注目の投稿

偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

木曜日

裏口入学話で3000万円詐欺容疑=50代男性が被害、3人逮捕-警視庁

東京都内の私立大医学部に裏口入学できるとうそを言い、杉並区の50代男性から3000万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は28日、詐欺容疑で、住所不定、不動産販売コンサルタント会社代表永江七三男容疑者(54)ら3人を逮捕した。いずれも容疑を否認している。
 逮捕容疑は2008年6月、千代田区の永江容疑者が経営する会社で、男性に対し「この私大なら3000万円で裏口入学できる」などとうそを言い、同容疑者名義の預金口座に現金3000万円を振り込ませ、だまし取った疑い。
 同課によると、男性は医師免許を取得するため十数年勉強を続けていたが、医学部入試に受からず、知人を介して永江容疑者らに相談。同容疑者らは、都内にある医学部進学専門の予備校経営者を男性に紹介するなどして信じ込ませたという。
 男性が予備校経営者に確認し、詐欺被害が発覚。男性は別のあっせんグループにも仲介料名目で2000万円を支払ったという。

「詐欺師では?」とネット炎上、犯行発覚し逮捕

インターネットの交流サイト「ミクシィ」でDVDなどを安く売ると偽って代金をだまし取ったとして、兵庫県警三木署が、住所不定の無職板垣大介容疑者(22)を詐欺容疑で逮捕していたことがわかった。
 ネット上で「詐欺師では?」と取りざたされ、書き込みが殺到して「炎上」し、警察に目をつけられたという。
捜査関係者によると、板垣容疑者は2010年4月~12年1月、ミクシィの掲示版でアニメのDVDやコミックを安く売ると持ちかけ、代金を振り込ませて商品を送らない手口で、同県三木市の女性ら15人から計18万円を詐取した疑い。3月に逮捕され、調べに「(1万円前後の)小口だから被害者は泣き寝入りすると思った」と認めているという。
 板垣容疑者は、関東地方のネットカフェを転々とし、ミクシィのハンドルネームを頻繁に変更して詐欺行為を繰り返していたという。商品が届かないことを不審に思った被害者が別のサイトで問題視。被害者らが相次いで書き込むうちに、当初、板垣容疑者が実名で販売していたことも分かり、犯行が発覚した。

日曜日

悪質リフォーム:元大阪支社長ら5人逮捕 特商法違反容疑

虚偽の説明で必要のない住宅リフォーム工事契約を結んだとして、大阪府警生活経済課などは20日、リフォーム会社「WORLD HOUSE」(大阪市天王寺区)の元大阪支社長、芝池夏輝容疑者(26)=東大阪市長田西2=ら5人を特定商取引法違反(不実告知)の疑いで逮捕した。同社は大阪や兵庫、奈良の高齢者ら計約210人と契約し、約5億円を売り上げたという。府警は詐欺容疑での立件を視野に捜査を進める。
 逮捕容疑は昨年11月、同府大東市の男性(71)宅を訪問し、「コンクリートの基礎が弱いので家が倒れる」などとうそをつき、約135万円の工事契約を結んだ、などとしている。府警によると、芝池容疑者は「うそをついたり、客の不安をあおって契約していない」と否認している。
 大阪府は10年3月、同社の前身とみられる大阪市のリフォーム会社「World Peace」に対し、悪質な勧誘をしたとして同法に基づき9カ月間の業務停止命令を出している。両社は役員や従業員がほぼ同じで、府警は命令後に新会社を設立したとみている。

詐欺:元弁護士を再逮捕 1億円詐取容疑で福岡地検

訴訟を悪用した詐欺事件で、福岡地検特別刑事部は20日、依頼人4人から計約1億1000万円をだまし取るなどしたとして、元弁護士の高橋浩文容疑者(51)を詐欺、業務上横領容疑で再逮捕した。高橋容疑者の逮捕は3度目で、被害総額は約4億4000万円に上った。
 今回の逮捕容疑は11年11月〜今年2月、民事訴訟などの依頼人となった福岡県内の4人に「訴訟の仮処分申し立てのための保証金が必要」などとうそをつき、計約7700万円をだまし取ったとしている。また、08年9月、1人から民事訴訟の和解金として振り込みを受けた3000万円を着服したとしている。

詐欺:2500万円詐取容疑で男逮捕 広島県警

架空の未公開株への投資話で現金約2500万円をだまし取ったとして、広島県警は20日、大阪市浪速区下寺2、無職、呂相英(ろ・そうえい)容疑者(28)=韓国籍=を詐欺容疑で逮捕した。「知らない」と否認しているという。県警によると、呂容疑者を含むグループの十数の口座に、全国約110人から総額約2億5000万円の入金があり、余罪を調べている。
 逮捕容疑は昨年5〜7月、広島市東区の無職女性(62)に架空の会社の未公開株への投資を持ちかけ、「上場後は9倍になる。購入すれば当社が3〜4倍で買い取る」などと説明、購入代金として、計2520万円を口座に振り込ませて詐取したとされる。グループのメンバーらは主に電話で投資の勧誘をしていたという。

