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偽造免許証で口座詐取容疑 杉本健多容疑者(36)と増子恵多容疑者(32)ら5人逮捕 愛知県警

架空の氏名を記載したうその運転免許証を使い、口座を開設したとして、男5人が逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の杉本健多容疑者(36)と=埼玉県上尾市の増子恵多容疑者(32)ら男5人です。 警察によりますと5人は、去年12月、架空の氏名を使...

木曜日

AV男優をアプリで募集→「台本通り演技できなかった」と難癖→違約金要求 大阪府警、男女7人逮捕「100件ぐらいやった」

アダルトビデオ撮影で男優を募集していると偽り違約金をだまし取ろうとしたとして、大阪府警曽根崎署などは20日、詐欺未遂容疑で、大阪市福島区福島の無職、大島俊容疑者(23)ら20代の男女7人を逮捕したと発表した。  逮捕容疑は、共謀し6月20日午後、大阪市北区曽根崎新地のホテルで、男優役に応募してきた20代男性に対し、「撮影ができなければ損害が生じる」などと言って現金30万円をだまし取ろうとしたとしている。  同署によると、大島容疑者らはインターネットの出会い系アプリを通じて男優を募集。「台本通りに演技できなかった場合には損害賠償金を支払う」とする契約書に署名させたうえで、女優役の女が男性を性行為ができない状態にし、撮影が中断するよう仕向けていたという。  調べに対し、大島容疑者は容疑を認めたうえで「100件ぐらいやって30~40回はカネをだまし取った。名古屋や横浜でもやった」などと供述しているという。

「20代」「妊娠した」と嘘つき現金だまし取った40代女を逮捕 兵庫県警

偽名を使って知り合った会社員男性(25)に「妊娠した」と嘘をつき、出産費用などの名目で現金をだまし取ったとして、兵庫県警灘署は21日、詐欺容疑で、山形県新庄市千門町、無職、佐藤恵容疑者(43)を逮捕した。容疑を認めているという。  同署によると、2人はインターネット上のゲームで知り合った。佐藤容疑者は昨年8月、偽名を名乗り、年齢を20代と詐称して男性と面会。繰り返し金を要求されることを不審に思った男性の家族からの相談で被害が発覚した。佐藤容疑者と男性が会ったのは1回きりだったという。  逮捕容疑は昨年9~12月、神戸市灘区の男性に妊娠したなどと嘘をつき、銀行口座に現金83万6千円を振り込ませて詐取したとしている。

私書箱使い700万円詐取容疑で男を逮捕、京都府警

京都府警福知山署は21日、福知山市の80代の女性から現金700万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、東京都世田谷区上祖師谷、自称自営業、渡部輝也容疑者(31)を逮捕した。  福知山署によると、渡部容疑者は、現金送付先の私設私書箱を運営していたとみられる。「荷物は受け取ったが、中身は知らなかった」と容疑を否認している。  逮捕容疑は5月、ほかの人物と共謀し、弁護士を名乗って女性に電話。老人ホームの社債購入に関する名義貸しトラブルの解決金名目で、渡部容疑者の会社名義の私設私書箱に、宅配便で現金700万円を送付させだまし取ったとしている。  女性はほかに2300万円を詐取されたとの被害届を出しており、同署が関連を調べている。

仮想通貨への投資話持ちかけ詐欺疑い 4人逮捕、数億円被害か

架空の会社を名乗って仮想通貨への嘘の投資話を持ち掛け、名古屋市緑区の80代女性から2000万円をだまし取ったとして、神奈川県警特殊詐欺対策室は22日、詐欺容疑で千葉県佐倉市、職業不詳、信田俊祐容疑者(30)ら男4人を逮捕した。  県警は同様の手口による被害が、昨年5月ごろから全国で数億円に上るとみて調べている。  逮捕容疑は共謀の上、今年7月上旬~9月下旬、仮想通貨「リップルコイン」を取引する架空法人を名乗って投資を呼び掛けるパンフレットを女性に送り、別の証券会社の社員を名乗って「当社に代わって投資すれば3倍で買い取る」などと嘘の電話をかけ、計2000万円を群馬、静岡両県内の郵便局留めで送らせた疑い。  県警によると、4人は勧誘の電話をかける役割で、他に指示役など共犯者がいるとみている。県警は21、22日、千葉県船橋市の雑居ビル一室を捜索し、電話機や約1万5000人分の名簿などを押収した。

金曜日

国東市3セク社長ら逮捕、大分県補助金詐取疑い

地域活性化を支援するための補助金約990万円を県からだまし取ったとして、県警は9日、国東市が出資する第3セクター「産業創出機構」の社長で、東京都港区赤坂4、平山雅一容疑者(43)ら男女2人を詐欺容疑で逮捕した。  もう一人は、平山容疑者が経営する東京都のコンピューター関連会社の社員で、埼玉県上里町五明、横堀真澄容疑者(27)。  発表によると、両容疑者は共謀し、今年2月上旬から4月17日頃にかけ、国東市国東町鶴川の同機構事務所の内装工事費を水増しして虚偽の見積書や補助金交付申請書などを県に提出し、約990万円の補助金をだまし取った疑い。  県によると、補助金は「地域活力づくり総合補助金」の「地域活力づくり活動支援事業」。対象事業に採択されると原則3000万円を上限とし、事業費の2分の1以内が交付される。  同機構は、若手起業家の活動拠点を整備する「鶴川インキュベーション施設整備事業」(事業費2144万円)として申請し、2014年度に採択された。  国東市によると、機構は昨年5月、市と平山容疑者のコンピューター関連会社が各500万円を出資して設立した。

詐欺未遂:容疑で福岡県警警視逮捕 銀行に補填請求

福岡県警は1日、キャッシュカードを不正使用されたとして銀行から金をだまし取ろうとしたとして、県警留置管理課管理官の警視、要 幸次容疑者(57)=福岡県中間市下大隈=を詐欺未遂容疑で逮捕した。県警によると容疑を否認している。  逮捕容疑は6月中旬から下旬ごろ、福岡市の銀行支店で自分でカードから預金約140万円を引き出したにもかかわらず、不正使用されて損害を被ったとして銀行に補填(ほてん)を請求したとされる。6月中旬から7月上旬ごろ、別の銀行にも同様の手口で約80万円を請求したとしている。  要容疑者は5月、県内の警察署にカードを紛失したとして遺失届を出していた。銀行側は補填せず、要容疑者が7月に警察署に被害を受けたと相談したため捜査したところ、本人が引き出したことが分かったという。  県警では7月に小郡署警部補が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されたほか、8月には県警公安3課警部補が県青少年健全育成条例違反(淫行(いんこう))容疑で逮捕されるなど不祥事が続いている。  鍛治田敬・県警首席監察官は「幹部として言語道断の犯罪行為。厳正に対処する」と謝罪した。

東日本高速道路の着服 免職の元社員らを詐欺容疑で逮捕 /長野

東日本高速道路関東支社佐久管理事務所が昨年、1400万円を着服したとして社員を懲戒免職とした問題で、佐久署などは9月30日、神奈川県平塚市田村9、元同社員、滝上正夫容疑者(59)と、上田市野倉、車両整備会社元社員、池田一宏容疑者(53)を詐欺容疑で逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。  逮捕容疑は2011年2月、東日本高速が車両整備代として池田容疑者側に支払う代金に、滝上容疑者の私有車の修理代金などを加え、計約350万円をだましとった、としている。

リフォーム詐欺:「不要工事」被害750件 県内で頻発 高齢者不安あおり /奈良

必要のない屋根の改修工事を持ちかけて代金をだまし取る「リフォーム詐欺」。大阪府内の住宅リフォーム業者の元従業員ら4人が、詐欺と特定商取引法違反などの容疑で逮捕された。県警は県内を中心に被害は最大で約750件、契約額は3億円以上とみて調べている。被害者のほとんどは高齢者で、不安をあおって契約させる手口。県警は「高額契約などは慌てず家族らに相談を」と呼び掛ける。【塩路佳子、日向梓】  県警は6日、リフォーム業者の元従業員で東大阪市の横矢政佳容疑者(52)ら4人を逮捕。いずれも容疑を否認している。  4容疑者は「渚建装」「夕凪ホーム」の名で東大阪市や大阪府八尾市に拠点を置くリフォーム会社に勤務していた。  今年8月に奈良市の女性(80)が工事代金名目で53万円を詐取された事件では、1人が「屋根のしっくいが剥がれている。3000円で修理しましょうか」と持ち掛け、別の2人が訪問。点検を口実に屋根に上がり、「瓦がめくれて大変なことになっている。台風などが来たら飛ばされる」とうそを言って契約を結ばせた疑いがある。  また、昨年5月に大和郡山市の男性(64)が被害に遭った事件でも、男性は「雨水が天井まで漏れて大事になる」などと言われて90万円の契約を結んだが、不審に思って契約を解除して未遂に終わった。  捜査関係者によると、元従業員らは作業着姿で、営業や点検など役割分担。屋根に上がった際、故意に屋根を壊して写真に撮り、工事を勧めた疑いもある。他にも関わった元従業員がいるとみて捜査している。

ネット競売で10万円詐取、容疑の4人逮捕 警視庁

インターネットオークションの出品者になりすまし「落札者がキャンセルしたのであなたに譲りたい」と嘘を言って参加者から現金約10万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは30日までに、東京都新宿区原町3、無職、小林一男容疑者(40)ら4人を詐欺容疑で逮捕した。同課によると、いずれも容疑を否認している。  逮捕容疑は2月上旬、スポーツ用自転車のネットオークションに参加した都内の会社員男性(48)に対し、出品者を装って「落札者からキャンセルしたいと連絡があったので、最終の入札額で譲りたい」などとする嘘のメールを送信。代金として約10万円を振り込ませて詐取した疑い。  同課によると、小林容疑者らは、入札に参加した10人以上の非公開のメールアドレスを入手し、購入を持ちかけるメールを送り付けていた。同課はアドレスの入手方法を詳しく調べる。  同課は、小林容疑者らが2013年5月から15年7月までに、同様の手口で100人以上から総額約1500万円をだまし取ったとみている。

関西ホッケー協会:前事務局長を詐欺容疑で逮捕

公益社団法人・日本ホッケー協会の下部組織「関西ホッケー協会」の前事務局長が知人らに新幹線の回数券購入を依頼しながら代金が未返済になっている問題で、兵庫県警捜査2課は15日、前事務局長の谷口年哉容疑者(51)=住所不定=を詐欺容疑で逮捕した。容疑を認めているという。県警によると、被害は確認分だけで約40人、計約3億5000万円で、被害者は100人を超える可能性があるという。  逮捕容疑は今年3月、知人の会社役員男性(59)に「関西ホッケー協会の運営資金のため領収書が必要。新幹線回数券をクレジットカードで購入してくれたら代金を振り込む」などと持ちかけ、回数券174枚(約240万円相当)を購入させてだまし取ったとしている。  県警と関西ホッケー協会によると、谷口容疑者はスポーツトレーナーで、協会会計を1人で2000年から担当。05年ごろからギフト券を謝礼に渡すなどと言って回数券の提供を受けていた。「関西ホッケー協会交通費締結書類」とする書類を示し、会長名や協会の印鑑を勝手に使っていたという。  苦情が協会に相次ぎ問題が発覚。谷口容疑者は内部調査に「回数券を換金し、生活費や自分の会社の事業費に使った」と認め、協会は4月に除名処分にした。協会運営資金にも使途不明金があり、協会は6月、約100万円を谷口容疑者が着服したとして業務上横領容疑で県警に告訴した。

婚活の女性から800万円詐取 男を逮捕

いわゆる婚活パーティーで知り合った30代の女性に対して、結婚する意思があるように偽って現金800万円をだまし取ったとして、32歳の男が警視庁に逮捕されました。男は結婚していて「だましやすい女性と思った」と容疑を認めているということです。 逮捕されたのは、東京・立川市のIT企業の役員、田中瞬容疑者(32)です。 警視庁の調べによりますと、田中容疑者はいわゆる婚活パーティーで知り合った30代の女性に対して「仕事が成功したら一緒に暮らそう」と結婚する意思があるように偽ったうえで、ことし5月、「ニューヨークで仕事をするため金を貸してほしい」と言って現金800万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。 警視庁によりますと、田中容疑者はすでに結婚していましたが、ことし4月のパーティーで女性と知り合ったあと、女性の母親にもあいさつするなどして信じ込ませていたということです。現金を渡した直後、連絡が取れなくなり、女性が警視庁に相談していました。 警視庁によりますと、調べに対し、田中容疑者は容疑を認めたうえで「だましやすいタイプの女性と思った」と供述しているということです。ほかにもこの女性から現金300万円や腕時計などおよそ200万円分を受け取っていたということで、警視庁が詳しく調べています。

木曜日

立木売買詐欺容疑で2人逮捕 鹿児島

鹿児島県警横川署は2日、架空の立木の売買契約を持ちかけ、林業の男性から現金200万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで無職の篠原幸雄容疑者(79)と、居酒屋経営の房永一恵容疑者(70)を逮捕した。2人は容疑を否認している。

無登録で資金運用会社役員逮捕 ミスターブレイン川合竜也容疑者

インターネット上で評判になっている投資指南役を名乗って無登録で資金運用をしたとして、岐阜県各務原市の会社役員が金融商品取引法違反の疑いで逮捕されました。 調べに対し容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは各務原市の会社役員、川合竜也容疑者(46)です。 警察によりますと、川合容疑者は、ことし1月ごろまでの半年間に愛知県岡崎市の男性ら合わせて5人と、投資の一任契約を結び、無登録まま、ネットで資金運用を行ったとして金融商品取引法違反の疑いがもたれています。 その際、川合容疑者は外貨を売買するFX取引で多額の利益を上げるとネット上で評判になっている投資指南役、ミスターブレインを名乗っていたということです。 警察は、これまでに約200人から資金を集めて運用し、数億円を得ていた疑いがあるとみて調べています。 警察によりますと、川合容疑者は「無登録だが運用していたという認識は無い」と容疑を否認しているということです。

1300億円集め豪遊生活…巨額詐欺事件犯人が野放し!被害者は泣き寝入りか

米司法省は現地時間の7月8日、米資産運用会社MRIインターナショナル代表者のエドウィン・ヨシヒロ・フジナガ被告(ラスベガス在住、68歳)、日本支社長の鈴木順造被告(東京在住、66歳)、日本支社ジェネラルマネージャーの鈴木ポール武蔵被告(東京在住、36歳)の3人を詐欺罪などで起訴した。  これを受けてMRI被害者弁護団(団長:山口広弁護士)は声明を出した。 「3名は、8つの郵便詐欺、9つの通信詐欺で起訴され、フジナガはこのほか3つのマネーロンダリングの罪でも起訴されています。またこの起訴は3被告全員について、これらの犯罪から得られた果実(利益=筆者補記)に対する没収も求めています。(略)(米国司法省、連邦捜査局には=筆者補記)今後もフジナガ・鈴木らの刑事責任実現に向けてさらなる活動をされることを切望します」  だが、この声明は被害者弁護団の勝利宣言にはほど遠い内容だった。  2013年4月26日、MRIの巨額詐欺事件が発覚、5月に被害者弁護団が結成された。弁護団は当初から被害の最大限の回復とフジナガ被告らの刑事訴追の実現を目指して日米をまたいで活動を続けてきた。  今回の米司法省による起訴は被害金額の没収を求めるもので、刑事訴追はなし。没収した資産は米国庫に入り、被害者には戻ってこないということだ。刑事訴追なしだから刑務所暮らしは免れる。これでは弁護団が詐欺集団に勝ったことにはならない。声明文からは弁護団の苦渋が浮かび上がってくる。  巨額の投資詐欺事件なのに、立件されたのは郵便詐欺や通信詐欺など限定的で、あまりに軽すぎるとの印象は拭えない。  フジナガ被告の初公判が7月9日、ラスベガス地方裁判所で開かれた。保釈が認められたフジナガ被告は公判後、地裁の裏口から姿を現したが何も語らず、近くに止めてあった自動車に乗り込む姿をテレビが映し出していた。被告に同行した弁護士が報道陣に「被告には何も言わないように言ってある。起訴内容などはすべて否認している」と語った。 「保釈金は求められず、代わりに司法当局に居場所を定期的に報告し、9月に予定されている次回の裁判に必ず出廷する宣誓書を提出した」と日本経済新聞では報じられた。フジナガ被告は、白昼堂々と活動できるわけだ。  MRI事件は日本人だけがカモにされた投資詐欺事件である。

水曜日

アイドルの偽サイン水着販売 ネット出品、詐欺容疑で男逮捕

千葉県警八千代署は2日までに、アイドルグループ「NMB48」のメンバーの偽サインを書いた水着などをオークションサイトに出品し約21万円を詐取したとして、同県印西市高花2、無職の高橋和也容疑者(24)を詐欺の疑いで逮捕した。「握手会のチケットや自分の服が欲しくてやった」と供述しているという。  逮捕容疑は昨年11月ごろ、NMB48メンバーらの偽サインを自ら書き込んだ水着やショートパンツをオークションサイトに出品し、落札したさいたま市の男性(59)と山口県周南市の男性(59)から計約21万円をだまし取った疑い。  同署によると、高橋容疑者は「直筆サインが入った商品になります。本人着用品です」などのうその説明を付けていた。同署はほかにも同様の手口で昨年10月以降、水着など約180点をオークションに出品し、約250万円を詐取したとみて調べている。

火曜日

医療報酬を騙し取った医師逮捕

嘘の診療報酬明細書を作成し医療報酬を騙し取っていたとして、津山市の医師が警察に逮捕されました。詐欺の疑いで逮捕されたのは津山市沼の医師、水島圭一容疑者(58)です。警察によりますと水島容疑者はおととし8月、真庭市の当時1歳の男の子と3歳の女の子に診察を行ったと嘘をつき、真庭市などから医療報酬あわせて5万7000円を騙し取った疑いです。2人は実際に病院を訪れていましたが、泣くなどして診察できなかったということです。去年7月、水島容疑者が医療報酬を不正に請求しているという情報が寄せられ、警察が捜査した結果、犯行が明らかになったため30日逮捕しました。水島容疑者は「覚えていない」と容疑を否認していて警察は余罪についても調べを進めています。

FX資金を私的流用、脱税容疑 ネット関連会社長ら逮捕

FX(外国為替証拠金取引)への投資で集めた100億円を超える資金のうち、私的に使った約2億円を申告せず脱税したとして、名古屋地検特捜部は31日、インターネット関連会社社長ら男2人を所得税法違反容疑で逮捕し、発表した。  社長らは約3年前から資金を運用していなかったことが、捜査関係者への取材でわかった。「出資金を運用し、利益を配当金などとして還元する」などと説明しながら実際には資金運用を行わず、新たな出資金を原資に、配当金を装っていたとみられる。この手口は詐欺の一種の「ポンジスキーム」と言われ、特捜部は詐欺容疑も視野に慎重に捜査を進める模様だ。  逮捕されたのは、インターネット関連会社「シンフォニー」(名古屋市東区)社長の伊藤正明容疑者(47)と、資金を管理するニュージーランドの会社オーナーの石井真人容疑者(43)。

