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偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

木曜日

交通事故装い保険金380万円詐取容疑 和歌山

和歌山県警は21日、故意に事故を起こして保険金計約380万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、同県上富田町朝来、無職、小川諭容疑者(26)と、同県白浜町日置、無職、山口敦央容疑者(27)を逮捕した。  逮捕容疑は昨年9月12日、白浜町の路上で山口容疑者が運転する乗用車を、小川容疑者が乗る軽乗用車に故意に追突させた上、保険会社2社に山口容疑者の過失だと申告。昨年9月~今年4月、慰謝料名目などで2社から保険金計約380万円をだまし取ったとしている。  県警によると、2人は黙秘をしている。2人は過去にも交通事故を起こしており、県警は関連を調べる。

「ダイヤ高値で買い取る」高齢男性から1億4500万詐取容疑で2人逮捕 滋賀県警

大津市内の無職男性(85)からダイヤモンドの取引名目で約1億4500万円をだましとったとして、滋賀県警捜査2課などは21日、詐欺の疑いで群馬県伊勢崎市宮子町のトラック運転手、中澤洋介容疑者(30)と、東京都杉並区松ノ木の無職、堀越宣宏容疑者(34)を逮捕した。  逮捕容疑は平成25年9~10月、男性宅に宝石販売会社のパンフレットを送った後、電話で別の買い取り業者を名乗って「届いたパンフレットの会社からダイヤモンドを買ってもらえませんか。より高値で買い取ります」と偽り、翌26年4月ごろまでに17回に分けて現金計約1億4500万円を宅配便で東京都内の私書箱に送らせ、詐取したとしている。  同課によると、2人は実在の会社名を悪用し、パンフレットを偽造していた。男性はさらに約6400万円を送っていたといい、2人の関与を調べている。

障害者手帳の不正利用し高速料金免れた疑い リムジンで「白タク」営業の会社社長らを逮捕 大阪府警

偽造した障害者手帳を使い、高速道路料金の支払いを免れるなどしたとして、大阪府警高速隊は22日、詐欺や偽造有印公文書行使などの疑いで、大阪府摂津市の自動車関連事業会社「絆コーポレーション」代表、太田誠容疑者(35)=同市鳥飼下=ら男5人を逮捕、送検したと発表した。いずれも容疑を認めている。  府警によると、太田容疑者らは客をリムジンに乗せて車内で飲食しながら周遊する「リムジンパーティー」と呼ばれるサービスを提供。太田容疑者や知人が所持する身体障害者手帳を偽造して高速料金の支払いを免れ、無許可で客を送迎する「白タク」営業を行っていた。こうした業態の業者を白タク行為で摘発するのは全国初という。  逮捕・送検容疑は3~9月、名神高速などの料金所で偽造した障害者手帳を提示し、正規料金との差額を詐取したほか、大阪府内などで68回にわたり客を無許可で送迎したとしている。  府警によると、1~9月に計493回運行、約2570万円を売り上げていたという。西日本高速道路が3月、「障害者手帳を提示して何度も割引を受けているリムジンが複数台ある」と府警に通報していた。

年収水増し住宅ローン150件…所得証明書偽造の疑い、不動産業者ら逮捕 大阪府警

大阪市が発行したとする偽の所得証明書を使って客に住宅ローン契約をさせたとして、大阪府警は25日、大阪府和泉市の不動産会社「ビッグリバーホーム」社長、大川和彦容疑者(39)=同府岸和田市加守町と、住所不定の無職、古野太志容疑者(41)の2名を詐欺などの疑いで逮捕した。 偽造証明書で締結した住宅ローン契約は今年1月までの過去5年間で、約150件に上るという。 逮捕容疑は2012年10~11月、無収入だった古野容疑者の年収を約500万円とする偽の所得証明書を銀行に提出。住宅ローンとして融資された約2900万円をだまし取ったとしている。返済は間もなく滞り、古野容疑者が購入した堺市の住宅は競売にかけられた。 府警によると、大川容疑者は大阪府を中心とした計32市町が発行したように装った偽の所得証明書を使っていたという。精巧に仕上げられており、計約150人の客が二つの銀行から融資を受けていた。このうちの大半は予定通りに返済しているという。

タクシー偽造領収書で19万円保険金を請求 詐欺容疑で42歳女逮捕、事故でバイク乗れず

偽造した領収書を使い保険会社に交通費を不正に請求したとして、兵庫県警尼崎北署は24日、詐欺などの疑いで、同県尼崎市立花町、会社員、木村香織容疑者(42)を逮捕した。容疑を認めている。  逮捕容疑は平成27年4月、交通事故による保険金を保険会社に請求する際、偽造したタクシーの領収書43枚を提出し、計19万2800円を詐取したなどとしている。  同署によると、木村容疑者は同年3月の事故が原因でミニバイクに乗ることができなくなったため、移動にタクシーを利用。その際、金額が記入されていない白紙の領収書を入手するなどして、正規の領収書とともに請求していた。

「母親生きている」と嘘、年金不正受給 容疑の54歳准看護師逮捕…総額1000万円超か

平成15年に死亡した母親が生きているように装い年金を不正受給したとして、兵庫県警三田署は24日、詐欺容疑で、同県三田市天神、准看護師、山口和彦容疑者(54)を逮捕した。同署は不正受給の総額は1千万円を超えるとみて、余罪についても捜査している。  逮捕容疑は母親が15年7月に71歳で死亡したにもかかわらず、2度にわたり虚偽の現況届を日本年金機構に提出。25年12月~27年2月に年金計約170万円を詐取したとしている。容疑を認めている。

住宅ローン3000万円詐取の疑いで男逮捕 宮城

県警暴力団対策課などは30日、詐欺の疑いで、登米市迫町佐沼の無職、白井孝史容疑者(42)を逮捕した。  逮捕容疑は平成25年9月3日ごろ、登米市内の銀行で収入や勤務年数を偽った源泉徴収票と住宅ローン借入申込書を提出し、同月12日、契約を締結して現金3千万円をだまし取ったとしている。同課によると「審査を通すためで、だますつもりはなかった」と容疑を一部否認している。

架空名義の保険証使いスマホ百数十台だまし取る 容疑の男を逮捕 大阪府警

不正取得した健康保険証を使ってスマートフォンをだまし取ったとして、大阪府警箕面署は2日、詐欺容疑などで、大阪府箕面市坊島、ペットショップ経営、下浦大樹容疑者(36)を逮捕、送検したと発表した。「ペットショップの経営が厳しく、金が欲しかった」と容疑を認めている。  同署によると、下浦容疑者は平成26年ごろから、両親ら親族を扶養家族に追加すると日本年金機構に虚偽申請し、架空名義の保険証14枚を入手。携帯電話販売店から百数十台のスマホを詐取して転売し、数百万円の利益を得ていたとみられる。  逮捕・送検容疑は昨年1月中旬、架空の妹名義の健康保険証を使い、箕面市内の販売店からスマホ1台をだまし取ったとしている。  代理人として契約に訪れた下浦容疑者を不審に思った販売店が、契約者本人の住民票を求めたところ、提出された住民票の偽造が発覚、関与が浮上したという。

「1千万円出金、怪しい…」行員指摘で被害発覚 大阪府警、名義貸し詐欺容疑で3人逮捕

名義貸しのトラブル解決名目で高齢女性から現金をだまし取るなどしたとして、大阪府警豊中南署は2日、詐欺などの疑いで、千葉県市川市福栄、無職、栗原健容疑者(33)ら3人を逮捕、送検したと発表した。3人とも容疑を否認しているという。  送検容疑は7月、複数人と共謀し、大阪府豊中市の70代女性に架空会社の社員を名乗り「社債を購入したい人のために名義を貸してほしい」と電話で依頼。さらに金融庁職員をかたって「名義貸しは犯罪。解決するには金が必要」などと電話し、東京都三鷹市のマンションに現金計1800万円を宅配便で送らせ、だまし取ったとしている。  同署によると、8月初旬、グループからさらに1千万円を送るよう言われた女性が銀行で出金しようとした際、不審に思った行員が警察に通報。捜査員が現金のダミーを送って追跡し、受け取った男(32)を取り押さえ、栗原容疑者らの関与も浮上した。  グループは女性に架空の太陽光発電会社「アースプロテクト」のパンフレットを送っていた。栗原容疑者はパンフレットの印刷役で、同署はほかにも共犯がいるとみて捜査を続ける。

保険金詐欺容疑の男自首「先輩に金たかられ…」 福岡県警

福岡県警は2日までに、自動車保険金の詐欺の疑いで、同県小竹町、建設作業員、上橋優容疑者(23)ら5人を逮捕した。県警によると、上橋容疑者の地元の先輩で、共に逮捕された同県飯塚市、建設業、森田恭司容疑者(25)から、保険金受け取りに失敗した分を払うよう求められて困り「事故は作り話」と自首して発覚した。  5人の逮捕容疑は1月、同県直方市の市道で、上橋容疑者が車を運転して仲間の車にわざと追突、前の車に乗っていた男(54)=同容疑で書類送検予定=や、車の損壊に対する保険金約130万円をだまし取ったとしている。  県警によると、上橋容疑者が7月、「保険金詐欺の失敗分をたかられた」として、直方署を訪れた。上橋容疑者も保険を請求したが、認められず、森田容疑者から「下りるはずだった300万~400万円を払え」と迫られ、事故の偽装を打ち明けた。上橋容疑者は事故を起こす5日前に保険に加入していたという。  森田容疑者はいずれの車にも乗っておらず、県警は偽装を計画したとみている。

NHK子会社不正、詐欺容疑で元社員2人逮捕 架空工事発注、1200万円だまし取る 警視庁

NHKの子会社「NHKアイテック」(東京都渋谷区)の元社員2人がダミー会社に架空の工事を発注して計約2億円を不正に受領した問題で、架空発注を繰り返して計約1200万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は6日、詐欺容疑で、ともに元社員の石川泰之容疑者(46)=さいたま市西区=と、栗原貴幸容疑者(41)=千葉県松戸市=を逮捕した。  捜査関係者によると、ともに容疑を認めている。だまし取った現金は、生活費や借金の返済などに充てていたとみられる。  NHKの調査によると、石川容疑者らは平成21年10月以降、栗原容疑者が取締役を務めるダミー会社「ケイネット」(松戸市)に架空発注を繰り返すなどの手口で計約2億円を不正に受領していたとされ、今年2月に懲戒解雇されていた。アイテックが6月に詐欺罪で警視庁に刑事告訴していた。  逮捕容疑は26年2月~27年4月、アイテックから別の設備会社を経由して、テレビ放送の地上デジタル化に伴う難視聴対策工事などをケイネットに架空発注し、計約1200万円をだまし取ったとしている。

架空の会社装い群馬の金融機関から2000万円詐取

県警組織犯罪対策1課と大泉署は7日、有印私文書偽造・同行使および詐欺の疑いで、東京都世田谷区東玉川の会社員、熊谷秀人容疑者(37)、同葛飾区柴又の無職、筑和芳毅容疑者(52)、住所不定の会社役員、鴨川昌敬容疑者(51)を逮捕した。 3人は容疑を認めている。逮捕容疑は昨年6月上旬から中旬にかけ、熊谷容疑者らが実体のない耐震工事会社役員を装い、大泉町内の金融機関支店に「技術者を増やしたいので融資が必要」と持ちかけ、借入契約書を偽造して2千万円を同社名義の口座に振り込ませたとしている。  同課によると、海外から工事会社の口座に1500万円の不審な振り込みがあったとの情報があり、熊谷容疑者らが浮上。同口座には県内数カ所の金融機関から5千万円が振り込まれた形跡もあり、同課は余罪を調べている。

タクシーで兵庫から愛媛6時間→「トイレ行きたい」逃走 12万円無賃乗車疑いで男逮捕

松山西署は9日、兵庫県尼崎市から松山市までタクシーを利用し、約12万円を支払わなかったとして詐欺容疑で、住所不定無職西川雄一郎容疑者(37)を逮捕した。  逮捕容疑は11月3日午前4時45分ごろ、尼崎市の路上でタクシーに乗車し「愛媛県の松山まで行ってください」と依頼。松山市まで走らせ、乗車料金と高速道路の通行料金計11万8170円を支払わなかった疑い。  同署によると、西川容疑者は乗車から約6時間後、松山市内を走行中に「トイレに行きたい」などと言って車を降り、逃走したという。

事故偽装「追突で首にけが」、通院日数水増し、容疑で6人逮捕

 交通事故を偽装し保険金をだまし取ったとして、京都府警交通捜査課などは8日、詐欺容疑で京都市東山区、飲食店パート従業員、藤岡大樹容疑者(38)と同市右京区、整骨院経営、北中良祐容疑者(44)ら計6容疑者を逮捕した。藤岡容疑者ら3人は容疑を否認し、3人は容疑を認めているという。  藤岡容疑者ら5人の逮捕容疑は、共謀し平成25年8月3日午後10時20分ごろ、同市南区上鳥羽の市道で、2人乗りの車に別の2人乗りの車が追突したと偽装。いずれも首にけがをしたなどとして、損害保険会社から治療費名目などで保険金計約330万円をだまし取ったとしている。  北中容疑者の逮捕容疑は、事故を偽装したうち2人の通院日数を計約180日間水増しし、施術費など保険金約110万円をだまし取ったとしている。  府警は藤岡容疑者が犯行を持ちかけたとみて、詳しく調べている。

ビジュアル系バンドメンバー逮捕 「活動に金かかる」高齢女性から600万円詐取未遂

株式購入の名義貸しトラブルを装い高齢女性から現金をだまし取ろうとしたとして、大阪府警交野署は12日、詐欺未遂容疑で、埼玉県朝霞市溝沼、アルバイトの田原尚泰容疑者 (たはらたかひろ) (38)を逮捕、送検したと発表した。  同署によると、男はインディーズで活動するビジュアル系バンド「FAZ(ファズ)」のメンバー。「バンド活動に金がかかるので、手っ取り早く稼ぎたかった」と容疑を認めている。  逮捕・送検容疑は、共謀し11月上旬~同下旬、大手証券会社社員らを装って大阪府交野市の無職女性(76)方に「名義貸しがばれたら裁判沙汰になる」などと複数回電話し、株式購入に伴う名義貸しの解決金名目で現金600万円をだまし取ろうとしたとされる。  同署によると、不審に思った女性が市役所や同署に相談。先月24日、女性宅へ現金を受け取りに現れた男を捜査員が確保した。

車売ると詐欺の疑い…島根県警、千葉の男逮捕

島根県警出雲署は14日、車を売るとうそを言って現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで千葉県柏市旭町、無職、昌子裕也容疑者(28)を逮捕した。  逮捕容疑は、インターネットのオークションサイトに軽乗用車を出品し、落札した広島県福山市の男性会社員(40)から3月2日、島根県出雲市内で現金55万円をだまし取ったとしている。  出雲署によると、軽乗用車は昌子容疑者のものではなかった上、「もっといい車がある」と言って割高な代金を要求したという。男性が催促しても納車されず、出雲署に被害届を出していた。昌子容疑者は容疑を否認しているという。

無登録でファンド募集、容疑の投資会社経営者ら6人逮捕 口座開設詐欺容疑で総会屋も逮捕

国に無登録でファンドを運営し出資金を集めたとして、大阪府警捜査4課と生活経済課は5日、金融商品取引法違反容疑で、投資会社「日本再生トラスト合同会社」(東京都)代表社員、新田靖浩容疑者(49)=東京都港区芝=ら男6人を逮捕。総会屋であることを隠して証券会社の取引口座を開設したとして、詐欺容疑で、総会屋「小峰グループ」の竹之内昌虎容疑者(54)=千葉県松戸市栄町=を逮捕した。  府警によると、同社は平成25年9~11月、無登録で太陽光発電システム関連事業への出資を募っていた疑いが持たれている。竹之内容疑者の関連口座に同社から数千万円の入金があり、捜査の結果、不正が発覚。新田容疑者は「登録が必要とは知らなかった」と容疑を否認している。  同社は登録が必要のない「社員権」名目で勧誘していたが、関東財務局が25年、同社の行為はファンドの募集に当たると判断、改善を求めていた