いわてNPOセンター不正:助成金詐取 詐欺容疑で2人再逮捕 虚偽報告、二十数万円返還免れ /岩手

盛岡市のNPO法人「いわてNPOセンター」の元理事らが県の財団から助成金をだまし取ったとされる事件で、県警捜査2課などは22日、同NPO元理事で盛岡市東山、会社員、川村勝見(32)と同臨時職員で奥州市水沢区、会社役員、阿部高志(32)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。
 逮捕容疑は08年4月10日ごろ、財団法人県福祉基金の助成金交付事業で、前払いで受けた助成金に余りがあったにもかかわらず、事業経費を水増しし、同基金が事務委託していた社会福祉法人に、虚偽報告をして二十数万円の返還を免れたとされる。
 同課によると、同NPOは07年度に行われた県民のボランティア参加促進の事業を開催。両容疑者の認否について同課は「コメントしない」としている。
 両容疑者は今月3日、県長寿社会振興財団が助成金を交付する事業経費を水増し請求し、現金約80万円を同NPOの口座に振り込ませた詐欺の疑いで逮捕されていた。

WMI詐欺:元実質経営者ら5人を容疑で再逮捕 /東京

投資会社「ウェルスマネージメントインターナショナル」(WMI)が投資運用の実態がないのに多額の金を集めていた詐欺事件で、警視庁生活経済課は22日、大阪市中央区、WMI元実質経営者、菊地淳志容疑者(48)ら5人を詐欺容疑で再逮捕したと発表した。同課によると、全員が容疑を認めているという。
 逮捕容疑は08年12月〜09年7月、資産運用名目で千代田区の無職女性(82)ら4人から計1449万円をだまし取ったとしている。
 生活経済課によると、出資金のうち6、7割は配当金として被害者に戻しており、抜き取った残りの金は「キャバクラなどに使った」と供述しているという。

詐欺:男が1000万円、容疑で逮捕−−熊本東署 /熊本

熊本東署は21日、配当金をちらつかせ保険料名目で1000万円をだまし取ったとして熊本市北区麻生田5、保険代理業、清田正明容疑者(59)を詐欺容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
 容疑は06年12月、同市内の無職の知人女性(52)宅を訪問するなどし、架空の保険契約を勧め「元本は保証されている。契約したら配当は最低年に15万円保証されている」などとうそを言い、現金約1000万円を指定口座に振り込ませ、だまし取ったとしている。
 同署によると、保険は実在する外資系保険会社の商品と説明。証券が届かないため、女性が同社に問い合わせ発覚した。清田容疑者には借金があったらしい。数件の余罪が確認されており追及する。

詐欺未遂:株販売名目で 県警など、4人を容疑で逮捕 /熊本

県警や警視庁などの合同捜査本部は21日、株の販売名目で現金をだまし取ろうとしたとして東京都中野区、無職、佐々木健悟容疑者(37)ら20〜30代の男4人を詐欺未遂容疑で逮捕した。4人の関与が疑われる詐欺被害が全国で42件、約3億5000万円に上るといい、追及する。
 容疑は4月下旬、佐賀県内の無職男性(73)に投資会社の社員を名乗って数回電話。架空の医療関係会社の株購入を持ちかけ「金融庁から優良投資家に選ばれている。2口50万円から購入でき、85万円で買い取らせていただきます」などとうそを言い、金をだまし取ろうとしたが、見破られ未遂に終わったとしている。4人とも大筋で容疑を認めているという。

風力発電株無登録販売:投資会社会長ら、別の出資金詐欺容疑で再逮捕 /千葉

風力発電関連会社の未公開株を無登録で販売したとして、投資会社「GIDソリューションズ」(東京都)会長、綾部登容疑者(63)=東京都大田区中央3=らが金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕された事件で、県警生活経済課は21日、事業実態のない別の会社への出資金名目で現金をだまし取ったとして、綾部容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。ほかに逮捕されたのは同社社員ら31〜67歳の男女8人。
 逮捕容疑は、10年7〜8月、茂原市の無職女性(69)ら3人に「米国の光ファイバー関連会社を買収し、米国の株式市場に上場する」と偽り、出資金として計2890万円をだまし取ったとされる。
 同課によると、出資金は1口50万円で募り、後日株券を渡す約束だった。「上場後は3倍の価格になる。世界一周できるくらいもうかる」などと勧誘していたが、買収や株の上場の計画はなかったという。

振り込め詐欺:引き出し役を容疑で逮捕 医療費還付金名目 /神奈川

医療費の還付金名目で現金を振り込ませ、だまし取ったとして、県警捜査2課と磯子署は20日、東京都世田谷区南烏山6、会社員、畑中恒人容疑者(36)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は他のメンバーと共謀して4月上旬、横浜市磯子区と社会保険事務局の職員を装い、同区の80代無職男性方に「昨年使った医療費の払い戻しがある」と電話して手順を説明。男性に同区役所の銀行で現金自動支払機(ATM)を操作させ、約50万円を振り込ませたとしている。
 同課によると、畑中容疑者は容疑を認めている。振り込め詐欺グループの現金引き出し役として昨年7月〜今年4月に計約4400万円を引き出したとみられる。