「心の弱さと甘さ…」詐欺などで逮捕の大阪府警巡査部長を懲戒免職 FX失敗で多額の借金

大阪府警は31日、偽名でカードローン契約を結び現金を引き出したとして、詐欺や窃盗などの容疑で逮捕した府警地域総務課の巡査部長、村上聡被告(41)=同罪などで起訴=を懲戒免職処分にした。村上被告は外国為替証拠金取引(FX)などに失敗して多額の借金があったといい、「自身の心の弱さと甘さが原因で、愚行を繰り返してしまった。申し訳ない」と話しているという。  府警によると、村上被告は昨年9月以降、偽造した健康保険証で他人になりすまし、銀行と消費者金融計3社のローンカード11枚を詐取。ATM(現金自動預払機)から130回以上、計約1500万円を引き出したとされる。  府警監察室の安井正英室長は「警察官として言語道断の行為であり、厳正に処分した」としている。

運転免許証を漫画喫茶で偽造=売買に暴力団、詐欺事件に―愛知県警

運転免許証を漫画喫茶で大量に偽造していた男が愛知県警に逮捕された。  免許証は最も信頼度が高い身分証の一つとして扱われるが、偽物は精巧で、見抜くのは極めて困難だという。偽造免許証の売買には暴力団が暗躍、詐欺などに使われており、県警は「被害が全国で出てもおかしくない」と警戒を強めている。  昨年12月、有印公文書偽造容疑で県警に逮捕されたのは、住所不定無職堀内大作被告(46)=起訴=で、「10年ぐらい前に興味本位で作ったらうまくできた。簡単に携帯電話を契約できた」などと供述。漫画喫茶にカラープリンターを持ち込み、備え付けのパソコンを使用、免許証1枚の偽造に約15分しかかからなかったという。1枚1万~3万円で販売、関係先からは約100枚が押収された。  堀内被告が偽造した免許証は詐欺事件に使われ、少なくとも携帯電話や通帳、クレジットカードなど計42点の被害が確認されている。  県警によると、堀内被告は暴力団組員だった時期があった。偽造免許証を使って携帯電話をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された別の男(43)=起訴=には、指定暴力団山口組系組員(43)が仲介したことが分かっている。  県警幹部は「不正入手された携帯電話は特殊詐欺など犯罪の温床になる。しっかり取り締まらなくてはならない」と強調。その一方で、「偽造免許証は精巧で見ても触っても判別できない。提示されたらよく調べてほしい」と呼び掛ける。  これに対し、大手携帯電話会社の広報担当者は「提示されても、控えを取ってすぐに返し、契約は数十分で済んでしまう」と実態を明かす。免許証識別機も製造されており、販売会社(東京都台東区)は「携帯電話販売会社や金融機関からの問い合わせは増えている」と話している。 

<詐欺未遂>疑いで男2人逮捕 運送業者かたり 福岡

福岡・中央署は29日、電話でうそを言って現金を詐取しようとしたとして千葉県鎌ケ谷市道野辺本町2、自称運送業、熊切元(はじめ)(26)と東京都渋谷区西原2、自称会社経営、須藤大貴(はるき)(26)の両容疑者を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。同署によると、2人は容疑を否認している。  逮捕容疑は17~19日、福岡市中央区の無職女性(80)に電話。「宝くじの配分が(全体で)200億円ある。あなたは配分先に入っていて3000万円を受け取れるが、受領には保証金300万円が必要。運送業者が自宅に行くから渡して」などとうそを言い、業者になりすました熊切容疑者が訪れ、300万円をだまし取ろうとしたとしている。熊切容疑者は大手運送業者の制服とほぼ同じ服装だったという。  不審に思った女性が19日になって110番。待ち構えていた捜査員が同日、女性宅に来た熊切容疑者から聴取し容疑が固まったとして20日逮捕、須藤容疑者も29日に逮捕した。

投資詐欺被害者に返還金かたり詐欺 容疑の男8人追送検/上尾署

エビ養殖などの投資詐欺被害者に損失金返還をかたって現金をだまし取ったとして、特殊詐欺総合対策本部と上尾署は31日、詐欺の疑いで、東京都豊島区高松1丁目、無職外岡伸一容疑者(38)=詐欺などで起訴=ら特殊詐欺グループのかけ子8人をさいたま地検に追送検し、捜査を終結した。同本部は、詐欺9件(被害総額約3700万円)を確認。うち2件(同約620万円)を追送検し、捜査を終結した。  追送検容疑は、2014年10月中旬~12月16日ごろ、架空の投資会社を名乗り、愛知県の無職女性(71)に「エビの養殖事業の出資金が返還される」などと記載した文書を郵送。手数料として4千円をだまし取った後、証券業協会や弁護士を名乗って電話をかけ、「行った取引はインサイダー取引の疑いがある」「銀行口座が凍結されるので弁護士事務所で預かる」などとうそを言い、女性に現金330万円を郵送させてだまし取った疑い。  また、14年10月中旬~12月1日、東京都練馬区の無職女性(76)にも同様の手口で290万円を郵送させ、だまし取った疑い。  同本部によると、8人は和牛預託商法やカレー事業の海外進出など手口を変えて犯行を繰り返していたという。被害者は年金受給者が中心で、東京や北海道、大分などで80人以上に上る。  8人は「電話をかけたり、現金をだまし取ったことは間違いない」とおおむね容疑を認めているという。

金曜日

教材販売会社代表ら逮捕=虚偽説明、4億円売り上げか-京都府警

 「90点は必ず取れる」などと虚偽の説明をし、学習教材を販売したとして、京都府警生活経済課などは13日、特定商取引法違反(不実の告知)容疑で、教材販売会社「アーサー教育社」(大阪府吹田市)代表の中村秀美容疑者(48)=豊中市=と社員ら計5人を逮捕した。中村容疑者は否認し、他の4人は認めているという。  逮捕容疑は2013年8月~14年3月ごろ、京都と大阪の30~40代女性3人に、小中学生用の学習教材を訪問販売した際、「90点は確実に取れる」「テストに出るところだけをまとめた」などと虚偽の説明をした疑い。  同課によると、同社は13、14年度、7府県の計約300人に同様の方法で教材を販売し、約4億円を売り上げていたとみられる。最高で1人275万円で販売しており、今後、詐欺容疑での立件も視野に捜査を進める。  近畿経済産業局は先月28日、同法違反容疑で、同社に6カ月間の一部業務停止命令を出していた。

カード情報盗み見、チャージ=コンビニで客から、店員逮捕-電子マネー不正取得容疑

コンビニの支払時に盗み見た客のクレジットカード情報を使って、電子マネーを不正にチャージしたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は28日までに、電子計算機使用詐欺容疑で元コンビニ店アルバイト神野大二郎容疑者(29)=東京都台東区浅草橋=を再逮捕した。  逮捕容疑は2014年9~12月、働いていた調布市のコンビニで、客のクレジットカードから盗み取った情報を入力し、ゲームサイト上で51回計17万6000円分の電子マネーを不正にチャージした疑い。  同課によると、神野容疑者は接客時、「機械の調子が悪い」と言って客のカードを持って店の奥に行き、カード番号、セキュリティーコード、有効期限をメモするなどして盗み取っていた。  同課は、14年2~9月の勤務中に少なくとも12人の客のカードから情報を盗み取り、ゲームサイトやショッピングサイトで約120万円分を不正に利用したとみている。  神野容疑者は割賦販売法違反容疑で今月、警視庁に逮捕されていた。

LINE装い出会い系サイト=66億円売り上げ、8人逮捕-千葉県警

スマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」の公式サイトを装った出会い系サイトで、女性をかたって男性会員とやりとりし、手数料を詐取したなどとして、千葉県警サイバー犯罪対策課などは3日、詐欺容疑で住所不定、会社役員三浦哲雄容疑者(43)ら8人を逮捕した。  同課によると、三浦容疑者らは複数の出会い系サイトを運営。約11年前から昨年11月までの間で3サイトに延べ約270万人の男性が登録、計約66億円を売り上げていた。

半永久蓄電池開発と詐欺=容疑で元社長ら5人逮捕-警視庁

半永久に使用できる蓄電池を開発したなどとうそをつき、販売代理店契約料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは24日、詐欺容疑で、元会社社長上坂潔容疑者(71)=横浜市金沢区平潟町=ら男5人を逮捕した。上坂容疑者は「実際は中国から輸入したリチウム電池だった」と容疑を認め、残る4人は否認しているという。  同課によると、同容疑者らは東京都内のホテルなどで「WorldBOX」と称する装置の説明会を開催し、「半永久的に使用できる蓄電池が発売される」「国際学会で発表した」などとうたっていた。同様の手口を繰り返し、2008~09年に約5億8000万円を詐取していたとみられる。  逮捕容疑は08~09年、沖縄県うるま市の無職男性(75)に対し、製造した事実はなく販売予定もないのに、「蓄電池は間違いなく発売される」などとうそを言い、2回にわたって、販売代理店契約料として現金計約3000万円をだまし取った疑い。

詐欺未遂容疑で男4人逮捕=ギフト券購入指示-サイト架空請求・警視庁

アダルトサイトの登録料を請求するうその電話をかけ、アマゾンギフト券を購入させたうえギフト券番号を聞き出す手口で 1 億円以上を騙し取ったとして、警視庁は 29 日、詐欺グループの 4 人を逮捕したと発表した。 詐欺未遂の容疑で逮捕されたのは、東京都渋谷区の無職・大嶋潤一のほか、北詰慎一、長浜厚、岸拓也の 4 容疑者で、警視庁によると 4 人は 28 日、茨城県の 46 歳の男性にアダルトサイトの登録料金を請求するうそのメールを送りつけたうえ、電話をかけてきた男性に対し「 登録料金が必要だ 」などと言い、アマゾンギフト券を購入させたうえで、ギフト券の番号を聞き出し現金 4 万円を騙し取ろうとした疑いが持たれている。 警視庁は 28 日、杉並区の雑居ビルにあったグループの拠点を摘発、その際、被害者の男性とやりとりしているところを確認して、4 人を逮捕した。 警視庁によると 4 人は、被害者にアマゾンギフト券を購入させたうえ、その番号をファックスなどで送らせ、換金する手口で犯行を繰り返していたとみられ、警視庁は、今年 1 月以降で、合計 1 億円以上を騙し取っていたとみて、詳しい手口や経緯などについて調べる方針。 警視庁の調べに対し、4 人は容疑を否認したり、黙秘したりしているという。

古銭売買詐欺容疑で男逮捕=70代女性、1.5億円被害か-警視庁

古銭売買の業者を装い、東京都内に住む70代の女性から現金1000万円をだまし取ったとして、警視庁東大和署は10日までに、詐欺容疑で千葉市緑区あすみが丘、無職斉藤大介容疑者(52)を逮捕した。容疑を否認しているという。  同署によると、この女性宅には3月から、「古銭を買えば高値で買い取る」などと電話があり、女性は数回にわたって計約1億5000万円を支払っており、同署が関連を調べている。  逮捕容疑は仲間と共謀し、東大和市内に住む女性に古銭を買わせた上で、「古銭売買の許可を取得するための保証金が足りない。許可を取らないと警察に捕まる」などと偽り、6月上旬に現金1000万円を宅配便で送らせ、だまし取った疑い。

詐欺被害金と知り収受か=容疑で72歳男逮捕-警視庁

詐欺の被害金の一部と知りながら、貸付金の返済名目などで現金を受け取ったとして、警視庁生活経済課などは21日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)容疑で、和歌山県白浜町の無職柳生盛二容疑者(72)を逮捕した。同課によると、「だまし取った金とは思わなかった」と話し、容疑を否認している。  逮捕容疑は2012年12月、コンサルティング会社元実質経営者 中村章平被告(66)=組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)罪で起訴=が株取引を装って被害者らから詐取した現金の一部と知りながら、男から貸付金の返済や利息名目として現金55万円を受け取った疑い。

カード端末貸し、詐欺手助け=容疑で68歳男逮捕-警視庁

新宿・歌舞伎町で外国人観光客がクレジットカードを奪われ、飲食代金を不正に請求された事件で、店にカード処理端末機を貸し出し詐欺の手助けをしたとして、警視庁組織犯罪対策2課などは22日までに、電子計算機使用詐欺ほう助の疑いで、会社員鈴木好八容疑者(68)=東京都新宿区余丁町=を逮捕した。容疑を大筋で認めているという。  逮捕容疑は昨年4月上旬、新宿区歌舞伎町にある飲食店を経営するナイジェリア人の男(42)=電子計算機使用詐欺罪で起訴=にカード処理端末機を貸し出し、男らが外国人観光客から奪ったクレジットカード2枚を使い飲食代金として計21万円を決済して不法な利益を得るのを助けた疑い。

元市議会副議長、確定申告書作成で「税理士に頼んであげる」と125万円を詐取 和歌山・新宮

確定申告の書類作成の報酬名目で現金125万円をだまし取ったとして、和歌山県警新宮署は26日、詐欺容疑で同県新宮市の元市議会副議長で行政書士、海野義男容疑者(73)=同市三輪崎=を逮捕した。「だましたわけではない」と容疑を否認している。  逮捕容疑は、平成25年1月ごろ、同県太地町の会社役員の男性(62)から確定申告書作成などについて相談を受け、「大阪の税理士に頼んであげる」と虚偽の提案をもちかけ、報酬として125万円をだまし取ったとしている。  同市議会事務局によると、海野容疑者は平成11年まで市議を6期、副議長を2度務めた。

人気漫画「金色のガッシュ!!」のキャラで詐欺容疑 20億詐取か、3人再逮捕

人気漫画「金色のガッシュ!!」のキャラクターの使用許諾料名目で、パチスロ機器メーカーから現金を詐取したとして、警視庁は28日、詐欺などの疑いで、ライセンス企画販売会社「MEDIL」の役員で実質経営者の高津祥一郎容疑者(47)=埼玉県ふじみ野市=ら3人を再逮捕した。  捜査2課は、高津容疑者らが2008年10月からの3年間で、パチンコ関連会社十数社から計約20億円をだまし取ったとみて調べている。  再逮捕容疑は10年10月、東京都中央区のパチスロ機器メーカーに対し、原作者がキャラクターの使用を許可したとするうその書類を送り、同12月に現金5250万円を振り込ませた疑い。捜査2課によると、3人とも容疑を否認している。

「特別なルートで…」高齢者に嘘の株式販売持ちかける、詐欺容疑で9人逮捕 警視庁

株式の売買を装って高齢者らから計約980万円をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は13日、詐欺容疑で経営コンサル業「東京財務センター」(東京都中央区)実質経営、中村章平(しょうへい)被告(66)=別の詐欺罪で公判中=ら男女9人を逮捕した。同課によると中村容疑者ら7人が容疑を認め、2人が否認している。  同課は、中村容疑者らが同センターのほか「ネクスト」「メディカル・サポート協会」の社名で、全国の高齢者に電話で新規株の売買を勧誘し、148人から計約2億7000万円を集めていたとみている。  逮捕容疑は、平成25年1~9月の間、電話で「新規公開株を特別なルートで扱っている。絶対もうかる」などと嘘の株式販売を持ちかけ、前橋市の自営業男性(81)など計5人から、現金計982万円をだまし取ったとしている。

半永久蓄電池開発と詐欺=容疑で元社長ら5人逮捕-警視庁

半永久に使用できる蓄電池を開発したなどとうそをつき、販売代理店契約料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは24日、詐欺容疑で、元会社社長上坂潔容疑者(71)=横浜市金沢区平潟町=ら男5人を逮捕した。上坂容疑者は「実際は中国から輸入したリチウム電池だった」と容疑を認め、残る4人は否認しているという。  同課によると、同容疑者らは東京都内のホテルなどで「WorldBOX」と称する装置の説明会を開催し、「半永久的に使用できる蓄電池が発売される」「国際学会で発表した」などとうたっていた。同様の手口を繰り返し、2008~09年に約5億8000万円を詐取していたとみられる。  逮捕容疑は08~09年、沖縄県うるま市の無職男性(75)に対し、製造した事実はなく販売予定もないのに、「蓄電池は間違いなく発売される」などとうそを言い、2回にわたって、販売代理店契約料として現金計約3000万円をだまし取った疑い。

日雇い労働者の「あぶれ手当」4億円詐取か? 容疑の男逮捕 奈良県警 

日雇い労働者が職につけなかった場合に国から支給される「あぶれ手当」と呼ばれる給付金をだまし取ったとして、奈良県警奈良署などは6月30日、詐欺容疑で同県香芝市関屋の土木建築業、元田善久容疑者(65)を逮捕した。「お金がほしかった」と容疑を認めている。  逮捕容疑は平成23年5月から24年10月、元風俗店運転手(50)=詐欺罪で懲役1年4月、執行猶予3年の有罪判決確定=らと共謀し、自身が実質経営する「モトダ建設」で運転手が働いたように偽って、計104回にわたり日雇い労働被保険者手帳を門真公共職業安定所(大阪府門真市)に提出、給付金計148万5千円をだまし取ったとしている。  同署によると、元田容疑者は17年~26年までの間、雇用保険印紙を約5万3千枚(1枚160円)購入。約230人の労働者から手数料月約2万円を受け取り、労働者が持つ日雇い労働被保険者手帳に印紙を貼付、各地の公共職業安定所に提出させ、計約4億円を不正に受給していたとみられる。

木曜日

女性から1500万円詐取の疑い、男を再逮捕 秋田中央署

秋田中央署と県警捜査2課は10日、詐欺の疑いで、横浜市鶴見区東寺尾、アルバイト作業員高橋浩平容疑者(22)を再逮捕した。再逮捕容疑は昨年7月下旬から8月上旬にかけ、氏名不詳の男らと共謀し、秋田市の60代女性宅に息子をかたって電話をかけ「女性を妊娠させてしまった。示談金と弁護士費用が必要だ」「消費者金融に支払いがある」などと話し、1500万円をだまし取った疑い。  同署によると、女性は秋田市内の銀行の現金自動預払機(ATM)から、指示された口座に11回に分けて送金。高橋容疑者は横浜市内のコンビニエンスストアのATMなどで現金を引き出す「出し子」をしていたとみられる。  高橋容疑者は先月1日、北海道室蘭市の60代女性から同じ手口で400万円をだまし取ったとして逮捕されており、県警と北海道警が共同捜査を進めていた。さらに余罪があるとみて調べている。

