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偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

金曜日

メルカリで偽「響30年」販売詐欺、根本武明容疑者と笹川裕容疑者を逮捕

サントリーのブランドウイスキー「響30年」の偽物をフリーマーケットアプリ「メルカリ」で販売したとして、三重県警は21日、詐欺と商標法違反の疑いで、いずれも古物店店員 東京都中野区丸山在住の根本武明容疑者(29)、渋谷区本町在住の笹川裕容疑者(26)の両容疑者を逮捕した。2人は販売の事実を認めているが、「だます意思はなかった」などと容疑を一部否認している。  逮捕容疑は昨年6~7月ごろ、仙台市の男性会社員(29)に、メルカリを通じて真正品ではない「サントリーウイスキー響30年」を4回に分けて計5本販売し、サントリーホールディングスの商標権を侵害するとともに、男性から代金計99万円をだまし取った疑い。  県警四日市南署などによると、販売された偽物は箱と瓶は本物だが中身が詰め替えられており、同署は入手元を調べている。昨年7月ごろ、県内の男性から同署へ情報提供があったという。  サントリーのサイトによると、響30年は年間数千本しか作れない数量限定商品で、希望小売価格は12万5000円。同署によると、国産ウイスキー人気で市場価格が高騰している。

銀行から現金1000万円を詐取、三重県伊勢市の会社役員杉浦猛容疑者と森健司容疑者を逮捕

架空の会社に融資させ、銀行から現金1000万円をだまし取った疑いで、会社役員 三重県伊勢市 杉浦猛容疑者(58)、アルバイト 名古屋市千種区 森健司容疑者(35)ら男3人が詐欺の疑いで逮捕、送検されました。  警察によりますと、3人はおととし、銀行にウソの確定申告書を提出して融資を申し込み、現金1000万円をだまし取った疑いがもたれています。  3人は架空の会社を作って法人登記や納品書を準備するなどして、銀行を信用させていたということです。3人のうち2人は容疑を認めています。

「当たり屋」で示談金請求、詐欺の疑いで豊田市の野口英一容疑者(47)を再逮捕 余罪70件以上か

わざと体を車にぶつけて示談金をだまし取ったとされる愛知県豊田市の野口英一容疑者(47)は29日、詐欺の疑いで再逮捕されました。  警察によりますと、野口容疑者は今月4日、豊田市の路上で自転車に乗車中、すれ違う車にわざと体をぶつけて事故を装い、示談金として男性から現金1万5000円をだまし取った疑いがもたれています。  調べに対し、容疑を否認しているということです。  野口容疑者が当事者の事故の届け出が70件以上あり、警察はいわゆる「あたり屋」行為を繰り返していたとみて余罪を追及しています。

カシオ計算機の元部長を逮捕 架空発注で4億円余着服か

「カシオ計算機」の元部長が取引先への架空の発注を繰り返し、現金およそ400万円をだまし取ったとして、警視庁に逮捕されました。元部長は同じような手口で4億円余りを着服したとして懲戒解雇されていて、警視庁が捜査を進めています。 逮捕されたのは「カシオ計算機」の開発部門の元部長で、東京大田区田園調布に住む柏木達雄容疑者(61)です。 27日午前10時すぎ、捜査員に連れられて自宅から出てきて、捜査車両に乗り込みました。 警視庁の調べによりますと、平成26年から翌年にかけて、当時、部長だった柏木容疑者は、取引先に対し試作品などの架空の発注を繰り返し、現金およそ400万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 調べに対し「不正を行ったことは間違いない」と容疑を認めています。 「カシオ計算機」が内部で調査を進めたところ、柏木元部長は同じような手口で4億円余りを着服したとして、おととし12月に懲戒解雇されていて、警視庁が捜査を進めています。

霊感商法詐欺容疑 12人目逮捕 主犯格の榎倉健容疑者 

岩手県内の女性などから多額の金をだまし取ったとされる詐欺グループの首謀的立場の男が、14日、新たに逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、会社役員 東京都渋谷区恵比寿4丁目 榎倉健容疑者(37)。 警察によると、榎倉容疑者は、すでに逮捕・起訴されている男女11人と共謀して、開運ブレスレットを販売。 この購入者に対して、「水子がついているから加持祈祷(かじきとう)をして、石仏を建立しなくてはいけない」などとうそをつき、近畿地方の女性から、およそ760万円をだまし取った疑いが持たれている。 同じ手口で、雫石町の女性から金をだまし取ったとされる11人からの押収品をもとに、警察が捜査を進め、榎倉容疑者を特定した。

木曜日

給食費など700万円以上着服か、小学校元職員の女逮捕

保護者から集めた学校の給食費や教材費700万円以上を着服していたとみられる東京・練馬区の小学校の職員だった女が、警視庁に逮捕されました。  詐欺の疑いで逮捕されたのは、練馬区の区立小学校の会計担当の元職員・雨宮早苗容疑者(51)で、おととし4月、校長の印鑑を無断で使い、区内の郵便局で現金350万円を不正に引き出した疑いが持たれています。  雨宮容疑者は2012年からおよそ4年間、勤務していた小学校と中学校で1人で会計を担当していて、警視庁は、校長が不在の間に給食費や教材費700万円以上を着服したとみています。  取り調べに対し、雨宮容疑者は容疑を認め、「家庭のストレスがあった。パチンコなどの遊興費にあてていた」と供述しているということです。

世界中の無印良品に毎日来店と偽装 ポイント詐取の疑い

無印良品」に行く度にポイントがたまるアプリを悪用し、ポイントをだまし取ったとして、福岡県警は28日、北海道石狩市 菅野大悟容疑者(29)を電子計算機使用詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。国内だけでなくアジアや欧米、中東など世界中にある909店(関連店含む)に毎日来店したように装っていたという。  サイバー犯罪対策課によると、菅野容疑者は自宅で45台のパソコンを使い、店を訪れた際にアプリを起動させてクリックすれば位置情報からポイントが付与されるアプリを悪用。4月12日~5月30日、909店で計約562万回の来店を装い、108万ポイント(108万円相当)をだまし取った疑いがある。約360のアカウントを用いて、誕生月ではポイントが2倍になる仕組みも利用していたという。  無印良品を展開する良品計画によると、8月末現在で世界に945店舗ある。  県警は今月12日、同様の手口でイオン九州から計約538万円相当のポイントをだまし取ろうとしたとして、無職の菅野大悟容疑者を詐欺未遂容疑などで逮捕していた。

「原野商法」被害者から詐取容疑=元関東連合の男ら逮捕-警視庁

売れる見込みがない土地を売り付ける「原野商法」の被害に遭った高齢者らから現金をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は28日、詐欺容疑で、暴走族グループ「関東連合」(解散)元メンバーの男ら13人を逮捕した。「身に覚えがない」などと8人が容疑を否認し、5人が認否を留保しているという。 逮捕されたのは、会社役員 東京都港区白金 天野遥容疑者(30)、無職 東京都港区赤坂 鈴木塁容疑者(35)、石田翔大容疑者ら。  同課によると、両容疑者らは不動産会社の社員を装い、福島、茨城、栃木、群馬などの土地を購入した原野商法の被害者を標的にして詐欺を繰り返していたとみられる。これまでに191人から被害相談があり、同課は2016年6月~18年11月の間、計4億円以上をだまし取ったとみている。  逮捕容疑は17年3月~18年4月、過去に原野商法の被害に遭った60~90代の男女4人に対し、「土地を買い取る」などとうその取引を持ち掛け、手数料などの名目で計471万円をだまし取った疑い。

水曜日

「w―inds.」装って1600万円詐取 容疑で逮捕

男性ボーカルユニット「w―inds.」(ウインズ)のメンバーになりすまし、知人女性から現金約1600万円をだまし取ったとして、大阪府警は、神戸市東灘区住吉宮町7丁目、無職の松崎つかさ容疑者(30)を詐欺容疑で逮捕し、7日発表した。「生活費や遊興費に使った」と容疑を認めているという。  天王寺署によると、松崎容疑者は2014年4月~15年4月、メンバーを装い、別のメンバーが意識不明の重体で入院したとして「病院代払えなかったら死ぬしかない。病院からも出される」などと偽ったメールを30代の女性に送信。治療費名目などで22回にわたり約1600万円をだまし取った疑いがある。  松崎容疑者はファンサイトを開設し、03年ごろから女性ファン仲間として女性と交流を始めた。その後、「メンバーと親しいのでメールができる」などとうそを言い、約12年間メンバーになりすましてメールでやり取りし、07年ごろから現金を受け取っていたという。15年4月、女性が「5千万円以上だまし取られた」と府警に相談に訪れて被害が発覚した。

夫婦で西濃運輸子会社から詐取容疑、野口宏和容疑者と妻の野口桧容疑者を逮捕 被害7億円超か

物流大手・西濃運輸の関連会社から7千万円余りをだまし取ったとして、警視庁は、LED照明などの製造販売会社「EVERLUCE」(東京都品川区、解散)元代表取締役の野口宏和容疑者(65)と、元取締役で妻の野口桧容疑者(57)=野口ひのき容疑者=の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕し、8日発表した。2人は「思い出せない」などと容疑を否認しているという。  捜査2課によると、逮捕容疑は2015年5月中旬、「複数の大手電力会社に対して売掛金がある」とする虚偽の契約書などをセイノーホールディングスの金融子会社に提出し、架空の売り掛け債権を買い取らせ、約7700万円を詐取したというもの。同課は2人が15年5月~16年12月、この子会社から同様の手口で計約7億7千万円を詐取したとみている。同社はこのうち、3億数千万円しか回収できていないという。

イオンから来店ポイント詐取容疑 PCで位置情報偽装

イオン九州の店舗に行く度に来店ポイントがたまるアプリを悪用し、ポイントをだまし取ったなどとして、福岡県警は12日、無職菅野大悟容疑者(29)=北海道石狩市花川北二条2丁目=を詐欺や同未遂などの疑いで逮捕し、発表した。菅野容疑者は「ポイントで商品を買いたかった」などと供述しているという。  サイバー犯罪対策課によると、客が店舗を訪れた時にアプリを起動させ、クリックすれば位置情報からポイントが付与される。菅野容疑者は2月28日、自宅のパソコンで位置情報を偽装しアプリを起動。イオン九州の店舗への来店を装い3月に140ポイント(140円相当)を詐取したほか、3月1日~4月11日にパソコン45台を使って同様の手口で、計約538万ポイント(計約538万円相当)をだまし取ろうとした疑いがある。容疑を認めているという。  菅野容疑者は、位置情報を偽装できる仕組みを開発。1千枚以上のカードのデータを使い、約269万回の来店を装っていた。イオン九州のメンテナンス担当者が、ポイントが菅野容疑者に集約されているのを不審に思い、県警に届けた。イオン九州の店舗は九州に71店舗あり、1日で全店舗を回っても最大で142ポイントしか付与されないという。

「東京ユニフォーム」社員がTシャツ架空発注3000万円詐取、川田秀文容疑者と土居通和容疑者を逮捕

Tシャツなどの架空発注を重ね、自分の会社から、あわせて3,000万円をだまし取ったとみられる男らが、警視庁に逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・千代田区の制服の製造・販売会社、「東京ユニフォーム」の元仕入れ担当、千葉市在住の川田秀文容疑者(43)と、アパレル向けプリント会社の社長、土居通和容疑者(55)。
衣料品会社社員の川田秀文容疑者は、下請けの衣料品プリント会社社長・土居通和容疑者とともに3年前、取引先の会社からTシャツなどの注文があったかのように装い、代金として現金およそ750万円を、川田容疑者の会社からだまし取った疑いが持たれている。 警視庁によると、川田容疑者は2015年、数回にわたり、土居容疑者の会社に制服のプリントを発注したように装い、東京ユニフォームから約750万円をだまし取った疑いが持たれている。 2人は調べに対し、容疑を認めていて、川田容疑者は、「給料が下がってしまい、自由になる金が欲しかった」と供述しているという。 警視庁は、2人が同様の手口で、計約3000万円をだまし取っていたとみて調べている。