300万円詐欺容疑で24歳男逮捕 愛知県警

愛知県警捜査2課と一宮署などは、詐欺の疑いで、住所不詳の高久昇容疑者(24)を逮捕し、22日送検した。高久容疑者は詐欺グループの一員で、県警は、別の詐欺事件などで逮捕された男3人と、東海3県など1都10県で91人から計1億3600万円余をだまし取ったとみている。
 逮捕容疑では、昨年7月、息子と装って東京都目黒区の自営業女性(60)に電話し「外国為替証拠金取引(FX)に手を出して金が必要」などとうその話を持ち掛け、3回にわたり計300万円を振り込ませ、だまし取ったとされる。
 一宮署によると、高久容疑者は「全く知らない」と否認している。高久容疑者と3人は元暴走族仲間という。

水曜日

助成金詐欺容疑 会社役員を逮捕

障害者雇用助成金をだまし取ったとして、県警捜査2課と秋田中央署は18日、秋田市山王中園町、会社役員山上良丸容疑者(56)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。
 調べでは、山上容疑者は障害者を雇用してリサイクル業を営んでおり、2010年11月、実際は購入していない電動式空き缶プレス機2台とコンベヤー1台(計496万6500円)を買ったと虚偽の報告をして県雇用開発協会に障害者雇用助成金を申請。翌年2月に独立行政法人「高齢・障害者雇用支援機構」から代金の3分の2にあたる331万1千円をだまし取った疑いがある。今年2月に事業を所管する秋田労働局から「金をだまし取られたかもしれない」と相談があり、県警が捜査していた。

詐欺未遂容疑 計3人を逮捕

県内の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、県警捜査2課と高千穂署は、大阪市の男ら3人を詐欺未遂容疑で18日までに逮捕したと発表した。うち2人は、金を受け取りに行って逮捕された1人が戻らないことを心配し、同署へ「様子見」に行ったところを署への建造物侵入容疑で逮捕され、関与が明らかになったという。
 発表によると、逮捕されたのはいずれも無職の大阪市北区中崎西3丁目の田中慎太郎(29)、奈良県大和郡山市小泉町の今西正昭(31)、大阪府寝屋川市郡元町の今道朋之(29)の3容疑者。5月24日~6月3日、県内の40代女性に電話をかけて「通信教育講座受講料の不当請求の処理を代行する」と偽り、弁護士費用などとして250万円をだまし取ろうとした疑いがある。
 田中容疑者は6月4日、金の受け渡し場所に指定していた高千穂町のレストラン駐車場に現れ、女性の相談を受けて張り込んでいた署員が詐欺未遂容疑で現行犯逮捕。今西容疑者と今道容疑者は7日深夜、署の駐車場にいたところを職務質問され、建造物侵入容疑で緊急逮捕された。「田中容疑者が逮捕されていれば署に車があるのではないかと思った」と供述し、詐欺未遂事件への関与を認めたという。
 県警は3容疑者の自宅から、通信講座の受講生名簿など約240点を押収。3容疑者は全国で数件の犯行を認めているという。

東京メンテナンス未公開株詐欺、元社長ら再逮捕

東京都中央区のビルメンテナンス会社「東京メンテナンス」の未公開株を巡る詐欺事件で、福岡、佐賀、長崎、大分4県警の合同捜査本部は19日、別の出資者からも未公開株の販売名目で現金をだまし取ったとして、元社長の亀井正行容疑者(73)(浜松市南区安松町)ら7人を詐欺容疑で再逮捕、新たに元営業員の田中克枝容疑者(39)(長野県佐久市塚原)を同容疑で逮捕した。
 ほかに再逮捕されたのは、同社の元総務部長・津田勝(67)(埼玉県狭山市富士見1)、元通商部長・武田英夫(57)(東京都中野区中央3)、元株式公開準備室長・早川誠(65)(同板橋区宮本町)の各容疑者ら。
 発表によると、8人は共謀し、同社が債務超過状態であるにもかかわらず、上場予定と偽った。その上で2009年1月~10年3月、福岡県の女性(84)ら5人に対し、「上場すれば1株(35万円)が数百万円になる」などと未公開株の購入を勧誘し、計555万円をだまし取った疑い。亀井容疑者は「未公開株を販売したことは知らなかった。指示もしていない」と否認しているという。

詐欺容疑などで3人再逮捕 活水器訪問販売

訪問販売で活水器の性能が落ちているとうその説明をし、別の活水器を購入させたとして、愛知県警は19日までに、詐欺と特定商取引法違反(不実告知)の疑いで大阪府の男3人を再逮捕した。
 再逮捕されたのは、大阪市の無職、井手上勝容疑者(41)、大阪府寝屋川市の会社員、西川和博容疑者(30)、大阪市の無職、松尾和幸容疑者(40)。

 3人の逮捕容疑は昨年5月、名古屋市の女性を訪問し「磁力が弱まっているので、新しい活水器を買う必要がある。磁気が弱いのをつけたままだと水道管の中がさびる」などとうそを言い、40万円をだまし取るなどした疑い。3人は容疑を認めているという。

