徳島信用金庫(徳島市)の元職員らによる詐欺事件で、県警捜査2課と徳島西署は7日、元同信金職員、柴田浩文被告(32)=鳴門市撫養町立岩=と知人の自営業、芝田國行被告(43)=徳島市春日2、ともに詐欺罪で起訴=が別の客からも現金をだまし取るなどしたとして、2人を詐欺容疑で再逮捕した。
逮捕容疑は、今年1〜2月、柴田容疑者が当時勤務していた矢三支店の70代の女性客に「定期を一つにまとめないか」と持ちかけ、女性の定期預金証書2通を手に入れた上で、芝田容疑者が女性の息子になりすまし、同信金国府支店から定期預金約600万円をだまし取ったとしている。
県警によると、定期預金証書の払い戻しは契約支店でしかできないが、柴田容疑者は電話で払い戻し手続きができるよう手配していた。だまし取った預金は、それ以前に不正流用した分の穴埋めに使われたとみられるという。
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