投資マルチ「SENER」で83億円集金 8人逮捕 中村雅俊さんコンサートも

最大で月に20%などと高配当をうたい、無登録で「SENER」という金融商品への出資を募ったとして、警視庁は会社役員の男ら8人を逮捕した。 逮捕されたのは旅行会社代表 東京都港区白金台3 柴田千成容疑者(46)と自営業、板橋区赤塚 道端真志容疑者(43)ら8人。 柴田千成容疑者と道端真志容疑者のほかに逮捕されたのは、会社役員 福岡市中央区平尾 植木貴裕容疑者(50)、千葉県市川市南大野 伊藤公一容疑者(64)、新宿区西新宿 芳野聡之容疑者(31)、川崎市高津区末長 村山暢容疑者(29)、名古屋市中区伊勢山 古川慎容疑者(40)、名古屋市中区伊勢山 村井邦旭容疑者(32)の6容疑者。 警視庁によると、8人は去年、都内の女性ら9人に対し、無登録で「SENER」という金融商品への投資を募った疑いが持たれている。投資をした9人は1人あたり、約12万円から600万円ほどを出資したという。 柴田容疑者らはセミナーを開き「最大で月に20%」などと高配当をうたって投資を募っていたという。 出資者が招待された台湾ツアーでは、歌手の中村雅俊さんのコンサートなども行われていた。
≪被害者の声≫ 「万全な会社です、歴史がありますからと徹底的に説明してましたね。後から聞けば、みんな大ウソだったんですけどね」 「SENERの主な主催者である柴田千成さんという方がいて、ついに真実のもうかるビジネスを見つけたと誘われたのがSENERだった」 「当時、1ビット100万円くらい。2,000万円くらい(投資した)。出金申請をしても、なかなか出金されない時に、やっぱりかと」と話した。 8人は約6000人から83億円相当を集めたとみられ、警視庁が実態解明を進めている。

木曜日

レンタカー物損事故、修理業者装い過大な保険料請求…詐欺で梅田英年容疑者と浜中優弥容疑者を追送検

愛知県警交通捜査課などは13日、不慮の物損事故を装い保険金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで名古屋市名東区香流の梅田英年容疑者(60)=詐欺罪で起訴=と名古屋市緑区武路町の浜中優弥容疑者(36)=同罪で起訴=を追送検した。  同課によると、梅田容疑者は建築関係の仕事をした経験があり、わざと事故を起こした際、業者を装い相手に「責任を持って修理する」と伝えた上で、虚偽の見積書を作成、過大な保険料を請求していた。  梅田容疑者の送検容疑は平成28年11月~29年5月、3回にわたり名古屋市内でレンタカーを建物の外壁に衝突させ、事故と偽ってレンタカー会社や保険会社から計338万円をだまし取ったとしている。浜中容疑者はうち2回で共謀したとされる。  県警は今年4月と5月、同様の手口で保険金をだまし取った詐欺などの疑いで2人を逮捕。また13日、保険金を振り込む口座の通帳を金融機関からだまし取ったとして、同容疑で同市守山区の無職男(60)を書類送検した。

雇用奨励金詐取容疑で逮捕 宮城、震災被害の既卒者対象

宮城県警は東日本大震災で被災した高校、大学などの既卒者を正規雇用する前提で雇った事業主への奨励金をだまし取ったとして、詐欺容疑で、元建築解体会社社長の今野紘彰容疑者(27)=住所不定=を逮捕した。容疑を否認している。  逮捕容疑は、平成25年4~8月、経営していた会社の従業員4人が奨励金の対象者と偽って中央職業能力開発協会(東京)に申請し、計120万円をだまし取った疑い。  県警によると、悪用されたのは国の「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」制度。従業員4人は当時、奨励金の条件である高卒3年以内だったが、もともと雇用されており、支給対象ではなかった。

ビジネスメール詐欺で4人逮捕 7千万円送金させた疑い

取引先や上司に成り済ますビジネスメール詐欺で、米国の農業関連会社から約7800万円を不正に銀行口座へ送金させた上、6020万円を引き出したとして、警視庁組織犯罪対策総務課は4日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)と詐欺の疑いで、東京都江東区の会社役員、坂義人容疑者(51)ら男女4人を逮捕した。  企業の担当者や上司を装ってメールを送り、偽の銀行口座に多額の現金を振り込ませるビジネスメール詐欺は近年、国内だけでなく海外でも横行し、国際的な犯罪グループが関与しているとされる。捜査関係者によると今回、米連邦捜査局(FBI)の協力も得ながら全容解明を進める。  組対総務課によると、他に逮捕したのは江東区の会社役員、相沢愛美容疑者(51)ら。詐取した金は相沢容疑者が代表を務める会社名義の国内口座に送金されていた。この口座は金を送らせる2カ月前に開設されており、詐欺に使う目的で作られたとみて同課が詳しく調べる。  逮捕容疑は、農業関連会社から不正に送らせた金を正規の取引で得たように装い、昨年7月4~21日、銀行などから計6020万円を引き出してだまし取った疑い。  警視庁は今年6月、口座を開設する際に偽名を使ったほか、利用目的を偽っていたとして、4人のうち3人を詐欺容疑で逮捕していた。

キヤノン系元社員ら逮捕 リース会社から8億円超詐取疑い 警視庁

医療機器のリース契約に乗じてリース大手「東京センチュリー」から8億円超を詐取したとして、警視庁捜査2課は10日、キヤノン系列会社の元社員、岡畑洋一容疑者(53)=兵庫県川西市清和台東4=ら5人を詐欺などの疑いで逮捕した。  他に逮捕したのは、経営破綻した千葉県の医療法人の元財務部長、吉富太可士容疑者(59)=住所不定、元理事長で医師の吉川敏朗容疑者(68)=大阪市中央区上汐2=ら。同課は5人の認否を明らかにしていない。  関係者によると、東京センチュリーは2012年5月、医療法人にX線撮影装置などをリースする契約を締結。機器は医療法人側の関連会社を介し、キヤノンの系列会社から調達することになっていた。  岡畑容疑者らはこの取引の仕組みを悪用。機器の代金を水増しした見積書を東京センチュリーに示すなどし、購入代金約8億8千万円をだまし取った疑いがある。  実際の代金との差額は約6億円に上るとみられる。吉川容疑者は取引の直前に医療法人を買収して経営権を取得。捜査2課は、支払い能力が乏しいのにリース契約を結び、詐取した金を買収代金の返済などに充てた可能性があるとみている。  岡畑容疑者は当時、機器の調達元のキヤノン系列会社から親会社の「キヤノンマーケティングジャパン(MJ)」に出向中だった。キヤノンMJによると、本来は取引に関わる立場になかったといい、同社は「不法行為は岡畑容疑者が単独で行ったもので当社グループは関与していない。捜査に全面協力する」(広報担当者)としている。

アダルト動画詐欺で古尾谷光来容疑者、門倉仁容疑者、松若大輔容疑者らを逮捕 1万人9億2000万円被害

パソコンやスマートフォンでアダルト動画サイトに接続した人から利用料金をだまし取ったなどとして、愛知、宮城、静岡、石川、愛媛、鹿児島の6県警の合同捜査本部は3日、不正指令電磁的記録供用と詐欺の疑いで、東京都目黒区鷹番、会社役員 古尾谷光来容疑者(40)、渋谷区、会社役員 門倉仁容疑者(40)、世田谷区、会社役員 松若大輔容疑者(35)らグループ11人を逮捕した。 県警サイバー犯罪対策課によると、サイトをクリックしただけで高額の料金が請求されるワンクリック詐欺の手口で、県警が過去に摘発事例のあるパソコン用サイトに加えて、スマホ用でも摘発した。 グループで電話対応窓口を設け、相談した人を料金振り込みに誘導していた。グループの口座には約1万人から計約9億2000万円の入金があったという。 逮捕容疑は昨年12月10日、スマホ用アダルトサイトに接続した名古屋市北区の20代女性に対し、スマホ画面に料金請求のウインドーを表示させてだまし、現金17万円を口座に振り込ませるなどした疑い。

他人カード情報「転売屋」逮捕 SNSなどで入手

他人名義のクレジットカード情報で動画を購入したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は27日、住所不定、無職、伊藤大輔容疑者(42)を電子計算機使用詐欺容疑などで逮捕したと発表した。伊藤容疑者は3~4年前からソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)や掲示板で他人のカード情報を購入し、そのままネットで販売する「転売屋」だった。この1年で約260回売買し、少なくとも130万円の利益を得たとみて調べる。 同課によると、伊藤容疑者はSNSなどでカード情報を1件5000~1万円で仕入れ、5000円を上乗せして転売していた。カード情報の転売屋の立件は珍しく、同課はカード情報の転売が水面下で横行している可能性があるとみている。伊藤容疑者は「3~4年前に掲示板でカード情報が売られていることを知り、もうかると思った」と供述しているという。  ネットで販売されていたカードの情報は、名義人が気付かない間に抜き取られていた。一部の被害者は、デパートの販売員を名乗る人物らから「クレジットカードが勝手に使われた。カード番号と有効期限を教えて」という電話を受け、番号などを伝えていた。  逮捕容疑は1月7日、不正入手した女性名義のカードを使い、動画配信サイトでアダルトビデオ1本(250円)を購入したとしている。容疑を認めているという。  日本クレジット協会(東京都中央区)によると、カード情報が不正使用された昨年の被害額は176億7000万円で、前年(88億9000万円)の2倍に上っている。

詐欺罪で配達員ら起訴 ゆうパックで現金回収、名古屋地検

名古屋地検は18日、ゆうパックで送らせた現金をだまし取ったなどとして、詐欺と詐欺未遂の罪で、東京都府中市の配達業、浅倉知英容疑者(47)と小平市の従業員、伊藤響容疑者(45)を起訴した。詐欺の疑いで逮捕された東久留米市の配達業の男性(32)は不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。  愛知県警によると、起訴された2人は郵便局から配達業務を委託されていた。特殊詐欺グループから持ち掛けられ、担当する地域を送り先に指定された被害金を「受け子」として回収していた。  起訴状によると、グループメンバーと共謀して5月27~30日、弁護士などをかたり、浜松市内の70代女性に「民事訴訟の取り下げ費用を支払う必要がある」とうその電話をかけ、ゆうパックで送らせた600万円を受け取るなどしたとされる。

「霊感商法」容疑、11人再逮捕 開運グッズ購入者情報を悪用

岩手県警は18日、開運グッズの購入者がアンケートに記入した悩みなどの情報を悪用し、不安をあおる霊感商法で、加持祈祷代をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、東京都中野区の会社員 小俣哲哉容疑者(47)ら20~50代の男女計11人を再逮捕した。  再逮捕容疑は2017年11月ごろから18年3月初旬ごろにかけて、近畿地方に住む60代の女性に「石仏を建立し水子供養しなければならない」などと電話し、加持祈祷代として4回にわたり約760万円をだまし取った疑い。

AKB投票券で30万円詐欺の疑いで布施学人容疑者(24)を逮捕

 アイドルグループAKB48の「選抜総選挙」に参加できる投票券を販売すると装い現金約30万円をだまし取ったとして、警視庁上野署は30日までに詐欺の疑いで、相模原市南区鵜野森、無職 布施学人容疑者(24)を逮捕した。逮捕は28日。
 逮捕容疑は昨年4月上旬、実際には入手していないにもかかわらず、インターネットのオークションサイトに同年6月開催の総選挙の投票券550枚を出品。落札した神戸市の男性(26)から現金を詐取した疑い。  投票券はCDを購入すると入手できる。上野署によると、投票券が手元に届かなかった男性が昨年7月下旬、被害届を提出して発覚した。

排出権取引投資装い詐欺 容疑の木村元太郎容疑者ら4人逮捕、大阪府警

二酸化炭素(CO2)排出権取引への投資をかたり現金をだまし取ったとして、大阪府警生活経済課は31日までに、投資会社「S&Aサービス」(大阪市)の実質的経営者、大阪市北区長柄東1在住の木村元太郎容疑者(38)と従業員ら計4人を詐欺の疑いで逮捕した。同課によると、木村容疑者ら3人は容疑を認め、1人は否認している。  4人の逮捕容疑は、2016年10月~17年7月、CO2排出権取引への投資を装い、大阪府内で60~70代の男女6人に「100万円入れれば月に1万2千円が入る」などと嘘を言い、保証金名目で現金計1970万円を詐取した疑い。同課によると、木村容疑者らは46人から計約2億3600万円を集めていた。

”元本保証”うたい現金預かった疑い 仙台市「JPLinks」代表取締役中村景太容疑者、松本市の増田直利容疑者、小山美由紀容疑者を詐欺で逮捕

「元本を保証する」などと約束して、愛知県の男性ら3人から事業の出資金として現金計200万円を不正に預かったとして、仙台市のIT金融関連会社代表の男ら3人が逮捕されました。 出資法違反の疑いで逮捕されたのは、宮城県仙台市宮城野区榴岡5-12-55のIT金融関連会社、「JPLinks」代表取締役CEO、東京都調布市在住の中村景太容疑者(44)=出資法違反で起訴済、自称経営コンサルタント「フルハート(松本市)」代表取締役 長野県松本市在住の増田直利容疑者(57)=再逮捕、フルハート経理担当 長野県松本市在住の小山美由紀容疑者(40)ら3人です。 警察によりますと、中村景太容疑者、増田直利容疑者、小山美由紀容疑者の3人は2015年7月から2016年12月までの間、愛知県の男性(53)ら3人に対し、「元本額を保証する」などと約束をし、事業の出資金として現金計200万円を不正に預かった疑いがもたれています。中村容疑者らは新たに行う海外送金事業に関して出資を募り、契約書にも元本が保証されることなどが記載されていたということです。 警察は、3人が同様の手口で2014年から2017年までの間、計144人から約3億3000万円を不正に預かっていたとみて余罪を調べています。

