大阪市の不動産売買会社「レオン都市開発」と「For Realize(フォーリアライズ)」の2社側から指南の対価としての報酬を受け取ったとみられる。 起訴状などによると、前田被告は平成28年までの3年間で、2社の元社長2人と共謀し、2社の所得計約2億900万円を隠し、法人税など計約6600万円を脱税したとしている。 事件をめぐっては、元社長らがすでに起訴され、有罪判決を受けた。前田被告は6日に海外から帰国し、特捜部が逮捕した。ほかにも海外在住の税理士が脱税に関わったとみられ、特捜部は引き続き捜査している。

数十社に脱税スキーム指南で報酬受領か、容疑で元税理士の石田秀明容疑者(61)を逮捕

海外法人に経費を払ったと装い、法人税など計約3200万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は11日、法人税法違反などの疑いで大阪市住吉区の元税理士、石田秀明容疑者(61)を逮捕した。脱税スキームの考案者の一人として数十社に指南し、利用企業から報酬を受け取っていたとみられる。 逮捕容疑は、大阪市北区の不動産売買会社の元社長(48)=有罪確定=らと共謀し、架空の支払い手数料などを計上。平成28年12月までの3年間で同社の所得約1億2600万円を隠し、法人税など計約3200万円を脱税したとしている。 関係者によると、石田容疑者らはシンガポールなどの海外法人に架空の手数料や研修費を送金したように装い、大半を還流させる手口を考案。複数の海外法人を経由した上で、現金で引き出したり、高級腕時計などを購入したりしていたという。 事件を巡っては、昨年12月、特捜部が同じく脱税スキームの考案者とみられる前田利之被告(46)を逮捕、起訴。残る主要な関係者として石田容疑者の行方を捜査していたところ、この日に帰国したため、逮捕したという。

ベアリング会社の法人税など1億円脱税、容疑の首藤弘容疑者(43)を逮捕 東京地検特捜部

法人税など計約1億円を脱税したとして、東京地検特捜部は15日、法人税法違反と消費税法違反の疑いで、住所不定、会社役員、首藤弘容疑者(43)を逮捕した。認否を明らかにしていない。 逮捕容疑はベアリング販売会社「コニシ産業」(東京都港区)の本保敏広代 表取締役と共謀し、コニシ産業から自身が実質経営する会社への貸付金を業務委託費と偽り所得約2億9800万円を隠し、コニシ産業の令和2年4月~3年4月の事業年度の法人税など計約7800万円や消費税など計約2300万円を免れ、消費税など計約680万円を不正還付されたなどとしている。 特捜部はコニシ産業の代表取締役についても任意で捜査を進める。 ホームぺージなどによると、コニシ産業は昭和29年設立で年商128億円。オフィス機器や医療器具に使われる特殊ベアリングの販売や輸出入を手がける。 コニシ産業の本保敏広社長は今事件を受け2024年2⽉19⽇付けで、 代表者及び取締役をいずれも辞任し、塩澤亨氏が代表取締役社⻑に就任している。

太陽光事業会社「ソーラーハート」代表の高橋伸容疑者(69)、後藤美津子容疑者(36)ら逮捕 3800万円脱税疑い 東京地検特捜部

架空の外注費を計上する手口で法人税など計約3800万円を免れたとして東京地検特捜部は28日、法人税法違反などの疑いで、東京都中央区の太陽光発電事業会社「ソーラーハート」の代表取締役、高橋伸容疑者(69)=東京都板橋区=と、同社取締役の後藤美津子容疑者(36)=東京都墨田区=を逮捕した。 逮捕容疑は共謀し、2019年3月~20年2月の事業年度で所得が約2億1千万円だったのに、約5400万円などと虚偽申告し、法人税など計約3800万円を免れたとしている。 特捜部は28日、ソーラーハート本社が入るビルを家宅捜索した。 同社のホームページや信用調査会社によると、09年の設立で、太陽光発電装置の販売や施工などの事業を展開している。23年2月期の売上高は約17億円。仙台市や浜松市、名古屋市に支店を置いている。

