注目の投稿

偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

水曜日

ネットビジネスで稼げるとうたいねずみ講組織詐欺 増田鉄兵容疑者ら8名を逮捕

大阪府警は、インターネットを使った販売促進システム用ソフトを販売すると偽って大学生から現金をだまし取ったネット関連会社 i-rage Holdingsアイレッジホールディングス社長(大阪市北区)、大阪市北区茶屋町 増田鉄兵容疑者(31)、アイレッジインベストメント社長、政岡将司容疑者(26)、韓国籍の元社員、大阪府門真市舟田町 金應敬(まさゆき)容疑者(30)ら8名を逮捕した。 ネット関連会社「i-rage Holdings(アイレッジホールディングス)」(大阪市北区)はソフト開発を別業者に発注。実際にはソフトは作成していなかった。 2014年2月以降、『ねずみ講』のような組織を作り、大阪府や京都府など近畿の大学生を中心に約230人と契約し、約1億7000万円を集めた。 昨年の2015年の6月以降、違法な『ねずみ講』方式で現金を集めたとして、京都府内の大学生ら計18人が契約金など計約1000万円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こし、係争中。

無登録で金融投資勧誘 容疑の3人逮捕 被害総額1億円超 静岡

無登録で金融商品取引業を営んだとして、御殿場署と県警生活保安課は31日、金融商品取引法違反の疑いで横浜市中区松影町の会社員、永石康利容疑者(54)、 横浜市中区山下町の会社員、高橋卓容疑者(43)、横浜市磯子区岡村の無職、金子真理子容疑者(60)--の3人を逮捕した。 3人は容疑を否認している。全国で数十人が被害に遭っており、うち半数以上が70~80代の高齢者。被害総額は1億円を超えるという。  永石容疑者の逮捕容疑は他の2人と共謀し、平成27年11月ごろから投資会社「ウィルフォート」(同区弁天通)の実質的経営者として金融商品取引業を無登録で営んだとしている。  同課によると、永石容疑者らは電話で投資家に外国為替や株などの投資を持ちかけていた。  県内では十数人が被害に遭っており、被害総額は数百万円にのぼる。御殿場署管内の金融機関で女性が頻繁に現金をおろしており、不審に思った行員が声をかけ、事件が明るみに出た。投資の配当金は支払われていたという。  県警は詐欺容疑も視野に捜査している。

事故賠償金2400万円があるのに…生活保護費900万円不正受給、61歳無職男を逮捕

交通事故の賠償金が支払われていたことを隠し、生活保護費約900万円を不正受給したとして、兵庫県警葺合署などは1月31日、詐欺容疑で神戸市垂水区千代が丘の無職、吉田則政容疑者(61)を逮捕した。  逮捕容疑は事故の損害賠償金約2400万円を受け取ったことを申告せず、21年9月~26年8月に支払われた生活保護費約897万円を詐取したとしている。容疑を認めている。  葺合署によると、吉田容疑者は17年9月、車にはねられて重傷を負った。その後、26年4月に賠償金約2400万円の支払いを受けたにもかかわらず、受給した保護費を返還していなかった。

神戸市から給付費800万円だまし取る 整骨院運営の会社社長ら2人を逮捕 兵庫県警

 障害児通所施設で通所者8人にデイサービスを提供したように装い、神戸市から給付費約800万円をだまし取ったとして、兵庫県警は1日、詐欺の疑いで、神戸市須磨区多井畑東町、整骨院運営会社社長、田中信隆被告(34)=公判中=を再逮捕し、新たに田中容疑者と同居する姉の会社員、大野恵美容疑者(39)を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。  県警は昨年、運営会社が長田区の整骨院で架空の施術で療養費を詐取したとして田中容疑者を同容疑などで逮捕。捜査の過程で今回の不正受給が発覚した。田中容疑者らは自宅を施設として市に給付費を請求していたといい、県警は稼働実態のある別施設の通所者のサービス提供状況も調べる。