水曜日

現金取引を装い約1億9千万円相当の仮想通貨を詐取 男ら7人逮捕 警視庁

「現金2億円と交換する」と持ちかけ、東京都に住む会社社長の40代男性から約1億9千万円相当の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課と兵庫県警は、詐欺の疑いで、兵庫県神戸市北区藤原台北町の青果業、東健太容疑者(24)ら20代の男計7人を逮捕した。7人は調べに「取引の内容までは全く知らない」などと容疑を否認している。  逮捕容疑は昨年7月、東京都渋谷区のホテルのロビーで取引のために男性の代理人と会い、男性にBTCを送金させた上、「確認できない」などと嘘を言って現金を渡さず、BTCを詐取したとしている。  同課によると、詐取したBTCは、仮想通貨交換業者として登録申請中のみなし業者(横浜市)が所有する口座に送られ、現金化されていた。  同課は、7人がマネーロンダリング(資金洗浄)を図った疑いがあるとみており、指示役の有無など背後関係を調べている。

経産省係長、携帯電話6台など詐取容疑で逮捕 キャッシュバック特典悪用か

偽造の健康保険証を示して携帯電話を購入し現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は11日、詐欺の疑いで、経済産業省係長、西幸治容疑者(42)=東京都品川区東大井=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。  逮捕容疑は、平成28年9月下旬から同12月中旬ごろにかけて、品川区内にある携帯電話販売店で、身分確認の際に偽造の健康保険証を提示し、携帯電話6台を詐取。携帯電話の購入契約に伴うキャッシュバック特典を利用することで、現金計約23万円をだまし取ったとしている。  捜査2課によると、西容疑者は同省情報システム厚生課に所属。偽の保険証を使ってキャッシュバックサービスの応募に必要なIDを入手し、インターネットを利用してキャッシュバックの応募をしていた。  詐取した携帯電話は転売していたとみられ、同課は別の携帯電話販売店でも同様の手口で犯行を繰り返していた疑いがあるとみて調べている。

ドローン詐取未遂相次ぐ=転売目的の男ら逮捕―警視庁

他人のクレジットカード情報を使い、転売目的でドローン(小型無人飛行機)を購入しようとしたとして、警視庁麹町署は11日までに、詐欺未遂容疑で久本誠容疑者(49)を逮捕した。  容疑を認め、「(ドローンは)需要があり、値崩れしないと思った」と供述しているという。  警視庁は先月、他人のカード情報で東京都内の会社からドローンをだまし取ろうとした韓国籍の男(38)を同容疑で逮捕。手口などが似ていることから、関連を調べる。  久本容疑者の逮捕容疑は2月21日、東京都千代田区のドローン販売会社のインターネットショップで、不正に取得した他人名義のクレジットカード情報を入力し、ドローン1台(23万9000円)を購入しようとした疑い。  同署によると、久本容疑者は同月20~21日、異なる人物のカード名義でこの会社からドローン計3台(計約72万円)を別々に購入。仲間の男=詐欺未遂罪で起訴=がその都度、会社の店頭まで受け取りに来ていた。不審に思った社員が警視庁に通報し、事件が発覚した。 

藤井六段の偽色紙販売容疑=「自分で書いた」、女を逮捕―愛知県警

将棋の藤井聡太六段が書いたとする偽のサイン色紙を販売したとして、愛知県警瀬戸署は12日、詐欺容疑で派遣社員 東京都文京区水道 富岡恵美子容疑者(43)を逮捕した。  「小遣い稼ぎでやった。人気に目を付け自分で書いた」と容疑を認めているという。  逮捕容疑は昨年8月4日ごろ、インターネットのフリーマーケットアプリ上に「将棋 藤井聡太さんのサイン色紙です」などと虚偽の内容を書き込み、同8日ごろ大阪府豊中市の男性会社員(26)に偽物を5670円で売った疑い。  瀬戸署によると、男性は本物と信じて購入し、同年9月にネットオークションで別の人に転売。その際、「偽のサイン色紙が落札されている」とする通報が県警に寄せられた。  富岡容疑者宅からはプロ棋士や有名スポーツ選手の色紙が多数見つかった。一部については、偽物と認めているという。 

ビットコイン2億円詐取 新たに指示役ら5人逮捕 警視庁

会社社長の40代男性が1億9千万円相当の仮想通貨「ビットコイン(BTC)」をだまし取られた事件で、警視庁サイバー犯罪対策課などは、詐欺の疑いで、美容院経営 東京都新宿区北新宿 八木橋健太郎容疑者(32)、藤本朋容疑者(35)ら男5人を新たに逮捕した。5人は調べに「話すことはありません」などと容疑を否認している。  同課は今月10日、同容疑でホテルでの取引に立ち会った男ら7人を逮捕しており、逮捕者は計12人となった。八木橋容疑者がグループの指示役とみられる。  逮捕容疑は昨年7月25日、渋谷区内のホテルで、会社社長の代理人の男性に現金2億円と交換すると嘘の取引を持ちかけ、指定した口座に約1億9千万相当のBTCを送金させて詐取したとしている。詐取したBTCは横浜市内の業者で現金化し、グループは手数料を差し引いた1億7千万円超を得ていた。

妻のふり、不倫相手に慰謝料請求 875万円詐取容疑

三重県警は17日、妻になりすますなどして元交際相手の女性から約875万円をだまし取ったとして、岐阜県大垣市三塚町、無職桐山淳一容疑者(42)=恐喝未遂罪で起訴=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。  津署によると、桐山容疑者は2014年5月ごろ、不倫関係にあった津市の30代の女性に「関係を妻に知られた。妻が慰謝料300万を請求しようとしている」とメールを送信。さらに普段とは違うアドレスから件名に「桐山の妻です」などと記して、「慰謝料を支払っていただきます」とメールを送り、17年4月まで26回にわたって計約875万円を振り込ませ、だまし取った疑いがある。  桐山容疑者は容疑を認め、「パチンコで作った借金の返済にあてようと思った」と話しているという。  桐山容疑者は、同じ女性に対して、モザイク加工した女性の写真と「要求に応じないときは写真等を関係先に送る」と記載した文書などを送りつけ、200万円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕、起訴されている。

法務省かたるはがきに注意 県内横行の特殊詐欺 初の逮捕/富山

県内で横行する手口の詐欺事件で初の逮捕です。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは住所不定、無職の宮崎真一容疑者(40)です。 宮崎容疑者は複数人と共謀し、「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれたはがきを県東部の60代女性に送付。 電話してきた女性に「訴訟の取り下げ費用が必要」などと言い、今月17日、都内で現金500万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。 はがきには問い合わせ先として「法務省管轄支局民間訴訟告知センター」と書かれていました。 宮崎容疑者は容疑を否認しています。 県警には先月以降、同様のはがきに関する相談が300件近く寄せられ、注意を呼びかけています。

現金詐取未遂の疑い、22歳男を警察署長が逮捕

女性から現金をだまし取ろうとしたとして、22歳の男が逮捕されました。取り押さえたのは、偶然、現場を通りがかった意外な人物でした。  「歩いてきて、ここに高齢の女性の方と男が向き合って立っていた」  19日午後4時45分ごろ、千葉県市川市の東京メトロ行徳駅近くにある駐車場。男性が目撃したのは、電話をかける若い男と封筒を手にした女性でした。  「電話で詐欺じゃないのかなと、ちょっと一瞬疑いました。男はスーツを着てたが、若い男にしては、スーツの着こなしが不自然なような」  鋭い観察眼で異変を見抜いた男性、実は、警察署の署長でした。  女性に声をかけると・・・  「まさかお金を渡すつもりじゃなかったんでしょと話したら、実は、きのう、孫から電話があって、200万円用意してくれと」(行徳警察署 田中正人署長)  女性の封筒には、現金200万円が入っていました。女性には孫を装った男から事前に電話があったということで、男は現金をだましとろうとしていたオレオレ詐欺の容疑者でした。  こんなやりとりがあったと言います。  「ちょっと何やってんの、ここで」  「何だよ」  「警察だよ」  驚いた男はしどろもどろになり、逃げようとしますが署長が制止。実は署長は、今年2月頭まで、暴力団の捜査を担当する捜査4課の課長でした。  「当然逃げようとするそぶりは見せました、立ち去ろうと。警察だって私が言ったものですから」(行徳警察署 田中正人署長)  署長は男を駐車場の奥へと追い詰め、駆けつけた警察官と共に自称フリーターの斎藤義生容疑者(22)を逮捕しました。今も被害件数が増加しているこうしたオレオレ詐欺。警察は、男に共犯がいる可能性を視野に調べを進めています。

金融庁の職員をかたり“詐欺未遂”で姉と弟を逮捕

金融庁の職員をかたった詐欺未遂事件で逮捕されたのは、姉と弟でした。 指定暴力団山口組系の組員・工藤飛馬容疑者(36)と姉の竹下香容疑者(38)は今年2月、金融庁の職員をかたって東京・北区の90歳の女性からキャッシュカードをだまし取ろうとした疑いが持たれています。警視庁によりますと、工藤容疑者らは詐欺グループで現金の受け取り役に指示をしていたとみられ、女性の自宅には知人の男(23)を向かわせたということです。工藤容疑者らは容疑を否認しています。警視庁は、グループの他のメンバーについても捜査しています。

「スマホ壊れた」 詐欺男逮捕 わざと落下させ...

すれ違い様に他人と接触し、もともと壊れていたスマートフォンを落下させる手口で、代替機の購入代金をだまし取った男が逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住居不定、無職の天野博貴容疑者(43)。 天野容疑者は2016年、京都市山科区にある「ラクト山科ショッピングセンター」で、京都市に住む医師の男性とすれ違い様に接触し、もともと壊れていたスマートフォンを落下させた。 警察によると、天野容疑者は容疑を認めていて、「ほかにも全国で100件以上やった」と話しているという。

木曜日

信金職員になりすましカード詐取 矢部雄大容疑者(20)を詐欺で逮捕

信用金庫の職員になりすまし、78歳の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、20歳の男が逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の矢部雄大容疑者(20)。
警視庁によると、矢部容疑者は仲間と共謀して3日、東京・品川区に住む78歳の女性に「保険料の還付金があります。今お持ちのキャッシュカードだと手続きができないので取りに行きます」などとウソの電話をかけた上で、信用金庫の職員になりすまして女性の自宅に行き、キャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれている。 女性はカードを渡した後、不審に思って通報し、駆けつけた警察官が近くを歩く矢部容疑者を発見したということだが、その間にカードは仲間に渡っていたとみられ、女性の口座からは100万円が引き出されたという。

信金職員装い300万円詐取で夫婦逮捕、公立中補助員の小寺市郎容疑者と妻の小寺しのぶ容疑者

信用金庫の職員を装って親族の女性(53)に偽の定期預金を勧め、約300万円をだましとったとして、兵庫県警尼崎南署などは29日、詐欺の疑いで、同県尼崎市東難波町、大阪府内の公立中学校補助員の小寺市郎容疑者(65)と、パートで妻の小寺しのぶ容疑者(59)の2名を逮捕した。 2人とも容疑を認めている。逮捕容疑は平成28年5月10日ごろ、信用金庫の職員を装った小寺市郎容疑者が、小寺しのぶ容疑者のいとこの女性宅を訪問。 「社員用の定期預金の年利は3・5%もある」と偽の金融商品の契約を勧め、応じた女性から同年6月に約300万円をだまし取ったとしている。  同署によると、両容疑者は同様の手口で、5人の親族から総額数千万円をだまし取った疑いがあるとみて捜査している。

「仕事続かず受け子に」キャバ店従業員の小山内礼仁容疑者(20)をカード詐取で逮捕

銀行員などになりすまして東京・府中市に住む80歳の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、キャバクラ店の従業員の男が逮捕されました。
キャバクラ店の従業員 小山内礼仁容疑者(20)は今月20日、仲間と共謀して銀行員などになりすまし、府中市の80歳の女性の自宅に電話を掛けて「セキュリティーの高いキャッシュカードに替えた方がいい」と嘘を言い、キャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、女性からキャッシュカードを受け取った小山内容疑者が、30分も経たないうちにコンビニ店のATMで現金100万円を引き出す様子が防犯カメラに映っていたということです。小山内容疑者は「何をやっても仕事が続かなかったが、受け子は高額な報酬を得られるのでやった」と容疑を認めています。