水曜日

au決済システム悪用 他人のIDで支払い容疑の男を逮捕

通信大手KDDIの代金決済システムを悪用し、自分の動画サイト利用料を他人に支払わせようとしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は、電子計算機使用詐欺と不正アクセス禁止法違反容疑で、東京都八王子市別所の派遣社員、山口雄生容疑者(21)(やまぐちゆうき容疑者)を逮捕した。同課によると、容疑を認めている。  山口容疑者は、他人の決済システムのIDや暗証番号を勝手に入力し、自分が登録した動画配信サイトの利用料の支払いを免れていた。また利用料の一部は現金化できるポイントで還元されるため、山口容疑者は「ポイントを現金化して1千万円程度を稼いだ」と話している。  決済システムは「auかんたん決済」と呼ばれ、インターネットで購入した商品やサービスの代金を通話料金に上乗せして支払うサービス。IDや暗証番号は、無料通信アプリLINEで知り合った男女からメッセージのやりとりの中で聞き出していた。山口容疑者は約250人のIDで不正アクセスしたと説明しており、同課はほかの通信会社の決済システムも悪用されていなかったか調べる。  逮捕容疑は1~4月、動画配信サイトで利用を申し込む際、広島県の20代女性が決済するようIDと暗証番号を不正に入力し、約11万円の支払いを免れたなどとしている。

難病偽り5500万詐欺容疑 藤枝署、大島杏礼容疑者逮捕

藤枝市内の歯科医師をだまして5500万円を詐取したとして、藤枝署と静岡県警捜査2課は9日、詐欺の疑いで東京都渋谷区代々木、無職 大島杏礼容疑者(26)(おおしまあれい容疑者)を逮捕した。同署によると、被害総額は1億数千万円に上る可能性があるという。  逮捕容疑は2015年4月中旬から同5月初旬までの間、男性歯科医師(52)に対して「特定難病と診断された。治療を受けるには1億5千万円ぐらいかかる」「5500万円貸してください。家族全員で働いて返しますから」とうそを言い、5500万円をだまし取った疑い。同署によると、容疑者と男性は14年ごろ、都内の風俗店で、店員と客として知り合った。男性は容疑者の口座に複数回に分けて金を振り込んだという。返済計画通りに金が返ってこなかったことから16年3月ごろ、男性が同署へ相談に訪れて、だまされていたことが分かった。  同署によると、容疑者はだまし取った金をブランド品の衣類購入や旅行費などに充てた可能性が高い。同署が被害金額について慎重に裏付け捜査を進めている。

進学塾のトップ講師かたり知人から開講費用150万円詐取…神戸の40歳無職女を詐欺容疑で逮捕 兵庫県警

進学塾の講師をかたり、塾開講への出資名目で知人女性から現金150万円をだまし取ったとして、兵庫県警西宮署は9日、詐欺容疑で、神戸市灘区の無職、高階麻紀容疑者(40)を逮捕した。「お金は受け取ったが、適正なコンサルタント料だ」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は昨年1月ごろ、同県西宮市の知人女性(43)に「塾のトップ講師をやっている」「塾を開けば慕う生徒がたくさん来る」と塾を開講する架空の投資話を持ちかけ、同年2~6月に計5回、現金計150万円を詐取したとしている。高階容疑者は塾講師や家庭教師としての指導経験はないという。  同署によると、高階容疑者と女性は子供同士が同級生。別の知人女性も「家庭教師として高額な講師料を取られた」と同署に相談しており、関連を調べている。

高額寝具の詐欺容疑、新たに4人逮捕 約900人被害か

訪問販売の勧誘電話をやめさせるとうそをついて寝具類を高額で売りつけたとされる詐欺事件で、千葉、埼玉、長野3県警の合同捜査本部は10日、横浜市の寝具販売会社「福寿縁」代表取締役の坂井寛容疑者(42)=川崎市川崎区、詐欺罪で起訴=ら3人を詐欺容疑で再逮捕し、関連会社の従業員4人を同容疑で新たに逮捕した。  他に再逮捕されたのは、同社の子会社「ビシャモン」代表取締役 千明一成容疑者(41)=横浜市中区、同=、坂井容疑者の兄でビシャモン元従業員の坂井徹容疑者(45)=同市磯子区、同=の両容疑者。新たに逮捕されたのは同社の元従業員の40~44歳の男4人。  発表によると、7人の容疑は、共謀して2014年11~12月、茨城県龍ケ崎市と同県石岡市の女性2人の自宅を訪ね、「あなたが過去に訪問販売会社から買った布団は別の商品も買い足す契約になっている。うちの商品を買えば訪問販売の勧誘電話がなくなる」などとうそをつき、押し入れ用マットやブレスレットなどを売りつけて計21万5千円をだまし取ったというもの。「マルフクメンテナンス」という社名を用いていたという。  合同捜査本部は全国22都県の約900人、総額11億5千万円を超える被害があったとみて、別の被害の立件も視野に調べている。

ビットコイン詐取容疑 警視庁、男3人逮捕

 仮想通貨「ビットコイン」の取引所からコイン計約90万円分をだまし取ったなどとして、警視庁サイバー犯罪対策課は3日までに、会社員、藤井亮太容疑者(33)=東京都青梅市友田町1=ら男3人を電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕した。同課によると、ビットコイン取引所に対する詐欺事件の摘発は国内初。被害総額は数百万円に上るという。  ほかに逮捕したのは、いずれも無職の海老原弘継容疑者(30)=横浜市鶴見区平安町2=と、山中忠雄容疑者(38)=住所不定。同課によると、山中容疑者が容疑を否認、2人は認めている。  逮捕容疑は1月、ビットコイン取引所「コインチェック」で、他人の運転免許証などを使って口座を開設。さらに他人名義のクレジットカード情報で計約90万円分のコインを購入して詐取するなどした疑い。  同課によると、藤井容疑者は詐取したコインを米国内の取引所に開設した複数の口座に移した後、コインチェックの本人名義口座に送金。日本円に換え、仲間に引き出させていたという。  コインチェックを運営するレジュプレス(東京)では一定額以上を取引する顧客に対し、免許証と本人の顔が写った画像などの提出で本人確認をしていた。  藤井容疑者はインターネットの掲示板などでうその融資話を持ちかけ、他人から免許証と本人の顔が写った画像を入手していたとみられ、海老原、山中両容疑者は免許証を偽造していた。  3人は海外サイトから他人のカード情報も入手したとみられ、免許証を使って別人になりすましてビットコインを詐取していたという。3人はメールなどで情報交換をしており、同課は手口を共有していたとみている。  レジュ社が4月、同課に被害を相談。同課がコインの取引記録である「ブロックチェーン」を解析し、藤井容疑者らの関与が判明したという。

詐欺容疑で接骨院経営者ら逮捕

交通事故でけがをした従業員の治療費を水増しし、保険金をだまし取ったとして、山形市の接骨院の経営者らが15日、詐欺の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは、山形市双葉町で接骨院を経営する白壁源一容疑者(32)と、従業員で、寒河江市の門脇明華容疑者(29)です。 白壁容疑者らは、ことし4月に交通事故でけがをした門脇容疑者の治療の回数を水増しして保険会社に申請し、保険金2万4000円あまりをだましとった詐欺の疑いが持たれています。 警察は容疑を裏付けるため、15日、山形市の接骨院などを捜索しました。 これまでの調べで、白壁容疑者と門脇容疑者はいずれも「間違いありません」と容疑を認めているということです。 門脇容疑者はことし4月から10月までのおよそ半年間、ほぼ毎日、自分が働く接骨院で治療を受けていたように見せかけ治療費を水増ししたと見られていて、警察はだまし取った保険金は100万円近くにのぼる可能性があるとして捜査を進めています。

住友不動産社員ら逮捕 組長と住宅ローン詐欺

暴力団員であることを隠して銀行から住宅ローンをだまし取ったとして、宮城県警は12日、詐欺の疑いで、住友不動産社員 高木雅一容疑者(46)=仙台市青葉区八幡7丁目=を逮捕、指定暴力団神戸山口組系組長の無職 川尻雄喜容疑者(54)=石巻市鋳銭場=、元妻の会社役員 川尻智子容疑者(55)=同=両容疑者を再逮捕した。  3人の逮捕容疑は共謀して川尻容疑者が暴力団員であることを隠し、2015年12月、石巻市に自宅を新築する際、仙台市内の銀行から智子容疑者名義の住宅ローン約5000万円を詐取した疑い。  県警によると、高木雅一容疑者は同社注文住宅事業部石巻営業所(石巻市)の社員。智子容疑者は「不動産会社の社員から勧められた」と供述しており、高木容疑者がローンの手続きを仲介したとみられる。川尻、智子両容疑者はローン申請後の15年6月に離婚したが、その後も同居しており、県警は事実上の夫婦とみている。  高木容疑者と神戸山口組系3次団体の組長を務める川尻容疑者は容疑を否認、智子容疑者は「自分名義でローンを組んだことは間違いない」と話している。  県警は12日、仙台、石巻両市の関係先3カ所を家宅捜索した。住友不動産の担当者は「詳細は調査中」とした上で、高木容疑者を12日付で懲戒解雇したことを明らかにした。

詐欺容疑で盛岡の社長ら6人逮捕 出資めぐり、被害額は30億円か

会社に出資すれば配当金がもらえるとうそをつき、現金をだまし取ったとして岩手、秋田両県警の合同捜査本部は26日、詐欺の疑いで、盛岡市のデジタルデザイン会社「ベリテ」社長 中里浩幸容疑者(50)=盛岡市東黒石野1丁目=ら男女6人を逮捕したと発表した。  岩手県警が押収した同社の帳簿などによると、同社が設立された2008年以降、中里容疑者や同社名義の口座に全国の200人以上から計約30億円の振り込みがあった。両県警は、ほとんどが違法行為による利得とみて裏付け捜査を進めている。  6人の逮捕容疑は共謀して昨年4~9月、盛岡市と秋田市のいずれも60代の女性3人に対し「元本保証と高配当を約束する」などとうそを言い、同社が手掛ける金や原油の先物取引への投資を持ち掛け、現金計1650万円をだまし取った疑い。 中里浩幸容疑者や会社の口座には全国から振り込みが二百数十件あり被害総額は約30億円に上るとみられる。 他に逮捕されたのは同社の元経理担当 釜崎恵美子容疑者(44)=同市黒石野3丁目=、いずれも営業担当の 渡辺史仁容疑者(36)=仙台市青葉区中央4丁目=、佐々木茂則容疑者(52)=盛岡市清水町=、越前かく子容疑者(65)=秋田市八橋大沼町=、中里容疑者の知人の会社役員 吉田耕治容疑者(56)=山形市馬見ケ崎2丁目=の5容疑者。

詐欺の疑いで6人逮捕 大津署、事故装い保険金

故意に起こした交通事故で保険金をだまし取ったとして、大津署は二十五日、詐欺の疑いで、京都市上京区の会社員 田中良治容疑者(25)、大津市二本松の会社員 内田巧容疑者(26)ら六容疑者を逮捕した。  ほかは大阪市西淀川区のアルバイト 浅田翔容疑者(25)、いずれも大津市内の解体作業員少年(18)、県立高校三年の男子生徒(19)、会社員少年(17)。田中容疑者と十八歳少年以外は容疑を認めている。  逮捕容疑では、共謀して昨年十一月十五日、大津市皇子が丘の国道161号西大津バイパスで乗用車にわざと追突させ、今年五月まで六回にわたり、市内の損害保険会社から慰謝料や通院費など計百八十五万円をだまし取ったとされる。  署によると、六人は乗用車二台に分かれ、内田、田中両容疑者が追い越し車線を走行。走行車線を走る浅田容疑者ら四人の車の前に急に車線変更し、浅田容疑者が急ブレーキをかけて後続の東近江市内の男性の乗用車を追突させたという。  被害額は整骨院への通院回数が水増しされており、署は施術証明書を発行した京都市内の整骨院の男性院長にも事情を聴いているほか、他の同様の事件を起こした可能性もあるとみて調べている。

旅券悪用し口座不正開設=詐欺容疑などで男2人逮捕―埼玉県警

本人確認に使えるパスポートを悪用して銀行に偽名で口座を開設し、預金通帳などをだまし取ったとして、埼玉県警組織犯罪対策課などは11日までに、詐欺などの疑いで、同県杉戸町、自称会社員 牧田正宜容疑者(37)(まきたしょうじ容疑者)、無職 塚越雅輝容疑者(33)を逮捕した。  県警によると、容疑を認めているという。  逮捕容疑は共謀し、3月25日、パスポートの最後のページにある所持人記入欄にうその名前や住所を記入。このパスポートを同県加須市内の銀行に提示して口座を不正に開設し、預金通帳1通とキャッシュカード1枚をだまし取った疑い。 

神戸の整骨院元院長らが「療養費」不正請求 

神戸市の整骨院の元院長らが、実際には行っていない施術を申請して療養費約25万円を騙し取った疑いで逮捕されました。 神戸市長田区の整骨院の実質的な経営者だった田中信隆容疑者(33)ら6人は、おととし6月から去年7月、施術をしていないにも関わらず、施術をしたと嘘の申請をして療養費約26万円を騙し取った詐欺の疑いがもたれています。 田中容疑者らは2011年以降、患者ではない数百人の名前を申請書に書いて自治体に提出する手口で5000万円以上を騙し取っていたとみられます。

「会社が破産」とウソ 代金支払わず逮捕

商品を仕入れた後で会社が破産したとウソを言い、代金を支払わない手口で、数十社から数千万円分の商品をだまし取ったとみられる男3人が逮捕された。  詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・荒川区の無職・池田彰司容疑者(64)や埼玉・川口市の無職・呉竹栄介容疑者(50)ら男3人。警視庁によると、池田容疑者らは去年、家電製品販売会社の社員を装い、東京・中央区の商社からカメラ80台(800万円相当)をだまし取った疑いが持たれている。  池田容疑者らは仕入れた商品を半値以下で別の会社などに売った後、商社に対し、「破産した」との通知書を一方的に送りつけて代金の支払いを免れていたという。警視庁は、池田容疑者らが同様の手口で他に数十社から数千万円相当の商品をだまし取ったとみて調べている。

起業講座かたりマルチに勧誘した疑い、5人逮捕 福岡

「起業家育成プログラム」と称して実態の異なるセミナーに勧誘したとして、福岡県警は14日、福岡市中央区のセミナー企画会社「primo(プリモ)」経営者の久保亮倫容疑者(32)(くぼあきのり容疑者)=大阪府八尾市=ら男女5人を特定商取引法違反(事実の不告知など)の疑いで逮捕し、発表した。5人の認否は明らかにしていない。同社も書類送検する方針。  他に逮捕されたのは、同社役員の早川智章容疑者(24)=広島市中区=、別の会社役員の稲栄祥訓容疑者(24)(いなえしょうくん容疑者)=大阪市西区=と吉川将史容疑者(25)=福岡市東区=、自営業の江俣芙由華容疑者(24)(えまたふゆか容疑者)=同市中央区=の4容疑者。  県警はプリモがセミナーの受講料として2014年以降、福岡県を中心に327人と契約し、計約2億1600万円を集めたとみている。実際は同社のマルチ商法の勧誘方法を教えるものだったとして、詐欺容疑でも調べる。  生活保安課によると、5人は昨年4~11月、福岡県内の女性(23)ら2人に対し、同社の訪問販売員として育てるという実際の狙いを伝えず、起業のスキルを教えるなどとかたって100万~130万円で契約を結ぶなどした疑いがある。  プリモをめぐっては、高額の受講料をだまし取られたとして福岡県内の学生ら6人が損害賠償を求め提訴。 福岡地裁は9月、「組織ぐるみで詐欺行為に及んだ」として久保容疑者らに計729万円の支払いを命じていた。