月曜日

詐欺:現金255万円詐取、容疑の5人逮捕−−警視庁 /東京

親族を装って「電車にかばんを忘れた」と電話をかけ、現金計255万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は12日、葛飾区亀有2、無職、大山俊昭容疑者(27)ら5人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。5人は葛飾区の暴走族の元メンバーや関係者で、同課は大山容疑者らが少なくとも2年前からオレオレ詐欺を繰り返していたとみている。
 逮捕容疑は10年7月下旬、東久留米市の無職女性(79)方においを装って電話をかけ、「電車に忘れたかばんの中に通帳が入っていて、口座を止められた。100万円貸してほしい」などとうそをつき、女性方で現金105万円を受け取って詐取したなどとしている。大山容疑者ら2人は容疑を否認し、1人は一部を否認、残り2人は認めているという。
 捜査2課によると、大山容疑者らは足立区や千葉県柏市などのアジトを転々としており、大山容疑者が現場の統括役、残り4人が架電役などをしていたとみられる。同課はさらに別の指示役がいるとみて調べている。

詐欺:仏像売りつけ、容疑で兄弟を再逮捕−−県警など /山形

高額買い取り名目で仏像を売り付けて、現金をだまし取ったとして、県警生活環境課と酒田署は12日、横浜市西区平沼1、飲食業、有留俊(27)と弟の神奈川県綾瀬市深谷南5、アルバイト、有留大樹(23)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。ともに「人に頼まれただけ」と容疑を否認している。
 逮捕容疑は、大分県別府市の男性会社員(62)に、仏像販売のパンフレットを郵送し、「仏像を注文して購入すれば、購入価格より高い価格で買い取る」と電話でうそを伝えて、購入申し込みをさせ、仏像1体(5000円相当)と引き換えに現金129万円をだまし取ったとしている。
 同様の仏像のパンフレットを送付される被害は全国に及んでおり、同署は他に関与した者ががいるとみて、調べを進めている。

詐欺:支援金75万円を詐取 容疑で再逮捕−−亘理署 /宮城

亘理署は11日、被災者生活再建支援法に基づく支援金75万円を詐取したとして、山元町高瀬、無職、清水広行被告(62)=覚せい剤取締法違反(使用)罪で起訴=を、詐欺容疑で再逮捕した。同署によると、支援金詐取の逮捕は県内初。
 容疑は、東日本大震災の津波で全壊した同町坂元の借家に、震災発生当時は住んでいなかったにもかかわらず、同町に自宅が全壊したと偽って支援金を申請し、昨年6月17日、75万円をだまし取った、としている。容疑を認めているという。
 同署によると、清水容疑者は、10年9月までには全壊した借家を出ている。同署は、同様の手口で総額123万円を詐取しているとみて余罪を追及する。

投資金返還詐欺:20人目の逮捕者 /神奈川

投資金の返還手数料などの名目で現金をだまし取ったとして、振り込め詐欺グループが逮捕された事件で、県警などは13日、東京都渋谷区猿楽町、無職、高橋麻子容疑者(30)を詐欺容疑で新たに逮捕した。グループの逮捕者はこれで20人目。
 逮捕容疑は共謀して昨年12月、徳島県鳴門市の70代女性宅に「社債を購入してくれれば、私どもが2倍で買い取る」などと電話をかけ、実態のない会社の社債を売りつけ2000万円をだまし取ったなどとしている。同課によると、高橋容疑者は容疑を否認しているという。
 また県警などは同日、グループの責任者で住所不定、無職、宮本慎也被告(31)=詐欺罪などで公判中=ら9人を同容疑で再逮捕した。

詐欺:社債購入名目で380万円 容疑で7人逮捕−−県警 /栃木

栃木、千葉、鹿児島県警合同捜査本部は13日、小山市東城南2、無職、松波宏明容疑者(23)ら7人を詐欺容疑で逮捕した。
 容疑は、架空の会社の案内パンフレットを兵庫県加古川市の無職女性(65)方に郵送。昨年11月10〜22日ごろ、電話で「この会社は伸びる。社債を購入したようにして後で譲ってほしい。謝礼を払う」と代理購入を依頼するなど、8回に渡り指定口座に振り込ませ、現金計380万円をだまし取ったとされる。
 県警は同様の被害が23都道府県で被害総額約2億円に上るとみている。

投資詐欺団:現金2000万円詐取 容疑で28人を再逮捕 /東京

実態のない会社の社債を売りつけたとして28人が一斉逮捕された投資詐欺事件で、警視庁などの合同捜査本部は13日、同様の手口でほかにも現金2000万円を詐取したとして、リーダー格の無職、中村圭助容疑者(28)ら28人を詐欺容疑で再逮捕した。中村容疑者らは実態のない29社を使い、詐欺行為を繰り返していたとみられるという。
逮捕容疑は5月中〜下旬、埼玉県三芳町の無職女性(82)方に証券会社の社員などを装って電話をかけ、「『ヤマト環境』という会社が太陽光発電の施設を作るため社債を売っている。配当率がいいので2・7倍で買い取る」などとうそをついて社債の購入を勧め、2000万円を詐取したとしている。捜査本部によると、28人のうち数人が容疑を認めているが、大半が容疑を否認か黙秘しているという。
その他、名前が出ているメンバーは・職業不詳・太田敏容疑者(43)・職業不詳・山岸宏貴容疑者(31)・職業不詳・藤原隼容疑者(31)・無職・野畑春樹容疑者(26)・無職・弥勒廉容疑者(22)

