JR山陽線明石駅の当時の駅員らが定期券を不正換金したとされる事件で、兵庫県警明石署は7日、元駅員で詐欺罪などで起訴された宇留島剛(50)=同県明石市=と東郷護靖(25)=同県加西市=の2被告と、横井孝祐容疑者(24)=同県姫路市=の3人を業務上横領容疑などで逮捕した。この3容疑者を含む7人がJR西日本から既に懲戒解雇されている。
容疑は共謀し、架空の通勤定期券を作って、今年1月、明石駅の端末機を使って40万5700円を払い戻し、着服したとされる。3人とも容疑を認めているという。
同社の調査で、同様の手口による被害が659件、約8600万円に上ったことが判明している。宇留島容疑者は調べに「金の一部は(知人の)山口組系暴力団組員に渡した」などと供述しているという。
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