火曜日

「施術600回」虚偽書類提出か 療養費詐取容疑の大阪府池田市議 羽田達也容疑者

整骨院をめぐる療養費の不正受給事件で、大阪府警が6日に詐欺容疑で逮捕した同府 池田市議の羽田達也容疑者(37)(はだだつや容疑者)=同市緑丘2丁目=が、虚偽とされる療養費の支給申請書類に、自ら2年半で施術を計600回受けたとする内容を記載させていたことが府警への取材でわかった。「重い荷物を持って腰や股関節を痛め」、月に18~24日間、柔道整復師の施術を受けたとも書かれていたという。 捜査2課によると、当時整骨院の運営会社社長だった羽田容疑者と現在の社長の増田誠容疑者(37)=池田市栄町、詐欺罪で公判中=は2011~14年、大阪府摂津市の「スマイル整骨院」(閉院)で、羽田容疑者が健康保険適用の施術を受けたとする虚偽の書類を29回にわたり、全国健康保険協会に提出。同協会から、療養費計約70万円をだまし取った疑いがある。  2人は事件当時、大阪・豊中・池田・摂津の府内4市で計6カ所の整骨院を運営。捜査2課はほかにも従業員やその家族計約30人が施術を受けたとして、11~15年、療養費計約2千万円を請求していたことを確認した。各院長らは「口の堅そうな従業員から健康保険証を集めろ」と指示され、羽田容疑者らに健康保険証を預けていたといい、請求の大半が虚偽の可能性があるとみて調べている。従業員らには毎月数千円のギフトカードが渡されており、同課は不正に使った保険証の謝礼とみている。

WOWOW関連会社の元社員を逮捕 架空発注で詐欺容疑

架空発注により勤務先から現金をだまし取ったとして、警視庁は6日、音楽輸入販売会社「WHDエンタテインメント」(現・WOWOWエンタテインメント)の元社員松崎正秀容疑者(57)=東京都世田谷区=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。  捜査2課によると、松崎容疑者は2009年9~10月、知人の男が役員を務める別の音楽会社に、音楽映像媒体のバックアップを作成する作業を外注したと偽り、WHD社から現金約100万円を振り込ませた疑いがある。  同課は、同様の手口による被害は1千万円以上あり、そのうち約8割は松崎容疑者にわたっていた、とみている。WHD社は海外の音楽映像などを輸入して提供するため、有料放送会社のWOWOWなどが出資し設立。松崎容疑者は、WOWOWから出向中だったという。

元捜査1課警部補、歯科医と共謀し診療報酬の詐取容疑で逮捕 大阪府警

大阪府警の元巡査部長や歯科医師らが、休業状態の歯科医院を通じて診療報酬をだましとったとされる事件で、大阪府警が1日、元捜査1課警部補の小川光正容疑者(68)=大阪府和泉市和気町4丁目=ら男2人を詐欺容疑で新たに逮捕し、明らかにした。認否は明らかにしていない。  刑事特別捜査隊によると、小川容疑者と自称会社手伝い宮崎等容疑者(67)=同府八尾市光南町2丁目=は、すでに詐欺容疑で逮捕されている元大阪府警巡査部長の今野(こんの)作治容疑者(56)や歯科医の賀川幸一郎容疑者(45)らと共謀。昨年10月、賀川容疑者の歯科医院(大阪市浪速区)で患者24人を治療したと偽り、診療報酬計約57万円をだまし取った疑いが持たれている。詐欺で逮捕された歯科医 賀川幸一郎容疑者は医療法人「賀川歯科医院」理事長。  小川容疑者は大阪府警では主に捜査1課に所属し、大阪府熊取町で2003年に当時小学4年の吉川友梨さん(22)が行方不明になった事件の捜査などに関わった。当時から今野容疑者と面識があったという。09年の定年退職後は、行政書士事務所を開業していた。

会津若松市、市議の佐藤勉容疑者が生活保護費管理か 「渡さない」と妻不満、不正受給事件

 会津若松市議が妻と共謀して生活保護費を不正受給した事件で、会津若松署に詐欺の疑いで逮捕された会津若松市、市議の佐藤勉(つとむ)容疑者(55)が、だまし取った生活保護費を妻に渡さずに自身で管理していたとみられることが27日、捜査関係者への取材で分かった。同署は佐藤容疑者が不正受給を主導したとみており、生活保護費の使い道を詳しく調べている。  関係者によると、妻のフィリピン国籍、佐藤ロイデスことサトウ・ロイデス・ズニェガ被告(46)=詐欺罪で起訴=が「(佐藤容疑者が)生活保護費を渡さない。口座を管理している」と周囲に不満を漏らしていたという。  関係者は「(ロイデス被告は)はじめは不正と分からず、夫の言う通りにして受給したようだ。後で不正受給と分かり、周囲に口止めしていた」と語った。  同署によると、佐藤容疑者が生活保護申請を補助し、ロイデス被告が飲食店で勤務していた2011(平成23)年9月から14年2月にかけて支給された約634万円をだまし取ったという。

詐欺罪で有罪判決の三重県町議 東篤布容疑者(ひがし・あつのぶ)が拳銃&実弾所持し現行犯逮捕

三重県警組織犯罪対策課と津署は2日、銃刀法違反(所持)と火薬取締法違反容疑で同県紀北町議の東篤布(ひがし・あつのぶ)容疑者(62)=同町在住=を現行犯逮捕した。事前にもたらされた情報提供をもとに、津署が容疑者宅を捜索したところ、回転式拳銃2丁と実弾11発を発見、押収した。  調べに対し、東容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。県警は暴力団が関係している疑いもあるとみて、所持目的や入手ルート、動機などについて調べる。  逮捕容疑は1日午後4時ごろ、自宅2階の寝室に拳銃と実弾を隠し持っていた疑い。拳銃は高い殺傷能力を持つ38口径と22口径とみられ、県警は鑑定を急いでいる。  捜査関係者は、詳細について口を閉ざしながらも「極めて巧妙な手口で隠匿されていた」と発見時の状況を明かしている。他にも8丁ほどのモデルガンが見つかっており、関連を調べる。  東容疑者は2003年に合併前の旧紀伊長島町議に初当選。現在3期目で、無所属。11年には健康保険に加入していない暴力団組長に保険証を貸して不正に使用させたとして県警に逮捕され、詐欺罪で有罪判決を受けている。  また、12年にも道路交通法違反(無免許運転)容疑で静岡県警に逮捕されている。普通自動車で東名高速を走行中、シートベルトをしていなかったため、県警高速隊が免許証の提示を求めたところ、既に失効していた。

架空発注で388万円詐取、三和シヤッター工業 社員を逮捕 静岡

下請け会社に架空の工事を発注し、勤務先から工事代金をだまし取ったとして、静岡中央署は16日、詐欺の疑いで、元「三和シヤッター工業」社員の出口順徳容疑者(57)=愛知県豊橋市飯村町=を逮捕した。出口容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。  逮捕容疑は平成21年12月と23年7月、愛知県内の建築施工会社がスチールドア工事を受注したように装い、工事代金計約388万円をだまし取った疑い。  同署によると、三和シヤッター工業の営業担当だった出口容疑者は14年から24年までの間、約90回にわたって工事代金計約9千万円を詐取。24年8月に発覚して懲戒解雇処分となり、昨年11月に同署が詐欺容疑で逮捕したが、処分保留で釈放されていた。

物干しざお一式30万円=特商法違反容疑で男逮捕―京都府警

契約を解除できるクーリングオフ制度などを説明せず、物干しざお一式を高額で訪問販売したとして、京都府警生活経済課と八幡署は12日、特定商取引法違反容疑で住所不定、自営業中村正之容疑者(34)を逮捕した。  「法に違反することは知っていた」と容疑を認めているという。さお2本と物干し台を30万円で販売しており、府警は詐欺容疑を視野に捜査を進める。  逮捕容疑は6月22日、京都府京丹後市の当時80歳の男性に物干しざおを訪問販売した際、クーリングオフなどの重要事項を故意に説明せず、代金30万円を受け取ったのに、決められた文書を渡さなかった疑い。  府警によると、中村容疑者は軽トラックに物干しざおなどを積み、西日本を中心に訪問販売していた。男性には「ステンレスでさびに強い」などと説明していた。  昨年6月に京都府八幡市で、さお2本を7万円で売り付けられた女性がおり、府警は関連を調べる。 

<詐欺>被害経験者に「TV取材」かたり詐取 3人再逮捕

過去に投資詐欺に遭った人にテレビ番組の取材をすると偽って現金を詐取したとして、大阪府警は12日、大阪府八尾市曙町3、無職、庄治重之被告(38)ら男3人=詐欺未遂罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。3人は過去に投資詐欺に遭った被害者約1万人分の名簿を持っており、「悪徳業者徹底追跡」と題した番組を制作すると偽って取材依頼書を送っていた。  逮捕容疑は今年6~7月、「横浜テレビジョン」という架空のテレビ局社員を名乗り、大阪市内に住む60代の女性に電話。「被害者として出演すれば、救済金二千数百万円が国から出る。だが、スポンサーが集める未公開株を買わないと受け取れない」と持ちかけ、計130万円をだまし取ったとされる。実際にインタビューすることはなかった。  同様の手口で兵庫や岡山、鹿児島など9都府県の女性計13人が計約1200万円を詐取されており、府警が関連を調べている。  庄治容疑者らが拠点にしていた大阪市内のマンションの一室から、エビ養殖事業を巡る投資詐欺などの被害者約1万人分の名簿が押収された。府警はこれを基に全国の被害者に電話をかけていたとみている。

<三井住友銀詐欺>自宅に3億円 元副支店長「将来のため」

南橋浩容疑者を東京地検に送検  三井住友銀行の元副支店長による巨額詐欺事件で、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された大森支店(東京都大田区)の元副支店長、南橋浩容疑者(54)が、だまし取ったとみられる約3億円を自宅で保管していたことが捜査関係者への取材で分かった。交際する女性に高級マンションを買い与えるなど派手に浪費する一方で、今後の生活のために金を手元に置いていたとみられ、警視庁捜査2課が調べている。  同行などによると、南橋容疑者は高校卒業後の1980年4月に入行。主に支店で勤務し、営業や事務を担当してきた。仕事ぶりを知る関係者は「真面目で勤務に問題はなかった」と語る。  成城支店(世田谷区)で課長を務めていた07年、「借金の返済のために」と不正行為を始めた。同行の外貨取引システムに水増しした取引額を入力し、金をだまし取る手口だった。教育費や投資だけでなく、女性との交際に約1億円を使っていた。  今年6月の税務調査で不正が発覚するまでの9年間でだまし取った総額は、約11億円にのぼるとみられる。内部調査で「遊興費に充てた」と着服を認めた。その後、自宅から約3億円の現金が見つかり、同行は口座に残っていた分と合わせ約5億円を回収した。捜査2課の調べには素直に応じ、「将来のために残しておいた」と話したという。  南橋容疑者は7月に懲戒解雇され、逮捕時は新宿区の家賃7万円前後のワンルームマンションで暮らしていた。数カ月前に入居したといい、近所に住む男性(44)は「夕方にビールの缶を持って出かける姿をよく見かけた。ラフな格好で、銀行で働いているようには見えなかった」と語る。  捜査2課は14日、昨年11月から今年6月にかけて同行から約1億9000万円をだまし取った容疑で、南橋容疑者を東京地検に送検した。

「浄水器がかびだらけ」別の機器売る 京都・詐欺容疑2人逮捕

「浄水器の中がカビだらけになっている」などとうそを言い、新しい浄水器購入の契約を結ばせたとして、京都府警は26日、特定商取引法違反(不実告知)などの疑いで、京都市下京区の販売会社「アクセル」社員の稲田充弘容疑者(42)と佐藤拓海容疑者(23)を逮捕した。  稲田容疑者の逮捕容疑は、2月17日ごろ、訪問販売で訪れた京都市の女性(63)宅で、使用中の浄水器を確認し「古い浄水器は体に良くない。中がカビだらけになっている。特別価格で販売する」などとうそをつき、35万円で浄水器販売契約を結ぶなどした疑い。  佐藤容疑者は6月、京都市の別の女性(73)に同様にうそを言い、29万円で浄水器を販売した疑い。  府警によると、同社は平成25年3月から今年7月までに、近畿地方で計約1250件、約2億7千万円の契約を締結していた。稲田容疑者は「体に良くないとは言っていない」などと容疑を一部否認、佐藤容疑者も否認している。

還付金詐欺容疑で指示役逮捕=架空口座調達も―警視庁

医療費の還付金があると偽って現金を入金させたとして、警視庁サイバー犯罪対策課などは18日、電子計算機使用詐欺などの容疑で、宿泊業平館猛容疑者(45)=東京都渋谷区代々木=を逮捕した。  同容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認しているが、同課は「出し子」に対する指示役で、架空名義口座などの調達も行っていたとみている。  逮捕容疑は2015年12月7日、共謀の上、福井県の女性=当時(73)=に現金自動預払機(ATM)を操作させ、2回にわたり架空名義の銀行口座に計約100万円を振り込ませた疑い。  同課によると、同容疑者は偽造した健康保険証などを使い、約200の銀行口座を開設。他人名義で契約したマンスリーマンションで、クレジットカードや携帯電話の通信に必要なSIMカードを受け取っていた。いずれも対面の必要がないインターネット上で行っていた。 

詐欺の疑いで滋賀県湖南市社会福祉協議会の職員を逮捕 滋賀

滋賀県湖南市社会福祉協議会の嘱託職員が、認知症の人や知的障害者に代わって管理していた預金通帳から現金を引き出した問題で、同県警甲賀署は18日、窃盗と詐欺の疑いで同市岩根の元嘱託職員、牧田聡美容疑者(48)=懲戒解雇=を逮捕した。容疑を認めている。  逮捕容疑は、6月29日、同社協の金庫から管理していた対象者の通帳1通と印鑑1本を盗み、同市内の金融機関の窓口で預金払い出しの承認を得ているように装って、現金11万円をだまし取ったとしている。  同社協によると、牧田容疑者は、認知症の人や知的障害者などの預金通帳を本人に代わって管理する「地域福祉権利擁護事業」に携わり、約30人の生活支援を担当していた。  9月下旬に利用者の書類整理などを行っていた際、通帳に不審な入出金があり発覚。今月に入って同署に被害届を提出し、17日に懲戒解雇していた。同社協は、牧田容疑者が男女5人の口座から計約210万円を着服していたとしており、同署は余罪についても調べている。

中野真紀容疑者(54)を逮捕 有名私立小学校への裏口入学詐欺の疑い 被害総額1億円か

「有名私立小に入学できるパイプがある」などと嘘を言い、東京都世田谷区の会社役員の女性(49)から保証金名目で現金440万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は14日、詐欺容疑で、横浜市港南区東永谷の自営業、中野真紀容疑者(54)を逮捕した。「学校関係者なんて誰1人知らない」と容疑を認めている。  被害女性の息子は不合格で別の小学校に入学したが、その後も中野容疑者は「編入させることができる」などとして女性に金を要求し続けていたといい、捜査2課は被害総額は約1億円にのぼるとみて裏付けを進める。  逮捕容疑は平成21年11月中旬、「希望する私立小に入学するための面接の枠が残っている。入学後も学校に迷惑をかけないことを示すため、お金が必要」などとして、数回にわたり預金口座に計440万円を振り込ませたとしている。  捜査2課によると、中野容疑者は共通の知人の紹介で女性と知り合った。別の女に学校関係者を名乗って電話をかけさせるなどし、女性を信じ込ませていたという。息子が入学できず不審に思った女性が警視庁に告訴していた。

消防団への交付金だまし取った 元団員の男逮捕

偽造した書類を使って消防団への交付金をだまし取ったなどとして、元消防団員の男が逮捕されました。  元消防団員の川和勝也容疑者(35)は2014年、神奈川県南足柄市役所に偽造した書類を提出し、消防団への交付金28万円を自分の口座に振り込ませてだまし取った詐欺などの疑いが持たれています。川和容疑者は、市の聞き取りに対して「生活費に使っていた」と説明しています。警察によりますと、他にも川和容疑者は消防車両への給油のため、市からクレジットカードを預かっていましたが、勝手に自家用車にも給油していたということです。.