死亡の知人年金を詐取 容疑で男を逮捕−−和歌山東署 /和歌山

和歌山東署は15日、知人の年金を詐取した住所不定、無職、岡谷幸雄容疑者(59)を詐欺などの容疑で逮捕した。知人は死亡しており死体遺棄などの疑いもあるとみて調べる。
 容疑は4月13日、和歌山市北出島の郵便局で近くに住んでいた井上友一さん(死亡推定当時80歳)の口座から書類を偽造し年金約2万3000円をおろしたとされる。「通帳の管理を任されており、亡くなった後も金が欲しくて持っていた」と容疑を認めている。
 昨年9月、井上さんを見かけないという通報があったが同署は異変を確認できず、今年5月の自宅アパートの解体で遺体が見つかった。死因は不明で死亡推定は昨年7月ごろ。岡谷容疑者は同じアパートの住人で同居していた。少なくとも総額約110万円を引き出していた。

詐欺:偽装事故で720万円詐取 高松などの8人、容疑で逮捕−−県警 /香川

交通事故を偽装して保険金約720万円をだまし取ったとして、高松南署などは14日までに、高松市などに住む男女8人を詐欺の疑いで逮捕した。
 逮捕されたのは、無職、柳井雄介(30)=高松市紙町、大学生、高木克明(24)=松山市築山町、会社員、多田祐也(22)=住所不定=の3容疑者のほか、2市に住む24〜32歳の男女5人。調べに対して、柳井容疑者ら3人は「事故を偽装していない」などと容疑を否認しているという。
 容疑は、10年10月18日、高松市円座町の県道交差点で、停止していた多田容疑者運転の乗用車に、高木容疑者が軽乗用車を追突。その後、保険会社から保険金をだまし取ったとしている。残る6人は2台の同乗者で、8人はいずれも5日から3週間の軽傷。
 同署などは今年2月、同市内の市道でわざと起こした交通事故を巡って保険金をだまし取ろうとしたとして、柳井容疑者を詐欺未遂の疑いで逮捕。捜査の過程で、別の交通事故で保険金が支払われていたことが分かったという。

ウイルスアプリで詐欺 初摘発 6人逮捕 2100万円振り込まれる

架空の料金請求をするウイルスを仕込んだ、スマートフォン(多機能携帯電話)のアプリを使って、現金をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は、きょう(14日)までに、不正指令電磁的記録供用などの疑いで、新宮市の男ら6人を逮捕しました。
捕まったのは、新宮市神倉(かみくら)の無職・真砂千執(まなご・ちとる)容疑者45歳とIT関連会社の役員ら合わせて6人です。
警視庁によりますと、真砂容疑者らは、ことし(2012年)1月ごろ、インターネット上にアダルトサイトを開設して、架空の料金請求をするウイルスを仕込んだ動画再生アプリを公開し、アプリをダウンロードした埼玉県の会社員に、料金としておよそ10万円を振り込ませ、だまし取った疑いです。
アプリをダウンロードすると、利用者の電話番号やメールアドレスが、自動的に外部へ送信され、スマートフォンの画面には電話番号などとともに、料金の支払いを求める画面が5分おきに表示されるということです。
真砂容疑者は、調べに対して「金に困ってやった」と供述していますが「利用規約に料金を表示していたので、詐欺になるとは思わなかった」と容疑の一部を否認しています。
アプリは、すでに削除されていますが、去年(2011年)12月からことし(2012年)1月にかけて、全国でおよそ9250人がダウンロードしたとみられていて、真砂容疑者らの口座には、およそ200人から合わせておよそ2100万円が振り込まれていました。
警視庁によりますと、スマートフォンのアプリをめぐってウイルスの供用容疑が適用されるのは全国で初めてで、今後、ウイルスの作成容疑でも追求する方針です。

土曜日

住宅ローン詐取容疑で三井住友銀行子会社の元社員ら逮捕

住宅ローンの申し込み内容が虚偽と知りながら審査を通し、融資金約3100万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は5日、詐欺の疑いで、三井住友銀行のローン審査を代行する同行子会社「SMBCローンアドバイザー」元社員、大西勉容疑者(42)=大阪府忠岡町忠岡北、昨年9月解雇=ら3人を逮捕した。

ほかに逮捕されたのは、申し込みを仲介した堺市堺区の不動産会社役員、酒元喜光(34)=大阪市住之江区御先=と、融資を受けた清掃アルバイト、谷口剛敏(48)=大阪府岸和田市岡山町=の両容疑者。

逮捕容疑は平成20年4~8月、谷口容疑者が大阪市住之江区の一戸建て住宅を購入する際、勤務先や給与を偽った申込書類を提出。大西容疑者が虚偽の内容と知りながら審査を通し、同行から融資金約3100万円を詐取したとしている。

