偽造した許可証を使い注射器約4万5000本をだまし取ったとして、県警薬物銃器対策課と広島西署は4日、廿日市市阿品台3、自称土木作業員、丸本薫容疑者(40)を偽造有印公文書行使と詐欺容疑で逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年3月5日〜同5月12日、東京都内の医療機器卸売会社に、偽造した医療機器の販売許可証をファクスで送信し、17回にわたって注射器4万5080本(販売価格95万5300円)をだまし取ったとされる。
同課によると、許可証には、偽造した広島市保健所長の印鑑が押されていた。注射器の代金支払いが滞っていたため、卸会社が保健所に連絡し、事件が発覚したという。同課は丸本容疑者が覚せい剤の使用目的で注射器を仕入れ、販売していたとみて捜査している。
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