医療費の還付金がある」などと偽りATM(現金自動預払機)を操作させ、現金約50万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は26日、電子計算機使用詐欺の疑いで、北海道帯広市緑ケ丘1条通、職業不詳、阿部彰夫容疑者(58)を逮捕した。
同課によると、「俺は関係ない」と容疑を否認している。
阿部容疑者は還付金詐欺グループのリーダーで、同課はこれまでにグループの男3人を同容疑で逮捕。
首都圏では昨年1〜11月に計約5億円の還付金詐欺被害が発生しており、このうちの一部が阿部容疑者らの犯行とみられる。
逮捕容疑は昨年11月上旬、東京都大田区の無職女性(75)方に区役所の職員を装って電話をかけ、「医療費の還付金があり、約2万8千円が戻ってくる」と嘘の話をし、女性にATMから現金約50万円を別の口座に振り込ませ、だまし取ったとしている。
同課によると、還付金詐欺の都内での被害は平成24年が前年比445件増の462件、被害総額は同約4億5千万円増の約4億7千万円だった。
2013-02-26 14:17 (MSN産経ニュース)
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