府警によると、谷口容疑者に返済能力がなかったうえ、実際の住宅の購入代金から約1千万円上乗せして融資を受けていたという。府警は、谷口容疑者から大西容疑者に融資金の一部が謝礼として流れていた可能性もあるとみて調べている。

詐欺:除染持ちかけ55万円を詐取 容疑の男逮捕 /福島

郡山北署は6日、放射性物質の除染を持ちかけ現金約55万円をだまし取ったとして、郡山市赤木町、元住宅リフォーム会社員、橋本武則容疑者(50)を詐欺容疑で逮捕した。
 容疑は、昨年10月、須賀川市の男性に家屋の除染や屋根瓦のふき替えを持ちかけ、現金54万6000円をだまし取ったとされる。
 男性宅は東日本大震災で損壊し、橋本容疑者が勤務していたリフォーム会社に補修を依頼。橋本容疑者は依頼内容とは別に、会社に無断で除染などを持ちかけたが、作業が始まらないことから、男性が4月、被害届を提出していた。

偽造印紙換金:容疑の2人逮捕−−八戸

偽造した収入印紙を換金して現金をだまし取ったとして、県警捜査2課と八戸署は7日までに、印紙犯罪処罰法違反と詐欺容疑などで男2人を逮捕した。
 逮捕されたのは、福岡県志免町東公園台2、無職、中尾健一郎容疑者(40)と、長野県飯田市竹佐、指定暴力団住吉会系組員、橋本好仙容疑者(52)。
 容疑は昨年7月14日、八戸市内の金券ショップで、偽造した額面1万円の収入印紙20枚を換金して現金16万円をだまし取り、市内の別の店でも同様に換金しようとしたとしている。偽造と気づいた店が警察に通報し、共謀の男が同日、八戸署に逮捕されていた。

徳島信金元職員ら詐欺:元職員ら2人を詐欺容疑再逮捕 /徳島

徳島信用金庫(徳島市)の元職員らによる詐欺事件で、県警捜査2課と徳島西署は7日、元同信金職員、柴田浩文被告(32)=鳴門市撫養町立岩=と知人の自営業、芝田國行被告(43)=徳島市春日2、ともに詐欺罪で起訴=が別の客からも現金をだまし取るなどしたとして、2人を詐欺容疑で再逮捕した。
 逮捕容疑は、今年1〜2月、柴田容疑者が当時勤務していた矢三支店の70代の女性客に「定期を一つにまとめないか」と持ちかけ、女性の定期預金証書2通を手に入れた上で、芝田容疑者が女性の息子になりすまし、同信金国府支店から定期預金約600万円をだまし取ったとしている。
 県警によると、定期預金証書の払い戻しは契約支店でしかできないが、柴田容疑者は電話で払い戻し手続きができるよう手配していた。だまし取った預金は、それ以前に不正流用した分の穴埋めに使われたとみられるという。

木曜日

定期券不正換金:元明石駅員ら再逮捕 業務上横領容疑で

JR山陽線明石駅の当時の駅員らが定期券を不正換金したとされる事件で、兵庫県警明石署は7日、元駅員で詐欺罪などで起訴された宇留島剛(50)=同県明石市=と東郷護靖(25)=同県加西市=の2被告と、横井孝祐容疑者(24)=同県姫路市=の3人を業務上横領容疑などで逮捕した。この3容疑者を含む7人がJR西日本から既に懲戒解雇されている。
 容疑は共謀し、架空の通勤定期券を作って、今年1月、明石駅の端末機を使って40万5700円を払い戻し、着服したとされる。3人とも容疑を認めているという。
 同社の調査で、同様の手口による被害が659件、約8600万円に上ったことが判明している。宇留島容疑者は調べに「金の一部は(知人の)山口組系暴力団組員に渡した」などと供述しているという。

不正入手携帯買い取り:疑いで会社役員ら2人逮捕 /千葉

詐欺グループが不正入手した携帯電話を買い取ったとして、県警組織犯罪対策課などは6日、東京都豊島区西池袋5の会社役員、杜笑岩(もりしょうがん)(49)と、中国籍で同中央区勝どき1の会社員、劉丹丹(りゅうたんたん)(33)の両容疑者を、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)と盗品等有償譲り受けの疑いで逮捕した。
 両容疑者が買い取った携帯電話は、詐欺グループが実態のない養子縁組を繰り返して名前を変え、何度も契約して入手していた。グループの男7人は昨年、県警に逮捕され、詐欺罪などで服役中。県警は両容疑者が昨年1〜8月に少なくとも約1800台を買い取り、転売や輸出をしていたとみている。
 両容疑者の逮捕容疑は、昨年7〜8月、同グループが養子縁組を悪用して携帯電話会社からだまし取った携帯電話計6台を、不正に入手したことを知りながら計5万4000円で買い取ったとしている。2人とも「詐取された物とは知らなかった」と否認している。

