和歌山東署は15日、知人の年金を詐取した住所不定、無職、岡谷幸雄容疑者(59)を詐欺などの容疑で逮捕した。知人は死亡しており死体遺棄などの疑いもあるとみて調べる。
容疑は4月13日、和歌山市北出島の郵便局で近くに住んでいた井上友一さん(死亡推定当時80歳)の口座から書類を偽造し年金約2万3000円をおろしたとされる。「通帳の管理を任されており、亡くなった後も金が欲しくて持っていた」と容疑を認めている。
昨年9月、井上さんを見かけないという通報があったが同署は異変を確認できず、今年5月の自宅アパートの解体で遺体が見つかった。死因は不明で死亡推定は昨年7月ごろ。岡谷容疑者は同じアパートの住人で同居していた。少なくとも総額約110万円を引き出していた。
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