ブリーダー業の浜口守由容疑者(79)、娘の浜口由美容疑者(50)ら起訴 6千万円脱税罪 新潟

新潟地検は21日、所得税約6100万円を脱税したとして、所得税法違反の罪で新潟県五泉市のブリーダー業、浜口守由容疑者(79)と、娘の会社役員、浜口由美容疑者(50)を起訴した。 起訴状などによると、共謀して犬や猫の餌代を架空計上するなどして、2020~21年分の所得約1億6千万円を隠し、所得税を免れたとしている。由美被告が守由被告の仕事を経理面で手伝っていたという。 地検は今月1日、所得税法違反容疑で2人を逮捕。関東信越国税局(さいたま市)が20日、同容疑で告発していた。

持続化給付金だまし取った疑い 右翼団体「松魂塾」塾長の渡辺智洋容疑者(54)らを逮捕 警視庁公安部

国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、警視庁公安部は詐欺の疑いで、東京都町田市、自称自営業、渡辺智洋容疑者(54)ら2人を逮捕し、新宿区の無職、南宮泰嗣被告(62)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。公安部は3人の認否を明らかにしていない。 公安部によると、渡辺容疑者は右翼団体「松魂塾」の塾長で、複数の右翼団体で作る協議体「国家主義思想団体会議」の理事長も務めているという。 逮捕容疑は共謀し、令和2年7~8月、渡辺容疑者が無店舗の小売業を営み、収入が50%以上減少した月があるかのように装い、持続化給付金100万円をだまし取ったとしている。南宮容疑者が指南役だったとみられる。

車3台絡む玉突き事故を偽装か 保険金1千万円超詐取疑いで本宮龍希容疑者(25)、酒井愛貴容疑者(25)ら9人逮捕 福島県警

仙台市で車3台が絡む玉突き事故を故意に起こして保険金計約1133万円を詐取したとして、福島県警は28日、詐欺容疑で茨城県鉾田市の本宮龍希容疑者(25)=自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪で起訴=ら男女9人を逮捕した。いずれも認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は共謀して2020年9月13日、仙台市の国道4号で、宮城県丸森町の酒井愛貴容疑者(25)のレンタカーが信号待ちの車にわざと追突、被害車両2台の計7人が負傷したように装って、保険会社2社とレンタカー会社に保険金を請求し計約1133万3千円を詐取したとしている。 県警によると、容疑者のうち1人は現場にはおらず、事件に使われた車を貸したとして逮捕された。

詐欺疑いで元郵便局員、成田幸司容疑者(59)を逮捕 顧客女性から100万円

郵便局員だったときの客から現金100万円をだまし取ったとして、札幌・北署は29日、詐欺の疑いで、団体職員、江別市あさひが丘の成田幸司容疑者(59)を逮捕した。 逮捕容疑は1月30日、顧客だった札幌市北区の女性(77)に局員を装い「お金を銀行に寝かせているよりも保険に入れた方がいい」などと言い、銀行口座から100万円を引き出させ、だまし取ったとしている。署は認否を明らかにしていない。 署によると、不審に思った女性が郵便局に確認して退職していたことが分かり、郵便局が2月1日、署に通報。29日、女性宅を訪ねた成田容疑者に任意同行を求めた。

「とにかく評判が悪い」逮捕の「元五輪柔道代表」丸山顕志容疑者、次男優勝の舞台で起きていた“異変”