金融庁職員装いキャッシュカードだまし取った疑い、関根安奈容疑者(23)ら2人を逮捕

金融庁の職員を装い高齢の男性からキャッシュカードをだまし取ったとして、無職の女ら2人が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、群馬県高崎市に住む土木作業員の少年(19)と、その交際相手 無職 群馬県高崎市在住の関根安奈容疑者(23)ら2人です。 2人は今月19日、東京・足立区に住む男性(78)に対し、金融庁の職員を装って「あなたの保険証が他人に利用されていて銀行のカードも悪用される恐れがある」とうその電話をかけ、キャッシュカード2枚をだまし取った疑いが持たれています。関根容疑者らは詐欺グループの現金を引き出すいわゆる「出し子」役で、だましとったカードを使い現金を引き出し、指示役に手渡していたとみられています。  取り調べに対し、関根容疑者らは「ほかに少なくとも十数件、500万円くらいだまし取った」と容疑を認めているということで、警視庁は余罪についても追及しています。

「AV女優いる」と勧誘の中村美月容疑者、久保勇真容疑者、萩原孝則容疑者の3人を逮捕・池袋

東京・池袋で、経営する風俗店にAV女優がいるなどとウソをつき、カネをだまし取ったとして、男3人が逮捕された。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、無職の中村美月容疑者(25)、久保勇真容疑者(32)、萩原孝則容疑者(30)ら3人。 【詐欺で逮捕された久保勇真容疑者(32)】
【詐欺で逮捕された萩原孝則容疑者(30)】 警視庁によると、3人は今年1月、JR池袋駅近くの路上で31歳の男性に声をかけ、「風俗はいかがですか。AV女優もいますよ」などとウソをついて、現金およそ65万円をだまし取った疑いがもたれている。 3人は実際には風俗店を経営していなかったが、店の責任者やオーナーを名乗って、AV女優を相手にする保証金などの名目で、金額をつり上げていったという。 調べに対し、中村容疑者ら2人は黙秘し、もう1人は容疑を否認しているという。 池袋周辺には、こうした詐欺グループが3つほど確認されていて、警視庁が調べている。

診療報酬だまし取った鹿児島市常盤の医師 山口龍郎容疑者を詐欺罪で起訴

患者を診察せずに向精神薬を譲り渡したなどとして逮捕され、処分保留で釈放されていた鹿児島市の医師について、鹿児島地方検察庁は29日、診療報酬をだまし取った罪で起訴しました。 詐欺の罪で起訴されたのは、鹿児島市常盤1丁目在住の精神科医師、山口龍郎容疑者(45)です。 起訴状などによりますと、山口被告は鹿児島市と垂水市で精神科クリニックを経営していた2014年からおととしにかけ、県内に住む男女2人を診察していないにも関わらず、全国健康保険協会に診療報酬を請求し、およそ30万円をだまし取ったとされています。 山口龍郎容疑者は診療報酬をだましとった詐欺の疑いや、診察をせずに患者に向精神薬を譲り渡すなどした疑いで、県警と九州厚生局麻薬取締部に3回逮捕されていましたが、処分保留で釈放されていました。 鹿児島地検は起訴にあたり、改めて山口被告の身柄の勾留を求め、裁判所に許可されたということです。 なお、患者を診察せずに向精神薬を譲り渡した容疑について、鹿児島地検は起訴するかどうかの処分は決まっていないとしています。

アマゾンギフト券120回も購入させ…詐欺容疑で藤崎良容疑者、川上純人容疑者ら5人を逮捕

120回にわたってコンビニ店でアマゾンギフト券を買わせていたということです。 藤崎良容疑者(31)、川上純人容疑者(20)ら5人は、福岡県の50代の男性に対して「有料動画サイトの支払いが未納です」などと嘘の電話を掛け、600万円をだまし取った疑いなどが持たれています。警視庁によりますと、川上容疑者らは男性にコンビニ店で約120回にわたってアマゾンギフト券を購入させ、その番号を聞き出すことで金をだまし取っていました。川上容疑者らのグループは全国で少なくとも1億800万円以上をだまし取ったとみられます。警視庁は5人の認否を明らかにしていません。

カード詐欺未遂容疑で千葉県匝瑳市大寺の林信吾容疑者24歳を逮捕 神奈川

女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、厚木署は詐欺未遂容疑で、無職 千葉県匝瑳市大寺在住の林信吾容疑者(24)を逮捕した。容疑を否認している。  逮捕容疑は27日、銀行協会の職員を装って厚木市内の無職の80代女性宅を訪問し、女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとしている。同署によると、同日午前11時ごろ、デパートの従業員や警察官を名乗る男らから、「時計を買った女を捕まえたらあなたのカードを持っていた。キャッシュカードを破棄して新しいカードに変えないといけない。銀行協会の者が(女性宅に)行く」などと電話があったという。  その後、同協会職員を装った林容疑者が女性宅を訪問。女性宅にいた孫の30代男性が、林信吾容疑者の話を不審に思い、デパートに電話すると、「そういう事実はない。同じような問い合わせが何件もあった」と回答があったことから県警に相談した。

警察官をかたりキャッシュカード詐取 高木征志容疑者(39)を逮捕

警察官をかたる詐欺犯を逮捕。高木征志容疑者(39)は2017年、仲間とともに、都内の77歳の女性に、警察官や銀行協会の職員らを装って相次いで電話をかけ、「あなたのカードを使ってデパートで買い物をした人がいます」、「カードを再発行する必要があるので、古い暗証番号を教えてください」などとうそをついて、キャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれている。
女性は、自宅に現れた高木容疑者にカードを渡したが、その前に、心配になって口座を凍結していたため、金銭的な被害はなかった。調べに対して、高木容疑者は、容疑を認めている。

わざと交通事故起こし保険金詐取 菅原公喜容疑者、稲健一容疑者ら男6人逮捕

わざと交通事故を起こして整骨院施術費などの自動車保険金約190万円をだまし取ったとして福井署と福井県警交通指導課などは9日、詐欺の疑いで福井市の柔道整復師ら30~40代の男6人を逮捕したと発表した。  逮捕したのはいずれも福井市の、清掃作業員 菅原公喜容疑者(40)、自称会社員 稲健一容疑者(37)、建設作業員 橋本晃良容疑者(37)、無職 小林裕紀容疑者(30)、柔道整復師 林祐希容疑者(32)、柔道整復師 春日正剛容疑者 (49)-の6名。  逮捕容疑は共謀して昨年11月28日午後11時すぎ、越前市の市道で、菅原公喜容疑者運転、稲健一容疑者、橋本晃良容疑者、小林裕紀容疑者ら同乗の乗用車を側溝にわざと脱輪させ、首や腰にけがをして林祐希容疑者、春日正剛両容疑者が営む整骨院に通ったなどとして、保険会社から見舞給付金や施術費など約190万円をだまし取った疑い。  さらに施術費名目などで約200万円をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いでも6容疑者を逮捕した。  県警は認否を明らかにしていない。6日に逮捕した。共犯として車に同乗していた県内の20代女の行方を追っている。  菅原容疑者らが警察に物損事故として届けたのに1カ月近く整骨院に通ったとしていることや、過去にも複数の交通事故を起こしていたことから福井、福井南、あわら、坂井、鯖江、越前各署と交通機動隊、高速隊、交通指導課が今年1月に合同捜査本部を立ち上げた。余罪の立件も視野に捜査している。

「当せん金受け取れる」宝くじ詐欺で津波慎二容疑者、植元和弥容疑者ら4人を起訴 千葉地検

「宝くじ当せん金受取保証金」の名目で現金をだまし取ったとして男らが逮捕された事件で、千葉地検は7日、詐欺罪で無職 千葉市花見川区作新台7在住の津波慎二容疑者(31)ら男4人を起訴し、同区居住の18~19歳の少年2人を家裁送致した。被害は全国に及ぶとみて捜査を続ける。 他に起訴したのは、いずれも無職の印西市高花4在住の山内達矢容疑者(26)、市川市南大野3在住の稲永強容疑者(32)、花見川区幕張町4在住の植元和弥容疑者(31)の3容疑者。 起訴状などによると、昨年10月24日~11月2日、架空の宝くじ関連会社を装い、名古屋市の飲食店経営女性=当時(56)=に複数回電話をかけ「宝くじ当せん金受取保証金の名目で現金を振り込めば、当せん金を受け取ることができる」などとうそを言い、口座に5万円を振り込ませたとしている。同年12月1~11日にも高齢者に同様の電話をかけ、千円を振り込ませたとされる。

元千葉県財務協会理事で渡辺孝容疑者と中川尚容疑者を逮捕 業務委託費詐取の疑い

一般財団法人への移行手続きで必要のない業務委託費をだまし取ったとして、千葉県警捜査2課と千葉中央署は20日、詐欺の疑いで自称会社員で一般社団法人千葉県財務協会=2016年解散=元理事 千葉市若葉区小倉町 渡辺孝容疑者(52)と、コンサルティング会社「インズ・ビジョン」代表取締役、千葉市中央区新宿1 中川尚容疑者(57)の両者を逮捕した。 同課は2人の認否を明らかにしておらず、関係や動機を調べている。  2人の逮捕容疑は共謀して、渡辺容疑者が事務を代行していた「県医業従事者特定退職金共済会」が財団法人から一般財団法人へ移行する際に、13年3月の同会の理事会で「一般財団法人への移行に必要な業務をインズ・ビジョンへ委託するのに210万円かかる」などとうそを言って、同年5月2日、同会から220万5千円をだまし取った疑い。  同課によると、14年に公認会計士が同会の財務調査を行った結果、必要のない業務委託費があったことが判明。同会が17年3月に県警に告訴状を提出していた。

出資法違反の疑い元会社社長、富山市東中野町在住の森真容疑者(41)を逮捕

元本保証をうたった配当金を約束し、投資名目で現金1900万円を集めたとして、県警は富山市に住む会社員の男を逮捕しました。 不正に集めた金はおよそ4億円にのぼるということです。 出資法違反の疑いで逮捕されたのは会社員 富山市東中野町在住の森真容疑者(41)(もりまこと容疑者)です。 森真容疑者は2015年7月から翌年12月にかけ、自身が代表取締役を務めていた会社の業務に関して「元本を保証し、投資で得た配当金を支払う」などと約束し、県内の男女3人から現金1900万円を不正に集めた疑いが持たれています。 関係者によると森真容疑者はファイナンシャルプランナーの資格を持ち、経営コンサルタントなどを行う会社を経営していました。 外国為替や投資信託への出資を名目に現金を集めていたということです。 調べに対し、森真容疑者は「現金は受け取ったが、預け入れではなく借り入れだった」と一部容疑を否認しています。 警察は森真容疑者がほかにも複数人から総額4億円を不正に集めていたとみて詳しく調べています。

アダルトサービスと嘘 性風俗店経営者の谷口大基容疑者と小渡直樹容疑者ら詐欺で逮捕

アダルトビデオ女優が店にいるとうそをつき、性風俗店に案内し金を騙し取ったとして、性風俗店の経営者と客引きの男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、谷口大基容疑者(28)と、性風俗店経営の小渡直樹容疑者(52)です。 2人は去年12月、共謀して札幌市のすすきのを歩いていた19歳の男性に対し、店にアダルトビデオ女優がいるとうそをついて性風俗店に案内し、16万2000円をだましとった疑いです。谷口容疑者が客引きとして男性に声をかけ、小渡容疑者が経営する性風俗店に案内したとみられています。警察によりますと、2人とも容疑を否認しているということです。

詐欺容疑で青森県むつ市大畑町上野の元信金職員、市野昭弘容疑者を逮捕/口座開設装い顧客から700万円

定期預金口座開設名目で顧客から現金700万円をだまし取ったとして、むつ署は6日、詐欺の疑いで元青い森信金職員 青森県むつ市大畑町上野 市野昭弘容疑者(45)を逮捕した。同署によると、完全黙秘している。  逮捕容疑は、同信金大湊支店渉外担当次長だった2015年12月中旬、定期預金預け入れ名目で顧客から現金をだまし取ろうと計画し、むつ市内の40代男性会社役員に、定期預金による資産運用を持ち掛けた。同22日午後3時ごろ、男性が経営する会社で現金700万円をだまし取った疑い。  同署によると、昨年10月に信金側から、市野容疑者の不正な現金取り扱いについて相談を受けて捜査し、容疑が発覚した。  男性は16年5月、市野容疑者に定期預金の解約を申し込み、700万円余りを受け取っていた。市野容疑者が男性名義の定期預金口座を開設した実態はなく、同署は解約金として支払ったお金の出どころなどを調べている。  市野容疑者は昨年11月15日付で、同信金を懲戒解雇された。