火曜日

詐欺容疑で派遣社員の女逮捕 偽造領収書を作成 千葉

千葉県警は21日、領収書を偽造し、派遣先の会社から現金約360万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、同県印西市船尾、派遣社員、飯岡万里子容疑者(47)を逮捕した。  飯岡容疑者は平成12年から「那須電機鉄工」(東京)の八千代工場(千葉県八千代市)に派遣され、庶務担当として勤務。県警は22年から25年にかけ、計約1億2400万円をだまし取った可能性があるとみて調べている。  逮捕容疑は25年7~8月、事務用品などを購入したように装ったうその領収書を作成、提出を繰り返し、同社から計約360万円をだまし取った疑い。  県警の調べに、飯岡容疑者は「借金返済などに使った」と話している。  同社が25年8月に社内調査し発覚。飯岡容疑者は翌9月に懲戒解雇され、同社は11月に詐欺容疑で告訴していた。

横浜の無職男ら3人逮捕 80代女性から760万円の詐欺未遂容疑

 福井県越前市の80代の女性から現金760万円をだまし取ろうとしたとして、県警越前署は22日、詐欺未遂の疑いで、自称横浜市、無職、千葉喜一容疑者(32)ら3人を逮捕した。女性がだまされたふりをしたのが、逮捕につながった。  同署によると、今月中旬ごろ、女性の自宅に「赤サンゴを買うので名義を貸してほしい」と電話があり、女性が承諾すると後日、「名義貸しは違法で、解決には金が必要だ」と連絡があった。  女性は21日に同署に相談。22日に女性の自宅を訪れた千葉容疑者が同署の用意した偽造紙幣を受け取ったため、警察官が現行犯逮捕し、近くにいた2人も逮捕した。3人は「知らない」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は共謀し、22日、越前市の女性から現金を詐取しようとしたとしている

事故偽装し保険金281万円だまし取る 元ラーメン店経営者ら3人逮捕 滋賀

交通事故を偽装し、保険会社から保険金約281万円をだまし取ったとして、滋賀県警交通指導課は23日、詐欺などの疑いで、野洲市小篠原、元ラーメン店経営者、山本賢一容疑者(36)ら3人を逮捕したと発表した。他に逮捕されたのは元店員の、岡崎裕美子容疑者(34)=日野町内池=と男(21)=湖南市=の2人。いずれも容疑を認めている。  山本容疑者の逮捕容疑は、平成25年11月19日、当時経営していたラーメン店で、出入り口が壊れているのに目をつけ、岡崎容疑者の乗用車を運転して故意に出入り口にぶつけ、事故を偽装して保険会社から保険金約150万円を詐取。さらに、昨年3月11日にも同じような手口で約131万円をだまし取ったなどとしている。  同課によると、昨年6月にも同様の手口で保険金を請求したが、保険会社に偽装を見破られて未遂に終わった。山本、岡崎両容疑者は、同罪などですでに起訴済み。

ホテル42連泊代金払わず、前田忠宏と前田千恵子逮捕-丸亀市

香川県丸亀市のホテルに 42 連泊もしながら、宿泊代金を支払わなかった夫婦が香川県警に詐欺の容疑で逮捕された。2 人は支払うつもりだったと容疑を否認している。 詐欺の容疑で逮捕されたのは、住所不定・無職の前田忠宏容疑者( 50 )と前田千恵子容疑者( 48 )で、6 月13 日の夜から 7 月 25 日朝までホテルに滞在し、宿泊代金 37 万 8000 円を支払わなかった疑いが持たれている。 2人はホテル内で飲食の提供も受けており、ホテル側は再三にわたり宿泊代金の支払いを催促したが、従業員の接客態度にクレームを付けるなどされ、強く要求できなかったという。逮捕時の 2 人の所持金は約 5000 円だったという。 ホテル側は 2 人との間で逮捕前日の 24 日を支払期限としていたが、翌朝まで未払いだった為、香川県警に通報し、詐欺の容疑で逮捕した。 県警では詳しい経緯や動機などについて調べる方針。

被災から経営再建中の水産加工会社から詐取 韓国人の男ら2人を再逮捕

東日本大震災で被災した岩手県の水産加工会社から加工食品をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は10日、詐欺容疑で住所不定、自称不動産仲介業の張東吉被告(75)=韓国籍、別の詐欺罪で起訴=ら男2人を再逮捕した。張容疑者らの逮捕は3回目。  2人の再逮捕容疑は、昨年3~4月、岩手県内の水産加工会社に冷凍ホタテグラタンなど食品約4千個(計約400万円相当)を注文し、代金を支払わずだまし取った上、同県内のサケ加工業者にも取引を持ちかけ、サケの薫製など約170個(計約57万円相当)を詐取したとしている。  同課によると、商品をだまし取られた水産加工会社は、震災で被害を受けた複数の業者が共同出資して設立した会社だった。一方、サケ加工業者は震災で設備が壊れるなどして経営再建中だったという。

ホーム契約絡み、70代女性から250万円だまし取る 容疑で詐欺グループの1人再逮捕 

老人ホームの入居契約にからむトラブル回避の名目で、現金250万円をだまし取ったとして、兵庫県警東灘署は20日、詐欺容疑で、住所不定の無職、佐藤晶被告(26)=詐欺未遂罪で公判中=を再逮捕した。容疑を認めているという。  再逮捕容疑は数人と共謀し5月、架空の仲介業者の社員を名乗り、神戸市垂水区の無職女性(78)方に「老人ホームに入らないなら名義を貸してほしい」と電話。さらに別の架空の会社を名乗り「名義貸しは違法だ」と電話し、JR垂水駅前に呼び出した女性から、現金250万円をだまし取ったとしている。  同署などによると、佐藤容疑者は詐欺グループに属し、現金を受け取る「受け子」で、別の詐欺未遂事件で5月に逮捕された。女性はグループの別の男らから、今回の被害を含め計約2050万円をだまし取られたといい、同署などが調べている。

「株購入の名義貸して」特殊詐欺容疑、電話「架け子」の男逮捕 被害240件16億円か

株購入に関する取引を装い現金を詐取したとして、警視庁捜査2課は22日、詐欺容疑で、東京都港区白金の自称会社役員、大川完(おさむ)容疑者(30)を逮捕した。同課によると「心当たりがない」と容疑を否認している。  このグループによる被害額は平成25年7月から昨年11月までで約240件、16億円に上るとみられる。大川容疑者はグループの中核メンバーで、詐欺の電話を架ける「架け子」への指示などを行っていた。  逮捕容疑は昨年10月、大阪府高槻市の無職女性(88)に証券会社の社員などを装い、「株を購入する権利が当たった。権利を譲ってほしい」「名義貸しは違法。取引があったようにするため現金が必要」などと嘘の電話をして、現金250万円を宅配便で都内の私書箱に送らせたとしている。

警察署まで無賃乗車 容疑の無職男を逮捕 宮城

逮捕されるのを目的に無賃乗車のタクシーで警察署に乗りつけた男が21日、大河原署に詐欺容疑で現行犯逮捕された。  同署によると、逮捕されたのは住居不定の無職、若生俊之容疑者(48)。逮捕容疑は21日午前10時40分ごろ、岩沼市吹上からタクシーに乗り、大河原町小島の大河原署まで無賃乗車(乗車料金は6250円)したとしている。  若生容疑者は到着後、署員に「お金を持っていないがタクシーに乗った」などと話したため逮捕された。所持金は数百円しかなく、同署が詳しい動機などを調べている。

(耕論)GPS捜査 金岡繁裕さん、久保正行さん、斎藤貴男さん、上大倉満太朗さん

捜査対象者の車に無断でGPS(全地球測位システム)発信器を取り付け、位置情報を得るGPS捜査。裁判所の令状なしに行われ、司法の判断も割れている。どう考えればいいのか。  ■厳格な条件つけ立法急げ 金岡繁裕さん(弁護士)  事件関係者の車両などに無断でGPS発信器を取り付ける捜査をいつごろ始めたかはわかりません。しかし最近、2006年に警察庁が「移動追跡装置運用要領」を各都道府県警に通達し、GPS捜査を任意捜査として認めていたことが明らかになりました。  内部規則が必要になるほど多用されていたことがうかがえ、組織的にGPS捜査が秘密裏に展開されていたことは、想像を超えていました。

「パンがぬれてた」ウソのクレーム、30万円を詐取容疑

パン販売店にうそのクレームをつけて食パンと現金約30万円をだまし取ったとして、警視庁は24日、東京都中央区月島3丁目、無職石本隆容疑者(53)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。  捜査2課によると、石本容疑者は昨年10月、客を名乗って足立区のパン販売店に「買ったパンがぬれている」と電話。直後に店の本部社員をかたって電話をかけ直し、「すぐに対応するので、おわびの食パンを取りにいく。ついでに売上金を回収したいので持ってきて」とうそをつき、店の近くで食パン2斤(670円相当)と現金約30万円を店員からだまし取った疑いがある。  同様の被害は2010年以降、東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城の1都4県のパン店やコンビニエンスストア、弁当店で約80件計約2700万円あったことを確認した、と同課は説明。石本容疑者が関与した可能性があるとみている。

供託金名目の詐欺 容疑者3度目逮捕

県警捜査2課と竹田、大分東両署は24日、詐欺未遂の疑いで、さいたま市桜区、自営業半沢秀一容疑者(41)=詐欺などの疑いで逮捕=を再逮捕した。逮捕は3回目。  再逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、7月5日から12日にかけて、広島県庄原市の女性(84)方に法律事務所の関係者を名乗って電話。「供託金が500万円必要。裁判が終われば返金される」などとうそを言い、3回に分けて現金計500万円を宅配便で送らせ、だまし取ろうとした疑い。  県警は架空のトラブルをめぐる裁判の供託金名目で、同じ女性から300万円をだまし取ったとして、今月3日に同容疑者を詐欺容疑で逮捕。その後の捜査で今回の事件にも関わっていることが分かった。計500万円はすでに発送されていたが、犯人グループの手に渡る前に回収した。  同様の手口で竹田市内の女性から250万円をだまし取ろうとしたとした詐欺未遂の疑いでも、7月13日に逮捕した。

金曜日

通帳を他人に譲渡した男が容疑で逮捕

銀行口座を他人に譲渡する目的で取得したとしてかつらぎ署は29日、 橋本市野の山口組系傘下組織の幹部、 澤田裕也こと周山裕也容疑者 (24) を詐欺 (通帳詐欺) の容疑で逮捕した。 調べによると、 周山容疑者はことし2月、 和歌山市内の銀行で預金通帳とキャッシュカードの交付申し込みをし、 3月に取得。 その後、 第三者に譲渡した疑い。 4月に還付金詐欺に遭った千葉県の女性 (57) が被害金47万4400円を2回に分けて振り込んだ口座が周山容疑者名義だったため、 通帳詐欺が発覚した。 周山容疑者は 「口座は開設したが、 通帳などはどこにいったか知らん」 と容疑を否認しているという。

詐欺未遂容疑で千葉の31歳逮捕

昨年8月に海南市で発生したコンゴ通貨売買名目の詐欺未遂事件で、 県警捜査二課などは25日、 千葉県習志野市の会社員、 菅野一樹容疑者 (31) を詐欺未遂容疑で逮捕した。  同署によると、 菅野容疑者は昨年8月9日、 コンゴフラン売買名目で海南市の無職女性 (当時79) から現金500万円をだまし取ろうとした疑い。 同事件をめぐっては、 現金受け取り役、 指示役、 下見役が逮捕されており、 その後の調べで菅野容疑者が下見役をあっせんしていた疑いが強まった。 「事件には関与していない」 と犯行を否認しているという。

社労士事務所元代表を逮捕=雇用助成金を詐取容疑―徳島県警

虚偽の申請書類を作成し雇用助成金をだまし取ったとして、徳島県警捜査2課などは7日、詐欺容疑でフェリス社会保険労務士事務所(同県北島町)元代表広瀬順子容疑者(36)=東京都品川区西五反田=を逮捕した。  容疑を認めているという。  徳島労働局は昨年10月、広瀬容疑者が助成金約5500万円の不正受給に関与したとして、刑事告訴していた。  逮捕容疑は2011年ごろ、県内のエステサロン事業主の50代女性と共謀。既に雇用していた従業員を新たに試行雇用したと偽った申請書類を作成し、徳島労働局からトライアル雇用奨励金12万円を詐取した疑い。 

ぜんそく治療薬転売 44歳ネット販売業者を再逮捕

処方されたぜんそく治療薬が無許可で転売された医薬品医療機器法違反事件で、大阪府警生活環境課は10日、転売目的であることを隠し診察や薬の処方を受け医療費の負担を免れたとして詐欺容疑で、堺市堺区甲斐町東、自称インターネット販売業、赤松健二被告(44)=医薬品医療機器法違反罪で起訴=を再逮捕した。  逮捕容疑は6月15日、自らの治療のためと偽って京都市内など4カ所の医療機関を国民健康保険を利用して受診し、ぜんそく治療薬28個の処方を受け、診療費と薬剤費の総額約19万円のうち、3割の自己負担分約5万7千円を除く約13万3千円の支払いを免れたとしている。  同課によると、赤松容疑者は住民票を置いている大阪府松原市の国民健康保険に加入。28個の治療薬は開封することなく、処方を受けた翌16日に金沢市内の医薬品卸売会社に約11万4千円で転売していた。赤松容疑者は「弁護士と話したい」と認否を保留しているという。

元風俗店従業員の女逮捕=客から1500万円詐取容疑―警視庁

 父親の借金返済名目で客の男性から金をだまし取ったとして、警視庁高井戸署は12日までに、詐欺容疑で、飲食店従業員三浦未希枝容疑者(29)=東京都練馬区豊玉中=を逮捕した。  同署によると「うそを言ってお金をもらったことは間違いない」と容疑を認めている。  逮捕容疑は2011年12月~12年2月、当時働いていた風俗店の客だった男性に「お父さんが親戚にお金を借りているが、催促がひどい。父に代わって全部返済したい」などとうそを言い、9回にわたって計約1560万円をだまし取った疑い。  高井戸署によると、男性が三浦容疑者と連絡が取れなくなったことを不審に思い、13年11月に同署に相談し発覚した。  同容疑者は、だまし取った金をホストクラブで使ったと話しており、多いときには1日200万円に上ることもあったという。 

パソコンとテレビ761台をだまし取った容疑 男を逮捕 兵庫県警

知人の会社からテレビやパソコン計761台をだまし取ったとして、兵庫県警尼崎東署は18日、詐欺容疑で、大阪市東成区神路の無職、高橋照幸被告(43)=同罪で起訴=を再逮捕した。容疑を認めているという。  再逮捕容疑は平成21年5月~22年7月、知人男性(50)が経営する兵庫県尼崎市東塚口町の会社に、テレビとノートパソコン計761台(計約8000万円相当)を取引を装って発注し、だまし取ったとしている。

障害者向けUSJチケットを転売 「170枚買った」自営業の男逮捕

大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の障害者向け入場券を一般向けと偽って転売し、計2万1千円をだまし取ったとして、大阪府警此花署が詐欺容疑で住所不定、自営業、山下慎太郎容疑者(36)を逮捕していたことが14日、同署への取材で分かった。容疑を認めているという。山下容疑者は「他にも約170枚購入して売った」と供述しているといい、同署が調べている。  逮捕容疑は、先月26日午前8時45分ごろ、USJの入口付近で、高校1年の女子生徒3人に「200円安くするから」と嘘をつき、値段部分を塗りつぶした障害者向け入場券(3600円)を一般向けの入場券(7200円)と偽った上で、1枚7千円で売却し、計2万1千円をだまし取ったとしている。  同署によると、山下容疑者は知人女性から障害者手帳を借り、障害者向けチケットを購入していた。

新宿セントラルクリニック、性感染症詐欺診断と認定

性感染症とうその診断をしたとして、東京都中野区の男性(46)が「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)の院長に258万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は19日、「診断結果は虚偽で、詐欺に当たる」と認定し、49万円の支払いを命じた。  判決などによると、男性は2012年10月に検査を受け、クラミジア感染症などと診断された。処方薬を服用したが陽性とされ続け、計2万7000円の治療費を支払った。その後、他の医療機関に相談し、感染していないと説明された。  近藤昌昭裁判長は、院長が基準値を改変した検査結果を示したことを挙げ「当初から不合理な診断を予定していた」と指摘した。  男性は判決後に記者会見し「病気のことを他人に相談しづらい弱みにつけ込み、許せない。行政や警察が対応してほしい」と訴えた。クリニックは取材に「コメントできない」としている。  男性の弁護団によると、このクリニックをめぐっては、別の男性にも故意にうその診断をしたとして、東京地裁が今年3月に賠償を命じる判決を言い渡した。この男性は詐欺容疑などで警視庁に告訴している。

走行距離「29万キロ」を「2万キロ」に改ざん 中古車販売の会社役員ら逮捕 静岡

静岡県警は18日、中古車の走行距離表示を約27万キロ短く改ざんして販売したとして、詐欺と不正競争防止法違反の疑いで、静岡市葵区北、会社役員、石井雅也容疑者(39)ら男3人を逮捕した。  逮捕容疑は、走行距離表示を約29万キロから約2万キロに改ざんした中古のワゴン車をインターネットオークションに出品し、岐阜県の建設業の男性(41)に約50万円で売ったとしている。県警によると、石井容疑者以外の2人は容疑を否認している。  ワゴン車は実際の走行距離なら査定価格は約22万円だった。県警は平成25年ごろから100台以上の走行距離を改ざんして販売したとみて裏付けを進めている。

小学講師ら3人、詐欺容疑で逮捕 柔道整復師らと共謀し交通事故治療装う

交通事故の治療を装って保険金をだまし取ったとして、県警交通指導課などは19日、詐欺容疑で接骨院鍼灸(しんきゅう)院経営の阪田純宏(52)=同市三沢町=と、柔道整復師、半田典久(41)=同市船所=の両被告(いずれも詐欺罪で公判中)を再逮捕。また、通院を装っていたとして、同容疑で小学校講師、奥畑真緒容疑者(29)=同市朝日=を逮捕した。3人は容疑を認めているという。  逮捕容疑では、3人は共謀。昨年8月に交通事故で負傷した奥畑容疑者が9月5日~12月20日までの間、ほぼ連日、阪田、半田両容疑者の治療を受けたように装い、保険金計約120万円を保険会社からだまし取ったとしている。阪田、半田両容疑者の逮捕は3回目。

木曜日

詐欺未遂:社債購入名目で詐欺図る 2件の容疑、都内の男逮捕 /青森

社債購入名目で現金をだまし取ろうとしたとして、十和田署と県警捜査2課は6日までに、東京都新宿区高田馬場、自称私設私書箱経営、伊藤大容疑者(37)を2件の詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。 捜査2課によると、十和田市の60歳代の女性から相談を受けた十和田署員などが「だまされた振り作戦」を行い、東京都内のアパートで現金入りの宅配便を受け取ろうとした伊藤容疑者を、2月9日に詐欺未遂容疑で現行犯逮捕した。調べの中で香川県小豆郡の80歳代の女性にも同様の詐欺未遂を行っていたことが分かり、今月2日に同容疑で再逮捕した。 容疑は、2月上旬ごろに複数の人間と共謀し、女性2人に対して「社債を買ってもらえたら、以前被害に遭って取られたお金を取り戻せる」などと言って現金を送らせたとしている。 伊藤容疑者は私設私書箱を経営していると話しており、「宅配便を受けただけ。詐欺は知らない」と2件とも容疑を否認。一方で、県警は「私設私書箱」の実体はないとしており、「受け子」とみて共謀者などを調べている。

