交通事故を偽装して保険金約720万円をだまし取ったとして、高松南署などは14日までに、高松市などに住む男女8人を詐欺の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、無職、柳井雄介(30)=高松市紙町、大学生、高木克明(24)=松山市築山町、会社員、多田祐也(22)=住所不定=の3容疑者のほか、2市に住む24〜32歳の男女5人。調べに対して、柳井容疑者ら3人は「事故を偽装していない」などと容疑を否認しているという。
容疑は、10年10月18日、高松市円座町の県道交差点で、停止していた多田容疑者運転の乗用車に、高木容疑者が軽乗用車を追突。その後、保険会社から保険金をだまし取ったとしている。残る6人は2台の同乗者で、8人はいずれも5日から3週間の軽傷。
同署などは今年2月、同市内の市道でわざと起こした交通事故を巡って保険金をだまし取ろうとしたとして、柳井容疑者を詐欺未遂の疑いで逮捕。捜査の過程で、別の交通事故で保険金が支払われていたことが分かったという。
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