「高齢者の口座狙った」不正送金4.8億円詐取か 三井住友銀元行員の橘高ゆかり容疑者を逮捕 千葉県警

三井住友銀行のオンライン業務端末機で不正に送金するなどし現金約1840万円をだまし取ったとして、千葉県警捜査2課は7日、電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで、同行新松戸出張所(松戸市新松戸2)の元主任で無職、 松戸市幸谷の橘高ゆかり容疑者(35)を逮捕した。  逮捕容疑は2011年3~4月、4回にわたりオンライン端末を不正操作し、他の銀行に作った外国為替オンライン預託口座2口座に計約1609万円を送金し詐取。また、顧客5人の口座から計約230万円を勝手に払い戻し盗んだ疑い。  同課によると、橘高ゆかり容疑者は容疑を認め「高齢者や長期間取り引きがなかった口座を狙った」などと供述。外国為替証拠金取引(FX)に金を使っていたという。発覚し懲戒解雇になった16年6月までの7年間で被害総額は約4億8千万円に上るとみられ、同課は時効になっていない1億2800万円分の立件を視野に捜査している。  同行によると、橘高ゆかり容疑者は主任の立場を悪用し、顧客の通帳を不正に再発行したり、届け出印を変更して現金を引き出していた。届け出印が変更されていることに顧客が気付き、同行で調査。橘高ゆかり容疑者の関与が発覚し昨年10月、県警に刑事告訴していた。  橘高ゆかり容疑者は15年1月まで約10年間、同出張所に勤務し、発覚時は都内の支店に勤務していた。同行は「本件事態を厳粛に受け止め、深く反省するとともに心からおわび申しあげます。全行を挙げて再発防止に取り組む」などとコメントを出した。

「無料でエステ」偽りカード詐取=SNSで勧誘、またしても岡田真由美容疑者ら4人逮捕―警視庁

無料でエステ店の施術が受けられると偽り、契約させたローンカードをだまし取ったとして、警視庁生活経済課は8日までに、詐欺容疑で、東京都港区三田のエステティックサロン「ラウラ」(LAURA)代表 田村未弥子の実質的経営者 東京都港区白金台在住の岡田真由美容疑者(44)らを逮捕した。 他に逮捕されたのは、大江めぐ容疑者、田村未弥子容疑者ら。 岡田真由美容疑者は過去にも類似の手口で逮捕されている。 いずれも「だますつもりは全くなかった」などと容疑を否認しているという。  同課によると、岡田容疑者らはインターネット交流サイト(SNS)「ミクシィ」で勧誘目的を隠し、若い女性に対して「友達になりませんか」とメッセージを送信。高級飲食店などに誘い出し、「モニター契約すれば代金は会社が支払う」とエステに勧誘していた。  その後、「契約するにはいったん売り上げとしてお金を入れる必要がある」などとカードローンを組ませ、「返済のため」と偽ってカードを預かり、すぐに上限額を引き出していた。同様の手口で、2013年7月~17年5月、首都圏の20~37歳の女性264人から総額約3億4000万円をだまし取っていたとみられる。 逮捕容疑は15年10月~16年2月、東京都の会社員女性(31)ら2人からローンカード計5枚をだまし取った疑い。 【過去の類似事件での逮捕】 6月6日(木)読売新聞 インターネット交流サイト(SNS)を通じて女性を誘い出し、高額のエステ利用契約を結ばせるため虚偽の説明をしたとして、警視庁生活経済課などは6日、特定商取引法違反容疑で、エステサロン経営会社「フランチェスカ・ビアンキ・リミテッド」の実質的経営者岡田真由美容疑者(40)=東京都渋谷区富ケ谷=らを逮捕した。 他に逮捕されたのは役員・岡田直樹容疑者(31)ら男女5人。 同課によると、いずれも容疑を認めているという。 岡田容疑者らは港区南青山などでサロンを運営。2010年6月~12年11月に女性約400人と約5億円分の契約を交わしていたという。 逮捕容疑は、11年11月~12年6月、武蔵野市の看護師(29)ら女性3人を、勧誘目的と告げずにサロンに誘い出し、実際には料金設定が無いのに「正規なら450万円だが、150万円に値引く」などと虚偽の説明をした疑い。 同課によると、岡田容疑者らはSNSで「東京に出てきたばかりで寂しい。友達になりませんか」と呼び掛け、女性らに接触。一緒に食事をした際に「エステサロンで働いていて、無料でマッサージしてあげる」などとサロンに誘導し、ウエストが細くなるというオイルマッサージの契約を迫っていた。 東京都が12年6月、同法に基づき同社に業務停止命令を出し、警視庁に通報していた。

火曜日

架空投資話持ちかけ、詐欺容疑で「日本橋クリエイト」坂本貢一容疑者ら7人逮捕

架空の投資話で、高齢者から現金をだまし取ったとして、県警は都内の投資会社の男女7人を逮捕しました。被害総額は約3億円にのぼるとみられています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都中央区の投資会社「日本橋クリエイト」の第一事業部長・坂本貢一容疑者(61)、実質的経営者・酒井武博容疑者(68)と、経理担当の坂元啓美容疑者(55)、他に逮捕されたのは田中真一容疑者、井越光広容疑者、武藤次満容疑者ら7名。 県警によりますと酒井容疑者らは2015年頃、埼玉県の70代の男女2人に「CO2排出権取引」をめぐるうその投資話を持ちかけ、現金合わせて約240万円をだまし取った疑いが持たれています。 酒井容疑者らは「必ず儲かります」と客を勧誘していましたが、実際は取引を行っておらず、預かった金は会社の運営資金などにあてていたということです。 県警は7人の認否を明らかにしていませんが、関東1都5県の高齢者ら約70人から約2億8000万円をだまし取ったとみて全容の解明を進めています。

東京電力賠償金1017万円詐欺の疑いで若松市一箕町鶴賀の佐藤佐容疑者を逮捕

東京電力福島第1原発事故による原発事故の風評被害で損害が出たといううその書類を提出し風評被害の賠償金約1017万円をだまし取ったとして、会津若松署は4日午前10時10分ごろ、詐欺の疑いで会津若松市一箕町鶴賀在住の佐藤佐容疑者(39)=さとうたすく容疑者を逮捕した。 佐藤佐容疑者の逮捕容疑は、2012(平成24)年10月5日、原発事故発生当時は飲食店を経営していなかったのに、原発事故の影響で営業損害があったとうその書類を作成、東電に現金を振り込ませてだまし取った疑い。同署によると、佐藤佐容疑者は「賠償金を受け取ったのは事実」と容疑を認めているという。 捜査関係者によると、佐藤佐容疑者はうその請求で13年2、8の両月にも計数百万円をだまし取った疑いがあり、同署は裏付け捜査を進める。 佐藤佐容疑者は震災以降、同市のビルでダーツバーを経営していたが、14年2月ごろ退去したという。

木曜日

パソコン教室キュリオ創業者の石川仁容疑者を逮捕 出資法違反の疑い

元本保証をうたって投資を持ちかけ、男性2人から計4100万円を集めたとして、神奈川県警は17日、会社役員 東京都世田谷区 石川仁容疑者(63)を出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。  石川容疑者はパソコン教室を全国展開している「キュリオステーション」の創業者で、2012年3月~15年12月に取締役だった。現在は退任し、別の会社の役員を務めている。県警は、投資に実態はなかったとみて調べる。  石川容疑者は15年4月~16年1月ごろ、「月利1~1・5%の特別な投資枠がある。2カ月前までならいつでも解約できて、元金は全額必ず返る」などと持ちかけ、千葉県船橋市の男性から4千万円、川崎市の男性から100万円を集めた疑いがある。  石川容疑者は11年以降、個人で主宰するビジネスセミナーなどの参加者らに声をかけて、少なくとも計13人から約2億3千万円を集めていたという。生活費のほか、配当金として別の出資者に回していたという。

「テレビ大分」の関連会社TOSエンタープライズ元社員の高橋透容疑者を逮捕

大分市に本社がある「テレビ大分」の関連会社に勤めていた高橋透容疑者(46)が、取引先の情報誌発行会社に広告掲載費などを水増し請求させ、会社から70万円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、大分市に本社がある「テレビ大分」の関連会社、「TOSエンタープライズ」の元社員で、大分市駄原の高橋透容疑者(46)です。 警察によりますと、高橋透容疑者は「TOSエンタープライズ」で営業を担当していた去年9月から11月にかけて取引先の情報誌発行会社に依頼し、3回にわたって、広告掲載費などを水増し請求させることによって、会社から合わせておよそ77万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 高橋透容疑者は、取引先から水増しした分を現金で受け取っていたとみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。 警察は、これまでにTOSエンタープライズなど複数の関係先を家宅捜索したということです。 高橋透容疑者が十数年前からほかの取引先との間でも同様の手口で詐欺を繰り返し、被害額は合わせて数千万円にのぼるとみて、余罪についても調べています。 これについて、TOSエンタープライズは、31日夜、「元社員が詐欺容疑で逮捕されるという事態に至ったことは誠に遺憾であります。今後、捜査に全面的に協力しつつ、社内調査を進めてまいります」とのコメントを発表しました。 TOSエンタープライズは、31日付けで高橋透容疑者を刑事告訴するとともに、解雇しました。

黄金のザリガニ落札、届いたのは虫…出品者の関本孝士容疑者を詐欺で逮捕

北米原産の「ゴールデン・クレイフィッシュ」(黄金のザリガニ)をネットオークションに出品し、落札者にカブトムシとクワガタムシを2匹ずつ送ったとして、兵庫県警伊丹署は29日、無職 福岡県宗像市三倉の関本孝士容疑者(26)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。「送り間違えた」と容疑を否認しているという。  署によると、関本孝士容疑者は昨年6月、「ヤフーオークション」に、実物を持っていないのに希少ザリガニを出品し、4匹を落札した伊丹市内の建築業男性(42)から代金3万3500円を詐取した疑いがある。カブトムシはコーカサスオオカブトムシとみられるといい、価格は千~数千円程度という。署が関本孝士容疑者の自宅を調べたところ、カブトムシとクワガタムシ計約300匹は飼育していたが、ザリガニを飼っていた形跡は無かったという。  ザリガニは学名「オルコネクティス・ルーテウス」。英語名は、金色に輝く個体がいることからついたとされ、国内では入手困難とされる。

三代目JSB公演チケットの詐欺疑いで長谷部真知子容疑者(32)を逮捕 愛知

愛知県警碧南署は30日、人気グループ「三代目 J Soul Brothers」のコンサートチケットを譲ると偽り、現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、大阪市天王寺区大道の長谷部真知子容疑者(32)を逮捕した。 長谷部真知子容疑者の逮捕容疑は2017年8月ごろ、会員制交流サイト(SNS)に「ナゴヤドーム 友達が譲り先探しています」とコンサートチケットがあるとうその書き込みをし、同9月5日、購入を希望した愛知県刈谷市内の女性(37)に現金約4万9000円を預金口座に振り込ませ、だまし取った疑い。  同署によると長谷部真知子容疑者は「金に困ってやった」と供述。数十件の入金記録があり、有名歌手らのコンサートに絡んで同様の行為をしていた疑いがあるとみて調べている。

投資名目で詐欺の疑い、松田孝志容疑者と内田マチ子容疑者を逮捕 被害総額7億円か

投資名目で現金をだましとったとして、長崎県警は28日、東京都渋谷区の海洋調査会社ポーラースターの社長 渋谷区渋谷3丁目の松田孝志容疑者(58)と取締役の長崎県大村市木場2丁目の内田マチ子容疑者(75)を詐欺の疑いで逮捕しました。  骨とう品を買い取って、オークションにかける事業への投資を持ちかけ、 長崎県内に住む女性から現金300万円をだまし取ったとして、東京の海洋調査会社の社長など2人が、詐欺の疑いで警察に逮捕されました。 この会社は、沈没船から引き上げた陶器などを売買する事業への投資を持ちかけて、 7億円以上を集めたとみられ、警察は実態の解明を進める方針です。 捜査関係者によりますと、松田孝志容疑者(58)と内田マチ子容疑者(75)は4年前、 長与町の60代の女性に 「インドネシア大使が生前集めていた骨董品を買い取ってオークションにかける。 投資すれば2、3か月後には3倍になる」 などと持ちかけ、現金300万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 警察がおととし10月、会社などを捜索して資金の流れを調べた結果、 松田社長らが集めた資金を、生活費などにあてていたことなどがわかったということです。 松田孝志容疑者は、海外に長期間、滞在したまま帰国せず、28日になって帰国したということです。 この会社は、沈没船から引き上げた陶器などを売買する事業への投資を持ちかけて、およそ380人から7億円以上を集めていたとみられ、警察は、実態の解明を進める方針です。