「10億円を生前贈与したい」全国で計1億6千万円詐欺、容疑で無職の男ら4人逮捕

「10億円を生前贈与したい」と虚偽のメールを送り、現金をだまし取ったとして、広島県警は2日、詐欺容疑で住所不定、無職中山和明容疑者(33)ら4人を逮捕した。被害は全国で少なくとも400人、計1億6千万円に上るとみられる。  他に逮捕されたのは、神奈川県藤沢市白旗3丁目の無職中山照寿容疑者(58)、同県鎌倉市大船の自営業後藤学容疑者(35)、東京都渋谷区代々木4丁目の派遣社員亀田咲季子容疑者(24)。4人はいずれも否認したり、認否を保留したりしている。  逮捕容疑は2015年11月~16年2月、資産家などに成り済まし「余命宣告を受けたので10億円を生前贈与したい」などと虚偽のメールを不特定多数のアドレスに送信。返信した青森県弘前市の女性(52)に贈与には手数料が必要などとし、現金約165万円をだまし取った疑い。  広島県警サイバー犯罪対策課の捜査員の私用アドレスに同様のメールが届き、事件が発覚した。

メーター改竄し中古車を販売 詐欺容疑で業者逮捕

走行距離を短く改竄(かいざん)した中古車を販売したとして警視庁生活経済課は不正競争防止法違反(誤認惹起行為)と詐欺などの疑いで、愛知県稲沢市の中古車販売業、前川貴志容疑者(39)や名古屋市守山区の中古車販売業、谷中通晃容疑者(36)ら3人を逮捕した。3人はいずれも容疑を否認している。  前川容疑者の逮捕容疑は、平成26年6月19日~同25日にかけてインターネットのオークションサイトで、走行距離計の表示を19万3271キロメートルから「5万1061キロメートル」に変えた中古車を出品するなどの不正競争を行ったとしている。  谷中容疑者は26年7月、前川容疑者が走行距離を改竄していることを知りながら、中古車を都内の男性(45)に引き渡して現金201万2490円をだましとった疑いがある。

「お金預けてくれれば運用後に利益」 5千万円を詐取容疑 秋田の会社役員逮捕

架空の投資話で千葉市の男性から約5千万円をだまし取ったとして、秋田県警能代署は7日、詐欺の疑いで同県能代市明治町、会社役員、松井均容疑者(51)を逮捕した。  逮捕容疑は平成26年1~3月ごろ、知人を介して知り合った千葉市に住む40代の男性会社役員に「国債に投資して資産運用している。お金を預けてくれれば運用後に利益を振り込む」と持ち掛け、自分名義の口座に計5150万円を振り込ませ、だまし取った疑い。  同署は、別の被害者からも同様の手口で少なくとも5千万円を詐取した疑いがあるとみて調べている。

詐欺罪で住職ら追起訴 大阪地検特捜部

黄檗(おうばく)宗の寺院「安城寺」(松山市)の住職らによる事件で、大阪地検特捜部は14日、建築会社から3億円をだまし取ったとして、詐欺罪で、住職の片井徳久容疑者(56)と自称檀家(だんか)総代の宇都宮貞史容疑者(40)=いずれも背任罪などで起訴済み=を追起訴した。  起訴状などによると、2人は共謀し平成25年4~5月、黄檗宗大本山「萬福寺」(京都府宇治市)で境内施設の建て替えなどの工事計画があると、石川県内の建築会社社長に説明。「建設保証金として3億円を支払えば工事を受注できる。保証金は工事代金に含めて返す」と嘘を言い、現金を詐取したとしている。

火曜日

無許可営業ほう助で名古屋の行政書士逮捕

無許可でキャバクラ店を経営していた男らにウソの許可申請書などを作成したなどとして、行政書士の男が逮捕されました。  逮捕されたのは名古屋市中区丸の内の行政書士、近藤和雄容疑者(36)です。  中警察署によりますと、近藤容疑者は3年前、愛知県東海市で他人の名義を借りて無許可でキャバクラ店を経営していた男らにウソの許可申請書類を作成して警察に提出した上、無許可営業をほう助するなどした風営法違反の疑いが持たれています。  この男らは去年10月、東海市などでキャバクラ店を無許可で営業したなどの疑いで逮捕されていて、その後の供述から近藤容疑者の関与が浮上しました。  調べに対し近藤容疑者は「そんなつもりはなかった」と容疑を否認していて、警察は余罪についても調べています。

架空の不動産取引で詐欺容疑、「地面師」を逮捕

架空の不動産取引で現金をだまし取ったとして、警視庁は14日、東京都中央区月島、会社役員宮田康徳容疑者(54)や目黒区東が丘、司法書士亀野裕之容疑者(52)ら男6人を偽造有印私文書行使と詐欺の容疑で逮捕したと発表した。 同庁は、「地面師グループ」とみて調べている。 発表などによると、宮田容疑者らは2012年12月~13年1月、横浜市の不動産会社に対し、東京都墨田区の80歳代の女性が、所有する土地と建物(約350平方メートル、3階建て)から立ち退くことを記した偽造の「立退承諾書」を示すなどし、「数か月後に9000万円で買い戻す」などとうそを言って、7000万円をだまし取った疑い。