1992年のバルセロナ五輪・柔道元日本代表で、現在は指導者の丸山顕志容疑者(58)が、2月29日、千葉県警に詐欺の疑いで逮捕された。 捜査関係者によれば、丸山容疑者は6年前、千葉県の高齢女性に、現在は取引されていない「One Coin」という暗号資産を薦め価値があがるなどとうたい、現金およそ4000万円をだまし取った疑いが持たれている。 「丸山容疑者はかつて自身がオリンピックに出場した経歴などで女性を信用させたとみられ、女性からあわせて4億円ほどを預かっていたといいます。騙し取った金は国外でギャンブルなどに使われたとみられていますが、所属選手だったころから彼のギャンブル好きは有名で、そのころから海外カジノなどにハマっていたそうです」(事件記者)  丸山容疑者の柔道家としての実績をスポーツ紙記者が語る。 「丸山容疑者は5歳で柔道を始め、国士舘高校から国士舘大学に進学。1988年に大学を卒業してダイコロ所属となると、実業個人で優勝を飾ったほか、1992年にはフランス国際、ブルガリア国際、講道館杯と立て続けに優勝。日本代表として出場したバルセロナ五輪の柔道男子65キロ級で7位に入賞しています。彼の得意技で『丸山スペシャル』と呼ばれた変形の袖釣込腰は、当時の柔道選手が、こぞって真似したほどです。  また丸山容疑者は中学と高校の教員免許も持っており、1999年には福岡県に『泰山学舎』という柔道場を開設。引退後は、化粧品会社を経営しながら、次世代の五輪選手の育成を掲げて、泰山学舎で後進の指導を続けていました」(スポーツ紙記者)  そんな丸山容疑者の2人の息子は、ともに柔道の有力選手としてファンには知られた存在だった。 「息子で長男の丸山剛毅選手は2023年に現役を引退してしまいましたが、次男の丸山城志郎さんは世界選手権を2度制覇し、阿部一二三さんの宿命のライバルとして柔道ファンに知られた存在。2人は、2022年の世界選手権(ウズベキスタン)、2023年の世界選手権(ドーハ)で、2年連続で男子66kg級の決勝で対戦しています」(前同)  2人の通算成績は丸山城志郎の4勝7敗(2024年3月現在)。丸山は目下4連敗中だが、2019年に東京でおこなわれた世界選手権では、準決勝で阿部を破った丸山が優勝している。しかし、この大会を取材していた格闘技ライターは、現場の変な空気を感じ取っていたという。 「優勝した丸山城志郎選手が、ミックスゾーンから控室に戻る道中、柔道日本代表コーチらが誰も丸山に祝福の声をかけなかったのが不思議だったんです。そのことを同じ現場にいた関係者に聞いてみたら、『とにかく、お父さんの評判が悪い』ことがわかった。その当時から、怪しいビジネスをやっていたことは有名だったようです。  次男の城志郎選手は、2020年の東京五輪、パリ五輪と激しい五輪代表争いを阿部さんと続けていましたが、その最中にも父親の金目の評判の悪さは聞こえてきており、柔道界のなかでも自然と“阿部優勢”のムードがあった。東京五輪前には、父の悪評のせいで、城志郎選手が全柔連から代表入りを拒まれているという話も柔道界ではささやかれていたそうです」  自身のInstagramでは、「泰山学舎」の名前の由来を《・国士舘大学の小山泰文先生のお名前 ・ナショナルチーム時代監督の山下泰裕先生のお名前 共通する二文字から》と説明していた丸山容疑者だが、その2人の顔にも泥を塗る結果となった。