破産直前に財産隠す 容疑の通販サイト元社長逮捕 警視庁

破産を見越して債権者から財産を隠したとして、警視庁捜査2課は19日、破産法違反(詐欺破産)容疑で、家電通販サイト「まいど」の運営会社「ディーケイシー」(DKC)元社長、福本繁夫容疑者(53)=横浜市保土ケ谷区仏向西(ぶっこうにし)=を再逮捕し、新たに同元社員、早川晴義容疑者(51)=東京都大田区南雪谷=を逮捕した。捜査2課によると、福本容疑者は容疑を否認し、早川容疑者は認めている。  逮捕容疑はDKCの破産や自分の個人破産の直前の平成27年2月、福本容疑者の口座にあった現金約1900万円を引き出し、福本容疑者の債権者から隠したとしている。  福本容疑者は引き出した現金の使途について「借金の返済にあてた」と破産管財人に虚偽の説明をしたとして、同法違反(虚偽説明)容疑で逮捕されていた。

荷受け代行詐欺、3人逮捕 バイト募りスマホ転売の疑い

自宅に届いた新品のスマートフォンを開封せずに転送する「荷受け代行」と呼ばれるアルバイトを主婦らに持ちかけ、入手したスマホを転売して利益を上げていたとして、神奈川県警が詐欺容疑でグループの3人、宍戸卓志容疑者(34)、西川宏太容疑者(32)、三浦知則容疑者(45)を摘発していたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は、主婦らの個人情報を悪用する手口で、スマホ数千台、計約1億円分をだまし取っていたとみて調べている。  県警サイバー犯罪対策課は19日、いずれも無職で、横浜市鶴見区の宍戸卓志(34)、川崎市川崎区の西川宏太(32)、同区の三浦知則(45)の3容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。3人とも同様の詐欺罪などで起訴され、公判中という。  発表によると、3容疑者はアルバイト5人の名義を使い、4月から5月にかけスマートフォン9台を高松市内の販売事業者から計約31万円で購入。このスマホを転売するかたちで、販売事業者からだましとった疑いがある。

訪問販売でうそ、高額布団売った疑い 被害11億円超か

訪問販売で困っている高齢者らを狙って戸別訪問し、「金を払えば悪徳業者に訪問販売をやめさせる」などとウソをついて金をだまし取ったとして、千葉県警生活経済課などは20日、横浜市西区の寝具販売会社「福寿縁」の社長、坂井寛容疑者(42)=川崎市在住=ら男5人を詐欺容疑で逮捕した。県警は被害が2009年以降、全国で約860人、計約11億5000万円に上るとみて全容解明を進める。 全国860人、11億円  捜査関係者によると、坂井容疑者らは13年10月~15年6月、以前、訪問販売で布団を購入した長野県の70代女性ら6人に、布団を売りつける業者の訪問販売をやめさせると持ちかけ、計約150万円をだましとった疑いが持たれている。  坂井容疑者らは悪質な訪問販売の被害者リストを入手し、09年4月から15年6月ごろまで、以前被害に遭った高齢者らを狙って全国の20都県以上を戸別訪問していたとみられる。  訪問先では「以前の業者がまた布団を売りつけに来ようとしている。金を払えばやめさせる」と持ちかけたうえで「『他の業者に販売をやめさせる』という内容の契約書は体裁が悪いから、ウチの布団を買ったことにしましょう」などと言って布団を5万~500万円で買わせる契約書にサインをさせ、布団と引き換えに金を受け取っていたという。  布団用の除湿マットやアクセサリーを置いていくこともあった。  被害者には認知症の高齢者もおり、80代の女性は何度も契約を結ばされて約3300万円を支払ったという。  県警は、判断能力が低下した高齢者を中心に狙ったとみて追及する。

日本税理士会常務理事を逮捕 破産管財人に虚偽説明 警視庁

顧問先の会社社長の破産管財人に虚偽の説明をしたとして、警視庁捜査2課は20日、破産法違反(虚偽説明)の疑いで、茨城県桜川市真壁町真壁の税理士、中村一三(かつぞう)容疑者(70)を逮捕した。捜査2課によると、容疑を否認している。  中村容疑者は日本税理士会連合会常務理事。家電通販サイト「まいど」の運営会社「ディーケイシー」(DKC)の元顧問税理士だった。  逮捕容疑は平成27年5月、DKC元社長の福本繁夫容疑者(53)=同法違反(虚偽説明、詐欺破産)容疑で逮捕=が破産する直前の同年2月に現金約1900万円を自身の口座から出金した理由について、破産管財人に対し、「知人に返すため」と虚偽の説明をしたとしている。  捜査2課は、中村容疑者が福本容疑者の破産を見越し、虚偽説明用の書類の作成などを福本容疑者らに指南したとみている。

<破産法違反容疑>税理士会常務理事を逮捕 警視庁

家電通販サイト「家電専門店まいど」の運営会社の破産手続きで破産管財人に虚偽の説明をしたとして、警視庁捜査2課は20日、日本税理士会連合会常務理事、中村一三容疑者(70)=茨城県桜川市真壁町=を破産法違反(虚偽説明)容疑で逮捕した。  逮捕容疑は同社の顧問税理士だった昨年5月中旬ごろ、元社長の口座から引き出された約1900万円について、「元社長が知人に返金した」と破産管財人に虚偽の説明をしたとしている。「虚偽の説明をした記憶はない」と容疑を否認している。  同課は中村容疑者が元社長に借り入れがあったと装う取引記録を作らせるなど、虚偽説明を指南していたとみている。元社長ら2人は、債権者から財産を隠したとして同法違反(詐欺破産)容疑で逮捕されている。  日本税理士会連合会は全国15税理士会で構成する団体。中村容疑者は昨年7月から常務理事を務めていた。

大阪市の校長公募、経歴詐称した疑い 元校長を書類送検

経歴を詐称して大阪市の公募校長に応募したとして、大阪府警が21日、大阪市立小学校の大久保達巳元校長(53)を偽造有印私文書行使の疑いで書類送検したことが、府警への取材で分かった。大久保元校長は、外部人材の登用を進める橋下徹大阪市長(当時)が2013年に始めた公募校長の1期生だった。  西淀川署などによると、大久保元校長は公募校長に合格した13年2月、海外のホテルで勤務経験があるなどと虚偽の経歴を書いた書類を市教育委員会に提出した疑いがある。外部からの問い合わせで判明した。  大久保元校長は長期欠勤などで14年7月に懲戒免職となり、市教委が同年10月に刑事告訴していた。今年8月、徳島県内の飲食店経営会社から預かった金を着服したとして業務上横領の疑いで徳島県警に逮捕された。その後、処分保留となり、9月、以前の勤務先の同僚2人から約13万円をだまし取った疑いで再逮捕され、詐欺罪で起訴された。

水曜日

詐欺などの疑い 矢後元県議を刑事告発/富山

 矢後肇(やご・はじめ)元県議が書店の領収証を偽造し政務活動費をだまし取っていた問題で市民団体が7日県警本部に矢後元県議を刑事告発しました。  矢後元県議を刑事告発したのは市民団体『富山県平和運動センター』で詐欺や虚偽有印公文書(きょぎゆういんこうぶんしょ)作成などの疑いで県警本部に告発状を提出しました。  告発状には矢後元県議が南砺市と高岡市の書店の領収証を偽造して書籍を購入したと偽り、2010年度からの4年半で政務活動費460万円あまりを不正に取得した事実について、捜査の上、厳重に処罰するよう求めています。

「有名私立小にパイプがある」 裏口入学を持ちかけられるが息子は不合格 被害総額1億円か 詐欺容疑で女逮捕

「有名私立小に入学できるパイプがある」などと嘘を言い、東京都世田谷区の会社役員の女性(49)から保証金名目で現金440万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は14日、詐欺容疑で、横浜市港南区東永谷の自営業、中野真紀容疑者(54)を逮捕した。「学校関係者なんて誰1人知らない」と容疑を認めている。  被害女性の息子は不合格で別の小学校に入学したが、その後も中野容疑者は「編入させることができる」などとして女性に金を要求し続けていたといい、捜査2課は被害総額は約1億円にのぼるとみて裏付けを進める。  逮捕容疑は平成21年11月中旬、「希望する私立小に入学するための面接の枠が残っている。入学後も学校に迷惑をかけないことを示すため、お金が必要」などとして、数回にわたり預金口座に計440万円を振り込ませたとしている。  捜査2課によると、中野容疑者は共通の知人の紹介で女性と知り合った。別の女に学校関係者を名乗って電話をかけさせるなどし、女性を信じ込ませていたという。息子が入学できず不審に思った女性が警視庁に告訴していた。

転売用に高額新薬だまし取る 指示役とみられる45歳の女逮捕

生活保護受給者を使い、医療機関から転売目的で薬をだまし取っていた事件で、指示役とみられる、45歳の女が逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、無職の人見香代子容疑者(45)。 人見容疑者は、高額なC型肝炎の新薬を、無料で受け取ることができる生活保護受給者を使って、2016年1月から3月までの間、神奈川県内の病院から、C型肝炎の新薬「ソバルディ」およそ80錠、520万円相当を、転売目的でだまし取ることを指示した疑いが持たれている。 人見容疑者は、「薬を手に入れて、売ってくれる人を探してもらったことは、間違いない」と供述しているという。 警視庁は、人見容疑者が関わりを持つ、暴力団の資金源にしようとしていたとみて、調べている。

架空の投資話で…アジトから高額通販の名簿

架空の投資話でウソの電話をして、現金をだまし取ろうとしたとして、特殊詐欺グループの男ら8人が逮捕された。  詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、特殊詐欺グループメンバーの豊田泰蔵容疑者(40)ら男8人。警視庁によると、豊田容疑者らは今月中旬頃、実在する化粧品会社の社員を装い、埼玉県の66歳の女性に証券購入を勧めるウソの電話をして、現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。  警視庁は、アジトから高額通販の顧客の名簿などを押収しているが、豊田容疑者らは調べに対し、容疑を否認しているという。  関東では今年に入って同様の被害が約20件、総額9000万円ほど相次いでいるということで、警視庁が関連を調べている。

うそ言って浄水器販売=男ら逮捕、被害2億円超か―京都府警

訪問販売でうそを言って浄水器を売り付けたとして、京都府警生活経済課などは26日、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)容疑などで、訪問販売会社AXCELL社員の佐藤拓海容疑者(23)ら2人を逮捕した。  「うそとは思っていない」などと、いずれも容疑を否認しているという。  同課によると、同社は3万円ほどで仕入れた浄水器を40万円以上で売り付けるなどしていたとされる。2013年3月~今年7月にかけ、近畿地方で計約1250件(総額約2億7000万円)の売買契約を結ばせていたといい、同課は不正がなかったか調べる。  逮捕容疑は6月ごろ、京都市の70代女性宅を訪問し、「浄水器を交換しないとだめですね」などと偽って売買契約を結ばせ、現金29万円を支払わせるなどした疑い。 

IT企業元役員、1.3億円詐取容疑 東京地検、44歳逮捕

スマホのアプリ事業を手がけるIT企業「アップバンク」(東京都新宿区)の資金約1億3600万円をだまし取ったとして、東京地検特捜部は13日、同社の経理担当の元役員、木村朋弥容疑者(木村ともや容疑者)(44)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。 発表などによると、木村容疑者は2013年6月~15年8月に計21回、同社が運営するネットワーク上にアプリが登録され、その中に広告が掲示されたかのようにみせかけてアプリ開発者への報酬名目で送金するなどし、同社から計1億3600万円をだまし取った疑いがある。  同社などによると、昨年11月、国税局の税務調査で不正送金が発覚。同社は昨年12月、社内調査委員会による調査を発表し、木村容疑者が遊興費や滞納した税金などの支払いに使っていたと説明した。同社は、ゲームをしながらしゃべる「ゲーム実況」の動画で人気のマックスむらい(本名・村井智建)さんが宮下泰明社長と12年に創業した。昨年10月に東証マザーズに上場した。

番組制作装い、詐欺被害者から現金詐取しようとした疑い

「詐欺事件のドキュメンタリー番組をつくっている」と偽り、過去に詐欺に遭った被害者から再び現金をだまし取ろうとしたとして、大阪府警は14日、大阪府八尾市曙町3丁目、無職庄治重之容疑者(38)ら男3人を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。  府警は13日、3人のアジトとみられる大阪市内のマンションを捜索。エビの養殖をめぐる大規模な投資詐欺の被害者名簿や、にせ取材を持ちかける手順のマニュアルを押収した。  捜査2課によると、庄治容疑者らは今月上~中旬、被害者名簿に記載がある前橋市の70代女性宅に架空の番組制作会社の社員を名乗って電話をかけ、「詐欺被害の取材に応じてくれたら被害額の50~60%をお返しします」「返すには社債を買ってもらう必要がある」とうそを言い、現金を詐取しようとした疑いがある。  女性は過去に数百万円の詐欺被害に遭っていたという。別会社を名乗る類似の詐欺事件も発生しており、3人との関連を調べる。

元病院職員、異動後も繰り返し不正請求 医療費詐取容疑

大阪府東大阪市の市立総合病院を巡る医療費の詐欺事件で、大阪府警に逮捕された元同病院職員の繁田敬治容疑者(58)=同市稲葉1丁目=が今春、病院から他部署に異動後も、偽の医療費還付手続きを病院の担当職員に繰り返し処理させていたことが市関係者らへの取材でわかった。異動後だけで不正請求額は約1千万円に上るという。 市関係者によると、繁田容疑者は3月まで病院医事課ナンバー2の総括主幹で、4月に市の美化推進課に異動。しかし異動後もたびたび病院を訪れ、顔見知りの窓口職員に「(病院の)局長の指示だから」などと言って患者に医療費を払い戻す請求書を提出。現金を受け取ったという。その後の市の調査で、いずれも不正の請求と判明した。  病院のシステムには、これら還付金払戻先の患者情報を、病院職員のIDやパスワードで閲覧した履歴が残っていた。職員に閲覧した覚えはないといい、繁田容疑者が勝手にIDなどを使った可能性もあるという。  繁田容疑者は既に死亡した患者名義による虚偽の還付金請求書で、7月に約90万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕された。府警は15日午前、繁田容疑者を詐欺容疑で大阪地検に送検した。

「ウィッツ」元監査役を詐欺容疑で逮捕 東京地検特捜部

高校授業料の実質無償化に合わせて導入された国の就学支援金をだまし取ったとして、東京地検特捜部は14日、株式会社立ウィッツ青山学園高校(三重県伊賀市)の運営会社「ウィッツ」(同)の元監査役、馬場正彦容疑者(56)を詐欺の疑いで逮捕し発表した。  特捜部は同日、同社の親会社「東理ホールディングス」(東京都中央区)や、埼玉県志木市の馬場容疑者宅を家宅捜索した。元監査役は同日朝、「違法性の認識はなかった」と話した。  発表によると、馬場容疑者は2015年、同校の通信制課程の担当部長として、在学していない生徒や、別の高校を卒業していて受給資格がない生徒ら計13人分の14年度の就学支援金計約244万円を、国から同校に支給させてだまし取った疑いがある。

解体撤去費を 夫婦を逮捕、容疑で熊本東署など /熊本

虚偽の申告をして罹災(りさい)証明書を取得し、解体撤去費用をだましとろうとしたとして、熊本東署などは26日、熊本市中央区三郎一、会社員、井藤篤志容疑者(32)と妻で美容業、井藤和美容疑者(36)を電磁的公正証書原本不実記録・供用、詐欺未遂の疑いで逮捕した。「市の説明が悪い」などと容疑を一部否認しているという。  逮捕容疑は5月下旬、4月14日の地震発生時に解体中だった熊本市東区尾ノ上1の家屋を地震で損壊したとして、市職員らに「震災で被害に遭って修理するよりも建て替えた方がいいと思い、解体した」などと説明。東区役所で被害者台帳ファイルに不実の記録をさせ、半壊の罹災証明書を取得した。7月初旬には熊本市役所に家屋の自費解体・撤去費用を申請し、市が算定した約210万円をだまし取ろうとしたが、市職員が地震前から家屋がないことに航空写真で気づき、未遂に終わったとしている。罹災証明書を利用した余罪があるとみて調べている。