番組権取得名目で詐欺容疑 映画プロデューサー逮捕

企画中のテレビ番組の権利を取得できるとの名目で、名古屋市の電子部品製造会社から1500万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は2日、詐欺の疑いで映画プロデューサー 佐谷秀美容疑者(56)=東京都新宿区=を逮捕した。捜査2課によると「だましていない」と容疑を否認している。  佐谷容疑者は、女優中谷美紀さんが主演した「嫌われ松子の一生」や、女優綾瀬はるかさんが出演した「僕の彼女はサイボーグ」などの映画をプロデュースしている。  逮捕容疑は10年2月中旬ごろ、共同企画を電子部品製造会社に持ち掛け、映像化する権利などを原作者から取得できるとして現金を詐取した疑い。

接骨院経営者ら2人を再逮捕

交通事故にあった知人を自分が経営する接骨院に通院させた日数を水増し、保険金をだまし取ったとして経営者の男が逮捕された事件で、警察は詐欺の疑いで男と知人の飲食店経営者を詐欺の疑いで再逮捕しました。 再逮捕されたのは、山形市で接骨院を経営する白壁源一容疑者(33)と飲食店を経営する知人の長瀬美佐子容疑者(50)です。 警察によりますと、2人は、平成26年6月に長瀬容疑者が山形市内で交通事故にあいけがをした際に、11月下旬までの82日間、接骨院に通ったように装って、損害保険会社に請求した詐欺の疑いがもたれています。 これまでの調べで白壁容疑者名義の口座には92万円あまり、長瀬容疑者名義の口座に63万円あまりをそれぞれ振り込ませたということです。 警察の調べに対し、白壁容疑者は「間違いありません」、長瀬容疑者は「生活費ほしさにやった」と供述し容疑を認めているということです。 警察はくわしいいきさつを調べています。

月曜日

うその説明し浄水器販売した疑い、社長ら再逮捕

高齢者を狙って強引な方法で浄水器の訪問販売を繰り返し、1億円以上を売り上げていたとみられる会社社長の男らが、警視庁に再逮捕されました。  詐欺などの疑いで再逮捕されたのは東京・練馬区の浄水器販売会社の社長・久保田篤容疑者(33)ら4人で、おととし12月、江東区の女性(75)の自宅を訪れ、うその説明をして浄水器を販売し、20万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。  久保田容疑者らは、女性の自宅に居座り続けた上で、「今日は年金の日だからお金入ってんじゃないの」などと脅していたということです。  警視庁は、久保田容疑者らが同様の手口で違法な訪問販売を繰り返し、これまでに300人以上の高齢者から1億円以上を売り上げていたとみて、詳しく調べています。

「指紋採りたい」捜査員装うマニアックさ 女性から200万円詐取容疑で男逮捕

大阪府警の警察官を装うなどし、高齢者から現金をだまし取ったとして、府警池田署は8日、詐欺の疑いで、千葉県松戸市五香の無職、徳田雅紀容疑者(21)を逮捕したと発表した。同署によると、徳田容疑者は現金の受け取り役で、詐欺グループの一味だったとみて調べる。  逮捕容疑は共謀し昨年12月中旬、府警捜査2課の捜査員らを名乗り、同府池田市の70代女性に「銀行内部でお金を使い込む事件が起きている。すぐに預金を引き出して下さい」「引き出したお金の指紋を採りたいので預かりに行く」などと電話。その後、行員を装った徳田容疑者が女性宅を訪れ、現金200万円をだまし取ったとしている。  同署によると、女性は銀行窓口で現金を引き出す理由を聞かれた場合、「孫の大学費用」と答えるようグループ側から指示されていたという。