日の丸背負った男、丸山顕志容疑者(58)の〝裏の顔〟 仮想通貨投資に執拗勧誘、障害者らもターゲット「ボロい商売」

国に無登録の暗号資産(仮想通貨)「ワンコイン」の共同購入を持ちかけて女性から現金約4千万円をだまし取ったとして、千葉県警は29日、詐欺容疑で、元バルセロナ五輪柔道男子代表の丸山顕志容疑者(58)まるやまけんじ容疑者=福岡県大野城市=を逮捕した。丸山容疑者はワンコインを巡り、「取引が始まれば利益が出る」などと説明し、全国で30人以上から数億円を集めてトラブルになっていたとみられ、県警は経緯を調べる。 逮捕容疑は平成30年7月、すでに購入済みのワンコインのアカウントについて、新たに購入すると噓を言い、千葉県東金市の女性(71)に共同購入を持ちかけて現金4千万円をだまし取ったとしている。県警は認否を明らかにしていない。 県警によると、丸山容疑者は女性に「すごいアカウントが手に入った」「もうかると思う」などと勧誘。総額約4億円を受け取ったといい、詳しく調べる方針。 ワンコインはブルガリアに拠点がある企業が発行した仮想通貨で、運用の実態は不透明。「30年10月に取引所に上場すれば、価値が上がる」などとうたい、運営側が多額の出資を募っていたが、実現していない。 丸山容疑者は1992年のバルセロナ五輪の柔道男子65キロ級で日本代表として出場し、7位となった。昨年11月の産経新聞の取材には一連のトラブルについて「詐欺ではない」と否定していた。 「あなたにも、僕と同じ景色を見せてあげたい」。競技引退後、後進指導のかたわら美容機器やサプリメントを扱うマルチ商法を手がけるようになった丸山顕志容疑者。投資セミナーでは聴衆を前に熱っぽく訴えかけ、巧みな話術と元五輪選手という肩書を武器に10万人規模の会員を獲得した。しかし、華々しい「やり手経営者」として知られた一方、7年ほど前からは培った人脈を活用しワンコインへの投資を執拗(しつよう)にすすめるようになったという。

「コロナ患者の宿泊警備で必要」iPhone大量詐取容疑で元社員ら再逮捕

携帯電話の販売代理店「MXモバイリング」(東京)から大量の「iPhone(アイフォーン)」をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は4日、詐欺容疑で、同社元社員、本多亮太容疑者(44)と警備会社元社員、伊藤義郎容疑者(51)を再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。 同課によると、本多容疑者はMX社に伊藤容疑者の勤め先だった警備会社から受注があったように見せかけていた。 大口受注の際にMX社が行うヒアリングでは本多容疑者が伊藤容疑者を帯同。伊藤容疑者は既に退職していたが、社員を装いつつ「新型コロナウイルス患者の宿泊施設で大勢の警備員に持たせる必要がある」などと噓の説明をしていた。 本多容疑者らは令和元年10月~3年3月ごろ、MX社からアイフォーン計2600台(時価約3億4千万円相当)をだまし取っていたとみられる。詐取したアイフォーンは転売し、本多容疑者の投資などに充てていたという。 再逮捕容疑は共謀し2年9月~3年2月ごろ、アイフォーン約1400台をだまし取ったとしている。

革労協反主流派の最高幹部ら逮捕 大阪府警、SIMカード詐取疑い

他人に使わせる目的を隠し携帯電話のSIMカードを契約したとして、大阪府警警備部は5日、詐欺の疑いで、過激派「革労協反主流派」最高幹部、山田茂樹容疑者(75)=東京都台東区入谷=と同派の活動家、元木清子容疑者(58)=大阪市西成区萩之茶屋=を逮捕した。 逮捕容疑は共謀し、令和元年11月、大阪市阿倍野区の販売代理店で、他人に譲渡することを隠してSIMカード1枚を契約したとしている。いずれも黙秘している。 府警は5日、同派の活動拠点「赤砦社(せきさいしゃ)」(東京都台東区)の家宅捜索も実施。詳しい経緯を調べている。

コロナ補助金さらに14億円詐取、元市議ら5人再逮捕 大阪府警

大阪府の新型コロナウイルスの無料検査事業で抗原検査キットの仕入れ費用を水増し申請し、府から補助金約9億円をだまし取ったとして元岐阜県瑞穂市議ら5人が逮捕された事件で、大阪府警は5日、同様の手口で府から約14億円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで元市議で医薬品販売会社「新日本薬品」(岐阜市)の代表取締役、松野貴志被告(49)=詐欺罪で起訴=ら5人を再逮捕した。 他に再逮捕されたのは、事業を実施した「StarSeed(スターシード)」(大阪市西区)の会長、中垣裕資被告(37)=同罪で起訴=ら。 5人の再逮捕容疑は共謀し、令和4年6月~5年3月、検査キットの仕入れ単価を水増しした虚偽の実績報告書を府に提出し、約14億円をだまし取ったとしている。認否は明らかにしていない。 松野容疑者は逮捕後の2月末に市議を辞職していた。新日本薬品はキットの納入先のスター社側から水増し分のキックバックを受けていたとみられ、府警が調べていた。