助成金詐欺 容疑の経営者ら3人逮捕…東京地検

 業績悪化を装って国の助成金を不正受給したとして東京地検特捜部は27日、太陽光発電システム製造販売「日本電機サービス」(現・日本スマートハウジング)=東京都港区=の実質的経営者、前山亜杜武容疑者(前山あとむ容疑者)(53)ら3人を詐欺容疑で逮捕した。大量解雇を防ぐため従業員に教育訓練などを行った企業を支援する「中小企業緊急雇用安定助成金」をだまし取ったとみられる。
 ほかに逮捕されたのは、当時、同社総務担当マネジャーの高村博美容疑者(44)、教育・研修会社代表の唐沢誠章容疑者(唐沢まさあき容疑者)(42)。3人の逮捕容疑は2011年12月〜12年11月、日本電機サービスの業績が悪化して従業員の教育訓練をしたように装い、助成金計約4700万円を詐取したとしている。  民間調査会社などにによると、同社は05年設立。住宅用の太陽光発電システムや床暖房の販売や取り付け工事などを手掛けた。東京国税局が法人税法違反の疑いでも調べている。

詐欺容疑で逮捕の会社経営者、架空の社員研修費で脱税か

 業績悪化を装って国の助成金を不正受給したとして東京地検特捜部は27日、太陽光発電システム製造販売「日本電機サービス」(現・日本スマートハウジング)=東京都港区=の実質的経営者、前山亜杜武容疑者(前山あとむ容疑者)(53)ら3人を詐欺容疑で逮捕した。大量解雇を防ぐため従業員に教育訓練などを行った企業を支援する「中小企業緊急雇用安定助成金」をだまし取ったとみられる。
 ほかに逮捕されたのは、当時、同社総務担当マネジャーの高村博美容疑者(44)、教育・研修会社代表の唐沢誠章容疑者(唐沢まさあき容疑者)(42)。3人の逮捕容疑は2011年12月〜12年11月、日本電機サービスの業績が悪化して従業員の教育訓練をしたように装い、助成金計約4700万円を詐取したとしている。 民間調査会社などにによると、同社は05年設立。住宅用の太陽光発電システムや床暖房の販売や取り付け工事などを手掛けた。東京国税局が法人税法違反の疑いでも調べている。

政活費不正 架空視察で20万円受領、富山市議辞職へ

富山市の岡村耕造市議(66)=自民会派=は27日、市田龍一前議長(61)=同、議員辞職=とともに、架空の議員視察によって政務活動費計20万8000円を受け取っていたと明らかにした。「信用をなくした議員は活動を続けられない」として、28日に議長に辞職願を提出する。市議補選は県議転出の1人を含め改選数11で、10月30日告示、11月6日投開票される見通し。  市庁舎で記者会見した両氏によると、2013年12月に2人で福岡市議会などを訪れたとして、14年3月に会派を通じて政活費から旅費など計20万8000円を受け取った。しかし、視察したとされる日、2人とも地元・富山での会合に出席していた。岡村氏は「覚えがない」と積極的な関与を否定し、「余った政活費を使い切るため、会派の事務員が空視察を仕立てたのではないか」と述べた。市田氏も同様の見解を示した。  領収書を発行した旅行会社は毎日新聞の取材に「事務員か岡村氏かはっきりしないが、頼まれて領収書を出した」と話した。

生活保護費不正受給 会津若松市議を逮捕 詐欺容疑

生活保護費を不正に受給したとして福島県会津若松市議の妻が逮捕された事件で、会津若松署は26日、不正に関与した疑いが強まったとして、夫で市議の佐藤勉容疑者(55)=同市大塚2=を詐欺容疑で逮捕した。県警によると、佐藤容疑者は、容疑について「今は何も言えない」と認否を留保している。 逮捕容疑は、妻でフィリピン国籍のサトウ・ロイデス・ズニェガ被告(46)=詐欺罪で公判中=と共謀。2011年9月〜14年2月、ロイデス被告が会津若松市内の飲食店で働き、一定以上の収入があることを知りながら生活保護費の申請を手伝い、市から生活保護費約634万円をだまし取ったとしている。  26日朝、任意同行を求められた佐藤容疑者はマイカーを運転し会津若松署に出頭。県警は、昼から容疑者宅を捜索し、パソコンと書類を押収した。同署によると、佐藤容疑者には借金があったとの情報もある。  市や県警によると、生活保護費の受給期間は10年12月〜14年12月(受給停止期間を含む)。受給を始めた時は、ロイデス被告は無職で収入がなかった。だが、14年6月、市の課税調査でロイデス被告が飲食店で働き始め、収入があるにもかかわらず、受給を続けていたことが発覚。市は15年8月にロイデス被告を告訴し、会津若松署が今年7月、詐欺容疑で逮捕していた。ロイデス被告の供述や勤務先の飲食店への聞き込みなどから佐藤容疑者への疑いが強まったという。  市によると、佐藤容疑者は、市民オンブズマン会津の理事長などを経て、15年7月の市議選に無所属で立候補し、初当選した。

金曜日

出資名目で4億円詐取容疑=110億集金、会社役員ら逮捕-警視庁

毎月3%の配当があるなどとうたい、ファンドへの出資金名目で金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課などは25日までに、詐欺容疑などで投資顧問会社取締役の松井直幸容疑者(47)=東京都世田谷区尾山台=、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで会社役員大和久茂則容疑者(46)=港区赤坂=らを逮捕した。  松井容疑者は「弁護士に相談してから話す」と認否を留保し、大和久容疑者らは容疑を認めているという。  同課によると、松井容疑者らは2009年9月から15年2月にかけ、15都府県の63人から約113億7000万円を集めており、うち約85億5000万円分が詐欺に当たるとみて調べている。  逮捕容疑は、「数百分の1秒単位で取引するシステムを使うのでリスクはほとんどない」などと偽り、無登録でファンドへの出資を勧誘。13年2月から14年7月まで、茨城県の自営業の男性ら3人から計3億7000万円をだまし取った疑い。

木曜日

「じゃらんポイント」悪用で300万円騙し取る メアド大量取得、宿泊偽装し「千円プレゼント」ゲット 沖縄と宮崎の男逮捕

リクルートが運営する旅行サイト「じゃらん」のキャンペーンを悪用し約300万円をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は17日までに電子計算機使用詐欺の疑いで、那覇市のゲストハウス経営者瑞慶山文雄容疑者(54)=沖縄県宜野湾市=と、無職宇羽野真史容疑者(34)=宮崎県都城市=を逮捕した。  同課によると、じゃらんは昨年、新規アカウント作成者に千円相当のポイントをプレゼントするキャンペーンを実施。2人は共謀して、メールアドレスを変えて大量に取得したアカウントを使い、瑞慶山容疑者のゲストハウスに宿泊したように装ってリクルートからポイント分の現金を支払わせていたという。  逮捕容疑は昨年4~6月、3033回にわたり、不正に取得したアカウントを使って瑞慶山容疑者のゲストハウスに宇羽野容疑者が宿泊したとの虚偽情報をじゃらんに送信、リクルートから1泊当たり千円をだまし取った疑い。

日赤かたり震災義援金募る 詐欺未遂容疑で女を逮捕

ネット掲示板に日本赤十字社を装ってうその書き込みをし、東日本大震災の義援金をだまし取ろうとしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は16日までに、詐欺未遂の疑いで、埼玉県川口市小谷場、無職中尾文子容疑者(42)を逮捕した。  逮捕容疑は3月21日、さいたま市のネットカフェで、日赤を装って掲示板サイトに「被災県組織に代わり、皆さまからの義援金を受け付けております」と投稿。振込先として自分名義の銀行口座番号などを書き込んだ疑い。  同課によると、現金の振り込みはなかった。中尾容疑者は「金に困って軽い気持ちでやった」と容疑を認めている。

火曜日

証拠写真がスマホの中に…詐取した現金300万円を“激写”し発覚、京都府警が容疑で23歳男を逮捕

トラブル回避名目で現金300万円をだまし取ったとして、京都府警山科署は8日、詐欺容疑で、群馬県高崎市飯塚町の無職、後藤功樹被告(23)=詐欺罪などで起訴=を再逮捕した。同署によると、容疑を認めている。同署は後藤容疑者が詐欺グループの現金の受け取り役とみて全容解明を進めている。  逮捕容疑は昨年12月中旬、共犯者とともに名古屋市東区の女性(81)に有名企業をかたり、「あなたの名前で1千万円の口座を勝手に作った」「金を入れなければ警察に連行され、3年3カ月の刑を執行される」などと電話し、トラブル回避名目で現金300万円をだまし取ったとしている。  同署は昨年12月以降、同様の詐欺容疑などで後藤容疑者を逮捕しており、今回で5回目。調べの中で、後藤容疑者のスマートフォンに詐取した300万円を撮影した写真や受取場所のメモが残っていたことから発覚したという。

「金に執着強いのは魔縁だ」…〝開運グッズ〟詐欺5500人が2億5千万円入金 京都府警など、通販会社元従業員ら再逮捕

「開運ネックレス」の購入者から金をだまし取ったとして東京にあった通販会社「幸せ工房」(閉鎖)の元従業員らが逮捕された事件で、京都府警などは8日、詐欺と特商法違反(不実の告知)容疑で、同社の元営業部長で住所不定の長藤晶彦容疑者(33)や元従業員、相川翔容疑者(32)ら元従業員計4人=いずれも詐欺と特商法違反容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕した。いずれも黙秘している。  逮捕容疑は平成26年12月~27年4月、同社の開運ネックレス購入者に対して、それぞれ僧侶を自称し、電話で「水子の霊がついている」「金に対する執着が強いのは魔縁だ。100万くらいは出しなさい」「あなたのために祈祷(きとう)していた僧侶が倒れた。僧侶は今、生死のはざまをさまよっている」などと伝え、広島・愛知・三重・奈良の36~61歳女性4人から、祈祷料名目などで現金計182万円をだまし取ったとしている。  府警によると、26年9月~27年9月、同社の関係する複数の口座に、約5500人から計約2億5000万円が入金された形跡があったといい、詳細を調べている。

架空の事故で保険金詐取容疑、柔道整復師ら5人逮捕 大阪府警

交通事故で通院したと装い保険金をだまし取ったとして、大阪府警交通捜査課などは8日、詐欺容疑で兵庫県伊丹市の「あいおい整骨院」経営、太歳智晴容疑者(47) だざいともはる容疑者=兵庫県宝塚市ふじガ丘=ら柔道整復師3人を含む男女計5人を逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めている。  逮捕容疑は、兵庫県川西市内で昨年3月に軽乗用車とオートバイの追突事故を起こしたと虚偽の申告し、首や腰の施術費として計約107万円をだまし取ったなどとしている。  府警によると、逮捕された5人のうち4人は、柔道整復師の専門学校時代の同級生。府警は、太歳容疑者らが他にも同様の手口で保険金をだまし取っていた可能性もあるとみて調べる。

管理費6500万円詐取容疑 大阪ガス関連会社元社員を再逮捕

分譲マンションの管理費約6500万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は9日、詐欺などの疑いでマンション管理会社「大阪ガスコミュニティライフ」(現・IUCコミュニティライフ)の元社員、浦上光広容疑者(59)=兵庫県伊丹市=を再逮捕した。認否を明らかにしていない。  再逮捕容疑は平成23年8月~24年6月、13回にわたり、銀行に偽造した預金払戻請求書を提出し、担当していたマンションの管理費計約6500万円を引き出したとしている。

優良賃貸の補助金詐取疑い 福岡

福岡県警小倉北署は8日、北九州市が整備を支援する高齢者向けの地域優良賃貸住宅の建設費を水増しし、補助金2700万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで、この住宅の所有者で運送会社社長、内本通容疑者(51)=北九州市門司区=と、不動産会社役員、豊倉七五郎容疑者(64)=同市小倉北区=を逮捕した。

上岡俊郎 逮捕 原野商法「未来土地コーポレーション」「東翔マネジメント」

原野商法の被害者から金をだまし取ったとされる詐欺事件で、奈良県警は15日までに不動産会社「未来土地コーポレーション」(大阪市中央区)の実質的経営者上岡俊郎(49)=同市平野区=ら4容疑者を特定商取引法違反と詐欺の疑いで逮捕し、発表した。 原野商法「未来土地コーポレーション」「東翔マネジメント」の上岡俊郎らは、いずれも容疑を否認している。  県警は今年5月に同社などを家宅捜索し、これまでに営業担当の社員ら6人を逮捕した。 押収資料などから、同社とその前身会社「東翔マネジメント」(大阪市中央区)による被害総額は関東や関西圏を中心に13億円を超えるとみられている。  県警によると、原野商法「未来土地コーポレーション」「東翔マネジメント」の上岡俊郎容疑者らは2012年11月から13年12月にかけて、原野商法の被害者5人に対し、所有の土地が「高く売れる」などとうそを言って、土地売買の仲介契約を結ばせ、調査管理費名目で1人36万7500円ずつをだまし取った疑いがあるという。

原野商法被害者狙った詐欺 実質経営者を脱税容疑で逮捕 大阪地検

法人税約5100万円を免れたとして、大阪地検特捜部は10日、法人税法違反容疑で、大阪市中央区の不動産調査会社「未来土地プロパティ」の実質経営者、上岡俊郎容疑者(50)=同市平野区=を逮捕した。  上岡容疑者は原野商法の被害者に嘘の土地売却話を持ちかけ、調査費名目で現金を詐取したとして、組織犯罪処罰法違反罪などに問われ、奈良地裁で公判中。  逮捕容疑は平成24~25年度、だまし取った収入の一部を売り上げから除外するなどの手口で、法人税約5100万円を脱税したとしている。

架空請求で自治会費45万円詐取容疑 大阪府警OBを逮捕

自治会費を架空請求してだまし取ったとして、大阪府警鶴見署は15日、詐欺容疑で、元自治会長で警備員の藤木洋容疑者(63)=大阪市鶴見区=を逮捕した。容疑を認めているという。同署によると、藤木容疑者は府警OBだが、20年以上前に退職したという。  逮捕容疑は市営住宅の自治会長だった平成25年6月、「配水管の工事代を業者に支払う」などと偽り、会計担当者が自治会費から引き出した45万円をだまし取ったとしている。  同署によると、藤木容疑者は24年4月~26年8月に自治会長を務めていた。現在の自治会長らが昨年3月、藤木容疑者が架空請求で自治会費約100万円を着服したとして同署に刑事告訴していた。

欺容疑でモデル逮捕 福岡

 福岡県警久留米署は16日、株式購入をめぐるトラブル処理費の名目で面識のない人から現金をだまし取ったとして、詐欺容疑で高塩敦史容疑者(23)=東京都板橋区大山東町=を逮捕した。高塩容疑者は、都内の芸能事務所に所属し、結婚情報誌のモデルなどをしていたという。同署によると、特殊詐欺グループの一員とみられる。

幼なじみから1100万円だまし取る、容疑で女を再逮捕 神戸

海外の銀行への架空の高金利預金を持ちかけ、幼なじみの女性から計1100万円をだまし取ったとして、神戸水上署は7日、詐欺容疑で神戸市長田区平和台町、無職、岡原圭子被告(53)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。「だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。  岡原容疑者は今年1月、同じ女性に睡眠薬入りのドリンクを飲ませ、現金約7千円入りの財布などを盗んだとして昏睡(こんすい)強盗容疑で逮捕され、窃盗罪で起訴されている。  再逮捕容疑は平成26年3月20日頃、明石市内の無職女性(53)に対し、「シンガポールの銀行に定期預金すれば、月6%の金利を受け取れる」と偽り、同年10月まで7回にわたり、自分の銀行口座に計1100万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。  同署によると、岡原容疑者は実際にはシンガポールの銀行には預金していなかった。当初は女性に現金を支払っており、金利を偽装していた疑いがある。女性はほかに約200万円を手渡したと説明しているといい、同署が関連を調べている。