医師を名乗り…結婚詐欺か 女医ばかり被害4000万円

精神科医のふりをして女性の医師に近付き結婚を約束したうえ、現金約4千万円をだまし取ったなどの疑いで32歳の男が逮捕されました。 高級車の前で写真に写る男。 窃盗や詐欺などの疑いで逮捕された石田恭介容疑者(32)です。 インターネットのお見合いサイトで知り合った女性に「結婚詐欺」を繰り返していたとみられる石田容疑者。 狙った女性たちには「医師」であるという共通点がありました。 去年1月、石田容疑者は20代の女性の医師に「自分は精神科医だ」と名乗って近付き「一緒にクリニックを経営しよう」と持ちかけます。 しかし、これは真っ赤なウソ。 本当の職業は自動車販売業です。 そして去年7月、結婚を前提に同棲していた女性の医師免許証を使ってキャッシュカードを作り、約500万円を引き出した疑いが持たれています。 さらにその直後には別の30代の女性医師とも交際し、なんと結婚式まであげたうえマンションの購入をもちかけるなどしておよそ3500万円を騙し取った疑いも持たれています。 30代の女性医師が「結婚した相手が私の貯金を勝手に持ち出しました。どうも様子がおかしいので相談に来ました」と警察に相談したことで一連の結婚詐欺が発覚。 石田容疑者は逮捕されました。 調べに対して石田容疑者は「お金はおろしたが女性の許可を得ていた」と容疑を否認していますが、警察は他にも複数の被害者がいるとみて捜査しています。

70歳女性から1.1億円詐取した容疑、3人逮捕 京都

京都市の無職女性(70)から1億1750万円をだまし取ったとして、京都府警は8日、派遣社員の小手川純弥容疑者(34)=福岡市中央区高砂1丁目=と無職の志田良民容疑者(65)=同市博多区那珂1丁目=、無職の小川広美容疑者(59)=同=の3容疑者を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。小手川容疑者は容疑を否認し、志田、小川の両容疑者は認めているという。  中京署によると、3人は2015年9月~16年2月に証券会社員や国税局職員などを名乗って女性宅に電話。「未公開株を売ってほしい。名義変更には手数料が必要だ」などとうそを言い、約230回にわたって計1億1750万円を銀行口座に振り込ませた疑いがある。女性はひとり暮らしで、亡夫から株を相続していた。容疑者らと連絡が取れなくなったことを不審に思った女性が中京署に相談した。

みずほ行員、パズルのような“セコい内職” 使用済み切手かき集め…日本郵便担当者も驚く手口

 古今東西、さまざまなデザインが存在する切手は世界中の愛好家を魅了してきたが、記念切手でもないただの使用済み切手をここまで熱心に集めた男は世界に2人といないだろう。消印が押されて使えなくなる使用済み切手を二束三文でかき集め、きれいな部分を貼り合わせて「リサイクル」し、本物と交換していた銀行員が、詐欺と郵便法違反の容疑で警視庁に逮捕された。作製の苦労の割に実入りの少ない“内職”の実態とは。  平成28年10月、東京都内の郵便局で、交換用に差し出された切手が、局員の手元で突然、バラバラと崩れ始めた。切手の額面は350円で30枚。台紙に貼られていたため、局員が水に漬けてはがそうとすると、切手一枚一枚がさらに複数の破片に分裂したのだ。分析したところ、使用済み切手の消印を押された部分を切り取り、別々に貼り合わせたものだと判明した。  さかのぼること数日。9月30日昼前、東京都千代田区のオフィスビル内に入る郵便局周辺の防犯カメラが、1人の男の姿を捉えていた。男は台紙に貼った350円切手30枚をおもむろに取り出し、交換を依頼。チェックする郵便局員の目も欺き、まんまと1万500円分の切手と交換して去っていった。  警視庁丸の内署は、防犯カメラの画像などから男を特定。郵便法違反と詐欺の容疑で、みずほ銀行行員、小林孝史容疑者(57)=東京都豊島区西池袋=を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。  日本郵便によると、切手を交換する場合、1枚につき5円を手数料として徴収するが、高額の切手を細かくしたり、細かい金額をひとまとめにしたりするなど、依頼されることは多いという。日本郵便の担当者は「切手は金券と同じなので、窓口でもかなり入念にチェックする」と話す。切手の周りのギザギザ部分がきちんと残っているかや、図柄がきれいな形で残っているかを厳しく確認するという。  担当者は「『破れてしまったので交換してほしい』という申し出はたくさんあるが、図柄がきれいに残っていないと交換に応じることは少ない」と説明する。しかし、小林容疑者はそうしたチェックを突破して本物と交換することに成功した。  方法は言われてみれば実に簡単だ。消印が押された仕様済み切手を大量にかき集めて、消印のスタンプが付いていない部分を巧みに切り取り、パズルのように組み合わせて“本物”に仕立て上げる。日本郵便の担当者も「そんな方法があるとは思わなかった」と驚く。  捜査関係者によると、小林容疑者はインターネットオークションを通じて安く大量に使用済み切手を調達していたとみられる。実際にオークションサイトには、「仕様済み切手359枚 350円」など、1枚1円以下で出品されており、原価は安く抑えることができる。小林容疑者の逮捕に伴い、丸の内署が行った家宅捜索で大量の使用済み切手や偽造した切手、カッターやはさみも見つかっており、自宅が“密造工場”となっていたようだ。  別の郵便局でも同様の手口で交換された偽造切手が見つかっており、丸の内署が関連を調べている。とはいえ、仕入れから消印の切り取り、本物のように組み合わせる“労力”を考えると、あまりに実入りが少ない。捜査関係者は「小遣い稼ぎだったんだろうが、なぜやろうと思ったのか」と首をかしげる。