電子マネー詐取 過去最大級アジト摘発、34人逮捕 被害数億円分超か 警視庁など

資産を譲るなどと嘘のメールを送って電子マネーをだまし取ったとして、警視庁と北海道など13都県警の合同捜査本部は、詐欺容疑で東京都新宿区内にあった過去最大規模の特殊詐欺のアジトを摘発し、港区芝浦、介護関連会社代表取締役、竹本宗晴容疑者(36)ら男女34人を逮捕した。警視庁によると、竹本容疑者ら9人は容疑を否認し、25人は認めている。  竹本容疑者らは遅くとも平成24年以降、不特定多数に「震災復興の支援金10億円を譲る」などと嘘のメールを送信。出会い系サイトを通じ、資産譲渡のための登録料などの名目で、電子マネー「ビットキャッシュ」少なくとも数億円分以上をだまし取っていたとみられ、1億円分以上だまし取られた女性もいた。  会社を装ったアジトにアルバイトら30人超が常駐。だまし取る金額の目標を与えられ、詐欺のメールを送ったりしていたという。  逮捕容疑は3月上旬~同24日、新宿区高田馬場のアジトから長崎県佐世保市の土建業男性(51)に「7千万円を譲る」などとメールを送り、出会い系サイトを通じてビットキャッシュ2千円分を送信させ、だまし取ったとしている。

「10億円受け取れる」と嘘メール 電子マネー詐取容疑で 出頭した男を逮捕

「10億円を受け取れる」と嘘のメールを送り、経費名目で電子マネーを詐取したとして、警視庁捜査2課などは詐欺容疑で、東京都北区上中里、アルバイト、中園裕樹容疑者(29)を逮捕した。捜査2課によると、容疑を認めている。  逮捕容疑は3月、世田谷区の自営業の女性(73)に「費用を支払えば10億円を受け取れる」などと嘘のメールを送り、登録料名目などで計約130万円分の電子マネーをだまし取ったとしている。  警視庁などは3月、中園容疑者が通っていた新宿区内のアジトを急襲。中園容疑者はリーダー格の男から自宅待機を命じられたが、捜査員から携帯電話に出頭を促す連絡があったことなどから、今月14日、代々木署に出頭し逮捕された。

「ハワイ留学斡旋」 詐取金で妻と旅行 容疑で元塾経営者逮捕・警視庁

ハワイ留学を斡旋すると偽って現金をだまし取ったとして、警視庁亀有署は詐欺容疑で東京都小平市学園東町、元英会話塾経営、浅川肇容疑者(74)を逮捕した。同署によると、浅川容疑者は容疑を認め、「妻とのハワイ旅行に充てた」と供述している。  逮捕容疑は平成25年3~5月、葛飾区の会社員の女性(45)に「私にお金を預ければ、息子さんが大学に入学できるように、ビザ申請や学費の支払いをしておく」などと嘘を言って、現金計約110万円をだまし取ったとしている。  女性は浅川容疑者の塾に長女を通わせていたことから、長男の留学を相談。浅川容疑者は旅行先のハワイで実在する大学の書類を持ち帰って女性に渡すなどしたが、ビザ申請などはしていなかった。手続きが進まないことから、女性が今年3月、同署に詐欺罪で刑事告訴していた。

FXで高い運用益得られるとうそ 愛知県警、詐欺容疑で男逮捕

外国為替証拠金取引(FX)で成功している有名な投資家と連携することで高い利益を得られると偽り、運用資金をだまし取ったとして、愛知県警は13日、詐欺の疑いで、本籍名古屋市緑区、自称自動車販売会社社長星野豊容疑者(52)を逮捕した。 逮捕容疑では、昨年1月下旬ごろ、神奈川県南足柄市の会社役員の女性(46)に「100万円を1カ月で2億円以上にした『ミスターブレイン』というカリスマ的なFXトレーダーが仲間。年間24%の利息を必ず渡せる」などとうそをつき、運用資金名目で500万円を自分名義の預金口座に振り込ませたとされる。「納得できません」と容疑を否認している。 県警によると、星野容疑者は2013年9月から翌年8月に、愛知、岐阜両県や東京、大阪などの少なくとも46人に、元本保証や高配当を約束。1口100万円での投資を持ちかけ、計1億4190万円を集めていたとみられている。星野容疑者が実際にFXで資金を運用していた実績はなく、元本の返金などを求めて民事訴訟を起こしている出資者もいる。 星野容疑者が被害者に説明した「ミスターブレイン」と呼ばれる投資家は国内に複数存在。うち1人は星野容疑者と面識があったが仕事上のつながりはなく、星野容疑者が資金を集める際に名前などを利用していたとみられている。

契約すれば年間ボックス席…新聞勧誘装い現金詐取 190件関与か 警視庁、58歳容疑者を手配 

新聞勧誘員を装い購読料名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は15日までに、詐欺容疑で住所、職業いずれも不詳の宮田信一容疑者(58)の逮捕状を取って指名手配した。同日、顔写真を公開し、情報提供を呼び掛けている。  捜査2課によると、都内では平成21年以降、新聞購読料をだまし取る事件が約350件発生。宮田容疑者はうち190件(被害計約234万円)に関与したとみられる。身長約170センチで前歯が欠けているという。  逮捕状の容疑は今年2月、新聞の勧誘員を装い、東京都江東区の集合住宅で、女性看護師(44)に「契約してくれたら東京ドームの年間ボックス席券を秘密でプレゼントする」などとうそを言い、現金1万2千円をだまし取った疑い。

虚偽業績発表で発電会社社長ら逮捕 補助金詐取容疑で別会社社長も 東京地検特捜部

株価をつり上げるため発電機の仲介取引で約10億円を売り上げたとする虚偽の業績予想を発表したとして、東京地検特捜部は27日、金融商品取引法違反(偽計)容疑などでジャスダック上場の発電事業会社「石山ゲートウェイホールディングス」(東京都港区)社長、三木隆一容疑者(68)と同社元常務、深井憲晃容疑者(45)を逮捕した。また、同社の発電機取引に関係し、国の補助金5億円をだまし取ったとして、詐欺容疑で発電会社「テクノ・ラボ」(茨城県牛久市)社長、岡登(おかと)和得(かずのり)容疑者(55)も逮捕した。  三木、深井両容疑者の逮捕容疑は、株価をつり上げる目的で、実際は取引実態がないのに中国から仕入れた発電機25台を転売したとして、平成25年11月、26年6月期の連結業績を上方修正する虚偽の予想を発表したとしている。  岡登容疑者の逮捕容疑は、実際には発電機25台を280万ドル(27日午後2時半時点の日本円で約3億4千万円)で購入したのに、26年5月、購入費約10億円を支出したなどと虚偽を記載した報告書を提出し、資源エネルギー庁所管の補助金5億円を不正に受給した疑いが持たれている。  石山ゲート社をめぐっては証券取引等監視委員会が26年10月、有価証券報告書に虚偽の記載をしたとして金商法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で強制調査。特捜部も同容疑などで捜査を進めていたが、捜査の過程でテクノ社による補助金詐欺の容疑も浮上していた。

<融資保証金名目詐欺>男8人を再逮捕

金融会社を装い融資保証金の名目で現金をだまし取った事件で、宮城県警は17日、詐欺の疑いで、被害者に電話をかける「架け子」とみられる東京都中野区中央4丁目、無職中村譲二容疑者(30)ら詐欺グループの男8人を再逮捕した。県警捜査2課によると、全員が容疑を否認している。  逮捕容疑は仲間と共謀し、4月15日~5月26日、東京都内のマンションで、融資を申し込んだ茨城県つくば市の女性派遣社員(22)に「ブラックリストに載っている。先に1万円を振り込むので手数料、利息分を振り込んでほしい」などとうその電話をして、現金3万円をだまし取った疑い。  容疑者8人は5月28日、仙台市内の女性から融資保証金の名目で現金4万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕され、17日に処分保留で釈放された。

無線LAN:「ただ乗り」 電波法違反容疑で男逮捕、詐欺に悪用か 警視庁

他人の無線LANを無断使用してサイバー犯罪に悪用したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は12日、松山市和泉南1、無職、藤田浩史被告(30)=不正アクセス禁止法違反などで公判中=を電波法違反(無線通信の秘密の窃用など)容疑で再逮捕したと発表した。同課によると、サイバー犯罪への悪用が相次ぐ無線LANの「ただ乗り」行為を立件するのは全国初。  逮捕容疑は昨年6月、電波法が定める上限の9倍超の電波を出力する通信機器を使い、自宅近くの民家で利用されていた無線LANを傍受して無断使用したとしている。「自分の家にある無線LANに接続しているつもりだった」と、容疑を否認しているという。  同課によると、この無線LANには通信内容を暗号化する対策が取られていたが、解読ソフトで無効化されていた。同課は藤田容疑者が(1)昨年2〜6月、ただ乗りした無線LANを使って銀行の偽サイトに誘導するメールを不特定多数に送信(2)だまされた人が偽サイトに打ち込んだIDやパスワードを使い、だまされた人になりすまして口座から不正に自分の口座に送金させる「フィッシング詐欺」の手口などを繰り返し−−1600万円をだまし取っていたとみている。  無線LANをただ乗りされても通信記録上は形跡が残らないため、サイバー犯罪に悪用されると、乗っ取られた無線LANの利用者がまず疑われる恐れが強い。ただ乗りを防ぐ暗号化方式は3タイプあるが、今回の無線LANで取られていたのは、最も脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されている「WEP」と呼ばれるものだった。  独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)が昨年、5000人を対象に行った調査では、2682人が家庭で無線LANを利用していた。このうち、暗号化対策をしていないか「対策をしているか分からない」と答えた人は、回答者の約5割に上った。

詐欺:開運グッズ購入者から1500万円詐取 容疑で業者ら逮捕 大阪府警

「お金を浄化すれば大金が入る」とうたい高額な祈とう料をだまし取ったとして、大阪府警は16日、大阪市北区の開運グッズ販売会社「幸来屋」社長、水野増満(ますみつ)容疑者(39)=大阪府守口市=ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。3人は宗教団体をかたり、開運グッズと称したブレスレットの購入者に祈とうを行う霊感商法を展開していたとみられる。  宗教団体の口座には、昨年1年間に約230人から計約6000万円の入金が確認された。  他はいずれも幸来屋社員で自称宗教家、東岡剛(35)=兵庫県尼崎市=と韓国籍の自称僧侶、劉博一(34)=同=の両容疑者。神戸市の宗教団体・千寿院の関係者とみられる。  逮捕容疑は共謀して今年3月、ブレスレットを購入した京都市の70代女性に「あなたには幸せが待っている。お金を浄化するから預けなさい」などと言い、1500万円を詐取したとされる。3人は容疑を否認している。  府警生活経済課によると、水野容疑者らは「あなたは当選した」などとうたったチラシを郵送。電話があった相手に「素晴らしい運命の持ち主だ」と話し、約3000円のブレスレットの購入や電話による千寿院への開運相談を勧めていたとされる。千寿院では、祈とうの初期費用30万円を口座に振り込ませた上で、何度も開運相談に乗り、多額の現金を受け取る手口を繰り返していたとみられる。

元外資系生保社員逮捕 1千万円詐欺の疑い 鹿児島県警

鹿児島県警は18日、架空の保険商品の販売名目で現金約1千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで元ジブラルタ生命保険社員の無職、飯田順志容疑者(42)=鹿児島市=を逮捕した。  逮捕容疑は昨年9月ごろ、知人の女性(69)に「保険料を一括で振り込めば10年後にほとんど戻ってくる」と持ち掛け、現金1120万円を自分の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。  「保険証券が届かない」という相談が県警に複数あり、発覚した。県警は同様の手口で十数人から計数千万円をだまし取った疑いもあるとみて調べる。  ジブラルタ生命によると、飯田容疑者は保険証券や領収書を偽造し、架空の保険契約の保険料として顧客から現金をだまし取ったとして、2013年8月に懲戒解雇されていた。

福岡市博多区中洲のクラブに元従業員の天野康尊が建造物侵入容疑で逮捕、高級酒を転売した疑いも

-19日午後4時ごろ・福岡市博多区中洲のクラブに侵入 元従業員で住所不定=職業不詳の天野康尊(やすたか)容疑者(36)を建造物侵入容疑で逮捕- 天野容疑者は、警察の取調べに対して、 「金がなくて困っていたので、酒を盗んで売ろうと思った。過去に2、3回やった」 と供述しており、容疑を認めているという。 侵入したクラブは天野容疑者が昨年8月まで勤務していた。 天野容疑者はクラブからの発注を装って酒屋に複数の高級酒を注文。 店へ無断で侵入して受け取り、転売した疑いがもたれている。 現在、警察は天野容疑者を詐欺容疑での調べも進めている。 《逮捕容疑・詳細》 天野容疑者が注文した酒は、 1本数万円以上の高級シャンパン「ドンペリニヨン」やブランデー「へネシー」など。 経営者の男性(30)が、約3カ月前から、伝票上は納入されているはずの酒が実際には無いことに気づいた。 発注があったら連絡するよう酒屋に伝えていた。 19日に連絡を受けたため、 クラブに行くと天野容疑者がいた。 天野容疑者はこの日、 「酒がなかなか届かない」 と、酒屋に催促の電話までしていたという。 経営者は「施錠していた」と話しており、 博多署は合鍵所持の有無など天野容疑者の侵入方法についても追求して詳しく調べている。

米をだまし取る大阪の心優花・張東吉容疑者ら 全国で被害1億3千万円

大阪府警は23日、取引を装って福島県の農家から米をだまし取ったとして、大阪市中央区日本橋2丁目の不動産仲介業、張東吉容疑者(74)=韓国籍=ら3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。府警は3人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、張容疑者らは昨年4月、食品卸会社「心優花(みゆか)」の役員を名乗り、福島・会津地方の米農家の60代男性に「取引先が仕入れを急いでいる。代金は必ず払う」などと嘘を言い、「ひとめぼれ」の玄米400袋(360万円相当)を詐取した疑いがある。 大阪府内の業者に玄米を約200万円で転売する一方、男性には「社員が金を持ち逃げした」などと言って代金の支払いを逃れていたという。 府警によると、福島や岩手など25都府県の水産、食肉業など80業者から総額約1億3千万円の同様の被害申告があるという。 府警は、張容疑者らが東日本大震災後の風評被害で業績が落ち込んだ業者などを狙っていたとみている。 株式会社心優花 大阪府大阪市中央区高津1-10-18栄光ビル5階

東芝子会社の元部長逮捕=架空取引で詐欺容疑-神奈川県警

東芝子会社の元部長が架空の取引で現金を振り込ませたとして、神奈川県警捜査2課と田浦署は24日、詐欺の疑いでハリソン東芝ライティング(現東芝ライテック)元業務部長大鶴誠容疑者(56)=同県横須賀市三春町=を逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は、取引先の営業担当者に架空の資材納品の請求書を提出させ、2011年2月、代金約78万円をハリソン社から取引先の預金口座に振り込ませた疑い。  同課によると、営業担当者が成績を上げるために大鶴容疑者に不正を持ち掛けていたとみられる。同容疑者は謝礼として約50万円を受け取っており、発覚後の同年10月、懲戒解雇された。同課などは全体で800万円余りの不正があったとみて調べている。

詐欺:容疑の男、県警が再逮捕 「赤サンゴ」法人装い /群馬

県警は26日、東京都板橋区小茂根2の会社役員、湯浅暁史容疑者(36)=詐欺未遂と詐欺容疑で逮捕=を詐欺容疑で再逮捕した。 再逮捕容疑は3月25~26日、赤サンゴを取り扱う法人を装い、三重県の無職女性(81)宅に「赤サンゴを購入する権利があります」「あなたの名前で5000万円分買ったことになっています」「会社に監査が入ります」「手付金としていくらか送ってもらえませんか」と電話をかけ、東京都豊島区のアパート一室にゆうパックで10万円を送らせ、だまし取ったとしている。 沼田署によると、湯浅容疑者は私設私書箱で郵便物を受け取る役を勧誘していたとみられる。豊島区内の私書箱には30件以上の同様の配達物があり、被害総額は3000万円以上になるという。湯浅容疑者が関与している可能性があるとみて捜査している。

茨城労働局を家宅捜索 個人情報悪用容疑の厚労事務官、余罪数件か

ハローワークから個人情報を盗み出して他人名義の口座を開設したとして、行政機関個人情報保護法違反などの容疑で、茨城労働局職業安定課の厚生労働事務官、宇野洋平容疑者(28)=守谷市小山=が逮捕された事件で、県警捜査2課は7日、水戸市宮町の茨城労働局を家宅捜索した。  午後5時前、茨城労働局に捜査2課の捜査員数人が入り、宇野容疑者が使用していたノートパソコンやノート、関係する書類などを押収した。  これまでの調べで、宇野容疑者の関係先からは、数人分の通帳や印鑑、キャッシュカードが見つかっており、捜査2課では余罪が数件あるとみて調べを進めている。  労働局によると、宇野容疑者は平成25年4月から27年3月まで常総市のハローワーク常総に勤務していた。主に雇用保険に関する事務手続きなどを担当しており、捜査2課では、そこで得た個人情報を悪用して、金融機関で他人名義の口座を開設していたとみて調べている。  労働局によると、ハローワーク常総では、個人情報の資料を建物内の鍵のかかる書庫に保管しているが、日中は鍵が開けられたままのことが多い。宇野容疑者が見ることのできた個人情報は、約5万人分に上るという。

「ネット副業」詐欺グループ摘発=被害総額5億円か-広島県警

インターネットで記事を書く副業のための費用と偽り、現金をだまし取ったとして、広島、福岡、鹿児島県警の合同捜査本部は18日までに、詐欺の疑いで無職坂本幸正(33)=さいたま市南区=、運転手佐伯聡信(31)=埼玉県志木市下宗岡=両容疑者ら9人を逮捕した。捜査本部は、グループによる詐欺被害は47都道府県で1500人以上、総額約5億円に上るとみて調べている。  逮捕容疑は、坂本容疑者ら8人は共謀して副業あっせんのインターネットサイトを開設し、申し込んだ名古屋市の女子大学生(23)に1月26日~2月17日の間、複数回電話をかけ、副業の費用と偽って現金250万円を振り込ませた疑い。佐伯容疑者は昨年12月11日、他人に譲り渡す目的で口座を開設し、通帳をだまし取った疑い。

