ウナギ養殖の株購入権を巡り高齢者をだましたとして、県警捜査2課と広島南署は21日、詐欺の疑いで、東京都新宿区の無職、相馬輝夫容疑者(77)と同荒川区の無職、林亘容疑者(54)を再逮捕した。
逮捕容疑は4月17日、宮城県大崎市の無職女性(87)から現金600万円をだまし取ったとしている。
調べによると、2人は4月15〜17日、「宮川商事」名でウナギ養殖の株購入出資を募るパンフレットを郵送した上、別会社名で名義貸しを依頼。
女性が承諾すると、女性方に再度電話し、「名義貸しで違約金が発生した。
600万円立て替えてくれれば、明日、1000万円にして返す」と言って、17日に現金をだまし取った疑い。
相馬容疑者は容疑を認めているが、林容疑者は「現場には行ったが金は知らない」と話しているという。
2人は4月30日に広島市南区の女性(80)にウナギ養殖販売会社への出資を持ちかけ、300万円をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑で現行犯逮捕(処分保留)されており、同課などが事件に使われた「宮川商事」名を全国に照会、今回の事件が判明した。
2013-05-22 02:11 (MSN産経ニュース)
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