「老人ホームの金必要」ヴィジュアル系バンドメンバー逮捕

「老人ホームに入居する金が必要」と電話をかけ、現金300万円を騙し取ったとしてヴィジュアル系バンドのメンバーの男が逮捕されました。  全身を揺らしながら軽快な指さばきでキーボードをたたく男。詐欺の疑いで逮捕されたヴィジュアル系バンドJackRoseのAkiこと前川昭浩容疑者(36)です。    警察によりますと、前川容疑者は去年10月下旬から11月中旬までの間、新潟県長岡市の80歳の女性に対し、架空の会社の社員を名乗り「イシカワさんという方がお母さんを老人ホームに入居させたいのですが、お金がないので困っているみたいです」などと電話をして、現金300万円を騙し取った疑いが持たれています。  去年12月、別の詐欺未遂事件で逮捕された男の供述から、前川容疑者が浮上したということです。  警察の取調べに対し、前川容疑者は「荷物を受け取ったが、被害品と思いませんでした」と容疑を否認しているということです。

<詐欺容疑>生保社員逮捕 元同僚にオレオレ「受け子」勧誘

高齢女性から現金をだまし取ったとして警視庁竹の塚署は8日、「ジブラルタ生命保険」社員、井手麻貴容疑者(30)(井上あさき容疑者)=東京都新宿区北新宿2=を詐欺容疑で逮捕したと発表した。現金の受け取り役の「受け子」を勧誘する役割だったとみられ、勧誘した元同僚が別の詐欺未遂事件で同署に逮捕されて関与が分かった。「仕事は紹介したが、詳細は知らなかった」と容疑を否認しているという。ジブラルタ生命保険は「事実関係を確認中」としている。  逮捕容疑は昨年11月2日、埼玉県川口市の女性(80)に「会社の金で株を買った。金を戻さないとまずい」などと電話でうそを言い、200万円を詐取したとしている。

香港へ投資 詐欺容疑で親子逮捕 被害11億円か

高利回りをうたい香港での貸金事業への投資名目で金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は11日、詐欺容疑で、金融業などを営む「バンリ・グループ」(東京都中央区)の元代表落合文太郎容疑者(71)=京都市中京区錦堀川町=と、元副代表で次男の落合是光容疑者(47)=千葉市緑区あすみが丘=を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。  関係者によると、集めた金は総額三十数億円に上るが、時効分などを除いた被害額は少なくとも約11億円に及ぶとみられる。  捜査関係者などによると、落合容疑者らは2008年6月、香港での消費者金融業を目的に「香港金融プロジェクト」(東京都中央区)を設立。「年利6割で貸し付けができ、すごくもうかる」「複利運用で実質利回りは15%以上」などとうたい、事業への投資を持ち掛けていた。  集めた金は別の投資者への利息支払いや元本返済に充てられており、「自転車操業」状態だった。同課は、会社が破綻状態となった後に集めた部分について、詐欺に当たると判断した。  投資額の一部は事業資金に活用されたが、約束の年利を支払える収益はなかった。落合容疑者らは高級外車購入費や宿泊費などとしても使っていたという。  逮捕容疑は10年10月中旬ごろ、年利約13%の複利や元本全額償還などをうたい、東京都港区の元会社役員の男性(71)に同プロジェクト名義の銀行口座へ約2億4000万円を振り込ませ、だまし取った疑い。