ロマンス詐欺収益洗浄疑い、葛西康二容疑者(78)ら高齢者4人逮捕 暗号資産で詐欺組織に送金か

岐阜県警は5日、国際ロマンス詐欺による犯罪収益と知りながら被害者から計300万円の送金を受け、資金洗浄したとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで、会社役員、岐阜市領下の葛西康二容疑者(78)、松岡まゆみ容疑者(73)ら68~78歳の男女4人を逮捕した。 容疑者らの口座には複数の被害者から振り込みがあり、4人は暗号資産(仮想通貨)に換えて計約6100万円相当を複数の詐欺組織に送ったとみられる。県警は詐欺組織が日本の高齢者を標的に勧誘した可能性もあるとみて調べている。 4人の逮捕容疑は、共謀して昨年9月上旬ごろ、犯罪収益と知りながら、京都市の無職男性(72)に自身らの口座へ4回にわたって計300万円を送金させたとしている。一部を報酬として受け取り、残りを仮想通貨に換えて組織に送っていたとみられる。 葛西容疑者は2月、出資法違反容疑などで県警に逮捕されていた。

架空の預金残高を表示させ、横浜銀行から融資金3・8億円を詐取容疑…三菱UFJ信託銀行社員ら逮捕

架空の預金残高を表示する不正プログラムを悪用し、横浜銀行(横浜市)から投資用不動産向け「アパートローン」3億8000万円をだまし取ったとして、警視庁は5日、不動産コンサルティング会社代表で東京都港区西新橋3の藤本優容疑者(31)ら男4人を詐欺容疑などで逮捕した。 警視庁は藤本容疑者らが2019~22年、複数の地方銀行に同様の手口で不正申請し、約32億円を詐取したとみて捜査している。 アパートローンを巡っては、一部の金融機関で18年に不正融資事件が発覚。各金融機関が審査を厳格化する中、不正の手口が巧妙化している可能性がある。 他に逮捕されたのは、三菱UFJ信託銀行社員で品川区西大井1の松田大樹容疑者(47)と、藤本容疑者が経営する都内のコンサルティング会社の社員ら2人。 他の2人はUP―Fコンサルの社員山口竜生容疑者(32)=港区=と、同社元社員山口俊輝容疑者(26)=品川区 捜査関係者によると、4人は共謀して22年3~5月、松田容疑者名義で横浜銀行にアパートローンを申し込み、偽造した金融資産の残高証明書や源泉徴収票などを提出して審査を通過させ、融資金3億8000万円をだまし取った疑いがある。  藤本容疑者らは、預金残高を確認できる金融機関のサイトに似せたプログラムを偽造。融資審査の際、銀行の担当者に偽のサイト画面を提示し、目の前でIDやパスワードを入力して架空の預金残高を表示させ、融資条件を満たす金融資産があるように装っていた。  藤本容疑者らは松田容疑者に不正の手口を指南し、手数料などとして約6000万円を受け取っていた。松田容疑者は詐取した融資金のうち約3億3000万円でアパートを購入し、賃料収入を得ていたという。  警視庁は22年に横浜銀行から相談を受けて捜査に着手。藤本容疑者らが19年以降、顧客十数人に不正を持ちかけていたとみている。  アパートローンなどの投資用不動産向け融資を巡っては、18年にスルガ銀行(静岡県)で行員や不動産業者による審査書類の改ざんや偽造などの不正が発覚。金融庁の調査で他行でも不正融資が相次いで確認され、金融庁が監視を強化するとともに、各金融機関に厳格な審査を求めていた。