息子装い500万円詐取疑い 受け子役の千葉の無職男を逮捕 京都府警

息子を装って京都市内の高齢女性から現金500万円をだまし取ったとして、京都府警下鴨署は9日、詐欺の疑いで、千葉県松戸市の無職、渡邊翔司容疑者(22)を逮捕した。  同署によると、渡邊容疑者は「確かに紙袋は受け取ったが、中身が何か知らなかった」と容疑を一部否認しているという。  逮捕容疑は、何者かと共謀の上、平成28年3月14日~15日、京都市左京区の無職女性(73)宅に次男を装って複数回電話し、「友人の保証人になり、金が必要になった。500万円用意できないか」「弁護士見習いが取りに行く」などと嘘を言い、現金500万円をだまし取ったとしている。  同署によると、渡邊容疑者は弁護士の見習いを装って、女性宅で現金を受け取っていた。女性に手渡したメモ書きなどの遺留資料から渡邊容疑者が浮上した。同署管内では、同様の不審な電話が相次いでおり、関連を調べている。

詐欺グループのアジトはスイートルーム!? 容疑で男6人逮捕…3000人分の名簿押収

埼玉県警は9日、高齢者に嘘の電話をかけ、現金をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂の疑いで、いずれも住所、職業不詳の福富孝行容疑者(27)と野々口富也容疑者(27)ら男6人を逮捕した。  県警によると、6人は電話をかける役目とみられ、関東地方のホテルのスイートルームを転々として活動していた。  6人の逮捕容疑は、仲間と共謀し、4月8日、埼玉県北部のホテルの一室から千葉県船橋市の無職女性(81)に孫や上司を装って「かばんをタクシーに置き忘れた。仕事で損失が出る」などと電話をかけ、300万円を詐取しようとしたとしている。  別の詐欺未遂事件の関係先として、8日午後、ホテルを家宅捜索。約3千人分の名簿や携帯電話約20台を押収して、女性の被害が発覚した。

病院名書いた手術着見せ、婚活サイトで医師名乗る 詐欺容疑で40代男逮捕

医師を名乗りインターネットの婚活サイトを通じて知り合った女性(59)から現金約30万円をだまし取ったとして、愛知県警春日井署は11日、詐欺の疑いで、福井県あわら市舟津、アルバイト、大八木秀雄容疑者(47)を逮捕した。  同署によると、大八木容疑者は職業を医師と偽ってサイトに登録。石川県内に実在する病院名を書いた手術着を見せるなどして信じ込ませ、十数回にわたり計約200万円を詐取したとみて調べる。女性が病院に問い合わせて虚偽と判明した。  逮捕容疑は平成26年6月23日ごろ、愛知県春日井市内の団体職員の女性に「看護師から金を借りてしまった。患者からの謝礼金で必ず返す」とうそを言い、同月25日ごろ、石川県加賀市内で約30万円を詐取した疑い。

「政府からんでいて儲かる」-75人1億円超の被害確認 学生標的投資詐欺 福岡

うその投資話で大学生から金をだまし取ったとして、無職、高阪泉容疑者(44)=詐欺罪で公判中=が逮捕、起訴された事件で、福岡県警は25日までに、75人の大学生らが総額約1億2千万円の被害に遭ったと確認した。このうち5人の被害について詐欺容疑で追送検し、捜査を終結した。逮捕容疑を含めると、6人の被害計1024万円分を立件した。  追送検容疑は、昨年8月、福岡市に住む男子学生3人と女子学生2人から現金130万~200万円をそれぞれだまし取った疑い。「政府が経営に絡んでいて必ずもうかる株がある」などと言って信じ込ませ、消費者金融で借りさせていた。  県警によると「おいしいアルバイトがある」との口コミが学生の間で広がり、被害が拡大したという。  高阪容疑者と共に逮捕された男性(23)は、関与の度合いが小さいとして、福岡地検が3月16日付で処分保留とした。

開運商法詐欺事件で元実質経営者を再逮捕 大阪府警

「現金を浄化して願いをかなえる」などと持ちかける開運商法詐欺事件で、大阪府警生活経済課は9日、詐欺容疑で、大阪市淀川区の開運グッズ販売会社「アドライン」(解散)の元実質経営者、河本大介被告(35)=同区粉浜、別の組織犯罪処罰法違反罪で起訴=を再逮捕、新たに男2人を逮捕した。  府警によると、同社のグループは平成21年から25年にかけて、開運ブレスレットを購入するなどした約2万6千人から約20億円を集めたとみられる。  逮捕容疑は、平成24年6月、横浜市内の40代男性に対し、「邪気を払えば金運が上がる」などと嘘を言って、祈祷(きとう)料名目で現金30万円をだまし取ったとしている。河本容疑者は「ほぼ間違いない」と容疑を認めているという。

定期代だまし取った疑いで福井鉄道元社員を逮捕 福井県警越前署

福井県警越前署は9日、福井鉄道(同県越前市)の定期券を入金しないまま発行し、払い戻した金をだまし取ったとして、詐欺と有価証券偽造などの疑いで、愛知県清須市西枇杷島町小田井、元同社社員、又吉剛容疑者(36)を逮捕した。  逮捕容疑は発券システムを悪用して定期券1枚を偽造、平成26年10月31日、払い戻しの手続きをして約6万9千円をだまし取ったとしている。越前署によると、又吉容疑者はシステムを使える立場にあったという。  同社は同年11月、定期券代約500万円を着服したとして、又吉容疑者を懲戒解雇。署は他にも関与していなかったか調べている。

生活保護受給者装い通帳詐取 容疑の不動産会社社長逮捕 貧困ビジネスか 神奈川県警

生活保護受給者に成り済まして金融機関から通帳をだまし取ったとして、神奈川県警組織犯罪分析課は10日、詐欺の疑いで、不動産会社社長、木内忠夫容疑者(62)=相模原市緑区西橋本=を逮捕した。「口座を開設したが、委任を受けていた」と容疑を一部否認している。  木内容疑者の管理する相模原市内の集合住宅には40~50人の受給者が住んでいた。同課は木内容疑者が受給者の保護費を搾取する「貧困ビジネス」を営み、入手した通帳を保護費の管理に利用していた疑いがあるとみている。  木内容疑者は5年ほど前から相模原市や東京都町田市で路上生活者らに声をかけて保護費を申請させ、毎週約5千円を渡していた。不審に思った受給者が相模原市に相談し、発覚した。  逮捕容疑は平成26年4月~昨年7月、相模原市内の金融機関で他人名義の口座を開設し、通帳3通を詐取したとしている。

顧客のカードで現金110万円引き出す 26歳元りそな銀行員を逮捕 尼崎

顧客のキャッシュカードで現金を盗んだなどとして、尼崎東署は9日、窃盗と電子計算機使用詐欺容疑で、りそな銀行尼崎北支店元行員、井之上桂祐容疑者 いのうえけいすけ容疑者(26)=大阪府高槻市奈佐原=を逮捕した。容疑を認めているという。  逮捕容疑は同支店の行員だった昨年4月ごろ、顧客だった尼崎市の無職の女性(84)が持っていた同銀行のカードを不正に入手し、同27~28日、コンビニのATMから現金計40万円を引き出して盗んだり、女性の預金口座から第三者の口座に70万円を送金してだまし取ったりしたとしている。

保険金詐欺で運営会社社長ら再逮捕 大阪府警

大阪府池田市の整骨院元院長らによる交通事故保険金の詐欺事件で、大阪府警捜査2課は11日、事故の通院日数を水増しして保険金をだまし取ったとして、詐欺容疑で「ときはる鍼灸整骨院」(同市)の運営会社社長、増田誠(36)と、元院長の玉手淳也(33)の両被告=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。  再逮捕容疑は、20代の男性患者と共謀し昨年8~9月、実際は1日しか施術していないのに、78日間通院したと水増しした虚偽の書類を使い、保険会社に施術費を請求。約65万円を詐取したとしている。  整骨院は、同市の羽田達也市議が代表だった会社が平成23年に開設した。

生活保護受給者になりすまし 詐欺容疑で会社社長逮捕 神奈川

県警組織犯罪分析課は10日、生活保護受給者になりすまして銀行口座を開設し、通帳をだましとったとして、詐欺容疑で相模原市緑区西橋本、不動産会社社長、木内忠夫容疑者(62)を逮捕した。容疑を一部否認している。  逮捕容疑は平成26年4月~昨年7月、相模原市内の金融機関で他人名義の口座を開設し、通帳3通をだまし取ったとしている。  木内容疑者は相模原市や東京都町田市内の路上生活者らに「生活保護が受けられる」と声を掛け、役所で保護費を申請させた上で金融機関で本人になりすまして口座を開設していた。

被害2億円? 学生にカード作らせ現金詐取 38歳男を逮捕  熊本

熊本県警は10日、アルバイトと称して大学生に消費者金融のキャッシングカードをつくらせ、だまし取る手口で現金100万円を引き出したとして、詐欺と窃盗の疑いで住所不定の無職、白水大輔容疑者(38)を逮捕した。容疑を認め「他にもたくさんした」と供述している。  県警によると、同様の手口による被害の相談が約160件寄せられており、被害総額は約2億円に上るとみている。白水容疑者との関連を調べる。  県警によると、被害者の男子大学生=当時(20)=は友人に「5万円をもらえるいいアルバイトがある」と持ち掛けられ、白水容疑者と会った。白水容疑者は、大学生がつくったキャッシングカードを「コピーするから貸してほしい」と受け取り、別のカードに差し替えて返していた。  逮捕容疑は平成27年10月29日夜、男子大学生からカードをだまし取り、現金を引き出して盗んだ疑い。

28歳元高木証券社員、顧客口座から400万円詐取容疑で逮捕 被害額2千万円か

証券会社の顧客口座から現金をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は12日、詐欺容疑などで、高木証券(大阪市北区)元社員、小林恭平容疑者(28)=兵庫県香美町香住区若松=を逮捕した。容疑を認めている。  逮捕容疑は、平成26年10~11月、顧客の京都府京田辺市のパート従業員の60代女性から出金依頼があったとする嘘の書類を作成し、2回にわたり計400万円を女性の証券口座から詐取したとしている。  同社や府警によると、同様の手口で26年1月以降に顧客9人の口座から計約2千万円を不正に引き出したといい、結婚資金や結婚指輪の購入、外国為替証拠金取引(FX)の損失補(ほ)填(てん)などに充てていたという。  昨年5月、「覚えのない出金がある」と顧客から指摘があり不正が発覚。同社は翌6月に小林容疑者を懲戒解雇し、告訴していた。

レセプトでっち上げで診療報酬を不正受給容疑、京都の医師を再逮捕

京都府警中京署は12日、虚偽申告で診療報酬を不正受給したとして、詐欺の疑いで京都市上京区一条横町の医師、清水光明容疑者(42)=有印私文書偽造・同行使罪などで公判中=を再逮捕した。  再逮捕容疑は、自身が経営する上京区の訪問看護ステーション「清水の訪看」が患者3人に対して78回の訪問看護をしたと偽って、レセプト(診療報酬明細書)を作り、平成26年11月~27年1月、市から計約66万円をだまし取ったとしている。  同署によると、清水容疑者は「全く訪問看護をしていないのにレセプトを作成した」と容疑を認めている。3人は清水容疑者の診療所の患者で、市に「訪問看護を受けていないのに通知が来た」と相談。市が4月に府警に告発した。  清水容疑者は患者をかたって交通違反の反則切符に記入したなどとして逮捕され、公判中。

「高級外車に乗っている」たれ込みきっかけ 生活保護費の不正受給容疑、46歳アルバイトを逮捕 

大阪府警河内署は12日までに、生活保護費を不正受給したとして、詐欺の疑いで同府八尾市小畑町のアルバイト、首藤秀徳容疑者(46)を逮捕した。  逮捕容疑は、日雇いのミキサー車運転手として得た収入があるのに、無収入と偽った申告書を以前住んでいた東大阪市に提出。平成23年2~12月、生活保護費として支払われた計約150万円をだまし取った疑い。  首藤容疑者が高級外車に乗っているとの情報が寄せられた東大阪市が不正に気付き、25年4月に河内署に告訴した。

山本寛斎さんのおい逮捕 杏里さん元夫 キャッシュカードだまし取った疑い

無職の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、警視庁町田署は、詐欺容疑で、住所不定、無職、岸田健被告(53)=同罪で起訴=を逮捕した。同署によると、岸田容疑者はデザイナーの山本寛斎さんのおいで、歌手の杏里さんの元夫。「生活するためにやった」と容疑を認めている。  岸田容疑者らは警察官などを装い、「口座が詐欺に使われている」「指紋認証カードに切り替えた方がよい」などと嘘をいってカードをだまし取り、現金を引き出していた。岸田容疑者はカードの受け取り役として今年1月以降、10人から計約800万円を不正に引き出していたという。  逮捕容疑は4月8~9日、東京都東村山市の無職女性(85)からキャッシュカード3枚をだまし取ったとしている。現金55万5千円を引き出していた。  岸田容疑者は4月10日、町田市の80代女性から同様の手口でカード1枚をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕、起訴されていた。

架空事業の投資話、詐欺容疑で再逮捕 群馬

架空事業への投資話を持ちかけ、太田市の知人男性(52)から現金をだまし取ったとして、太田署は12日、詐欺の疑いで同市八幡町の無職、加藤眞人被告(76)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めているという。  同署によると、加藤容疑者は平成21年6月ごろ、「血液運搬事業に必要な車に投資すれば毎月2万円の配当がある」などと架空の話を持ちかけ、男性から現金140万円をだまし取ったとしている。  同年4月ごろ、同じ手口で埼玉県の男性から現金300万円をだまし取ったとして、今年4月逮捕されていた。

老人ホームのトラブル偽装し現金要求 詐欺未遂容疑で男4人逮捕 埼玉、青森両県警

老人ホーム入居権に絡むトラブルを装い現金をだまし取ろうとしたとして、埼玉、青森両県警は17日、詐欺未遂の疑いで、東京都新宿区上落合、無職、村山大晃容疑者(26)ら男4人を再逮捕した。  再逮捕容疑は4月13~22日、青森県むつ市の無職女性(79)宅に老人ホーム関係者らを名乗り、数回電話し「入居権の名義を譲ってほしい」「名義貸しは違法で、解約費用が必要だ」などと嘘を言い、現金200万円をだまし取ろうとしたとしている。  埼玉県警によると、4人は黙秘している。両県警は、4人が嘘の電話をする「かけ子」として同様の手口を繰り返していたとみて、指示役の有無など調べを進めている。

知人から3百万円詐取容疑 警視庁、逮捕の社長否認

投資名目で知人女性から現金300万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は18日、詐欺の疑いで、東京都武蔵野市関前3の2の2、音楽事務所社長、小町文仁容疑者(56)を逮捕した。容疑を否認している。  捜査2課によると「優遇された投資口座を特別につくれる。30万円以上はお小遣いをもらえるようにする」などと誘っていたという。同様の手口で他にも現金をだまし取っていたとみて調べる。  逮捕容疑は2014年2月下旬ごろ、30代の知人女性に実在する外国の銀行名を示し、運用資金名目で300万円をだまし取った疑い。  「配当」が一部しかないことを不審に思った女性が警視庁に相談し、発覚した。

サミット反対集会で身分偽り会場利用…大阪府警、詐欺容疑で活動家3人逮捕

身分を偽り集会施設を割引料金で借りたとして、大阪府警警備部などは19日、詐欺容疑で、いずれも共産主義者同盟(統一委員会)活動家の服部順一(62)=京都府宇治市大久保町旦椋=と滝川順朗(68)=大阪府枚方市牧野北町、志賀英紀(59)=同府吹田市古江台=の3容疑者を逮捕した。いずれも黙秘している。  逮捕容疑は2月12日と同22日に大阪市内で開催した主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市)で運用中のミサイル防衛用早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の反対集会をめぐり、労働組合が主催の場合は利用料金が半額になる会議施設に実在する労組を装って利用を申し込み、計6480円をだまし取ったとしている。  府警は今月2日、同容疑で大阪府内や京都府内にある活動家の自宅や事務所など関係先14カ所を捜索していた。