東京都内の詐欺グループのアジト摘発 22歳の男ら4人逮捕

都内の詐欺グループのアジトを警察が摘発し、22歳の男ら4人を逮捕した。 柳沢雄己容疑者(22)ら詐欺グループ4人は、都内のアジトから、神奈川県の女性(83)に「ベトナムのお金を買っておくと、何倍にもなって戻ってきますよ」と電話するなどして、現金70万円をだまし取った疑いが持たれている。 警察は、このグループによる詐欺被害が、少なくとも2,000万円にのぼるとみて調べている。

外貨投資詐欺の拠点摘発 県警、4容疑者を逮捕

外貨投資詐欺グループの犯行拠点を摘発したとして、県警捜査2課と草加署、秋田県警の合同捜査本部は9日、詐欺の疑いで、八潮市八潮4丁目、職業不詳山口優樹容疑者(24)ら22~24歳の男4人を逮捕。犯行拠点とされる東京都台東区下谷のマンションなどを家宅捜索した。 4人の逮捕容疑は昨年9月下旬、神奈川県横須賀市の無職女性(83)方に、外貨投資のパンフレットを郵送。同年10月初旬ごろまでに、「今のうちにベトナムのお金を買っておくとすぐに何倍にもなって戻ってきますよ」とうその電話を複数回かけ、信じた女性から3回にわたり、東京都豊島区東池袋の私書箱に現金計70万円を送らせ、だまし取った疑い。 同課によると、4人は架空の資産運用会社「ピースインターナショナル」を名乗り、実体のない外貨投資のパンフレットなどを郵送していた。県警は昨年1月から、逮捕した容疑者4人を含む犯行グループの捜査を開始。グループは犯行拠点を都内新宿区、渋谷区、中央区に転々と移していた。メンバーの行動確認など捜査を継続し、横須賀市の被害で立件した。 県警捜査員が9日、台東区下谷の拠点や容疑者の自宅などを家宅捜索し、山口容疑者ら4人を逮捕。拠点となったマンション一室から、投資詐欺の電話をかける際のせりふなどが記載された「マニュアル」や携帯電話、名簿類などを押収した。 県警は「ピースインターナショナル」という社名による同じ手口の犯行を、少なくとも6都県で確認。被害額は2千万円に上るとしている。 同課は他にも共犯者がいるとみて、4人の認否や犯行における役割分担などを明らかにしていない。

畜産会社元社長ら、容疑で再逮捕 県警 /香川

県警組織犯罪対策課と観音寺署は13日、三豊市詫間町、畜産会社元社長、川口貴也被告(55)=詐欺罪で起訴=と、無職、今井祐介容疑者(33)=別の窃盗罪などで逮捕=を、会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕した。2人は「間違いない」と容疑を認めている。

交通事故治療装い、保険会社から詐取 地検、男2人を起訴 /和歌山

交通事故治療装い、保険会社から詐取 地検、男2人を起訴 /和歌山  和歌山地検は10日、交通事故の治療などを装って保険会社から保険金をだまし取ったとして、いずれも柔道整復師の阪田純宏(52)=和歌山市=と半田典久(41)=同=の両容疑者を詐欺罪で起訴した。

生保証券偽造:容疑の女逮捕 取手署 /茨城

生命保険証券を偽造し、契約したようにみせかけたとして、取手署は16日、取手市新町2、元生命保険会社員で無職の宝山美奈子容疑者(58)を偽造有印私文書行使の疑いで逮捕した。同署は、積立金名目の約2000万円の詐欺容疑でも捜査する方針。  逮捕容疑は、生保社員だった2011年3月〜13年5月、広島県内に住む親類の無職女性(78)に、勤務先の生保会社の生命保険証券を基に偽造した紙を数回ファクスで送信。保険契約が成立しているように見せかけたとしている。  偽造証券は積み立て式で「親族対象の利率のいい新商品がある」とうそを言い、複数回、宝山容疑者の個人口座に振り込ませたという。調べに「借金返済のためやった」と認めている。生保会社の内部調査で発覚、宝山容疑者は13年7月、懲戒解雇された。

3300万円詐取容疑、東京の男再逮捕 県警 /群馬

県警は17日、東京都北区志茂2、ラーメン店従業員、纐纈(こうけつ)直樹容疑者(39)を詐欺容疑で再逮捕した。再逮捕容疑は、仲間と共謀し、2012年2月24日から3月30日にかけて、貴金属加工販売会社の社債購入名目で8回にわたり高崎市の無職男性(当時83歳)方を訪問し、現金計3300万円をだまし取ったとしている。容疑を認めているという。  前橋東署によると、12年2〜4月に群馬、埼玉、茨城で同様の手口による詐欺被害が5件発生し、被害額は計6400万円に上っていた。【杉直樹】

新燃岳降灰収集委託詐欺:元役員に有罪判決 地裁 /宮崎

新燃岳の降灰収集業務を巡る詐欺事件で、詐欺罪に問われた都城市、清掃会社元役員、石崎真市被告(41)の判決公判が24日、宮崎地裁であった。滝岡俊文裁判長は懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡した。4人が起訴された事件で初めての判決。  判決によると石崎被告は2011年3月、廃棄物処理業「東亜環境」元社長、吉岡建太郎被告=詐欺罪で起訴=らと共謀し、同社ら処理業者が所属する事業協同組合が都城市から委託された降灰収集運搬業務で、同年2月分として約4145トンを水増しして請求し、同4月、市から処理費約4583万円を詐取した。また3月分として約2561トンを水増しし、5月、処理費約2832万円をだまし取った。  滝岡裁判長は判決理由で「事件は共犯の吉岡被告が強く主導し、代金の大部分も得た」と指摘し、「吉岡被告の意向に逆らうのは困難な状況で、石崎被告の関与は相当に従属的だった」と述べた。  事件では業者の役員ら6人が逮捕され、石崎被告ら4人が詐欺罪で起訴された。吉岡被告ら3被告は公判中。

架空取引詐欺事件、10億円騙し取ったか-松島修一郎を逮捕

架空の印刷物販売取引で、高知市の不動産会社から現金約7900万円をだまし取ったとして、警視庁中央署は17日、詐欺容疑で東京都大田区中央、印刷会社社長の松島修一郎容疑者(56)を逮捕した。同署によると、「ビジネスの事業資金を借りたつもり。だましてはいない」と話し、容疑を否認しているという。 中央署は、詐取した金を債務返済などに充てたとみている。同様の手口でこの不動産会社のグループ企業など複数社から計約10億円をだまし取った可能性があり、同署が調べている。

発電機売り上げ10億円架空計上か 元社長らを再逮捕

ジャスダック上場の「石山ゲートウェイ・ホールディングス」(東京都港区)が発電機の売買に関わったように装い約10億円の架空売り上げを計上したとする粉飾決算事件で、東京地検特捜部は16日、同社元社長三木隆一(68)、元取締役深井憲晃(45)の両容疑者を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで再逮捕し、発表した。  発表などによると、同社の連結子会社は2013年、ディーゼル発電機を中国から輸入し、日本国内で販売したなどとして、約10億円の架空売り上げを計上。両容疑者は同社の14年6月期の連結決算で、実際には経常損失が約3億5千万円だったにもかかわらず、約3800万円の経常利益が出たとする虚偽の有価証券報告書を出した疑いがある。  特捜部はこの日、両容疑者がこの取引をめぐり虚偽の業績予想を発表したとして、同法違反(偽計)の罪で起訴した。また、電力不足を補うための発電補助制度でうその申請をし、国の補助金5億円をだましとったとして、「テクノ・ラボ」(茨城県牛久市)代表取締役の岡登和得(おかとかずのり)容疑者(55)=千葉県館山市=を詐欺などの罪で起訴した。

植毛の医療法人、所得隠し容疑 元実質経営者ら再逮捕

「自毛植毛」という薄毛治療のクリニックを経営する医療法人「萌永会」(東京都新宿区)をめぐる脱税事件にからみ、東京地検特捜部は8日、同会の財産約9億円を隠したとして、元実質経営者の森下信夫容疑者(51)ら3人を民事再生法違反(詐欺再生)の疑いで再逮捕し、発表した。  発表によると、同会は2010年10月、東京地裁から民事再生手続開始の決定を受けた。森下容疑者らは同年12月から13年11月までの間、同会名義の口座から計約8億9500万円を森下容疑者らが管理する口座に入金し、隠した疑いがある。外部の業者に広告宣伝費として支払ったように装っていたが、実際には3人が個人的に使うなどしていたという。  地検はこの日、同会の所得を隠して約6200万円を脱税した法人税法違反の罪で3人を起訴した。

ダルビッシュ・羽生結弦…偽サイン販売容疑で2人再逮捕

俳優の長澤まさみさんやプロ野球のダルビッシュ有選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手――。有名人の偽物のサイン色紙をネット販売したとして、福岡県警は23日、愛知県春日井市、会社員小林弘幸(44)と福岡県桂川町、警備員鼻山善久(54)の両容疑者を詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。 小林容疑者は「昔買った本物やネット上のサインをまねて、練習して書いた」と容疑を認め、鼻山容疑者は「本物だと思って小林容疑者から買った」と否認しているという。県警は、2人が2009年以降、2500枚以上の偽サインを売っていたとみている。  サイバー犯罪対策課によると、小林容疑者は昨年5月、長澤さんやダルビッシュ選手ら8人の偽のサイン色紙をネットオークションに出品し、落札した男性から計約1万8千円を、鼻山容疑者は昨年9~10月、羽生選手ら3人の偽サインを売り、計1万3千円をそれぞれだまし取った疑いがある。  2人は、南野陽子さんや剛力彩芽さんらの偽サインを売ったとして、詐欺容疑で2日に逮捕されていた。

特殊詐欺の疑い、40人を逮捕 架空社債の購入持ちかけ

架空の社債の購入を持ちかけて現金をだまし取ったなどとして、警視庁と京都、愛知、佐賀など17府県警の合同捜査本部は、住所不詳、無職大野春水容疑者(27)(おおのしゅんすい容疑者)、東京都新宿区、事務作業、金宣秀容疑者(38)ら男女計40人を詐欺や詐欺未遂容疑で逮捕し、17日発表した。1人が容疑を認めているほか、大野容疑者ら39人は否認や黙秘をしているという。  発表によると、大野容疑者ら15人は昨年11~12月、奈良県大和高田市のパート女性(72)方に、実在する証券会社の社員を名乗って電話し「社債を購入してくれれば高値で買い取る」などとうそをつき、現金500万円をだまし取った疑いがある。残りの25人も同様に、長野県千曲市の無職男性(73)や愛知県田原市の無職女性(54)から現金をだまし取ろうとした疑いが持たれている。  捜査員が16日、東京都台東区や新宿区にあるビルとマンション計4カ所を家宅捜索し、その場にいた40人を逮捕。固定電話116台や携帯電話111台、パソコン30台を押収した。合同捜査本部は、40人が詐欺電話をかける「かけ子」グループで、このグループによる詐欺被害が全国で約60件あり、被害総額は約20億円に上るとみて調べている。

LINEで男性装い10万円詐取 米原署、容疑の女逮捕

男性に成り済まし、元同僚女性から十万円をだまし取った詐欺の疑いで、 米原署は九日、徳島県阿南市津乃峰町、無職沢田きよう子容疑者(29)を逮捕した。 逮捕容疑では、昨年四月上旬、スマートフォンの無料通信アプリLINE(ライン)で 男性を装い、米原市内のパート女性(34)に現金書留で十万円を送らせ、だまし取ったとされる。 署によると、容疑を認めている。沢田容疑者と女性は数年前、同僚だったという。 男性に成り済ましてメッセージをやりとりし、女性に恋愛感情を抱かせた上で借金を申し込み、 書留の送付先は「妹」だと偽り、沢田容疑者自身の住所に送らせたらしい。 何度も借金を頼まれるが返済がないため、今年二月、女性が署に相談した。 他にも百万円単位で銀行口座に振り込ませてだまし取った可能性があり、署が捜査している。

豊田のトラック運転手再逮捕 郵便局強盗容疑

三重県四日市市の郵便局で5月に現金が奪われた事件で、三重県警は10日、強盗容疑で愛知県豊田市山之手10、トラック運転手中條泰司容疑者(32)を再逮捕した。静岡県内の2カ所の郵便局で発生した強盗事件への関与も認めており、三重、静岡両県警で裏付けを進める。  逮捕容疑では5月15日午後2時半ごろ、四日市市山城町の四日市山城郵便局に押し入り、女性客に包丁を突き付けて「おかしなことをすると刺すぞ。札束を出せ」などと脅し、男性局長が差し出した130万円を奪ったとされる。「ヤミ金などへの借金返済に充てるためだった」と容疑を認めている。  中條容疑者は三重県鈴鹿市内の金融機関で転売目的で不正に口座を開設したとして、6月に詐欺容疑で逮捕されていた。津地検四日市支部は10日、詐欺容疑について処分保留とした。  静岡県内では2月に富士市の郵便局で360万円が、6月に焼津市の郵便局で500万円が奪われる事件があり、三重県警によると2件の犯行も「自分がやった」と供述しているという。

FX運用詐欺容疑、会社社長を再逮捕 愛知県警

外国為替証拠金取引(FX)で高い利益が出ると偽って、運用資金をだまし取ったとして、愛知県警は15日、詐欺の疑いで、本籍名古屋市緑区、自動車販売会社社長星野豊容疑者(52)を再逮捕した。  逮捕容疑は、2013年9月中旬から14年1月10日までの間に、愛知県岡崎市の会社役員の男性(45)に対し、実在するFXトレーダーの名前を挙げて「確実にもうかる」「今の運用は順調です。もう少しやりましょう」などとうそを言い、7回にわたって計7560万円をだまし取ったとされる。  県警豊田署によると、「お金を受け取ったことは間違いないが、詐欺はしていない。ちゃんと運用する予定でいた」と容疑を否認している。星野容疑者は、別の女性2人からも同様の手口で資金をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴されている。

ニセ電話詐欺で6容疑者再逮捕 運送業者装い950万円詐取

東京都の運送会社・レベルナインが正規の配送業者を装って、名古屋市の女性らからニセ電話詐欺の被害金を回収していたとされる事件で、愛知県警などは3日、同県豊川市の女性などからも現金をだまし取った詐欺の疑いで、同社の元社長渡辺大蔵(39)=埼玉県新座市=と社長舟山亮平(32)=東京都三鷹市=の両容疑者ら6人を再逮捕した。  他に再逮捕したのは同社社員高田広和容疑者(31)=東京都世田谷区=と中古車販売会社社長小川昭彦容疑者(47)=東京都大田区=ら4人。  逮捕容疑では、6人は別の詐欺グループと共謀して2~3月、架空のもうけ話などを持ち掛ける手口で、広島県三次市の女性(79)と豊川市の女性(78)から計950万円をだまし取ったとされる。渡辺、高田の両容疑者は容疑を否認、他の4人は認めている。  県警によると、渡辺容疑者の会社は「ソッキュウ」という屋号を名乗り、運送会社を装って被害者から現金を回収。小川容疑者は私設私書箱を開設して被害金を送付させていた。同グループは1~3月、愛知など10県の約20人から、計2億3千万円をだまし取っていたとみられている。

水曜日

交際相手探すアプリでFX投資持ち掛け詐欺 容疑で自称広告代理店経営者を逮捕 大阪府警

交際相手を探すインターネットのアプリで知り合った女性らに外国為替証拠金取引(FX)投資を持ちかけ、現金をだまし取ったなどとして、大阪府警南署は24日、詐欺容疑で住所不定、自称広告代理店経営、八木伸夫容疑者(46)を逮捕、送検し、8件の犯行(被害総額計約5500万円)を裏付けて捜査を終えたと発表した。八木容疑者はうち5件の詐欺罪で起訴され公判中。  同署によると、八木被告は広告代理店の経営者やイベント会社社長を名乗り、「ある政治家を通じて確かな情報が入る。必ずもうけさせる」「半年で400万円もうかる」などと言い、信用させていたという。  逮捕・送検容疑は昨年1~2月、大阪市生野区の40代の女性保育士から現金計約500万円と新幹線の回数券(約70万円分)をだまし取ったほか、平成25年7月~26年12月、アプリや知人の紹介で知り合った男女7人から現金と回数券計約4900万円分を詐取したとしている。

「汚れたお金持っていると不幸に」開運商法詐欺 実質的経営者ら再逮捕

「現金を浄化して願いをかなえる」と持ちかける開運商法詐欺事件で、府警生活経済課は28日、新たに計約7千万円の詐欺容疑で、ブレスレット販売会社「幸来屋」の実質経営者、東岡剛被告(36)=同罪で起訴、兵庫県尼崎市南武庫之荘=ら4人を再逮捕し、従業員の男女3人を逮捕した。  逮捕容疑は昨年7月~今年4月、開運ブレスレットを贈るというダイレクトメールを見て電話してきた堺市と茨城県の60代女性2人に対し、浄化して願いをかなえる能力や預かった金を返す意思もないのに、宗教家を装って「汚れたお金を持っていると不幸になる」などといい、計約7千万円だまし取ったとしている。  府警によると、従業員の女1人は容疑を認めているが、ほかは否認したり黙秘したりしている。

保険金詐欺で接骨院院長ら逮捕…交通事故で連日通院 和歌山

交通事故で通院したと装い保険金約270万円をだまし取ったとして、和歌山県警交通指導課などは30日、詐欺容疑で阪田接骨院鍼灸(しんきゅう)院(和歌山市雄松町)経営の阪田純宏(52)=同市三沢町▽同院の柔道整復師、半田典久(41)=同市船所=の両被告(いずれも詐欺罪で起訴)を再逮捕。同市大垣内の塗装業の男(27)と妻(28)を逮捕した。  阪田、半田両容疑者は容疑を認め、夫婦は「けがを負って通院した」と容疑を否認しているという。  逮捕容疑は、共謀して交通事故に遭った夫婦と子供2人が同院で治療したように装い、同院が施術費名目で約103万円、夫婦が慰謝料などの名目で約168万円を保険会社に不正請求しだまし取ったとしている。  同課によると、夫婦は昨年11月24日、車同士のサイドミラーが接触する事故に遭い、同月26日から今年2月26日まで、ほぼ連日通院したように装っていたという。同様の手口での余罪があるとみて調べている。

FX無登録で集金容疑 11億円規模か 大阪府警

外国為替証拠金取引(FX)運用での高配当を約束し無登録で出資金を集めたとして、大阪府警生活経済課と東署は10日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、大阪市中央区本町橋の資産運用会社「アドバンストステージ」元社長で韓国籍の鄭國保(てい・こくほ)容疑者(38)=日本名・中島国保容疑者、鹿児島市加治屋町=を逮捕した。鄭容疑者は「間違いない」と容疑を認めているという。  府警によると、鄭容疑者は月2~5%の配当を約束し、鳥取や兵庫、大阪など15都府県の112人から約11億円を集めたことが確認されている。実際の配当額は約2億6千万円で、勧誘のために使われた経費などを差し引いた約6億円が使途不明になっており、府警は実態の解明を進める。  逮捕容疑は、国の登録を受けずに高配当を約束し、平成20年12月~21年2月、東京都世田谷区の会社役員の男性(48)ら3人から計2200万円を集めたとしている。  府警によると、鄭容疑者は、関連会社によるセミナーを開催。カリスマトレーダーと称する神田稔隆容疑者(37)が登場して運用を説明し、鄭容疑者と神田容疑者とが「損はさせない」と勧誘していた。

