京都府警は30日、収入があったのに生活保護費を不正に受給していたとして、詐欺の疑いで自称無職、坂田政裕容疑者(57)=京都市左京区=と自称無職、松本秀之容疑者(58)=同市伏見区=を逮捕した。府警によると、坂田容疑者は容疑を認め、松本容疑者は否認している。
逮捕容疑は、坂田容疑者は2005年11月~07年5月、建設作業員としての収入を申告せず、生活保護費計百数十万円をだまし取った疑い。
松本容疑者は07年4月~08年10月ごろ、運送会社従業員としての収入を隠し、生活保護費計約250万円を詐取した疑い。
府警によると、坂田容疑者は病気とうそを言って受給し、生活保護費以外に月約10~30万円の収入があった。松本容疑者は04年10月から受給を始め、07年1月ごろから仕事を始めたとみられる。市の課税調査で発覚し、告発していた。
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