架空コイン販売 詐欺容疑で菊地和生容疑者(50)、長谷川智容疑者(54)ら5人逮捕、10億円被害か

コンテナレンタル事業への投資で生じた損害を埋められると持ち掛け、架空のコイン販売名目で計約600万円をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は31日、詐欺容疑で、貴金属販売会社「千笑(現ゴールドスター)」の元役員埼玉県川口市川口 菊地和生容疑者(50)、東京都墨田区亀沢 長谷川智容疑者(54)ら6名を逮捕した。 実質経営者の男(51)=東京都港区=も逮捕する方針。 一連の事件で全国の少なくとも延べ約1400人から総額40億円以上を集金していたとみられ、同庁が実態解明を進める。 同課によると、菊地容疑者ら3人は「会社ぐるみで詐欺行為はしていない」と容疑を否認。他に逮捕された2人は「間違いありません」と話しているという。 男が経営する別会社「MJホールディングス(現サザンクロス・マーケティング)」は「コンテナの所有権を1口50万円で買えば、レンタルで運用し月々2250円が得られる」などと勧誘。しかし、配当はすぐに途絶え、当初の説明にあった購入額での転売もできなかった。 詐欺容疑で逮捕された貴金属販売会社の元役員菊地和生容疑者=31日午前、東京都中野区の警視庁野方署 男らはさらに、コンテナ投資で損失を抱えた被害者に対し、英国のウィリアム王子とキャサリン妃の間にジョージ王子が誕生した記念コイン「英国ロイヤルベビー記念コイン(Bコイン)」が発行されると偽り、「コインを購入してくれたらコンテナ所有権を買い取る」と持ち掛けた。コインについて「必ず価値が上がる」と誘ったが、実際に発行されることはなかった。

»出資法違反の疑い、バリ島で不動産事業など展開の会社を一斉捜索

インドネシアのバリ島で不動産事業などを展開する会社が、元本保証をうたって無許可で金を集めたとして、千葉地検などはこの会社の関係先を一斉捜索しました。 家宅捜索を受けたのは、インドネシア・バリ島を拠点に日本人向けに不動産事業などを展開している「アスナグループ」です。捜査関係者によりますと、アスナグループの会社役員らは、2013年4月から2015年9月までの間、無許可でバリ島の土地への出資などの名目で、千葉県などに住む男女6人からおよそ1億7000万円を不正に集めた疑いが持たれています。会社役員らは出資者に対し、元本保証や10パーセントの利息を約束していたということです。 31日、千葉地検と千葉県警はグループの関係先の家宅捜索に入っていて、詐欺容疑も視野に資金の流れなどを調べる方針です。

金曜日

自称霊媒師の女逮捕 被害2600万円か 詐欺盗容疑で木更津署

霊媒師をかたり長期間にわたって高齢女性をだまし現金を盗んだとして、木更津署は10日、窃盗(詐欺盗)の疑いで 自称霊媒師 木更津市高柳 出口久子容疑者(70)を逮捕した。  逮捕容疑は4月27日午前10時~同15分ごろまでの間、同市内の喫茶店で、経営者女性(69)の隙を見て、現金32万円を盗んだ疑い。  同署によると、出口容疑者は女性と知人で、霊媒師を名乗り「霊が呼べる」「先祖がお金をお供えするよう言っている」などと1年半にわたってだまし、複数回にわたって現金を供えさせていた。風呂敷などに包んだ現金を隙を見て取り替える手口で、女性から複数回にわたり現金計2600万円をだまして盗んでいたとみられる。出口容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。  女性から「知人にお金を取られてトラブルになっている」などと相談があり、同署で9月に被害届を受け調べていた。

現金7千円とガソリン約3リットル詐欺で板倉英徳容疑者を逮捕 東金署

東金署は25日、詐欺の疑いで自称住所不定、無職、板倉英徳容疑者(53)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年11月30日午後2時40分ごろ、偽名を使い大網白里市内の無職男性(64)方で「人を迎えに来たが財布を持たずに出てきた。ガソリン代がないので貸してほしい」と偽り、現金7千円とガソリン約3リットルをだまし取った疑い。  同署によると、板倉英徳容疑者は容疑を認め「無職で金もないのでだまそうと思った。車で生活していた」と供述しているという。  男性が板倉英徳容疑者の伝えた電話番号にかけると、他人が出たため詐欺が発覚。昨年12月13日、同署が被害届を受理した。男性が覚えていた車のナンバーから板倉英徳容疑者が浮上した。同署管内では、同様の手口で現金がだまし取られる被害の相談が5件あり同署で関連を調べている。

高齢男性だました「道具屋」逮捕

福井県坂井市内の70代男性が訴訟取り下げ名目で約2500万円をだまし取られた特殊詐欺事件で、県警坂井西署と県警捜査2課は25日、詐欺の疑いで不動産会社アルバイト 東京都福生市 明智正樹容疑者(27)を逮捕した。  この事件では、現金の回収役と受け子の4人が逮捕されている。同署によると、明智容疑者は、現金の送付先としてマンションの空き部屋を準備していたという。同署は、同容疑者がグループ内で資材をそろえる「道具屋」の役割を果たしていたとみている。同容疑者は「空き部屋の情報は提供したが、何の用途で使われていたかは知らなかった」と容疑を否認している。  逮捕容疑は、明智容疑者はフィリピン国籍の男らと共謀し2017年6月29日から30日にかけ、民事裁判提起会社や弁護士をかたって男性に複数回電話。貴金属商品の購入代金が未払いになっているとした上で「裁判を取り下げるためには供託金を支払う必要がある。お金はいずれ全額返ってくる」などとうそを言い、現金200万円を東京都新宿区のマンションに送付させ、だまし取った疑い。

10万円詐取容疑で無職男を逮捕 「中古マンションの審査が通る」と嘘の不動産取引 

不動産取引の手付金名目で現金をだまし取ったとして、神奈川県警平塚署は詐欺の疑いで、同県出身で住所不定、無職の石野貴也容疑者(39)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。  逮捕容疑は、不動産会社の社員を装った上で、平塚市に住む50代の男性会社員に「(手付金)10万円を払えば中古マンションの審査が通る」などと嘘の不動産取引を持ちかけ、平成29年5月22日に男性方で現金10万円を受け取り、だまし取ったとしている。  同署によると、静岡市内の立ち回り先で石野容疑者の身柄を確保したという。

架空の投資話で6千万詐取容疑 岡野浩子容疑者を追送検、捜査終結 岡山県警 

岡山県警は架空の投資話を持ちかけて現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いなどで、岡山市東区 岡野浩子容疑者(55)を逮捕、追送検して捜査を終結したと26日、明らかにした。立件された被害総額は6090万円。  岡野浩子容疑者の逮捕、追送検容疑は平成27年1月~29年3月、「友達に投資したらすごくお金が増えたので一緒に預けないか」などとうその話を持ちかけ、岡山県内の男女8人から41回にわたり、現金計6090万円をだまし取った疑い。  県警によると、岡野浩子容疑者は集めたお金を生活費やギャンブル代に充てていたほか、発覚を免れるため一部を利息と称して被害者に渡していた。「いつか返そうと思っていた」と話しているという。

ソニーLSIデザイン元役員ら逮捕 架空・水増し発注で1億円超詐取 東京地検特捜部

半導体の設計などを手掛けるソニーLSIデザイン(神奈川県厚木市)で水増し発注や架空発注を繰り返し現金をだまし取ったとして、東京地検特捜部は19日、詐欺容疑で、同社元取締役執行役員、東京都荒川区 萩原良二容疑者(58)、同社元統括部長 町田市 金子浩之容疑者(51)、同社元統括部長 茨城県つくばみらい市 飯泉邦夫容疑者(52)の3人を逮捕した。  逮捕容疑は、平成25年10月~28年2月ごろ、架空発注で同社から現金計約1億700万円と約46万ドルを口座に振り込ませたほか、26年11月~27年3月ごろには、業務委託報酬額を水増しする手口で計5万5000ドルを口座に振り込ませ詐取したとしている。  同社はソニーのグループ会社。不正は経理の確認作業中に発覚した。ソニーは「このような事態が発生したことは遺憾。グループ社員に対してコンプライアンス教育を徹底し再発防止に努めていく」としている。

貸金業者装いカード詐取=容疑で7人逮捕、300枚被害か-警視庁

貸金業者を装った融資サイトを通じ、キャッシュカードをだまし取ったとして、警視庁と三重県警は3日までに、詐欺容疑で無職 埼玉県草加市 村瀬勝久容疑者(36)ら7人を逮捕した。村瀬容疑者は容疑を認めているという。  同庁捜査2課によると、村瀬容疑者らは電話をかける「かけ子」グループで、だまし取ったカードは1~7月で約300枚に上る。暗証番号を聞き出した上で、カードを別の振り込め詐欺グループに転売しており、カード名義の口座には5000万円以上が入金されたとみられる。  逮捕容疑は7月下旬ごろ、サイトを通じて融資を申し込んだ東京都日野市の20代女性に電話し、「あなたはブラックリストに載っているが、特別に融資できる方法がある」などとうそを言い、カード2枚をだまし取った疑い。

詐欺容疑で物流社長ら逮捕=組員に携帯流れる-静岡県警

会社で使わない携帯電話を会社名義で契約したとして、静岡県警組織犯罪対策課などは8日、詐欺容疑で、愛商物流(東京都港区)の社長 港区東麻布 阿部観容疑者(46)ら5人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。 携帯電話は暴力団組員に流れており、同課が詳しく調べている。 逮捕容疑は2014年7月下旬から11月の11回にわたり、KDDI(au)に対し、会社で使うと偽り、携帯電話96台(約285万円相当)などを契約して詐取した疑い。  同課によると、96台のうち60台の携帯電話が指定暴力団山口組弘道会系の組員に流れていた。KDDI以外の会社名義の携帯電話は振り込め詐欺に使われていたという。

偽造小切手で1000万円詐取疑い=ブリヂストン子会社元社員逮捕-大阪府警

勤務先の小切手を偽造し、銀行から1000万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は7日、詐欺と有価証券偽造・同行使の疑いで、ブリヂストン子会社の元経理課長 神戸市中央区中島通 山下義治容疑者(57)を逮捕した。「上司が私を信頼していたので、ごまかせた」と話し、容疑を認めているという。  逮捕容疑は2010年12月、会社名義の1000万円の小切手を不正に振り出し、取引銀行で換金して詐取した疑い。  捜査2課によると、山下容疑者は「ブリヂストン化工品西日本」(現在は合併で社名変更)で勤務。社印を無断使用して小切手を偽造しており、「自分の自由になる金としてプールしていた」と話しているという。

山梨市長の元妻を逮捕、知人から現金だまし取った疑い 被害総額2億円超か

架空の投資話で知人から現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は6日、詐欺容疑で、山梨県山梨市の望月清賢(せいき)市長(69)の元妻で石材会社「差出(さしで)石材」(山梨市)社長、 東京都豊島区 望月治美容疑者(61)と、治美容疑者の知人で 群馬県伊勢崎市 元医師 越塚峰嗣容疑者(63)を逮捕した。捜査2課は認否を明らかにしていない。  捜査関係者によると、平成23年12月下旬~24年1月下旬ごろ、埼玉県和光市の60代男性に対し、「石材の仕入れ資金があれば、確実に利益が出て配当ができる」などと嘘をいい、現金2300万円をだまし取ったとしている。  差出石材は、11年から望月市長が社長を務め、14年に山梨県議に当選して以降は治美容疑者が社長となっていた。望月市長は26年に市長に当選した。  関係者によると、望月市長の社長在任中から経営状態は苦しく、最近では税金の滞納で20年に山梨市、22年に山梨県、今年1月に東京国税局から自宅を差し押さえられている。望月市長と治美容疑者は今年2月に離婚したという。  捜査関係者によると、治美容疑者は詐取金を差出石材や自身の借金返済に充てており、自転車操業の状態が続いていたとみられる。  また、治美容疑者と差出石材に対し、埼玉や東京の男性5人が昨年、計約2億2000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こすなど、複数の訴訟が起こされており、被害総額は2億円以上にのぼるとみられる。