子供の「難病ナビ」運用偽装か、投資会社から3千万円詐取 容疑で大阪の木許宣明容疑者(50)を逮捕

子供の難病に関する情報提供サービス「子ども難病ナビ」を運用して医療情報を大学病院などに提供しているように装い、投資会社から3千万円をだまし取ったとして、大分県警は5日、詐欺容疑で職業不詳、大阪府高槻市の木許宣明容疑者(50)を逮捕した。県警は、サービスの運用実態があったかどうか調べている。認否を明らかにしていない。 県警によると、木許(きもと)容疑者は「木許心源」を名乗り、インターネットサービスの企画や運営を行う企業の取締役を務めていた。 逮捕容疑は大分市の投資会社に、木許容疑者の企業への投資を決定させ、令和2年8月20日、3千万円を振り込ませたとしている。

全国290人から5億円超詐取か 組員ら2人逮捕、大阪府警

80代女性から現金をだまし取ったとして、大阪府警は22日、詐欺容疑で、韓国籍で特定抗争指定暴力団山口組系組員、梁勝富容疑者(29)=大阪市生野区舎利寺=ら男2人を逮捕した。2人は関西を拠点とする複数の特殊詐欺グループの統括役とされ、府警は全国の290人から計約5億2550万円をだまし取ったとみて調べる。 府警によると、他に逮捕されたのは大阪市天王寺区上本町の建設業、安楽進侍容疑者(30)。2人は容疑を否認している。 逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀して昨年1月、大阪府の80代女性に「財布を盗まれた」と息子を装って電話をかけるなどして、現金2千万円をだまし取ったとしている。 2人が統括していたとされるグループでは昨年、指示役とみられる男2人が府警に詐欺容疑で逮捕された。受け子などを担ったとされる男女21人も全国で摘発されたという。

USB預託商法で2人有罪 VISIONの実質幹部

USBメモリーの販売預託商法を巡り、消費者庁から業務禁止命令を受けたのに勧誘活動をしたとして、特定商取引法違反罪に問われた宮崎市の会社役員、赤崎達臣被告(60)に広島地裁は19日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年2月)の判決を言い渡した。共に起訴された福岡市の契約社員、岡本和哉被告(54)は懲役1年、執行猶予3年(同1年)の判決。 2人は販売預託商法を展開するVISION(東京)の実質的な幹部だったとされる。 判決によると、赤崎被告と別の1人が業務禁止期間中の令和2年6月、岡本被告と共謀し、広島市のホテルで開いたセミナーでカード型USBメモリーの預託商法事業に5人を勧誘した。 岡本被告は同9月にも、別の1人と共謀し、岡山市で4人を勧誘した。

3度目業務禁止命令中のVISION役員逮捕 広島県警 売上43都道府県1000億円超か

広島県警などの合同捜査本部は1月 24 日、 消費者庁から 「WILL」 「VISION」 (東京都) の販売預託商法で3度の業務禁止命令を受け、 今なお業務禁止命令中の東京都港区赤坂、 会社役員、 赤崎達臣容疑者 (60) と、 福岡市博多区博多駅南、 自称自営業、 岡本和哉容疑者 (54) を、 特定商取引法違反の疑いで逮捕した。 販売して預かった USB メモリのレンタル実績はほとんどなく、 販売収益がレンタル料として支払われている自転車操業であるにもかかわらず、 そのことを隠して勧誘したとして、 消費者庁が WILL に1回目の業務停止命令が出されたのは 2018 年 12 月。 これまでに3度業務停止命令が出されたが、 会社名を変え、 巧妙化、 悪質化した手口で勧誘が継続されてきた。 今なお、 レンタル料が、 事実上換金が困難な仮想通貨で支払われ、 被害に気づいていない人も少なくない。 広島県警は、 43 都道府県で 1000 億円以上を売り上げたと見ており、 捜査を継続する方針だ。 被害は止まるのか。 さらなる検挙、 全容解明が待たれる。