床下に水をまいて水漏れ装う 詐欺容疑で会社社長ら逮捕

高齢者宅の床下に水をまいて水漏れを装い、吸水効果のないマットを敷く工事で代金をだまし取ったとして、兵庫県警生活経済課と加古川署などは28日までに、詐欺の疑いで、大阪市淀川区の建築業「DEAR House」社長の仲松司容疑者(34)=同市北区=ら男4人を逮捕した。同課は同様の手口で昨年5月~今年1月に兵庫や大阪の高齢者少なくとも20人から約2800万円を詐取したとみている。  同課によると、4人は高齢者宅に「排水溝の清掃に行く」などと電話して訪問。高齢者の目を盗んで床下に水をまいた後、点検と称して床下に入り、水漏れ修理を持ちかけていたという。水浸しの床下の写真を見せたり、泥で作業着を汚したりして、水漏れを信じさせていたとみられる。  他に逮捕されたのはいずれも同社社員で、住所不定、早川業常容疑者(23)▽伊丹市池尻1、若生竜一容疑者(39)▽茨城県阿見町、小野樹容疑者(28)。4人とも容疑を否認しているという。  逮捕容疑は共謀の上、昨年10月、2回にわたって兵庫県内の80代女性宅を訪問。「洗面所の配水管から水が漏れてる」などとうそをついて修理工事を持ちかけ、吸水効果のない調湿マット144枚を敷いて現金計280万円をだまし取った疑い。マットの仕入価格は1枚約600円だったという。

ケーブルテレビ社員、詐欺疑い 京都府警が容疑で逮捕

京都府警山科署などは29日、詐欺の疑いで、京都市下京区のケーブルテレビ会社「ジェイコムウエスト京都みやびじょん」社員 清水裕樹容疑者(34)=京都府大山崎町=を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年9月11日、不正に入手した府内の男性(71)のクレジットカード番号を使い、インターネットでギフト券(10万円分)を購入し、商品をだましとった疑い。 同署によると、男は同テレビ加入の勧誘で訪れた男性宅で、カード情報を手に入れたという。ギフト券は換金したとみられ、「借金返済のためにやった」と供述したという。

金正恩氏側近の遠戚逮捕 振り込め詐欺容疑と韓国紙

 【ソウル共同】韓国紙、朝鮮日報は8日、北朝鮮の金正恩第1書記の側近、崔竜海朝鮮労働党書記の遠戚に当たる中国黒竜江省出身の朝鮮族の男 鄭國保 が6月、韓国人を狙った振り込め詐欺の容疑で韓国当局に逮捕されていたと報じた。中国の北朝鮮消息筋の話としている。  同紙によると、男性は崔氏の父親で故金日成主席と共に抗日パルチザンだった崔賢氏の妹の孫。吉林省延辺朝鮮族自治州で中朝貿易に携わっていたが、中朝の関係悪化で収入が減り、6月に韓国に入って詐欺に手を出したという。  同紙は、金第1書記が崔竜海氏に対し、親戚の監督責任を問う可能性があるとの見方も伝えた。

大分県別府市立田町 整骨院 板井潤平容疑者 治療保険金詐欺の疑いで逮捕

交通事故の治療費用を名目に保険会社から約80万円をだまし取ったとして、大分県別府市立田町の柔道整復師で整骨院の経営者・板井潤平容疑者(34)が詐欺の疑いで逮捕された。 警察によると、板井容疑者は去年4月、大分市内で女性2人がケガをした交通事故をめぐり、実際には治療をしていない日にも行ったように装って損害保険会社から保険金約80万円をだまし取った疑いが持たれている。 調べに対し板井容疑者は容疑を認めているほか、女性2人も任意で事情を聞かれている。 去年9月、別の保険会社から「不審な保険金の請求がある」と警察に相談があり、事件が発覚した。警察は余罪が多数あるとみて裏付け捜査を進めている。

山形署「受け子」の男を再逮捕 兵庫の女性から詐取容疑

知人を装ったオレオレ詐欺で兵庫県姫路市の80代女性から現金をだまし取ったとして、山形署は23日、詐欺の疑いで、東京都調布市八雲台2丁目、無職性藤(せいとう)和晃容疑者(33)=詐欺未遂罪で起訴=を再逮捕したと発表した。  再逮捕容疑は仲間と共謀して先月11日、女性宅に知人を名乗って電話し、「会社の書類と手形の入ったかばんを無くした」「弁償しないといけない。900万円ほど都合してほしい」などとうそを言い、500万円をだまし取った疑い。  同署によると、性藤容疑者は女性宅を訪れ、現金を回収した「受け子」。先月16日にオレオレ詐欺で山形市の70代女性から現金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂容疑で逮捕され、その後の捜査で今回の犯行が分かった。再逮捕は今月14日。

還付金詐欺容疑で男を再逮捕

医療費の還付金を装った振り込め詐欺事件で、兵庫県警捜査2課などの合同捜査本部は28日、電子計算機使用詐欺容疑で、東京都大田区田園調布2、無職平井大嗣容疑者(30)=同罪で起訴=を再逮捕した。  逮捕容疑は2月に仲間と共謀し、神奈川県の女性宅に、市職員らを名乗って、架空の還付手続きを装い「今日が締め切り」などと電話し、現金自動預払機を操作させ、約274万円を詐取した疑い。  県警によると、平井容疑者は被害者に電話する「かけ子」への指示役で、一連の事件での逮捕は8回目。

<取引代金水増し>詐欺容疑で女を再逮捕

自動車部品製造アイシン高丘東北(宮城県大衡村)から取引先に支払う代金を水増し請求して現金をだまし取った事件で、宮城県警捜査2課と大和署は28日、詐欺の疑いで、元経理担当の無職尾形早紀容疑者(35)=宮城県大和町吉岡=を再逮捕した。逮捕容疑は2012年9月、インターネットバンキングで取引先に支払う代金を水増し請求し、250万円をだまし取った疑い。「誰も気付かなかったので繰り返した」と容疑を認めている。  県警捜査2課によると、「自宅、高価なブランド品、車など欲しいものがあれば、迷わず買ってしまった」とも供述。同社から約2億1000万円の告訴を受理しており、県警は裏付けを進めている。  仙台地検は28日、12年8月に同社から約1000万円をだまし取ったとして詐欺罪で尾形容疑者を起訴した。

原発事故で客減少とウソ…東電から870万詐取

東京電力福島第一原発事故による風評被害の賠償制度を悪用した詐欺事件で、福島県警捜査2課と会津若松署などは21日、新たに福島市丸子、無職東城幸一(54)、同市渡利、同小野浩幸(51)の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。  これで事件の逮捕者は計9人となった。県警は両容疑者が、先に逮捕された会津若松市宮町、会社役員鈴木治夫容疑者(45)らに手口を指南した疑いもあるとみている。  発表によると、東城容疑者らは昨年8月上旬頃、鈴木容疑者らと共謀し、原発事故でスナックの客が減って売り上げが落ちたと偽り、鈴木容疑者名義で賠償金を請求し、東電から賠償金約870万円をだまし取った疑い。

「東京五輪株を販売」で4億円詐取か…8人逮捕

「値上がり確実の東京五輪関連株を販売する」などと偽って金をだまし取ったとして、警視庁などは5日、東京都千代田区の投資会社「サポートケアー」元社長、寺尾正男容疑者(64)(千葉県我孫子市)ら男女8人を詐欺容疑で逮捕した。  同庁などは、昨年9月までの約4年間に31都道府県の約200人から約4億円を詐取したとみている。  発表では、8人は2012年12月~13年9月、茨城県小美玉市の男性(70)ら5人に電話で「オリンピックで値上がりする建設会社の株を安値で譲る」などと持ちかけ、計約1450万円をだまし取った疑い。「株は当社で運用する」などと説明していたが、実際は株を持っておらず、被害者への配当もしていなかった。

「風評被害で売り上げ減」東電から400万詐取

東京電力から福島第一原発事故の風評被害の賠償金をだまし取ったとして、警視庁は2日、横浜市神奈川区三ツ沢上町、自称倉庫作業員、浅野博由容疑者(44)と、東京都台東区北上野、無職佐川寿美容疑者(46)の2人を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、2人は2012年7月、福島県内で営業する人材派遣業者であるように装い、「原発事故によってホテルへのコンパニオン派遣業の売り上げが減った」との理由で、東電から賠償金約400万円をだまし取った疑い。 同庁は、2人がほかに4社を使って、東電から同様に約2000万円の賠償金をだまし取ったとみている。

「詐欺していない」と話した元防衛相知人を逮捕

東京電力福島第一原発事故で風評被害を受けたとする虚偽請求で賠償金がだまし取られた事件で、警視庁は9日、NPO法人「東日本大震災原子力災害等被災者支援協会」(東京)元幹部仁平にひら稔容疑者(77)(東京都国分寺市)を詐欺容疑で逮捕した。 このほか、東京都新宿区の建設関連会社「トーワテック」代表村松真二容疑者(70)を同容疑で逮捕し、同NPO元職員進藤一聡被告(43)(詐欺罪で公判中)ら2人を再逮捕した。 発表によると、4人は2012年4~5月、トーワ社が福島県楢葉町で行っていたシイタケ栽培が原発事故による風評被害を受けたとするうその申請を東電に行い、賠償金約4100万円をだまし取った疑い。仁平、村松両容疑者は容疑を否認し、進藤被告ら2人は容疑を認めている。 仁平容疑者は同NPO代表理事だった久間章生元防衛相(74)の知人で、昨年8月に部下だった進藤被告らが逮捕された際、取材に「東電から賠償金をもらえずに困っている人たちのために支援を始めた。詐欺はしていない」と話していた。

「もらえるものなら…」と東電から賠償金を詐取

 東京電力が福島第一原発事故の賠償金をだまし取られた事件で、福島県警相馬署は26日、福島市御山、自営業横山幸次容疑者(45)を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、横山容疑者は2012年8月頃、浪江町の勤務先の建設会社が原発事故で休業したなどと偽って、就労不能損害に対する賠償金や交通費など約420万円をだまし取った疑い。調べに対し、「もらえるものならもらった方がいいと思った」と容疑を認めているという。 捜査関係者によると、横山容疑者は10年春頃から約2年間、別の事件で服役しており、当時は同町の会社に勤務していた事実はないという。

幼稚園からも2700万円だまし取った弁護士

大阪弁護士会所属の弁護士による業務上横領事件で、地検特捜部は21日、顧客の建設会社などから約2億円を横領したとして再逮捕した弁護士・久保田昇被告(62)について、業務上横領罪のほか、大阪市内の幼稚園から約2700万円をだまし取ったとする新たな詐欺罪などでも追起訴した。  起訴済みの分をあわせ、被害総額は計約4億9400万円にのぼった。  起訴状では、久保田被告は幼稚園側から隣接地の購入交渉を依頼され、昨年9月以降、所有者と交渉していないのに、購入資金などの名目で自分名義の口座に入金させるなどして詐取。また、訴訟代理人を務める岸和田市と新潟市の建設会社2社や、交通事故の賠償請求を委任していた女性から、計約2億1900万円を横領した、などとされる。  この女性によると、久保田被告は示談を成立させて保険会社から賠償金約9200万円を預かっていたが、一時金として約3800万円を女性に渡しただけで、「示談は不成立に終わった」などと説明していたという。

県漁協の飲食店元店長を逮捕 仕入れ装い詐取容疑

県警は3日、県漁協が経営する国東市の飲食店「銀たちの郷」の元店長で、同市国東町治郎丸の会社員志丸郁容疑者(49)を詐欺容疑で逮捕した。 発表によると、志丸容疑者は店長だった2009年8~9月頃の間、店が魚介類を仕入れたように装って架空の振込依頼書を作成し、県漁協に2回にわたり指定した口座に仕入れ代金として、計350万円を振り込ませてだまし取った疑い。県警は余罪があるとみて調べる。 県漁協は内部調査の結果、不正を繰り返していたとして志丸容疑者を1月に懲戒解雇。約2400万円の損害賠償を求める訴訟を大分地裁に起こしている。

写真公開の3人詐欺容疑で逮捕

実体のない会社の債権の取り引きをもちかけて現金をだまし取る詐欺グループのメンバーとして、警視庁が顔写真を公開し、行方を捜査していた3人が、15日、潜伏先の大阪市内で逮捕されました。 「似た男がいる」という情報が市民から寄せられ、逮捕につながったということです。 逮捕されたのは、大阪・中央区のビルに潜伏していた、いずれも無職の武石勇人容疑者(30)と、落合伸孝容疑者(30)、それに濱純平容疑者(28)の3人です。 警視庁によりますと、3人は、再生医療の研究開発を行うとする実体のない会社のパンフレットを送りつけたうえで債権の取り引きを持ちかける電話をかけ、大阪の女性から8500万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。 警視庁は、去年11月、東京・赤坂にあった詐欺グループの拠点を摘発し、暴力団幹部らを含む26人を逮捕するとともに、ことし3月、逃走していた3人の顔写真などをホームページで公開して行方を捜査していました。 その結果、写真を見た市民から「似た男がいる」という情報が寄せられ、捜査を進めたところ、3人が大阪市内のビルに潜伏していることが分かり、15日、逮捕しました。 警視庁によりますと、調べに対し、3人のうち、落合容疑者は容疑を認め、残る2人は否認したり黙秘したりしているということです。

木曜日

本願寺派の僧侶、被災地支援で詐欺…カラ出張も

東日本大震災の支援物資の購入名目で現金をだまし取ったとして、京都府警下京署は1日、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の僧侶で元幹部職員、浮橋秀毅容疑者(46)を詐欺の疑いで再逮捕した。 浮橋容疑者は本願寺宗務首都圏センター(東京)の総合庶務部長だった2011年3月29日頃、被災地に送るブルーシートなどを購入したとする領収書2枚を同センターに提出し、3万9900円を詐取した疑い。 当時、同派では信者らに支援物資を調達してもらい購入代金を後から精算していた。浮橋容疑者の領収書はアパレル会社の発行で、部長就任祝いのお礼に配ったタオルなどの購入に対するものだったという。 一方、地検は1日、カラ出張を繰り返して交通費など約40万円を詐取したとする詐欺罪で浮橋容疑者を起訴した。

取引代金水増し2億円 詐欺容疑で女逮捕 

宮城県警捜査2課と大和署は8日、詐欺の疑いで、勤務先の自動車部品製造アイシン高丘東北(同県大衡村)から取引先に支払う代金を水増し請求して現金をだまし取ったとして、元経理担当の無職尾形早紀容疑者(35)=同県大和町吉岡=を逮捕した。県警は被害総額が2億円以上に上る可能性があるとみて調べている。  逮捕容疑は2012年8月28日ごろ、インターネットバンキングで取引先に支払う代金を水増し請求し、1000万円をだまし取った疑い。県警によると、尾形容疑者は2社に支払う代金を計1000万円多めに会社に請求。社長決裁後、水増し分を自分の口座に振り替える操作をしていた。  ことし1月、仙台国税局の税務調査で初めて発覚した。社内調査で本人が「3億円ほどだまし取った」と認めたため、2月に懲戒解雇となった。同社は不審な振り込み約2億1000万円を確認できたとして、6月29日に告訴した。弁済は一部にとどまるという。  同社によると、尾形容疑者は10年12月から派遣社員、11年4月からは正社員として勤務。経理を1人で担当していた。「ブランド品や家の購入資金が欲しくて、入社して間もなく始めた」と容疑を認めており、県警は使途などを調べる。

植毛の医療法人、3人再逮捕

「自毛植毛」という薄毛治療のクリニックを経営する医療法人「萌永会」(東京都新宿区)をめぐる脱税事件にからみ、東京地検特捜部は8日、同会の財産約9億円を隠したとして、元実質経営者の森下信夫容疑者(51)ら3人を民事再生法違反(詐欺再生)の疑いで再逮捕し、発表した。

警官、偽名でローン申し込んだ疑い 「FXなどで借金」

偽名でカードローンを申し込もうとしたとして、大阪府警は9日、府警地域総務課巡査部長の村上聡容疑者(41)=京都市西京区=を詐欺未遂と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕し、発表した。「間違いない。外国為替証拠金取引(FX)などによる借金が数百万円あった」と供述しているという。  監察室によると、村上容疑者は非番だった6月26日夕、大阪市北区の銀行のローン契約機で、「田村聡」の偽名、うその生年月日と住所を記入し、ローン契約に使うローンカードをだまし取ろうとした疑いがある。審査したオペレーターが過去にも似た名前の警察官からの申し込みがあったため、不審に思い契約を断ったという。  村上容疑者は「昨年秋から偽名でローン契約を申し込んだ」と供述。府警は少なくとも数件の契約が成立して数百万円を借り、契約が成立しなかったことも数回あったとみている。  村上容疑者は、署員に職務質問の仕方を指導する担当だった。

詐取被害2200万円、引き出した疑い 男3人再逮捕

米国で詐取された現金約2200万円を日本の銀行口座に振り込ませ、不正に引き出した疑いがあるとして、神奈川県警は16日、ナイジェリア国籍で横浜市の会社役員アドタマ・ジミー・チューク(40)、同市の自動車販売業大江功治(46)両容疑者ら男3人を組織犯罪処罰法違反と詐欺容疑で再逮捕し、発表した。

「勝ち馬情報会社」装い、女性ダマした男逮捕 福井県警

 競馬の勝ち馬情報を提供する架空の会社の社員を装って現金をだまし取ったとして、福井県警大野署は16日までに、詐欺の疑いで、東京都府中市美好町、アルバイト、古屋翔太郎容疑者(24)を逮捕した。同署によると、古屋容疑者は「知らない」と容疑を否認している。  逮捕容疑は平成25年4月上旬から6月中旬にかけ、千葉県内に住む50代女性に電話し「特別な配当の高いレースに投票できる会員に選ばれた」などと言って、現金計約200万円を振り込ませて詐取した疑い。女性は「レースに関する情報を馬主からもらっている」と言われ、信じたという。  大野署は、今年1月に同様の手口の詐欺容疑で別の男を逮捕しており、関連を調べている。