詐欺:注射器詐取、容疑で男逮捕 偽造許可証使い4万5000本−−県警 /広島

偽造した許可証を使い注射器約4万5000本をだまし取ったとして、県警薬物銃器対策課と広島西署は4日、廿日市市阿品台3、自称土木作業員、丸本薫容疑者(40)を偽造有印公文書行使と詐欺容疑で逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は昨年3月5日〜同5月12日、東京都内の医療機器卸売会社に、偽造した医療機器の販売許可証をファクスで送信し、17回にわたって注射器4万5080本(販売価格95万5300円)をだまし取ったとされる。
 同課によると、許可証には、偽造した広島市保健所長の印鑑が押されていた。注射器の代金支払いが滞っていたため、卸会社が保健所に連絡し、事件が発覚したという。同課は丸本容疑者が覚せい剤の使用目的で注射器を仕入れ、販売していたとみて捜査している。

岡山県警:詐欺容疑で警部補再逮捕…交通トラブル巡り

交通トラブルを処理する見返りと称して関係者から現金をだまし取ったとして、岡山県警は4日、通信指令課の警部補、小寺誠一被告(53)=同県浅口市、器物損壊罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。「だましていないし、金ももらっていない」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は、県警通信指令課で勤務していた昨年4月中旬、110番通報で交通トラブルを訴えられた男性の親族で、同県倉敷市の飲食店経営者(56)に対し、捜査権限がないのに「わしの派閥の人間が動いて事件を収められる」とうその話を持ちかけ、もみ消し料として現金約90万円をだまし取ったとされる。
 県警によると、小寺容疑者は、親交のあった倉敷市の元暴力団組長、笠原忠行被告(52)=同罪で起訴=を介して飲食店経営者に話を持ちかけていた。小寺容疑者は09年10月、笠原被告に依頼し、同僚の女性警察官宅で車に塗装をはがす剥離剤をかけたとして、今年4月に逮捕された。

いわてNPOセンター不正:元理事ら逮捕 県財団の助成金詐取容疑−−県警 /岩手

県警捜査2課と盛岡東署は3日、NPO法人「いわてNPOセンター」元理事で盛岡市東山、会社員、川村勝見(32)と同臨時職員で奥州市水沢区桜屋敷、会社役員、阿部高志(32)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
 逮捕容疑は、08年8月18日ごろ、両容疑者は共謀した上で、県長寿社会振興財団が助成金を交付する事業に架空の領収書を作成するなどして経費を水増し請求し、現金約80万円を同NPOの口座に振り込ませた疑い。
 同課によると、両容疑者は2回に分けて計約130万円を振り込ませたといい、余罪も含めて調べている。同課は認否については「コメントしない」としている。
 同NPOを巡っては、助成金の不正受給があったとして県が10年9月、盛岡東署に刑事告発していた。

詐欺:賃金立て替え制度悪用で10人目の逮捕者、埼玉の男を容疑で逮捕

倒産企業の未払い賃金の一部を国が立て替える制度を悪用し現金をだまし取っていた事件で、県警暴力団対策課などは2日、埼玉県草加市谷塚町、飲食店従業員、伊藤好貴容疑者(40)を詐欺容疑で逮捕した。この事件の逮捕者は10人目。
 逮捕容疑は、共謀して10年7〜12月、川崎北労働基準監督署に対し、経営実態のない川崎市多摩区の電気工事会社が倒産したと申請。認定を受けた上で、労働者健康福祉機構に対し未払い賃金が生じたと届け出て、計約830万円をだまし取ったとしている。
 同課によると、伊藤容疑者は主犯格の津島義信容疑者(40)=同容疑で逮捕=と同級生で、従業員を装う役をした元同僚の男2人=同容疑で逮捕=をあっせんしたとみられる。「一切関係ない」と否認している。

生活保護を不正受給 詐欺容疑で自称無職男2人逮捕

京都府警は30日、収入があったのに生活保護費を不正に受給していたとして、詐欺の疑いで自称無職、坂田政裕容疑者(57)=京都市左京区=と自称無職、松本秀之容疑者(58)=同市伏見区=を逮捕した。府警によると、坂田容疑者は容疑を認め、松本容疑者は否認している。
 逮捕容疑は、坂田容疑者は2005年11月~07年5月、建設作業員としての収入を申告せず、生活保護費計百数十万円をだまし取った疑い。

 松本容疑者は07年4月~08年10月ごろ、運送会社従業員としての収入を隠し、生活保護費計約250万円を詐取した疑い。

 府警によると、坂田容疑者は病気とうそを言って受給し、生活保護費以外に月約10~30万円の収入があった。松本容疑者は04年10月から受給を始め、07年1月ごろから仕事を始めたとみられる。市の課税調査で発覚し、告発していた。

偽ドルガバで詐欺の疑い 3人逮捕 埼玉県警

埼玉県警生活環境2課と川越署は2日までに、詐欺と商標法違反の疑いで東京都新宿区上落合、会社役員、林秀太容疑者(39)を、同法違反の疑いで新宿区上落合、同、栗山浄二容疑者(40)ら3人を逮捕した。
 林容疑者の逮捕容疑は平成22年12月、ネットオークションに有名ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」の偽のパーカーを出品し、落札した埼玉県川越市の男性から代金約1万3000円をだまし取るなどした疑い。

