広告調査員の求人に応募した人から保証金などの名目で現金をだまし取っていたとして静岡南署などは5日、3人の男を詐欺容疑で逮捕した。被害は県内で5人、800万円以上とみられ、同署が余罪を調べている。
逮捕されたのは、さいたま市中央区下落合、通信設備工事業、伊藤英史(42)▽大阪市中央区島之内、派遣社員、仁尾正毅(46)▽香川県高松市西春日町、無職、岡本秀樹(46)−−の3容疑者。
逮捕容疑は05年11月、実体のない情報調査会社「ビジネスリサーチセンター」名で広告調査員を求人し、静岡市のパート従業員の女性(46)から、申込金や保証金として165万円をだまし取ったとしている。3人とも容疑を否認している。
同署によると、3人は05年11〜12月、静岡市内のホテルに応募者を集め、仕事内容とともに保証金が必要だと説明。後に返金すると話したが、実際に支払いはなかったという。07年に被害者が同署に相談していた。
被害者側の弁護士によると県外でも7府県12人から被害相談が寄せられているという。
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