「3千万円は缶ジュースと同じ」「習近平は親戚」 起訴の被告、周囲に豪語

「自分にとって3000万円は一般人の缶ジュース(の価格)と同じ」「習近平(中国国家主席)は親戚」  補助金の詐欺罪などで起訴された岡登和得被告(55)は知人らにこう豪語していた。岡登被告の周囲には出資を求める人々が集まり、一種のサロンを形成していたという。「カネに困った様子はなかった」との知人証言の一方で、補助金受給後にビルなどを購入していた岡登被告。「寂しがり屋だった。頼りがいある資産家という自ら作り上げた虚像に押しつぶされ、不正に手を染めたのでは」と推測した。  知人男性らによると、岡登被告は過去に米軍基地内で塗装やアスベスト(石綿)の除去作業などをする会社を経営。東日本大震災後に発電会社「テクノ・ラボ」の経営に参加し、後に社長に就任した。  別の知人は、岡登被告が「自分は特別な人間。何兆円も資産を持っている」「ジャッキー・チェンとも親交がある」などと自慢げに話していたと明かす。  岡登被告は酒好きで「三日三晩連続で飲み続けることもあった」(知人)。出資を求める人々を集めて飲み会を開き、最後まで付き合えば出資するといったこともしていた。ファッションショーを企画した男性に3000万円を出資した際には「はした金」とも語った。  補助金を高級車の購入や自身が運営する社団法人のビル取得代金にも充てたとされる岡登被告。知人は「補助金詐欺が事実なら言語道断だが、独特の魅力があった」と振り返った。

研究費で数十万円の私用カメラ数台購入か 元准教授 京都府警、詐欺での立件視野に

京都大病院の研究医療機器の受注をめぐる汚職事件で、同病院元准教授の丸井晃容疑者(47)=収賄容疑で逮捕=が、研究費を使って私用のデジタルカメラを購入した疑いがあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。不正流用の可能性があり、研究には国の補助金が充てられていることから、府警は詐欺容疑での立件も視野に慎重に捜査している。  捜査関係者によると、平成24年3月、丸井容疑者は年度予算の残りを使って数十万円相当の海外製高級デジタルカメラ数台を買い、私的に使用していた疑いがあるという。贈賄の疑いで社員が逮捕された業者から購入したとみられている。  丸井容疑者は21年8月から、准教授として京都大「血管新生・組織再生プロジェクト」に参加。21年度からの約5年間に厚生労働省の科学研究費補助金(科研費)など計約3億6千万円が投じられていた。  京都大財務部監理課によると、研究費の不正使用があった場合、研究者本人だけでなく所属する機関も処分の対象になりうるという。同課は「デジカメを購入しているかどうかも把握しておらず、現在、病院が調査を進めている」とコメントした。

架空事業で詐欺容疑、印刷会社社長逮捕 被害「10億円」か 警視庁

架空の事業の資金名目で現金をだまし取っていたとして、警視庁中央署は17日、詐欺容疑で、東京都大田区中央、印刷会社社長、松島修一郎容疑者(56)を逮捕した。同署によると、容疑を否認し、「実際にあるビジネスの形態を取って事業資金を借りたつもり」と供述している。  松島容疑者は平成21年2月~22年6月、経営する印刷会社が実質的に廃業していたにも関わらず、ポスター制作などの事業の受注があると装い、事業のための運転資金や仕入れ代金などの名目で、知人が経営する高知市の不動産会社グループから計約10億円をだまし取っていたとみられる。  逮捕容疑は22年4~5月、偽造契約書を見せるなどして、ポスター制作の事業を受注していたと装い、ポスター用紙の仕入れ代金名目で高知市の不動産会社から計約7900万円をだまし取ったとしている。

日本政策金融公庫から融資金詐取、2人逮捕 大阪府警捜査4課

日本政策金融公庫の中小企業向け融資制度を悪用し、約300万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査4課は17日、詐欺容疑で、同府八尾市若林町、無職、丸尾勇(67)と内縁の妻で自称絵画講師、長谷川正子(68)の両容疑者を逮捕したと発表した。丸尾容疑者は容疑を否認、長谷川容疑者は容疑を認めている。  逮捕容疑は平成24年8月、長谷川容疑者の次女が経営する同市内の喫茶店の改装費用と偽って融資を申し込み、約300万円をだまし取ったとしている。  丸尾容疑者は土地を無断売却して代金を着服したとする横領容疑で先月逮捕され、今月16日に同罪で起訴されていた。

風俗店従業員の女2人、男子大学生だます 消費者金融カード詐取容疑で逮捕

札幌・中央署は18日までに、詐欺容疑で札幌市中央区南7条西、風俗店従業員、林千尋容疑者(28)と豊平区平岸4条、風俗店従業員、藤井楓容疑者(22)を逮捕した。  林容疑者の逮捕容疑は5月、「消費者金融の対応を調べるアルバイト」とうそを言い、友人の札幌市南区の男子大学生(23)に無人契約機で作らせたキャッシングカードを詐取した疑い。藤井容疑者の逮捕容疑は4月、恵庭市の男子大学生(21)を同様にだまして消費者金融と契約させ、カードを受け取った疑い。中央署は、だまし取ったカードを使い、林容疑者は50万円、藤井容疑者は10万円を借りたとみて調べている。  両容疑者は知人で、藤井容疑者は「林容疑者に同じ方法でだまされたので、まねをした」と話しているという。ほかに十数人から同様の被害相談があり、無断で借りられた額は600万円を超えるという。

ライザップ、コース料金「30日間全額返金保証制度」返金条件撤廃のお知らせ

健康コーポレーション株式会社 ~結果やサービスにご満足いただけなかった場合に加え、 引越し、転勤など、“いかなる理由でも”返金対象に~ 健康コーポレーション株式会社(本社・東京都新宿区、代表取締役社長 瀬戸 健)の子会社であるRIZAP株式会社は、全てのお客さまに、安心して最高のダイエットの第一歩を踏み出していただくため、「30日間全額返金保証制度」を導入しております。今般、さらに最高水準の結果をお約束すべく、本制度を、30日以内であれば、いかなる理由でもコース料金全額を返金する内容に全面リニューアルいたします。 健康コーポレーション株式会社(本社・東京都新宿区、代表取締役社長 瀬戸 健)の子会社であるRIZAP株式会社は、最高水準の結果をお約束すべく、本制度を、30日以内であれば、いかなる理由でもコース料金全額を返金する内容に全面リニューアルいたします。 RIZAPは全てのお客さまに、安心して最高のダイエットの第一歩を踏み出していただくため、 「30日間全額返金保証制度」を導入しておりますが、消費者の皆さまの視点にたって、よりわかりやすく、よりご理解いただける説明をすべきと認識しており、その結果、コース料金の返金条件撤廃を決定いたしました。 例えば、以下のような場合も30日間全額返金の対象とさせていただきます。 「引越しが決まったから通えない」「仕事が忙しく、時間がつくれなくなった」 「思っていたプログラムと違った」「家族の介護に集中したい」 「結婚することになった」「転勤が決まった」等 本リニューアルは、RIZAPが、これまで徹底的にお客さまに寄り添うことで、最高のサービスを提供し続けてきたとの自信を持っているからこそ取り組めたものであり、引き続き「最高の減量結果を出し続ける」という強い覚悟のあらわれでもあります。 今後これを機に、これまで以上に、結果にコミットするサービスの向上にまい進し、その覚悟の成果を実績として証明してまいります。 具体的なリニューアルの内容については、以下のとおりとなります。 ■制度改正日2015年6月18日(木) ■リニューアル内容 1.返金に際しての会社による承認規程を全面的に撤廃いたします これまで、大規模詐欺行為などの万一の不測の事態に備えて、返金に際しては会社承認を必要とする規定を設けておりました。幸いにも本規程の適用によって返金をお断りしたケースはなく、実態としては本規程を活用するシーンはございませんでした。今回、実態と形式をあわせるため、規程を全面撤廃することといたしました。これにより、実態も形式上も、お客様のご意志で新しい「30日間全額返金保証制度」の適用を受けることが可能となります。 2.自己都合・担当変更等による退会も、全て全額返金の対象にいたします これまでの全額返金保証制度は、あくまで「お客様にご満足いただけなかった場合」を想定していたため、引越し・妊娠・持病等による自己都合、トレーナーの異動等による担当変更、高頻度のキャンセル・食事報告の不実施などプログラムを正当に実施いただけなかった場合の退会は、全額返金の対象外として、別途退会制度でのご案内としておりました。今後は、こういった場合も含めて、当社のサービスレベルに起因するものと考え、全て全額返金の対象とさせていただくことといたしました。これにより、お客様の引越しやご妊娠といった環境変化による退会も全額返金の対象となります。 また、トレーナー担当変更や、お客様がRIZAPプログラムを正当に実施いただけなかった場合でも、全額返金のご要請をいただいた場合は、「ゲストに徹底的に寄り添い、ダイエットを絶対に成功させる」というRIZAPのサービスが至らなかった当社の責任であると厳しく認識し、全額返金の対象とさせていただきます。 なお、会社が販売する物品につきましては、従前と同様に全額返金の対象外とさせていただいております。これは、物品の販売は、トレーニングジム及びトレーニングプログラムの利用と異なり、短期間に大量の物品を購入して使用又は処分してしまうことが可能であり、全額返金の対象が際限なく拡大してしまうおそれがあるためであり、何卒ご理解賜りたく存じます。当然ながら、ご入会時には、万が一にも誤解がなきよう、ゲストの皆様には全額返金の内容をご説明申し上げるようにいたします。 リニューアルを踏まえた、新たな全額返金保証制度の会則は下記のとおりです。                         記 <変更前> 第26条(全額返金制度) 1. 会社は、会員から返金の申し出があった場合、会員、トレーナー及び会社の三者で協議した上で、会社が承認した場合には、会員に対して支払い済みの諸費用の全額を返還します。 この場合、会員は本クラブを退会したものとみなします。 2. 前項に定める返金の手続きは、必ず来店のうえ書面で行うものとし、電話、ファクシミリ、電子メールその他の手段による手続きには応じかねます。 3. 会員が会社と割賦販売契約を締結して諸費用を支払っている場合、支払い済みの諸費用を返金いたします。 4. 会員による会社への返金の申し出は、利用開始日から1ヶ月以内(当該日が営業日でない場合はその前営業日とします。)に手続きを行うものとして、それ以降は返金の申し出を行うことができないものとします。 5. 本条に基づいて支払い済みの諸費用の返金を受けた会員は、以降本クラブの諸施設を一切利用できません。 6. 以下の各号に定める場合、会員は、本条に基づく支払い済みの諸費用の返金を受けられないものとします。 (1) 会員の転勤、引越し、仕事の都合、妊娠その他自己都合による退会の場合。 (2) 人事異動や病気その他会社の都合により、トレーナーの担当変更が生じた場合。 (3) トレーニング当日のキャンセル及び変更が合計2回以上ある場合。 (4) 前号に定める場合のほか、トレーニング日時の変更が合計4回以上ある場合。 (5) 食事の報告を行わなかった日が合計3日以上ある場合。 7. 前各項の規定に関わらず、会社が販売する物品(健康食品、化粧品類等を含みますがこれらに限られません。)については、第1項に基づく全額返金の対象外です。 <変更後> 第26条(30日間全額返金保証制度) 1. 会社は、会員から返金の申し出があった場合、次の各項に従って、会員に対して支払い済みの諸費用の全額を返還します。 この場合、会員は本クラブを退会したものとみなします。 2. 前項に定める返金の手続きは、来店のうえ書面で行うものとし、電話、ファクシミリ、電子メールその他の手段による手続きには応じかねます。 3. 会員が会社と割賦販売契約を締結して諸費用を支払っている場合、支払い済みの諸費用を返金いたします。 4. 会員による会社への返金の申し出は、利用開始日から30日以内(当該日が営業日でない場合は、その翌営業日とします。)に手続きを行うものとして、それ以降は返金の申し出を行うことができないものとします。 5. 本条に基づいて支払い済みの諸費用の返金を受けた会員は、以降本クラブの諸施設を一切利用できません。 6. 前各項の規定に関わらず、会社が販売する物品(健康食品、化粧品類等を含みますがこれらに限られません。)については、第1項に基づく全額返金の対象外です。                           以上

副業あっせん名目で特殊詐欺疑い9人逮捕、全都道府県で5億円被害か 広島県警など

広島など3県警の合同捜査本部は18日までに、副業のあっせん名目で現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで、さいたま市南区の無職、坂本幸正容疑者(33)ら男9人を逮捕した。合同捜査本部によると、グループは「トライアップ」などの架空の社名を使用。被害は47都道府県全ての1500人以上、総額約5億円に上る可能性がある。  顧客にインターネット上で文章を書く簡単な作業をさせて最初は多少の手数料を渡すが、その後に「書き込んだページにアクセスが集中してサーバーが壊れた」などの言い掛かりをつけて高額な弁済を要求。消費者金融を紹介して支払わせる手口で、被害者には20~40代の女性が多いという。  逮捕容疑は今年1月、副業あっせんのページを見て申し込んだ名古屋市の女子大学生(23)に対し「副業のためには費用が必要」などとうそを言って現金計250万円を振り込ませるなどしたとしている。  別の詐欺容疑でも逮捕、起訴されている東京都新宿区の無職、松井宏容疑者(28)の事務所を広島県警が2月に捜索した際、電話をかける複数の男や顧客名簿を見つけたことから発覚。パソコンや携帯電話など400点以上を押収した。

現金詐取容疑で元外資系生保社員を逮捕 鹿児島

鹿児島県警は18日、架空の保険商品の販売名目で現金約1千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで元ジブラルタ生命保険社員の無職、飯田順志容疑者(42)=鹿児島市田上台=を逮捕した。逮捕容疑は昨年9月ごろ、知人の女性(69)から、現金1120万円を自分の口座に振り込ませ、だまし取ったとしている。

弁護士名乗り「ぼったくり取り戻す」と50万円詐欺 容疑の2人逮捕

風俗店のぼったくり被害を回復する弁護士を名乗って現金をだまし取ったとして、新宿署は詐欺容疑で、いずれも住所不定、無職の小野一容疑者(45)と高橋淳一被告(32)=詐欺未遂罪で起訴=を逮捕した。同署によると、いずれも容疑を否認している。  小野容疑者らは新宿区歌舞伎町のぼったくり被害で知られる性風俗店やキャバクラの外で客を待ち受け、「風俗弁護士」と書かれた名刺を提示。「ぼったくられたでしょう? 前金を払えば料金を取り返す」などと嘘を言って現金をだまし取る手口で3月以降、計約500万円をだまし取っていたとみられる。  逮捕容疑は5月27日夜、歌舞伎町の性風俗店で、12万円を請求された杉並区の男性会社員(23)に「前に10万円取られた人間には15万円取り返した。前金を払えば取り戻してやる」などと嘘を言って、現金50万円をだまし取ったとしている。

事故保険金詐取のため会社設立か 容疑の大学生ら逮捕 

仲間内で交通事故を偽装して損害保険会社から休業補償などをだまし取ったとして、警視庁交通捜査課は詐欺容疑で、私立大4年で清掃会社社長、団野陽介(23)=東京都足立区千住桜木=と私立大4年、石川竜(29)=豊島区東池袋=の両容疑者ら4人を逮捕した。同課によると、団野容疑者は容疑を否認している。  団野容疑者は平成22年4月に清掃会社を設立。その後、2年間で交通事故を数件起こし、自社の休業補償などで総額5千万円以上の保険金を受け取っており、同課は保険金をだまし取るために会社を立ち上げたとみて実態解明を進める。  逮捕容疑は同年7月19日、東京都八王子市館町で、団野容疑者ら4人が乗った車に石川容疑者の車が追突し、5人も負傷したと装い、同社の休業補償などとして損保会社2社から計約1200万円をだまし取ったとしている。  団野容疑者は事故直前の7月17日までに従業員や同級生ら4人を交通事故時の支払いが2倍になる傷害保険に加入させていた。

弁護士のふりして…60代女性、8千万円超被害か 詐欺未遂容疑で無職男逮捕

相模原市の60代女性に弁護士のふりをして電話し1580万円をだまし取ろうとしたとして、神奈川県警相模原署は24日、詐欺未遂容疑で、現金の送り先となっていた大阪市北区のマンションにいた住所不詳の無職、瀬在雄太容疑者(20)を現行犯逮捕した。女性は既に3回に分けて計約8420万円を同市の複数の場所に送っており、同署は同一グループの詐欺事件とみて調べている。  同署によると、女性が兄に相談し、20日に被害届を提出。今回は女性が詐欺に引っ掛かったように見せかけ、署員が宅配業者とともにマンションに行き、瀬在容疑者を逮捕した。  逮捕容疑は18~23日、氏名不詳の男らと共謀、女性宅に弁護士を名乗り「名義を貸したあなたを守ろうとして逮捕された人の保釈金が必要」などと電話し、現金をだまし取ろうとしたとている。

東芝子会社の元幹部を逮捕 架空取引で78万円詐取容疑

東芝グループでOA機器部品などを製造販売していたハリソン東芝ライティング(現東芝ライテック)から約78万円をだまし取ったとして、神奈川県警は24日、詐欺容疑で同県横須賀市に住む同社元業務部長で会社員の大鶴誠容疑者(56)を逮捕した。  逮捕容疑は、同社業務部長だった2011年2月、取引先の営業担当者と共謀し、実際には仕入れていない資材の請求書を作り、この取引先の口座に約78万円を振り込ませ、だまし取った疑い。  県警は2人が11年2~7月、計約800万円を詐取したとみている。営業担当者が犯行を持ち掛け、大鶴容疑者は謝礼50万円を受け取っていた。  ハリソン東芝ライティングは12年8月、背任容疑で田浦署に告訴状を提出。営業担当者については取引先が弁済したため告訴しなかった。

詐欺容疑で男5人を逮捕 被害総額5億円以上か 証券会社員名乗る手口で 

静岡県警は24日、実在する証券会社の社員などを名乗り現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、さいたま市緑区大門、無職、水村翔太容疑者(33)ら男5人を逮捕した。県警は同様の手口による被害が1都2府14県の約50人、総額5億5千万円に上るとみて裏付けを進める。  県警によると、5人は証券会社の社員などを名乗り、電話で「あなたの名義で会員権1千万円分を購入した。解約したければ処理に必要な金を送ってほしい」と言って京都や兵庫などの被害者に現金を送らせていた。  5人の逮捕容疑は平成26年11月中旬~12月上旬、共謀して神戸市の無職女性(75)から6回にわたり現金計約5千万円をだまし取った疑い。

1億円詐取 詐欺罪でみずほ銀元幹部追起訴

みずほ銀行元幹部による詐欺事件で、東京地検は29日、現金約1億円を詐取したとして、詐欺罪で、同行元監査役の及川幹雄被告(52)=同罪で公判中=を追起訴した。  起訴状によると、平成23年6~10月、男性医師に「月利3%の配当を行う」などと嘘をつき、1億1千万円をだまし取ったとされる。立件総額は2億1500万円になる。  東京地検は29日、及川被告と共謀したとして逮捕された男性会社員2人について、嫌疑不十分で不起訴処分とした。警視庁によると、及川被告は数十人から数十億円を詐取したとみれている。