武蔵小金井駅で券売機から1300万円盗む 容疑で元駅員逮捕

小金井市のJR武蔵小金井駅で自動券売機から売上金約1300万円を抜き取ったとして、警視庁捜査3課は18日、窃盗と建造物侵入の疑いで、同駅に勤務していたJR東日本元契約社員、田中智也容疑者(20)=詐欺未遂容疑で逮捕=を再逮捕した。調べに対し黙秘している。  逮捕容疑は4月3日未明、武蔵小金井駅に侵入し、自動券売機から約1300万円などを盗んだとしている。田中容疑者は武蔵小金井駅に勤務していたが、4月30日付で自己都合により退職していた。事件当日は休みだったが、同僚のIDカードを使って券売機のカギが入った保管庫を開けたとみられる。  田中容疑者は使用済みの特急券を別の駅で払い戻そうとした詐欺未遂の疑いで、5月11日に逮捕されていた。

通院日数水増し詐取容疑、元整骨院長ら2人を再逮捕

大阪府池田市の整骨院が絡む交通事故保険金の詐欺容疑事件で、府警は11日、患者の通院日数を水増しして保険金約65万円をだまし取ったとして、元院長の玉手淳也容疑者(33)=同市豊島南2丁目、詐欺罪で起訴=ら男2人を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。  捜査2課によると、2人は昨年9月、玉手容疑者が院長だった「ときはる鍼灸(しんきゅう)整骨院」(3月に閉院)で、交通事故の男性患者と共謀して通院日数を1日から78日に水増しして損害保険会社に請求し、自賠責保険金64万7550円をだまし取った疑いがある。  2人は今年4月、別の患者の通院日数水増しで保険金約80万円の詐取容疑で逮捕された。この事件では、整骨院元経営者の羽田達也・池田市議(36)が「事件には関与していないが迷惑をかけた」として、大阪維新の会を離党している。

熊本信組元支店長を逮捕 融資装い300万円を詐取容疑

知人男性への融資を装い300万円をだまし取ったとして、宮崎県警は13日、熊本県信用組合北方支店(宮崎県延岡市)の元支店長、工藤功嗣容疑者(41)=宮崎県高千穂町押方=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。信用組合は同日、工藤容疑者が計約1億1400万円を着服したと発表した。  宮崎県警捜査2課によると、工藤容疑者は昨年4月3日、北方支店の職員に対し、顧客の知人男性に融資すると偽り、事前に無断で開設していたこの男性名義の預金口座に300万円を入金させて、だまし取った疑いがある。  信用組合によると、工藤容疑者は2014年9月~今年2月にも同様の手口を繰り返し、着服した金をギャンブルやローン返済に充てたと認めている。信用組合は2月26日付で工藤容疑者を懲戒解雇したという。島田万里理事長は「内部管理態勢の強化を図り、健全な業務運営に努めたい」とコメントした。

タイで身柄拘束、還付金詐欺の疑いで男を逮捕 主犯格か

医療費の払い戻しを装い、現金をだまし取ったとして、兵庫県警と警視庁などの合同捜査本部は14日、不動産会社社長、吉沢脩平容疑者(34)=住居不定=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕し、発表した。  合同捜査本部はこれまでに同じ還付金詐欺グループとみられる25人を逮捕。県警は押収資料などから、グループは2013年以降、26都道府県の約600人から約6億円を集め、吉沢容疑者が金の分配などを担う主犯格だったとみている。  吉沢容疑者の逮捕容疑は14年7月、他のメンバーと共謀し、社会保険事務所の職員などを名乗って神奈川県内の当時60代の女性3人に電話をし、「医療費の払い戻しがある」などと偽って現金自動出入機(ATM)で計約105万円を送金させ、だまし取ったというもの。県警は認否を明らかにしていない。  吉沢容疑者は昨年3月に日本を出国し、同12月に国際手配されていた。タイ警察が今月1日にバンコク市内で身柄を拘束し、14日朝、日本へ移送された。

詐欺容疑の元常滑市議、被害者に「信用できる」と説明

愛知県常滑市が誘致した太陽光発電施設の土地取引をめぐり、元職を含む市議2人が詐欺容疑で逮捕された事件で、市職員だった岸田嘉成容疑者(63)=元市議、同市大谷=が事件前、土地家屋調査士の斎田大五朗容疑者(40)=市議、同市新田町2丁目=について「信用できる人だから安心して」などと土地所有者に説明していたことが、県警への取材で分かった。  県警は、岸田容疑者が現金をだまし取るため市職員の立場を利用し、土地所有者の女性(69)に斎田容疑者を信用させたとみている。  県警によると、両容疑者は共謀し、土地の売買交渉などを担当した斎田容疑者が2014年7月ごろ、女性に「測量費は550万8千円」などとうそを言い、同年9月ごろ、同額をだまし取った疑いがある。

診療報酬詐欺の捜査終結 総額3億円超詐取か

接骨院や歯科医院での健康保険不正請求事件で、警視庁は20日、療養費235万円をだまし取ったとして、会社役員の早川和男容疑者(39)=詐欺罪で起訴=を詐欺容疑で書類送検し、捜査を終結したと発表した。  組織犯罪対策4課によると、早川容疑者を中心とするグループは、総額で3億3千万円の療養費や医療費をだまし取っていたとみられるという。一連の事件では、指定暴力団住吉会系組長の男(50)やタレント活動もしていた医師の女(37)、歯科医師の男(59)らも逮捕されている。

カラ出張で旅費詐取容疑、町課長を逮捕 福岡・福智

出張すると偽り旅費を詐取したとして、福岡県警は24日、福岡県福智町の人権・同和対策課長、鈴木秀一容疑者(60)=同町伊方=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。「その通りで間違いありません」と容疑を認めているという。県警は25日にも町役場を家宅捜索し、容疑の裏付けを進める。 捜査2課によると、鈴木容疑者は2月中旬ごろ、東京都内で開かれる会議に出席するとの虚偽の出張命令簿を町に提出。同月下旬ごろ、交通費や宿泊費、日当として現金十数万円をだまし取った疑いがある。会議は実在したが、出席はしていなかったとみられる。副町長ら上司数人の決裁を受けていたという。  鈴木容疑者は1979年に合併前の旧方城町に採用され、2011年から人権・同和対策課長を務めている。福智町のウェブサイトによると、同課は人権相談や同和関連団体との連絡調整、同和対策の企画などを担当。嶋野勝町長は24日夜、取材に「不祥事を招いたことに対して首長として責任を感じている」と話した。

歯科医、指示役を紹介…診療報酬詐欺容疑で逮捕の元タレント女医へ

 療養費や診療報酬の不正請求事件で、警視庁に詐欺容疑で逮捕された元タレントで医師の脇坂英理子容疑者(37)が、歯科医の重松武被告(58)(詐欺罪で起訴)から指示役の会社役員早川和男被告(39)(同罪で公判中)を紹介されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。 同庁は9日、脇坂容疑者や早川被告らとともに、重松被告も同容疑で再逮捕。詐取した診療報酬の流れなどを調べている。  脇坂容疑者は、経営するクリニックで患者の治療回数を水増しするなどし、診療報酬約155万円を不正請求したとして、同日、詐欺容疑で逮捕された。  捜査関係者によると、脇坂容疑者は2012年6月、重松被告と共通の知人の紹介で、重松被告が歯科クリニックを開いていた千葉県船橋市の同じ建物内に、美容内科などのクリニックを開設。この際、重松被告が早川被告を紹介したという

詐欺未遂容疑で33歳男逮捕

鹿嶋市のパート従業員の女性(51)から現金をだまし取ろうとしたとして、鹿嶋署と県警ニセ電話詐欺対策室、機動捜査隊は8日、詐欺未遂の疑いで埼玉県草加市、自称便利屋、宮崎誠容疑者(33)を逮捕した。

詐欺容疑で32歳男を再逮捕 飯能署

飯能市在住の83歳の女性から、回にわたり計800万円を騙し取ったとして、飯能署は12日、川口市の前田翔太容疑者(32)を再逮捕した。  前田容疑者は知人と共謀し、昨年8月19日午前9時頃から数回にわたり生活相談センターの職員騙り、被害者女性に「あなたの個人情報を売った人がおり、情報が漏れた。会社の会員になっている。脱退するには400万円を用意して」などと電話をかけた。その後、同日午後5時頃と21日午後5時頃の計2回にわたり、被害者の自宅付近の路上で現金合計800万円を騙し取った。  同容疑者は今年3月3日に墓地関連会社を騙り、同市在住の69歳女性から300万円をだまし取ろうとし、指定した現金受け渡し場所で現行犯逮捕されている。その後の捜査により、2月下旬には別の69歳女性から300万円を騙し取ったとして3月28日に再逮捕されている。  同署では余罪について捜査しているが、「前のことなので覚えていない」と話しているという。  同署は、「犯人グループは手を変え品を変え巧妙な手口を使ってくるので、身に覚えのないことを請求された場合など、“変だな”と感じたら詐欺の電話だと考えてほしい。そして家族や警察に相談して」と呼び掛けている。

元日本ハム投手ら逮捕…大阪府警など

架空の株を代理購入したと偽って高齢者から多額の現金を詐取したとして、大阪府警と兵庫県警がプロ野球・日本ハムの元投手、角田満容疑者(49)=神奈川県、公判中=ら男4人を詐欺などの疑いで逮捕していたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。2013年末の東証1部上場の際、大型上場と注目を集めた「足利ホールディングス(HD)」(宇都宮市)株を巡り、角田被告らが全国の高齢者に虚偽の投資話を持ちかけていた。  捜査関係者や起訴状によると、角田被告は「足利HDの株を買えばもうかる。自分が代理購入する」と、大阪府箕面市の80代男性に持ちかけた。実際には株を取得していないのに昨年5〜6月、「株の利益を受け取るには税金や立て替え金が必要」などとうそを言い、計約420万円をだまし取ったなどとして詐欺罪などで起訴された。  「内閣府や財務省、国税局の調査のためにお金が必要だ」などと言い、この男性から計11回、計約3800万円を詐取したとされる。  他に逮捕されたのは、角田被告が引退後に就職した会社の元同僚ら。角田被告はリーダー格だった。詐取した金の半分程度を報酬として得ていたという。角田被告は「アジア総研社長の渋沢栄太郎」という架空の人物や同社社員を名乗り、東京都内から全国の高齢者に電話で出資を呼びかけていたという。  足利HDによると、「アジア総研を名乗る者が地域限定で足利HDの株の購入をあっせんしているが本当か」などと問い合わせる電話が14年、足利銀行に相次いだ。  角田被告は1987年に日本ハムに入団。91年8月に初登板し、同年末に引退した。

金曜日

詐欺容疑 活動家ら3人逮捕 大阪府警

労働組合の活動に適用される公共施設利用料の割引制度を悪用したとして、大阪・京都両府警は19日、共産主義者同盟(統一委員会)の活動家、服部順一容疑者(62)=京都府宇治市=ら3人を詐欺容疑で逮捕した。3人とも黙秘している。  逮捕容疑は今年2月12日と22日、大阪市内の公共の会議室で集会を開いた際、労働組合の主催なら半額で利用できる割引制度を悪用。実在する組合の名前を名乗って申し込み、6480円の支払いを免れたとしている。大阪府警警備部によると、3人はこの組合とは無関係という。  集会は、米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市)に配備されている高性能早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」や伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)に反対する内容だった。服部容疑者らは2014年5月以降、同様の方法で会議室を約50回利用していたという。

木曜日

療養費詐取組長ら逮捕、代行業者使い請求

住吉会系暴力団組長らが接骨院の療養費や医院の診療報酬をだまし取ったとされる事件で、警視庁は6日、同組長の三戸みと慶太郎容疑者(49)(東京都新宿区)ら男女14人を詐欺容疑で逮捕した。同庁は、三戸容疑者が接骨院の実質的経営者で、請求代行業者を使って療養費を不正に請求したとみており、7日に暴力団事務所など関係先を捜索し、実態解明を進める。  ほかに逮捕されたのは、会社役員早川和男(38)(江東区)、キックボクシングジム経営尾高仁(35)(埼玉県熊谷市)、不動産業波田則和(37)(港区)、柔道整復師穴田真之(27)(千葉市緑区)の4容疑者と、同会系組員3人など。  発表によると、三戸容疑者らは2011年8月~13年6月、穴田容疑者が院長だった東京都杉並区の「杉並すこやか接骨院」で、組員ら4人が施術を受けたなどと偽り、4人が住む新宿区や渋谷区などに療養費計約45万円を不正に請求し、だまし取った疑い。  調べに対し、三戸容疑者は容疑を否認し、早川容疑者は「一部はその通りだ」などと供述。尾高、波田、穴田3容疑者は容疑を認めているという。

患者の通院日数を水増し請求、保険金詐取容疑で柔道整復師ら逮捕

交通事故のけがで通院していた患者の通院日数を水増しし、損害保険会社から保険金をだまし取ったとして、愛知県警は25日、柔道整復師で同県武豊町の元接骨院経営の松崎孝信容疑者(37)と名古屋市の会社員川野真道容疑者(37)を詐欺容疑で逮捕した。  発表によると、接骨院を経営していた松崎容疑者は昨年12月から今年1月まで、交通事故で負ったけがの治療をした川野容疑者の通院日数を、実際には6日だったにもかかわらず23日通院したと水増しして損保会社に請求し、保険金約18万円をだまし取った疑い。  県警では、松崎容疑者が、川野容疑者のほかにも、交通事故のけがの治療で通院した複数の患者の治療日数を水増しした可能性もあるとみて捜査を進める。  柔道整復師を巡っては、今月、指定暴力団住吉会系組長らと共謀し、療養費を不正請求したとして柔道整復師らが警視庁に詐欺容疑で逮捕される事件があったばかり。

「ゴッドハンドで病治す」と書き込み…医師免許ないのに、でたらめな診療行為

医師をかたって、治療費名目で金をだまし取ったとされる詐欺事件で、県警生活環境課と高松南署は7日、高松市塩江町、藤原朝子被告(75)(起訴)を別の詐欺容疑で再逮捕した。  「うそは言っていない。完治して帰った」と容疑を否認している。  発表では、藤原被告は今年9、10月、医師免許がないのに、兵庫県内の70歳代の夫婦に「(筋肉が収縮、硬直する)ジストニアですね。1週間で治ります」などと、赤外光線照射とするでたらめな診療行為やマッサージを計89回繰り返し、44万5000円を詐取した疑い。  県警が押収した藤原被告のメモから、2人の被害が発覚。夫はジストニアで悩んでおり、「ゴッドハンドを持ち、どんな病でも治す」というインターネットの書き込みを見て通院。同行した妻も「腎臓が豆腐のようにフワフワしている。赤外光線をあてたら治ります」とだまされ、一緒に通っていたという。県警は、通院者は少なくとも40人以上にのぼるとみている。

ネットで稼げると未完成ソフト販売、7人逮捕

「インターネットビジネスで稼げる」と持ちかけ、完成していないネット事業運営ソフトの販売代金名目で75万円をだまし取ったとして、大阪府警は12日、大阪市北区のネット関連会社「i―rage Holdings」代表・増田鉄兵容疑者(31)ら7人を詐欺容疑で逮捕した。 2014年2月以降、近畿の大学生を中心に約230人と契約し、約1億7000万円を集めたとみられる。  発表によると、増田容疑者らは13年5月に同社を設立。昨年1月23日、同社の事務所で、府内の男子大学生(21)に「ソフトを使えば、もうかる」と勧誘して、75万円を詐取した疑い。増田容疑者ら6人は容疑を否認し、勧誘役の男1人は認めているという。  府警によると、同社はソフト開発を別業者に発注。このソフトを使えばインターネット広告の仲介業務で稼ぐことができるなどとし、実際には完成していなかったにもかかわらず、契約した大学生らに「友達を誘えば報酬を出す」と持ちかけた。資金がない大学生は消費者金融に連れて行くなどして、契約を増やした。ソフトを要求されても、「セミナーなどで実力をつけてから」と拒否し続けていたという。  同社を巡っては、同様の被害を受けたとして、京都府内の大学生ら18人が昨年、同社などを相手に損害賠償請求訴訟を京都地裁に起こし、現在係争中。