架空の「TDR株」売買話、40歳女逮捕 詐欺容疑、100人が6億円超入金 大阪府警

東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランド(千葉県浦安市)の株をめぐり、架空の売買話を持ちかけ現金をだまし取ったとして、大阪府警泉佐野署は25日、詐欺の疑いで、自称エステティシャン 大阪府守口市藤田町 高橋綾子容疑者(40)を逮捕、送検したと発表した。被害は全国で約100人、総額約6億1千万円に上るという。高橋容疑者は「TDRに行く費用も含め、お金がほしかった」などと供述している。  送検容疑は平成23年9月~27年9月、同府泉南市のパート女性(41)ら府内の20~50代の女性5人に対し、「叔父がオリエンタルランドの役員で株を安く譲れる」「一般の人は100株70万円のところを特別に45万円の格安で譲渡できる」などと偽り、現金計1055万円をだまし取ったとしている。  同署によると、約100人から約6億1千万円の入金があり、このうち大阪、和歌山、奈良、兵庫、埼玉5府県の計42人から事情を聴いて被害を確認した。実際は株を購入せず、入金の大半の約5億9千万円は、被害者への「配当金」に充てるなど自転車操業の状態だった。残る約2千万円は、自らのTDRでの遊興費や自宅のリフォーム代などに使っていたという。

グーグルかたり詐欺容疑 「端末感染」とメール 警視庁2人逮捕

インターネット検索サイト「グーグル」を装ったメールを送りつけてスマートフォンなどがウイルスに感染したと思わせ、対策費用として現金をだまし取るなどしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は、電子計算機使用詐欺と詐欺の疑いで、自称会社役員 東京都豊島区南長崎 佐藤真容疑者(35)と、建築業 横浜市港北区新羽町 山本直樹容疑者(52)の両容疑者を逮捕した。    両容疑者はメール送信時にショートメッセージサービス(SMS)を利用。SMSを使って偽サイトに誘導する「スミッシング」と呼ばれる手口の詐欺事件の摘発は全国初という。  逮捕容疑は昨年9月~今年1月、岩手県に住む40代の公務員男性にメールを送り、架空のウイルス対策ソフトの販売を持ち掛けるなどし、約3万円をだまし取ったとしている。調べに対し、佐藤容疑者は「黙秘します」と供述、山本容疑者は「全く知りません」と否認している。  同課によると、山本容疑者らが送ったメールにはURLが記載されており、被害者をグーグルとよく似た偽のサイトへ誘導。ウイルス対策を装い、コンビニエンスストアでの現金支払いやクレジットカード情報の入力を行わせていた。昨春以降、同様の手口で約1千人から2千万円以上をだまし取ったとみられている。  両容疑者は、秋田県の30代男性にメールを送り、同様の手口で現金をだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の容疑で今月、警視庁などに逮捕されていた。

偽の警察手帳使い現金74万円だまし取った疑い、男逮捕

 偽の警察手帳を使って警察官をかたり現金をだまし取ったとして、道警は 札幌市東区北12条東9丁目 氏家俊一容疑者(20)を詐欺の疑いで12日に緊急逮捕し、発表した。氏家容疑者は逮捕時に精巧な偽造手帳を所持。道警は偽造公記号使用容疑でも捜査するとともに、手帳の画像を13日に報道陣に公開し、注意を呼びかけた。  道警によると、氏家容疑者は仲間と共謀し、今月10~11日に同市北区の70代の女性宅に警察官をかたって電話。「不正に口座から金が引き出されている。部下に預けて欲しい」とうそをつき、氏家容疑者が11日に女性宅を訪問し現金74万円をだまし取った疑いがある。偽の手帳を見せて警察官を装っていた。被害者の証言などから特徴が似た男を警察官が同市内で発見し、12日夜に逮捕された。  手帳は実物とほぼ同じ形状。写真は氏家容疑者本人とみられるが、偽名だったという。  道警は警察官をかたる特殊詐欺の多発に警戒を強め、「被害者と協力する『だまされた振り作戦』は警察が通報を受けたうえで協力を求める。警察官が現金やカードを預かることはない」と注意を呼びかけている。

投資で6千万円近い損失 仮想通貨の預かり金流用 「リップル」詐欺容疑

仮想通貨「リップル」の取引をめぐり、顧客から現金をだまし取ったとして、警視庁サイバー犯罪対策課は18日、詐欺の疑いで、取引所「リップルトレードジャパン」(RTJ、浜松市)代表 京都市山科区勧修寺西金ケ崎 竹中優樹容疑者(31を逮捕した。大筋で容疑を認めているという。リップルの取引所の摘発は全国初。  仮想通貨リップルの正式名称は「XRP」で、米国のベンチャー企業が発行。このベンチャー企業に米IT大手「グーグル」が出資したり、国内銀行がリップルを利用した国際送金網への参加を表明したことなどから注目が高まっている。  取引所は顧客から現金を受け取り、リップルの取引に必要な「IOU」と呼ばれるインターネット上の債権を発行。顧客はIOUの保有分に応じてリップルに交換したり、保有するリップルを現金に換えて払い戻したりできる。  逮捕容疑は27年3月、RTJ社が実質的に破綻し、返金する能力がなかったにもかかわらず、リップルの取引をしようとした宮城県の男性(41)から現金140万円を預かり、だまし取ったとしている。竹中容疑者は同様の手口で40人以上から計約1700万円を詐取した疑いがある。  捜査関係者によると、竹中容疑者は架空のIOUを自分宛てに発行し、現金など1億円以上を受け取っていた疑いもあるといい、同課はこうした取引の経緯などについても捜査する。

三菱食品子会社元役員を詐欺容疑で逮捕 被害9億円超か

食品卸大手の三菱食品の子会社「ファインライフ」(東京都)から新幹線回数券をだまし取ったなどとして、警視庁は9日、同社の元取締役営業部長 東京都杉並区阿佐谷南3丁目 中出孝夫容疑者(59)を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。容疑を認めているという。  捜査2課によると、逮捕容疑は2012年4~9月、同社に対し架空の請求書などを提出し、約4200万円相当の新幹線回数券をだまし取ったというもの。回数券は換金していたという。同課は、同様の手口で04年6月から15年3月までに計9億8千万円相当をだまし取り、マンション購入や海外旅行などの費用に充てていたとみている。同社によると16年11月に税務調査で不正が発覚し、12月に役員を解任していた。

小林幸子さんらのショーも 投資詐欺容疑の社長

実態のない投資話で高齢者らから約1億8千万円をだまし取ったとして、警視庁は15日、健康食品卸売会社「ロイヤルフーズ」(東京)の社長 静岡県熱海市 原田一弥容疑者(63)ら計8人を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の疑いで逮捕し、発表した。原田容疑者が「返す意思も能力もないのに会員から預かり金名目で金をだまし取り続けた」と述べるなど、4人は容疑を認め、残る4人は否認しているという。  生活経済課によると、同社は2007年3月~16年8月、1046人から約60億円を集めたが、大半が返金されていない。12年4月ごろには破綻(はたん)状態に陥っていたにもかかわらず、資金を集め続けていたという。  原田容疑者は逮捕前の調べに、08年に都の行政処分を受けて金融機関から融資が受けられなくなり、常連客から金を集めることを思いついたと説明。弁護士から違法性を指摘されたが「すでに自転車操業に陥り、やめられなかった」と話したという。  8人の逮捕容疑は13年12月~14年10月、「2年で12%の利息がつく」などとして輸入ワインや化粧品販売など実態のない事業への出資を持ちかけ、東京と神奈川の50~80代の男女8人から計約1億8千万円を詐取したというもの。  同社は日用品の格安販売で貸店舗に客を集め、セミナー形式で健康食品などを販売。歌手の小林幸子さんや元フォーリーブスの江木俊夫さんを招いたディナーショーやツアー旅行も企画し、会員を増やしていった。小林さんの事務所担当者は「10年前に都内で1度ディナーショーに出演したが、健全な業務をしている企業と信用していた。困惑しかありません」と話した。

スマホ詐取容疑で3人逮捕=転売目的隠し、被害9億円か-警視庁

転売する目的を隠してスマートフォンを契約し、だまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は6日、詐欺容疑で、会社役員 東京都荒川区東尾久3丁目 簑田隆司容疑者(54)、台東区 類家靖容疑者(37)、自称配管工の板橋区 小川幸修容疑者(33)。 ら男3人を逮捕した。簑田容疑者は「(容疑の)事実は知っている」と供述しているという。この詐欺グループによる被害総額は9億円以上に上るとみられ、同課は転売で得た金が暴力団に流れていた可能性もあるとみて調べている。  逮捕容疑は2013年10月~14年2月ごろ、転売目的であることを隠し、千代田区と墨田区の携帯電話販売店から、実体のない投資ファンド名義でスマホ計480台(販売価格約4200万円)を購入する契約をして、だまし取った疑い。  同課によると、新規契約後3カ月分の基本料金を支払って信用させた上で、より高額な機種への変更をしていた。その後、支払いが途絶え連絡が取れなくなった。  グループは12~15年ごろ、約150社に及ぶ架空法人をかたって、宮城、東京、大阪、兵庫など9都府県の店舗でスマホなど計1万1000台以上(総額9億円以上)をだまし取っていたとみられている。このうち約3800台が買い取り業者に転売されたことが確認されており、少なくとも1億5000万円の利益を得ていたという。

治療費名目で患者家族から135万円だまし取る

難病患者のいる家族を狙って金銭をだまし取ったとして、福島県警南相馬署は6日、神奈川県川崎市中原区 小林直也容疑者(48)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。  署によると、小林容疑者は昨年2月、難病の妻がいる男性(45)に「病院の研究員」だとうそをつき、「ホルモン治療の費用がかかっている」などと約135万円をだまし取った疑いがある。「特別な治療だから」と説明し、病院へ払う治療費とは別に振り込ませたという。

ホールインワン偽りゴルフ保険100万円詐取容疑 愛知

ゴルフでホールインワンを達成したと偽り、ゴルファー保険金100万円をだまし取ったとして、愛知県警は、愛知県一宮市千秋町 浅井政典容疑者(40)、一宮市赤見2丁目 岡安兼吾容疑者(54)、名古屋市中区栄4丁目 中村誠二容疑者(44)の3容疑者を、詐欺の疑いで逮捕したと17日発表した。浅井容疑者と中村容疑者は容疑を認め、岡安容疑者は「金をだまし取ってはいない」と否認しているという。 中署によると、3人は2014年7月、浅井容疑者がホールインワンを達成して祝賀費用や記念品購入をしたとする保険金請求書を作成し、知り合いの飲食店やゴルフ用品店で作った計約109万円の架空の領収証とともに保険会社に提出。保険金100万円をだまし取った疑いがある。 別の保険会社から15年3月に情報提供があり、捜査していた。

保険の顧客から1900万円詐取 福山東署、容疑で元社員逮捕

 うその保険契約を持ちかけて顧客から現金1900万円をだまし取ったとして、福山東署は10日、詐欺の疑いで、ソニー生命保険元社員、食品加工作業員 井原市西江原町 片山俊一容疑者(52)を逮捕した。  逮捕容疑は、同社福山支社(福山市紅葉町)に勤めていた2015年4月初旬と16年10月中旬、顧客の配送作業員男性(30)=総社市=に「現在契約している保険はローリスク・ローリターンなので挑戦的な商品に乗り換えませんか」などと持ちかけ、同11月下旬までの2回にわたり同支社で現金を詐取した疑い。容疑を認めており、動機などを調べている。  同署によると、片山容疑者は契約していた保険を一部解約させるなどして男性に金を支払わせていた。昨年12月上旬、男性から同署に被害届が出されていた。  同社広報部によると、片山容疑者は2000年に入社。福山支社で営業を担当していたが、酒気帯び運転で事故を起こし17年7月に自主退社した。担当していた別の顧客から退社後に契約確認の問い合わせがあり、社内調査で不正が発覚。他にも詐欺とみられる被害の訴えが同社に複数寄せられているという。  同社は「元社員が逮捕されたことは大変遺憾。深くおわびする」としている。