口座を不正開設の疑い 元ハローワーク職員を逮捕 茨城

他人名義の健康保険証を入手し口座を開設したとして、茨城県警は2日、有印私文書偽造・同行使や詐欺などの疑いで、元ハローワーク職員で茨城労働局厚生労働事務官、宇野洋平容疑者(28)=同県守谷市小山=を逮捕した。  県警によると、当時勤務していた同県常総市のハローワーク常総で、県内に住む板金工の男性(33)の生年月日などの個人情報を手に入れ、年金事務所で男性名義の保険証を取得した。口座を利用した形跡はなかった。  逮捕容疑は昨年6~9月、実体のない事業所の経営者をかたり、男性を雇ったように見せかけて保険証を入手。同県取手市内の金融機関で男性名義の預金口座を開設するなどしたとしている。男性が役所に行った際、国民健康保険から社会保険に切り替わっていることに気づき昨年10月、県警に相談し発覚した。  県警は今後、自宅や勤務先を家宅捜索し、個人情報の流出状況や、口座を開設した目的を調べる方針。

粉飾決算で「石山ゲートウェイホールディングス」元社長ら起訴

有価証券報告書に嘘の売り上げなどを記載したとして、東京地検特捜部は6日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪で、ジャスダック上場の発電会社「石山ゲートウェイホールディングス」(東京都港区)元社長、三木隆一被告(68)=同法違反罪(偽計)で起訴=と法人としての同社=同=を追起訴した。三木被告と同時に同法違反容疑で逮捕された元常務=同=は「関与は従属的」と不起訴(起訴猶予)とした。  起訴状によると、平成26年9月、架空の発電機売買で約10億円売り上げたなどとする虚偽の内容が記載された26年6月期連結決算の有価証券報告書を関東財務局に提出したとされる。  特捜部は同日、発電機価格を偽装して補助金5億円を詐取した詐欺罪などで起訴されたテクノ・ラボ社長、岡登(おかと)和得(かずのり)容疑者(55)ついて、消費税法違反罪などで在宅起訴した。  岡登被告は25年9月~26年2月、発電機を輸入する際、横浜税関山下埠頭(ふとう)出張所に価格を過小に申告し、消費税など計約1230万円を脱税したとされる。

破産後に文化財隠匿 不動産会社元社長を在宅起訴 東京地検

 博物館に寄託した文化財を破産後も隠し持っていたとして、東京地検特捜部は7日、破産法違反(詐欺破産など)罪で、不動産会社「不二企業」(名古屋市、破産)の馬場厚子元社長(67)=東京都港区=を在宅起訴した。  起訴状によると、馬場被告は、京都国立博物館に重要文化財7点(計7億9600万円相当)を寄託。平成23年9月に破産手続きの開始が決まった同社の債権者の配当を減らすため、同年11月に同博物館からの郵送物の送付先を夫に変え、破産管財人から文化財を隠匿するなどしたとされる。  重要文化財7点のうち、鎌倉時代の絵巻物「紙本著色(しほんちゃくしょく)三十六歌仙切(ぎれ)=是則(これのり)=」と「紙本著色源宗于(みなもとのむねゆき)像」は文化庁に計4億8600万円で売却され、配当に当てられた。

植毛病院の元実質経営者を再逮捕、民事再生中に財産隠す 脱税罪でも起訴

法人税法違反容疑で逮捕された植毛治療病院の元実質経営者らについて、東京地検特捜部は8日、民事再生中に財産を隠したとして、民事再生法違反(詐欺再生)容疑で再逮捕した。  再逮捕されたのは「アイランドタワークリニック」を経営する医療法人「萌永(ほうえい)会」(東京)の元実質経営者、森下信夫容疑者(51)と同会役員2人。  再逮捕容疑は、萌永会が民事再生中だった平成22年12月25年11月、「外部業者への広告費」などとして同会の財産計約8億9500万円を森下容疑者らが管理する関連会社の口座へ移し、隠したとしている。  また特捜部は同日、法人税法違反罪で森下容疑者らを起訴した。起訴状によると、森下容疑者らは25年6月期まで2年間、委託費を架空計上するなどして計約2億3200万円の所得を隠し、法人税計約6200万円を免れたとしている。

住宅ローン2億円超詐取容疑で男3人逮捕 埼玉

他人名義の書類で住宅ローンを申し込み、融資金をだまし取ったとして、県警捜査2課と川口署は7日、詐欺容疑で、東京都板橋区坂下、職業不詳、島村允雄(80)▽茨城県龍ケ崎市佐貫町、職業不詳、川下安彦(51)▽東京都板橋区新河岸、会社員、目崎雅浩(38)-の3容疑者を逮捕した。同課によると、いずれも容疑をおおむね認めているという。  同課によると、島村容疑者らは類似の手口などで、6回にわたり約2億2千万円を詐取したとみられる。  逮捕容疑は、共謀して平成25年1月、りそな銀行千住支店で他人の住基カードを使い、住宅金融支援機構が手がける住宅ローン「フラット35」を申請し、2557万円をだましとったとしている。  ローン申し込みの際、川下容疑者は自分の弟になりすまして作成した住基カードや、犯行指南役の島村容疑者を役員とした架空の会社への勤務を装った書類などを提出。目崎容疑者は犯行当時、不動産会社を経営しており、ローン対象の土地建物の評価額を上乗せした書類を川下容疑者に渡し、提出させたという。

偽の金塊113個を買い取らせた容疑、中国人2人再逮捕

偽の金塊113個を買い取らせたとして、大阪府警浪速署などは8日、詐欺容疑で、いずれも中国籍で住所不定、無職の李平被告(38)と鐘起春被告(33)=いずれも詐欺未遂罪で起訴=を再逮捕した。鐘容疑者は容疑を認めているが、李容疑者は「無関係で何のことか分からない」と否認している。  逮捕容疑は共謀のうえ、5月14日、京都府内の男性会社員(49)に「工事現場で出てきた。1千万円の価値がある。本物の金塊です」と持ちかけ、同15日に仏像や中国の古銭をかたどった偽の金塊113個を450万円で買い取らせたとしている。

「同じ車を頻繁に車検に出す業者がいる」走行距離改ざんし車販売した業者、詐欺容疑で逮捕 岐阜県警

岐阜県警生活環境課は9日、詐欺と不正競争防止法違反の疑いで愛知県一宮市西五城下須賀、自動車販売業伊藤元洋容疑者(37)ら3人を逮捕した。伊藤容疑者ら2人は容疑を認め、残り1人は否認している。  逮捕容疑は1月、走行距離を約10万キロから約4万キロに改ざんした中古の軽乗用車をインターネットオークションを通じて滋賀県近江八幡市の男性(40)に約28万円で売却し、現金をだまし取った疑い。  走行メーターを改ざんした車両を車検に出すことを繰り返し、車検証に誤った走行距離を記載させていた。同じ方法で軽乗用車など約80台の走行距離を改ざんした疑いがあるとみて調べている。  軽自動車検査協会岐阜事務所が「同じ車を頻繁に車検に出す業者がいる」と情報提供があり、発覚した。

落選候補の出納責任者、不正に口座開設し高級腕時計など購入 大阪府警逮捕

4月の統一地方選の大阪府議選で大阪市鶴見選挙区から出馬、落選した二藤泰明氏(28)の名義で不正に口座を開設し、口座振り替えで高級腕時計を販売店からだまし取ったなどとして、大阪府警鶴見署は13日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、二藤氏後援会の出納責任者を務めていた吉田祐一郎容疑者(30)を逮捕した。捜査関係者などへの取材で分かった。容疑を認めている。  二藤氏によると、吉田容疑者は知人。二藤氏が府議選に向けた後援会を立ち上げるのに伴い、2月下旬、出納責任者として二藤氏から印鑑や健康保険証、選挙資金を預かった。

長野の農場からジュース6900本詐取 詐欺容疑で「心優花」の実質経営者の男ら再逮捕

リンゴジュースなどの代金を支払わず、商品をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は14日、詐欺容疑で住所不定、自称不動産仲介業、張東吉容疑者(74)=韓国籍=ら男2人を再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。  再逮捕容疑は昨年2~4月、長野県の果物農場経営者からリンゴジュースと洋なしジュース計約6900本(720ミリリットル、計約570万円相当)を仕入れたのに代金を支払わず、だまし取ったとしている。  張容疑者は食料品販売会社「心優花(みゆか)」(大阪市中央区高津)の実質経営者として取引しており、6月に、福島県の業者からコメをだまし取ったとして同容疑で逮捕され、14日、詐欺罪で起訴された。  同課によると、心優花による詐欺被害は、28都府県の約100業者で総額約1億3800万円に上るとみられる。

「お金を浄化する」開運商法で1500万円詐取容疑 大阪府警、業者社長ら逮捕

「お金を浄化する」として現金をだまし取ったとして、大阪府警生活経済課は16日、詐欺容疑で、大阪市西区新町のブレスレット販売会社「幸来屋(こうらいや)」社長、水野増満(ますみつ)容疑者(39)=同府守口市=ら3人を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。  ほかに逮捕されたのは、兵庫県尼崎市の自称宗教家、東岡剛容疑者(35)と同市の自称僧侶、劉博一容疑者(34)。府警は2人を同社従業員とみている。  逮捕容疑は3月ごろ、「開運ブレスレットが無料でもらえる」とするチラシを見て申し込んできた京都市の70代女性にブレスレットを送った上で、「幸せが待っている。お金を浄化するから預けなさい」ともちかけ、現金1500万円をだまし取ったとしている。  同課は、同社が昨年1年間で230人から金を受け取ったとみており、実態解明を進める。

日テレ「スッキリ!!」に別人出演させた弁護士を懲戒処分

テレビ番組に架空の詐欺被害者を出演させたとして、第二東京弁護士会は15日、同会所属の奥野剛弁護士(32)を業務停止2月の懲戒処分にしたと発表した。 同会によると、奧野弁護士は日本テレビの情報番組「スッキリ!!」で、出会い系サイトの詐欺事件を扱った平成24年2月と6月の番組で、架空の詐欺被害者2人を出演させた。奥野弁護士も出演し、約3万円を受け取っていたという。 テレビ局関係者から詐欺被害者の紹介の依頼を受けた奥野弁護士は見つからなかったため、当時勤務していた事務所の従業員2人を出演させた。事務所とつながりがあった広告代理店からのアドバイスだったという。 その後、問題が発覚し、日テレは25年7月に謝罪。弁護士会は同年9月に懲戒請求していた。

高齢者に健康補助食品送りつけで韓国籍の会社役員らが逮捕

実際には注文を受けてない健康補助食品を高齢者に送りつけ、一定期間は契約を解除できる「クーリングオフ」について記載のない不備のある書類を渡した容疑。 東京都と神奈川の会社役員ら3人が逮捕。 健康補助食品を送りつけられ、契約の解除ができないままに代金を支払わされる被害。 全国で約2000人が実際に代金を支払い、被害総額は約6000万円。 逮捕されたのは東京都新宿区の健康食品販売会社「エリートフォース」社長、深津紘二朗容疑者(32)。 韓国籍の会社役員、神奈川県伊勢原市、池田高雄こと林敬澤容疑者(35)。

「ぺんてる」未公開株詐欺 容疑で創業者一族の女逮捕・警視庁

大手文房具メーカー「ぺんてる」(東京都中央区)の未公開株購入名目で現金をだまし取ったとして、警視庁高井戸署は詐欺容疑で、同社創業者一族で無職、堀江昌子容疑者(61)=東京都文京区本駒込=を逮捕した。同署によると、堀江容疑者は容疑を否認している。  逮捕容疑は平成20年2~10月、杉並区の無職女性(64)に「私が仲介すれば市場に流通していないぺんてるの株を購入できる。配当は10%と高く、資産運用に効果的」などと嘘を言って、現金2300万円をだまし取ったとしている。  堀江容疑者は女性に配当名目で400万円を支払っていたが、女性が株の売却を求めたところ連絡が取れなくなったことから、25年8月に女性が同署に詐欺罪で刑事告訴していた。  同署によると、堀江容疑者は、計4人から現金計約5500万円をだまし取っていたとされ、約3200万円分は時効となっているという。

元専務「FXソフトなかった」 逮捕前に供述

投資関連会社オール・インによる外国為替証拠金取引(FX)をめぐる詐欺事件で、北海道警と3県警の合同捜査本部が詐欺容疑で逮捕した元専務小原寛也容疑者(42)=神戸市=が逮捕前に事情聴取を受けた際、「FXの自動売買ソフトは実在しない」と供述していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。  小原容疑者は自動売買ソフトを使って高い運用益が得られると偽り、会員からソフト利用料などをだまし取ったとされる詐欺容疑で3日逮捕された。道警によると「マルチ商法はしたが、詐欺はしていない」と容疑を否認しているという。

オール・イン元専務ら3人逮捕 FXソフト利用料詐取容疑、社長を指名手配

実在しない外国為替証拠金取引(FX)のソフトで高配当が得られると宣伝し、利用料などをだまし取ったとして、道警と宮城県警など3県警の合同捜査本部は3日、詐欺容疑で、札幌市に本社があった投資関連会社「オール・イン」(甲府市)の元専務で無職小原寛也(かんや)容疑者(42)=神戸市=ら男3人を逮捕し、身柄を関西から札幌に移送した。 事件の中心人物で、中国に渡航中とみられる森克彦社長(47)の逮捕状も取って指名手配し、行方を追うとともに、同社が約2万7千人の会員から337億円を超える資金を集めたとみて全容解明を進める。

FX詐欺容疑でオール・イン社長逮捕 運用益うたい資金集め

投資関連会社オール・インが無登録で外国為替証拠金取引(FX)での高い運用益をうたい、巨額資金を集めたとされる事件で、北海道警と宮城、岡山、広島3県警の合同捜査本部は24日、詐欺の疑いで、住所不定、同社社長、森克彦容疑者(47)を逮捕した。 捜査本部が中国に渡航中とみて、森容疑者の逮捕状を取って指名手配していたところ、森容疑者が24日、上海から帰国した。 逮捕容疑は平成19~20年、同社提供のFXの自動売買ソフトを利用すれば高い運用益を得られると偽り、大阪府箕面市の男性会員(41)から会費としてソフト利用料22万8000円をだまし取った疑い。

時効成立まで1か月切る…詐欺容疑の男3人逮捕

長崎県警は2日、プラチナ製と偽った装飾品を売って金をだまし取ったとして、男3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。 詐欺罪の時効は7年で、時効成立直前の逮捕だった。 発表によると、逮捕したのは、富山県射水市、自動車販売店従業員釣谷浩一容疑者(38)のほか、東京都杉並区、飲食店従業員阿部夏樹(30)と千葉県旭市、配管工事会社従業員笠原隆史(35)の両被告=いずれも詐欺罪で起訴=。3人は2008年6月21、22日、長崎県内のリサイクル店3店に、タングステン製のペンダントトップ計6個を持ち込み、プラチナ製だと店員にうそを言って売りつけ、計約60万円をだまし取った疑い。 逮捕は阿部被告が6月3日、笠原被告が同12日、釣谷容疑者が同14日で、いずれも時効成立まで1か月を切っていた。

百貨店サービス詐欺事件、元社員を再逮捕

三越伊勢丹の会員向け積み立てサービスの特別キャンペーンを装った詐欺事件で、埼玉県警は7日、同県所沢市宮本町、元百貨店社員森田弘子被告(51)(詐欺罪で起訴)を詐欺容疑で再逮捕した。 発表では、森田被告は三越伊勢丹のサービスに見せかけて勧誘、県内の50歳代の女性2人から、計約300万円と計約330万円をそれぞれ自分の銀行口座に振り込ませ、だまし取った疑い。この2件について、森田被告は「(だまし取ったことは)間違いない」と容疑を認めているという。 県警は、被害者は少なくとも60人、被害額計約6億円に上るとみている。

デパート特典かたる詐欺 被害は6億円か

「現金を預けて大手デパートの特別会員になれば商品券が受け取れる」と男性にうその話を持ちかけ現金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕されたデパートの元社員の女が、ほかにも女性2人から600万円余りをだまし取ったとして再逮捕されました。警察は、元社員が60人以上から合わせておよそ6億円をだまし取ったとみて調べています。 再逮捕されたのは、大手デパート「三越伊勢丹」の元社員で、埼玉県所沢市の無職、森田弘子容疑者(51)です。 警察の調べによりますと、森田容疑者は平成24年からことしにかけ「1口100万円を預けて三越伊勢丹の特別会員になれば4万円分の商品券を受け取れる」と女性2人にうその話を持ちかけ、合わせて600万円余りをだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 森田容疑者は、今もデパートに勤めているように装って自作のパンフレットを用意し、社員だけの秘密のコースがあると誘っていたということです。調べに対し「金は返すつもりだった」と供述しているということです。 森田容疑者は、同じ手口で男性から300万円をだまし取ったとして先月、逮捕されていて、警察は、60人以上からおよそ6億円をだまし取っていたとみて調べています。

「金塊掘り当てた」偽り合金売った疑い 大阪府警再逮捕

金塊と偽って合金を売り、現金をだまし取ったとして、大阪府警は8日、いずれも中国籍の住居不定無職、李平(38)と鍾起春(33)の両容疑者を詐欺容疑で再逮捕し、発表した。李容疑者は「何のことかわかりません」と否認し、鍾容疑者は容疑を認めているという。  浪速署によると、2人は5月中旬、京都府内の会社員男性(49)に「工事現場で金塊を掘り当てた。売りさばけば、すごい価値になる」などと電話で持ちかけて会い、偽物の金塊113個と引き換えに現金450万円をだまし取った疑いがある。鑑定の結果、金塊と称していたものは銅と亜鉛の合金だったという。  大阪府警などには、似た手口による被害の相談が関西や関東を中心に二十数件寄せられている。突然電話で誘い出され、「中国の古い金貨」「金の仏像」と言って買うように持ちかけられたケースもあるという。  両容疑者は大阪市の不動産会社社長の女性(47)から同様に500万円をだまし取ろうとしたとして6月に詐欺未遂容疑で現行犯逮捕され、8日に起訴された。

古銭売買かたり詐欺未遂などの疑い 警視庁、15人逮捕

古銭の売買を持ちかけ現金をだまし取ろうとしたなどとして、警視庁は東京都港区南麻布3丁目、自称会社員村松敬哲(ひろのり)容疑者(28)ら15人を詐欺未遂容疑などで逮捕し、9日発表した。2人は容疑を認め、13人は否認や黙秘しているという。  組織犯罪対策4課は、14人は詐欺の電話をかける役で、1人は現金の受け取り役とみている。  発表によると、15人は8日、古銭売買会社を名乗って都内の無職女性(71)宅に電話し「新たに古銭を購入しなければ、以前の代金を返還できない」とうそをついて現金50万円をだまし取ろうとしたなどの疑いがある。女性は以前にも「古銭を買ってくれれば後で現金を返す」と言われ、50万円をだまし取られていた。  同課によると、同様の手口による被害が昨年7月以降、全国で5億円以上あり、関連を調べている。