 栗山容疑者らの逮捕容疑は今年5月、新宿区の自社などで、偽ブランド品498点を販売目的で所持した疑い。

 県警によると、林容疑者は「中国の知り合いから買い付けた。月に約350万円の売り上げがあり、半分は利益になった」と供述している。

架空投資話で3千万円、茨城で振り込め詐欺被害

茨城県警つくば中央署は4日、同県つくば市の無職男性(59)が、架空の投資話の名義貸しを持ち掛けられ、約3千万をだまし取られたと明らかにした。振り込め詐欺事件として捜査している。
 同署によると、男性は4月16日、投資会社を名乗る男から「利回りを出す」と言われ名義貸しを了承。17、18の両日、投資先の会社員を名乗る男に「契約と振り込みの名義が異なると違約金が発生する可能性がある。投資金を支払ってほしい」などといわれ、計約3千万円を口座に振り込んだ。

 やりとりはいずれも電話で、現金を振り込んだ後、投資会社と連絡が取れなくなった。不審に思って調べると、会社自体がないことが判明。同署に被害届を出した。

住宅ローン詐欺で容疑の共犯男逮捕 大阪

三井住友銀行子会社の元社員らが住宅ローンの融資金をだまし取った事件で、府警捜査2課などは6日、詐欺の疑いで、泉大津市寿町、元不動産仲介会社社員、板元誠容疑者(33)を逮捕した。事件の逮捕者は4人目。
 逮捕容疑は、平成20年4~8月、同行子会社の元社員(42)=詐欺容疑で逮捕=ら3人と共謀し、勤務先などを偽った住宅ローンの申請書類を提出。同行から約3100万円を詐取したとしている。

求人保証金名目で現金詐取、3容疑者を逮捕−−静岡南署

広告調査員の求人に応募した人から保証金などの名目で現金をだまし取っていたとして静岡南署などは5日、3人の男を詐欺容疑で逮捕した。被害は県内で5人、800万円以上とみられ、同署が余罪を調べている。
 逮捕されたのは、さいたま市中央区下落合、通信設備工事業、伊藤英史(42)▽大阪市中央区島之内、派遣社員、仁尾正毅(46)▽香川県高松市西春日町、無職、岡本秀樹(46)−−の3容疑者。
 逮捕容疑は05年11月、実体のない情報調査会社「ビジネスリサーチセンター」名で広告調査員を求人し、静岡市のパート従業員の女性(46)から、申込金や保証金として165万円をだまし取ったとしている。3人とも容疑を否認している。
 同署によると、3人は05年11〜12月、静岡市内のホテルに応募者を集め、仕事内容とともに保証金が必要だと説明。後に返金すると話したが、実際に支払いはなかったという。07年に被害者が同署に相談していた。
 被害者側の弁護士によると県外でも7府県12人から被害相談が寄せられているという。

FX詐欺グループ8人目逮捕 神奈川県警

外国為替証拠金取引(FX)を巡る出資金名目の詐欺事件で、神奈川県警捜査2課などは6日、新たに詐欺の疑いで、東京都中央区日本橋中洲のアルバイト、小田嶋知子容疑者(36)を逮捕した。同課によると、容疑を否認している。
 同課の調べによると、小田嶋容疑者は会社役員、国分寛紀被告(40)=詐欺罪で起訴=らと共謀し、FXで運用する出資金名目で現金をだまし取ることを計画。平成21年7月下旬ごろから22年10月上旬にかけ、秦野市に住む60代の会社役員の男性に「サッカーワールドカップの行われた国の通貨は必ず上がる。南ア通貨のランドは今が買い時」などと持ちかけて、出資金などの名目で約3千万円をだまし取った疑いが持たれている。

 同課によると、被害者は関東地方を中心に約200人、被害総額は約7億5千万円。小田嶋容疑者の逮捕で同事件の逮捕者は8人となり、これでグループ全員を逮捕したという。

金曜日

詐欺容疑:BDI社長ら3人逮捕 破綻状態で客勧誘


名古屋市中区栄の投資会社「BDI」の社長らが架空の投資話で顧客から現金をだまし取ったとして、愛知県警生活経済課と一宮署などは31日、同県岡崎市百々町、同社社長、今村賢(51)▽名古屋市中村区大宮町3、同社専務、小林英夫(58)▽同県安城市篠目町2、同社元専務、小原一夫(47)の3容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
容疑は08年7月上旬ごろ、同県春日井市の自営業の女性(当時30歳)に対し「資産運用情報が入ったソフトウエアの販売権を買い取れば、販売利益から投資資金の3%分が毎月配当として得られる」「投資資金は期日に全額戻る」などと持ち掛け、2回にわたり計957万円をだまし取ったとしている。3人は「詐欺のつもりはない」などと容疑を否認しているという。
県警によると、女性は最初に約10万円の配当を受け取ったが、その後の配当はなかった。同社は08年当時、十数億円の負債を抱えており、破綻状況にあった。県警は、架空の投資話で集めた金を負債の返済などに充てていたとみている。