元電通社員ら逮捕=融資名目2000万円詐取容疑―警視庁

会社の買収資金名目で東京都中央区のグッズ販売会社社長から現金2000万円をだまし取ったとして、警視庁渋谷署は12日までに、詐欺容疑で、大手広告代理店電通の元社員 世田谷区深沢 井手智容疑者(37)、無職の笹川真人(32)容疑者ら2人を逮捕した。 井手容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。  逮捕容疑は2015年6月5日、自身が取締役を務めていた会社が飲食店運営会社を買収する資金として、2000万円を融資してほしいと会社社長(52)に持ち掛け、だまし取った疑い。  同署によると、買収話は当時既に頓挫していた。井手容疑者は偽造した株式譲渡契約書などを見せて信用させていた。約700万円は返済したが、その後連絡が取れなくなった。  井手容疑者は15年7月、別の恐喝未遂事件で逮捕され、起訴猶予となったが会社を懲戒解雇された。  【参考】 フィットネスクラブ「RIZAP」(ライザップ、東京都新宿区)にクレームをつけ、現金3億円を脅し取ろうとしたとして、警視庁新宿署は恐喝未遂の疑いで、千葉県浦安市当代島 笹川真人容疑者(29)、井手智容疑者(35)、ら男3人を現行犯逮捕した。同署によると、笹川容疑者は容疑を認め、残る2人は「大きな声は出したが、脅迫はしていない」などと否認している。  同署によると、笹川容疑者は同社トレーナーが都内の20代女性に対し「(やることやらずに痩せるには)薬を飲むしかないんじゃないですか」と話した音声データを知人から入手。今月3~6日、計3回に渡り電話で接客態度についてクレームをつけていた。  逮捕容疑は6日午後、同社応接室で社員2人に「音声データを雑誌や世の中にばらまくぞ。女の子に会社として誠意を見せろ」などと和解金として現金3億円を脅しとろうとしたとしている。同社から連絡を受け待機していた署員が3人を逮捕した。

海外の旅行客をカモに…「帰ろうとしたら景品上乗せし引き留める」だましマニュアル作成の社員を新たに逮捕

クレーン型ゲーム機を景品が取れないように設定して客から料金をだまし取ったとして、ゲームセンター運営会社「アミューズメントトラスト」(大阪市浪速区)の社長らが詐欺容疑で逮捕された事件で、大阪府警保安課は25日、同容疑で新たに同社社員 大阪市中央区松屋町 佃明典容疑者(30)を逮捕したと発表した。  同課によると、佃容疑者は客から料金を詐取する際の従業員向けマニュアルを作成。「客には3回まで無料のサービス券を渡して遊ばせる」「帰ろうとしたら景品を上乗せして引き留める」などと記載し、主に府外からの旅行客を狙うよう指南していたという。  佃容疑者は容疑を認め、同社社長の大平剛史容疑者(33) おおだいらたけし容疑者 から「指示を受けてマニュアルを作った」と供述しているという。  府警には同社が運営するゲームセンターに関する被害申告が相次いでおり、計約110件が寄せられている。中には2日間で165万円をだまし取られた人もいるという

景品取れないクレーンゲーム機詐欺、社長ら6人逮捕

景品が絶対取れないように設定したクレーンゲーム機で、客から料金をだまし取ったとして、大阪府警保安課は23日、詐欺の疑いで、ゲームセンター運営会社「アミューズメントトラスト社長 大阪市浪速区 大平剛史容疑者(33) おおだいらたけし容疑者 と社員 佃明典容疑者ら5人の男女6人を逮捕した。保安課によると、大平容疑者は「不正の指示はしていない」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は1~9日、大阪市中央区の道頓堀店、同市浪速区の日本橋店の2店で、2人連れの20代女性客2組に「絶対取れる」とウソを言い、14万4000円と33万円の計47万4000円をだまし取った疑い。  道頓堀店では人気家庭用ゲーム機(約3万円)、日本橋店では希少フィギュア(約3万円相当)が目玉景品で、ゲームは1回2000円。前後左右に操作できるはさみを使い、吊された糸を切ったら景品がもらえる仕組みだが、絶対に糸が切れる位置ではさみが止まらない設定にしていた。  料金を店員に直接手渡すとゲームに挑戦できるといい、客があきらめて帰ろうとすると、店員が「次は取れる」「誰でも取れるよ」などと、ゲームを続けるようにあおっていたという。 2015年以降、30人以上から「景品が取れない」と計約600万円の被害相談があった。被害額が10万円以上の人が多く「60万円以上使った」と話している人もいるという。8月以降では、道頓堀店だけで約20件の苦情が相次いでいた。運営会社は大阪、京都に計5店舗を経営。保安課はこの5店舗と運営会社を同日家宅捜索。5店舗全店で同様の行為を行っていたとみて、調べている。  保安課によると、当初はぬいぐるみなどを景品として無料でゲームをさせた上で、高価なゲーム機やタブレット端末を景品に加えていた。料金は1回500円から最終的には1万円までつり上がり、現金自動預払機(ATM)や消費者金融で金を引き出し、ゲームを続けた客もいるという。  系列店では、3~6万円の電動立ち乗り2輪車を景品にして、前後左右に操作できる円柱を穴にさし込めれば景品がもらえる1回500円のゲームなど、数種類のゲーム機を設置。保安課は、客に付き添った店員が、景品が簡単に取れる設定にした上で手本を見せ、「誰でも簡単に取れる」とあおった上で、取れない設定に切り替えて客にプレーさせていた疑いもあるとみて、クレーンゲームの運用状況について詳しく調べている。

モニター商品の保証金名目で詐欺…容疑の59歳女を逮捕

モニター商品の保証金名目で現金をだまし取ったとして警視庁野方署は12日、詐欺容疑で東京都杉並区 土手裕子容疑者(59)を逮捕した。容疑を否認しているという。  容疑は2013年5月から12月、中野区の主婦(47)に「モニター商品の保証金を1000万円払えば、エルメスなどの高級ブランドも渡せる。期限が来れば全額返すし商品ももらえる」と持ち掛け、現金計1200万円を詐取した疑い。  土手容疑者は化粧品などを自身で購入し、モニター商品として主婦に郵送して信じ込ませていた。他に数人が同様の被害に遭っているという。

子供の臍帯血治療先探す夫婦にうそのあっせん 容疑男逮捕、数千万円被害か

子どもの臍帯血治療に関して実在する著名な医師をあっせんするなどとうそを言い、福井市の男性から現金約340万円をだまし取ったとして福井署と県警捜査2課は17日、詐欺の疑いで自称団体役員 横浜市都筑区 三木雅晴容疑者(55)を逮捕した。  男性は治療のあっせん費名目で数千万円を三木容疑者に支払ったと述べており、同署などが裏付け捜査を進めているほか、余罪や動機について調べている。  逮捕容疑は2012年7月ごろから13年12月ごろにかけて、子どもの治療先を探していた福井市の50代男性とその妻に対し、一般財団法人「日本対がん中央会」、一般社団法人「日本再生医療中央会」の代表理事を名乗り、実在する医師による臍帯血治療をあっせんするなどとうそを言い、現金計約338万円をだまし取った疑い。  福井署によると、夫妻は16年9月、「治療のあっせん費を支払っているが一向に治療を受けられない」と同署に相談し、昨年8月に詐欺容疑で刑事告訴した。捜査の結果、あっせんの事実がないことが判明した。  夫妻は、臍帯血治療を受けられる病院や医師を探している中で三木容疑者と知り合ったという。同容疑者が名乗っていた法人は登記上は存在し、同容疑者が代表理事となっているが、実態はよく分かっていない。やりとりは主に電話で、送金は5回に分けて銀行振り込みで行った。  臍帯血は、母親と胎児を結ぶへその緒と胎盤の中に含まれる血液。赤血球や白血球などの血液細胞のもとになる「造血幹細胞」を多く含み、白血病などの重い血液の病気の治療に使われる。

稲村亜美さんの偽のサイン写真販売の疑い、立石勇人容疑者 逮捕

「神スイング」で知られるタレントの稲村亜美さんの、偽のサインが入った写真を販売し、現金をだまし取ったとして、会社員の男が警視庁に逮捕されました。  逮捕されたのは、札幌市札幌市南区 立石勇人容疑者(31)です。立石容疑者は会社員の男性(40代)に対し、9回にわたりタレントの稲村亜美さんの偽のサインが書かれた写真13枚をフリーマーケットアプリ「メルカリ」で販売し、現金およそ4万7000円をだまし取った疑いが持たれています。 立石容疑者は稲村さんのファンで、持っていた本物のサイン入り写真をもとにサインを真似たということで、取り調べに、容疑を認めているということです。

1億円詐取容疑で西村泰宏容疑者(36)=勤務先から別会社に送金―京都府警

勤務先の会社から約1億1900万円をだまし取り、経営する別の会社に送金したとして、京都府警捜査2課などは18日、電子計算機使用詐欺の疑いで美容関連会社代表取締役で大阪市中央区南船場の西村泰宏容疑者(36)を逮捕した。  西村泰宏容疑者は容疑を認めているという。  西村泰宏容疑者の逮捕容疑は2016年6月下旬~17年5月中旬までの間、インターネットバンキングを使って十数回にわたり、経理事務担当の社員だった京都府八幡市の鋼板加工会社の口座から自分が管理する会社名義の口座に送金し、約1億1900万円をだまし取った疑い。  府警によると、西村泰宏容疑者は16年12月に美容関連会社の代表取締役に就任。17年7月ごろから鋼板加工会社を無断欠勤するようになり、同年8月に懲戒解雇された。 

社会福祉法人理事長の村岡龍太郎容疑者(65)を逮捕=特養ホーム補助金詐取容疑―さいたま地検

埼玉県川口市の特別養護老人ホームの開設に対する補助金を県からだまし取ったとして、さいたま地検特別刑事部は25日、詐欺容疑で社会福祉法人「寿星会」の理事長 村岡龍太郎容疑者(65)=同市=を逮捕した。 村岡龍太郎容疑者の逮捕容疑は、補助金の対象となる同ホーム設立準備室の2013年4~8月分の職員給与について、実際は490万円だったのに1000万円と県に虚偽申請し、差額510万円をだまし取った疑い。 県によると、同ホームは13年9月に開設された。さいたま地検が昨年10月、寿星会の関係先を家宅捜索し、県が同年11月に村岡容疑者から聞き取りしたところ、「資金繰りが苦しかった」などと話したという。県は今月24日、詐欺容疑で寿星会と村岡龍太郎容疑者を告訴していた。 

自分の給与を不正に水増し 栃木 下野市職員を詐欺容疑で逮捕

栃木県下野市で、職員の給与の管理を担当する49歳の職員が自分の給与の支給額を水増ししたデータを作成し、200万円余りをだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕されました。警察は、この職員が数年間にわたって3000万円以上をだまし取っていた疑いがあると見て、調べています。 逮捕されたのは、栃木県下野市の総務人事課主幹、吉葉仁一容疑者(49)です。 警察によりますと、吉葉主幹は去年9月、自分の給与の支給額を水増ししたデータを作成し、9月分としておよそ220万円を市からだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 警察は24日夜、下野市役所を捜索しました。警察によりますと、吉葉主幹は職員の給与の管理を担当していて、自分の給与の支給額を水増しして計算し、自分名義の複数の口座に振り込ませていたということです。 調べに対し吉葉主幹は、容疑を認めたうえで「借金の返済やギャンブルのために金が必要だった」と供述しているということです。警察は数年間にわたって月給やボーナス、合わせて3000万円以上をだまし取っていた疑いがあると見て、詳しいいきさつなどを調べています。

バイナリーオプション取引情報の誇大広告で竹本直哉容疑者、田坂宏樹容疑者、山内宏太容疑者、山内直樹容疑者ら4人逮捕

チェンジライフプロジェクト五十嵐歩と名乗り「稼げないことは絶対にない」などとうたって金融商品の取引について情報を提供するサービスを宣伝していたとして、横浜市の会社の社長 竹本直哉容疑者(34)や元役員など合わせて4人が誇大広告を禁止した特定商取引法違反の疑いで茨城県警察に逮捕されました。 フリーマンスタイル株式会社 東京都中央区日本橋兜町5-1 TEL03-6427-4725 代表取締役:竹本直哉、運営責任者:高橋浩司
逮捕されたのは、横浜市戸塚区の会社社長、竹本直哉容疑者(34)や、この会社の元役員や元従業員など合わせて4人です。 ほかに逮捕されたのは、の元同社従業員 東京都大田区中央 田坂宏樹容疑者(28)、同社前社長 横浜市神奈川区子安台 山内宏太容疑者(36)、同社前役員で山内容疑者の兄の千葉県市川市稲荷木 山内直樹容疑者(38)の3容疑者です。 警察によりますと4人は去年4月、インターネット上に「稼げないことは絶対にありません」、「資金を無限に量産できる」などとうたった広告を表示し、金融商品の取引についての情報を提供するサービスを宣伝したとして、誇大広告を禁止した特定商取引法違反の疑いが持たれています。 調べに対して、竹本容疑者と元従業員は容疑を認めていますが、他の2人は「竹本容疑者がやったので詳しくは知らない」などと容疑を否認しているということです。 警察によりますと、竹本容疑者らは遅くともおととし2月から去年11月にかけて約20万円~50万円で販売、金融商品の取引の情報の提供サービスをインターネットで宣伝し、全国38都道府県のおよそ300人から総額でおよそ1億円を得ていたとみられるということで、警察は詐欺容疑も視野に入れてさらに詳しく捜査を進めることにしています。