亘理署は11日、被災者生活再建支援法に基づく支援金75万円を詐取したとして、山元町高瀬、無職、清水広行被告(62)=覚せい剤取締法違反(使用)罪で起訴=を、詐欺容疑で再逮捕した。同署によると、支援金詐取の逮捕は県内初。
容疑は、東日本大震災の津波で全壊した同町坂元の借家に、震災発生当時は住んでいなかったにもかかわらず、同町に自宅が全壊したと偽って支援金を申請し、昨年6月17日、75万円をだまし取った、としている。容疑を認めているという。
同署によると、清水容疑者は、10年9月までには全壊した借家を出ている。同署は、同様の手口で総額123万円を詐取しているとみて余罪を追及する。
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