投資詐欺8・2億円集金か 高齢者ら120人被害

福岡県警は18日、うその説明で出資金を詐取したとしてファンド運用会社「日本ヴェリータ」(東京都中央区)社長の上鵜瀬良久容疑者(53)(同目黒区鷹番2)ら男3人を詐欺と金融商品取引法違反(無登録営業、虚偽告知)の容疑で逮捕したと発表した。県警は、九州の高齢者ら約120人から計約8億2000万円を集め、大半を運用していなかったとみている。  ほかに逮捕されたのは同社元福岡支店長の福成和幸(46)(福岡県春日市日の出町6)、元社員内山直之(34)(福岡市博多区麦野6)両容疑者。  発表によると、3人は共謀し、2011年12月~15年2月、ファンド運用の意思がないのに、同県うきは市の男性ら3人に「配当金を毎月支払う」「元本は3年後に必ず戻る」など虚偽の説明をし、計約1000万円をだまし取った疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。

<特殊詐欺>元格闘家を詐欺容疑で再逮捕へ

仙台市の高齢者らが架空の株取引に絡み多額の現金をだまし取られた事件で、宮城県警が詐欺の疑いで、総合格闘技「修斗(しゅうと)」元選手の自称アルバイト従業員川村文彦容疑者(33)=東京都渋谷区=を再逮捕する方針を固めたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。7日にも再逮捕する。  捜査関係者によると、川村容疑者は仲間と共謀し、株取引のトラブルを装い宮城県内の高齢男性から現金をだまし取った疑いが持たれている。  川村容疑者は8月17日、神奈川県内の自営業男性(79)から現金を詐取した疑いで逮捕された。当初は「受け子を集め、詐欺グループに入れた」と容疑を認めていた。その後は「弁護士と相談したい」などと供述しているという。  県警は川村容疑者について、被害者から現金を受け取る「受け子」を手配するリーダーとみている。受け子に渡す報酬の分配にも関わった疑いがある。一連の事件では受け子ら16人が逮捕された。

なりすまし詐欺容疑で41歳男逮捕 警察官など名乗りだまし取る

 警察官などを名乗り現金をだまし取ったとして、伊達署は19日午後3時20分ごろ、詐欺の疑いで千葉県松戸市、飲食店従業員坂井俊之容疑者(41)を逮捕した。 逮捕容疑は、仲間と共謀して昨年5月22日午後0時30分ごろ、警察官を名乗って電話をした伊達市の70代女性に、「あなたの個人情報が流れている。被害に遭う前に金を下ろしたほうがいい」などとうそを言って信用させた後、銀行協会職員になりすまして女性方を訪れ、現金約600万円をだまし取った疑い。  同署によると、坂井容疑者は昨年9月に詐欺容疑で岩手県一関署に逮捕されていた。

<詐欺>グループ10人目、容疑で逮捕 証券社員かたる /静岡

県警捜査2課などは18日、住所・職業不詳の染野龍馬容疑者(30)を詐欺容疑で逮捕した。これまでに計9人が逮捕されている振り込め詐欺グループの一員とみられる。  逮捕容疑は仲間と共謀して2014年11月中旬〜12月初旬、証券会社の社員をかたって神戸市の女性(75)に電話し、「名義を借りて会員権を購入したが、金融庁が不正取引と疑っている」「解約には金が必要」などうそを言って不安をあおり、現金計約5000万円をだまし取ったとしている。県警によると、染野容疑者は詐欺グループで「かけ子」役だったとみて指名手配をしていた。18日に染野容疑者が富士宮署に出頭した。認否を明らかにしていない。このグループによる被害は、静岡を含む1都2府14県で総額約5億5000万円にのぼるという。

身分証に偽造免許証 容疑の男を再逮捕 浜松中央署

偽造された運転免許証を悪用したとして、浜松中央署と県警交通指導課は二十日、偽造有印公文書行使の疑いで、浜松市西区生まれの会社員相坂拓也容疑者(21)=傷害と道交法違反(無免許運転)の疑いで逮捕、起訴=を再逮捕した。  再逮捕容疑は、昨年九月七日に東京都内のインターネットカフェで会員になる際と、昨年十二月九日に浜松市中区で警察官に職務質問された際に、身分証として偽の免許証を提示したとされる。  署によると、職務質問時の提示は容疑を認めているものの、インターネットカフェでの提示については「覚えていない」と一部否認している。  相坂容疑者は昨年七月三十一日、偽造した身分証を販売するインターネットサイトを通じてメールで注文し、自身の顔写真や名前が記された偽の免許証を七万円で購入したとみられる。同年十二月九日に通行人を殴って浜松中央署に傷害の疑いで逮捕され、所持品から偽の免許証が見つかっていた。

「開運」うたい詐欺容疑、大阪 800人から7億5千万円集金か

大阪府警生活経済課は19日、開運をうたい現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、大阪市の開運グッズ販売会社「天照舎」の実質的経営者栄義則容疑者(49)=大阪府豊中市=ら男3人を逮捕した。  生活経済課によると、2013年1月~15年6月、「汚れたお金を手放しなさい。お金を浄化すれば、必ず宝くじが当たって大金が手に入る」などとうそをつき、約800人から約7億5千万円を集めたとみている。栄容疑者ら2人は容疑を否認、1人は認めている。  同社はダイレクトメールなどを見て開運ブレスレットを申し込んできた客に、社員を僧侶と偽って紹介し信用させていた。

競馬予想詐欺か 13人を逮捕

「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って情報料などをだまし取っていたとして、千葉県警察本部は41歳の会社社長や元従業員など13人を詐欺の疑いで逮捕しました。 警察は全国ののべ4万人からあわせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて調べています。 社長は容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは千葉県市川市にある情報提供会社の社長、大多和孝良容疑者と(41)妻のさとみ容疑者(36)、それに元従業員などあわせて13人です。 警察の調べによりますと、大多和社長らは去年5月までの1年あまりの間に、「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って、東京や千葉などの4人から現金あわせて200万円近くをだまし取った詐欺の疑いがもたれています。 高齢者などを狙ってダイレクトメールで勧誘し、過去に的中させたといううその実績を示したり「著名な専門家が監修した予想情報を特別に提供する」などとうその話を持ちかけたりして、会費や情報料を集めていたということです。 しかし、実際には根拠のない情報を伝え、予想が外れた場合は「監修する人が交通事故にあい、十分な予想が出来なかった」などと説明していたということです。 警察は会社が組織的に詐欺に関わり、およそ10年間に全国ののべ4万人からあわせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて、実態を調べています。 調べに対して大多和社長は「詐欺をした覚えはない。社員に任せていたので驚いている」と供述し、容疑を否認しているということです。 警察によりますと、大多和社長は、競馬に関する別の情報提供会社の社員を経て、平成17年以降に少なくとも10社以上の会社を設立し、社名を変えながら詐欺を繰り返していた疑いがあるということです。 大多和社長らは、高齢者などを狙ってダイレクトメールを大量に送りつけて会員を募り、ダイレクトメールにはこれまでに的中させたとするレースの情報や当選金額などのうその内容を掲載していました。 そして、会員になると、「競馬の情報通」や「競馬の関係者」が監修する特別な情報だとして、G1の「有馬記念」といった人気レースのほか、全国の地方競馬などの予想を提供するとチラシや電話で売り込んでいたということです。 情報料は会費とは別で、例えば、地方競馬で2日間の24レース分は、およそ30万円などと設定されていました。 しかし、情報の提供は「予想の担当者が交通事故にあって記憶喪失になった」、「急病になった」といった詫び状などを送って先延ばしにし、会員資格の更新料として6週間ごとにさらに5万円ほどを要求していたということです。 ようやく情報を提供しても、その予想は自分たちで考えた根拠のないものだったということです。 そして、予想が外れると、再び予想担当者の事故や急病などを理由にして「精度の高い情報が提供できなかった」などとごまかしていたということです。

大阪府警、コンサル社長再逮捕 大震災助成金不正受給疑い

東日本大震災に伴う特例措置を悪用し、国の中小企業緊急雇用安定助成金約3億円を不正受給したとして、大阪府警捜査2課は7日、詐欺の疑いで、大阪市の教育コンサルティング会社「ビジービー」社長中村真也容疑者(50)=兵庫県西宮市、詐欺罪で起訴=を再逮捕した。  特例は被災地での売り上げが3分の1以上を占める企業に適用され、従業員の雇用を維持するために必要な休業手当の一部などが支給される。

無職女性から141万円詐取 安城の無職女、3回目の逮捕

 無職女性から141万円をだまし取ったとして、愛知県警安城署は30日、詐欺の疑いで、同県安城市横山町、無職清水弘子容疑者(69)を再逮捕した。清水容疑者の逮捕は別の詐欺事件2件に続き、3回目。  逮捕容疑では9月中旬ごろ、同県一宮市の無職女性(67)に電話し、「知人が経営する会社に550万円を出資すれば1100万円になる」などとうそをつき、10月21日、同市内の飲食店で、女性に以前借りた409万円を除いた141万円を受け取ったとされる。  署によると、容疑を認めている。女性は2011年に清水容疑者と知り合い、これまでに同様の手口で37回にわたり計7千万円を預け、1300万円が返済されていないという。  清水容疑者は11月20日、12月10日に、いずれも飲食店を経営する女性2人から350万円、150万円をだまし取ったとして逮捕された。  これらのほか、署には13人から清水容疑者に金をだまし取られたとの相談が寄せられている。逮捕容疑も含めた総額は3億1200万円を超え、一部は返済されているとみられる。署は関連を調べている。

投資詐欺の被害回復と詐取容疑 男ら逮捕、計1億円か

過去に投資詐欺被害に遭った高齢者らに「被害回復のための訴訟がある」と電話でうそを言い現金をだまし取ったなどとして、兵庫、大阪、鹿児島の3府県警の合同捜査本部は19日、詐欺容疑でいずれも職業不詳の中村臣吾容疑者(30)=大阪市平野区=ら8人を逮捕した。  捜査本部はグループによる被害が2013年以降、全国の約110人、計約1億円に上るとみて捜査している。  逮捕容疑は15年7月、神奈川県の男性(84)に弁護士を名乗ってうその電話をかけ、5回にわたり現金計325万円を東京都内の私書箱に送らせるなどした疑い。

異性紹介のニセ電話詐欺で5人目逮捕

異性の紹介名目で彦根市の男性らが金をだまし取られたニセ電話詐欺事件で、県警は十三日、詐欺の疑いで名古屋市東区東桜二、無職黒田喜昭容疑者(44)を新たに逮捕した。一連の事件での逮捕者は五人目となった。  逮捕容疑では、二〇一四年六~七月、東京都足立区、荷役作業員前嶋彰被告(41)=詐欺罪で起訴=らと共謀し、女性紹介サイトに会員登録した兵庫県西宮市の男性(65)に電話で「女性と交際の独占契約が結べる」などとうそを告げ、四百五十万円を振り込ませてだまし取ったとされる。  県警捜査二課によると、容疑を否認している。詐欺グループ内では、前嶋被告がうその交際相手役を演じる女性を全国各地へ派遣する役割を担い、黒田容疑者は前嶋被告をグループに紹介したとみられる。

大阪市の水質処理機器販売会社の架空取引を元に金融機関から融資金をだまし取った会社役員ら9人

滋賀県警は24日、架空の取引を元に金融機関から融資を受けたとして詐欺の疑いで、東京都中央区の会社役員、京井裕容疑者(53)と江東区、大阪市、兵庫県西宮市、那覇市の会社員ら計6人を逮捕した。京井容疑者ら3人は容疑を否認している。  逮捕容疑は、平成25年12月上旬、共謀して、大阪市の水質処理機器販売会社が業務を受注し約1200万円の利益が見込めるという架空の取引を元に、金融機関から融資として約3千万円をだまし取ったとしている。  県警組織犯罪対策課によると、6人は当時、同社の従業員や京井容疑者が代表取締役を務める経営コンサルタント会社の社員ら。このうち京井容疑者ら4人は、昨年9月にも同様の手口で融資を受けようとしたとして詐欺未遂の疑いで11月4日に逮捕されていた。

融資詐欺事件、逮捕者9人に 容疑で県警

事業資金名目で金融機関から融資をだまし取ったとして、会社役員ら七人が逮捕された詐欺事件で、県警は十四日、詐欺容疑で東京都中央区、会社役員京井裕容疑者(53)=詐欺罪で起訴=ら二人を再逮捕し、新たに二人を逮捕した。  ほかに再逮捕されたのは那覇市泊一、会社員別所昌幸容疑者(51)=同。新たに逮捕されたのは、いずれも韓国籍で大阪市生野区、無職金康弘(52)、同市中央区、マージャン店店員金福男(65)の両容疑者。  逮捕容疑では、二〇一一年十一月、大阪府東大阪市内の金融機関に対し、金康弘容疑者が当時社長を務めていた水質処理機器販売会社「マイテクサービス」(大阪市北区)の内容虚偽の決算報告書を提出するなどし、事業資金名目で二千四百万円を融資させてだまし取ったとされる。  県警組織犯罪対策課によると金康弘容疑者は容疑を否認し、ほかの三人は認めている。  同社は、別所容疑者が実質的に経営し、京井容疑者が金融機関との融資交渉を担当。金福男容疑者は連帯保証人になっていた。

特殊詐欺 容疑で男3人を逮捕 被害総額2億円か

熊本県警と北海道警は20日、東京都の女性から10万円を詐取したとして、住所不定、自称経営コンサルタント、原泰邦(46)ら3容疑者を詐欺容疑で逮捕した。3人は電話でうそを言って現金をだまし取る「特殊詐欺」グループのメンバー。社債の買い取り仲介を持ち掛けるなどの手口で、被害は20都道府県に住む数十人に及び、被害総額は約2億円に上るとみている。  他に逮捕されたのは、福岡市中央区今泉1、無職、河野清一(43)と同市早良区曙1、無職、大城優(52)の両容疑者。熊本県警は3人の認否を明らかにしていない。  逮捕容疑は別の男2人と共謀し昨年6月下旬〜同10月下旬ごろ、東京都の女性(72)に電話で「社債の買い取り代金二千数百万円を払うには、保険料10万円が必要。振り込めば送金する」などとうそを言い、同10月下旬に現金自動受払機(ATM)から10万円を振り込ませたとしている。女性は総額約700万円をだまし取られたとみられる。

プロ向けファンド 詐欺容疑で社長ら逮捕 福岡県警

「プロの投資家も出資しているので安心」などと投資名目で顧客から現金をだまし取ったとして、福岡県警が18日、ファンド販売業者「日本ヴェリータ」(東京)社長、上鵜瀬(かみうせ)良久容疑者(53)ら3人を詐欺容疑などで逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。同社を含むグループ3社は九州を中心に全国の約700人から延べ計約20億円を集めたとされ、県警は実態解明を進める。  他の2社はいずれも東京都内にあり、いずれも上鵜瀬容疑者が実質的に経営するグループ会社「日本ヴェリタス」と「ギフタージャパン」。3社はいずれもプロの投資家が1人出資者に含まれていれば49人以下の一般投資家を勧誘できる「プロ向けファンド」で、摘発は全国でも異例。  捜査関係者によると、他の逮捕者は日本ヴェリータ福岡支店(福岡市博多区)の支店長と同支店社員。

押し花のレンタルビジネスで詐欺、高配当うたい60億円集める

押し花のレンタルビジネスで配当金を支払うとうそを言って、およそ60億円を集めていたとみられるフラワーアート製作会社の社長の女らが警視庁に逮捕されました。  逮捕されたのは、フラワーアート製作会社の社長の村田多恵子容疑者(58)と、役員の瀧山佳代容疑者(46)の2人です。  村田容疑者らは2012年4月からおととし4月にかけて、東京・杉並区の女性(68)ら3人に対し、押し花のレンタル商品を購入すれば購入代金のおよそ5%の配当金を支払うなどと約束し、24回にわたりあわせて8900万円をだまし取った疑いが持たれています。  取り調べに対し村田容疑者は、「お金をだまし取ったつもりはありません」と容疑を否認しています。  村田容疑者らは2007年以降、女性を中心に全国2300人からおよそ60億円を集めていたとみられ、警視庁が余罪についても詳しく調べています。