福岡県中間市の生活保護費をめぐる詐欺事件で、県警は3日、所在が分からなくなっていた市職員田中道(わたる)容疑者(40)=同県水巻町=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。
県警は共犯とされる4人を1月29日に同容疑で逮捕したが、田中容疑者は同28日深夜から29日早朝ごろに自宅を出たまま帰宅せず、全国に指名手配して所在確認を急いでいた。
県警は、田中容疑者が事件の中心的な役割を果たしたとみており、同容疑者を詳しく調べ、事件の全容解明を進める方針。
発表によると、田中容疑者は市職員松尾励路(れいじ)(38)や釜床かつ枝(65)両容疑者らと共謀し、2009年7〜12月、福岡市に住む福田運(はこぶ)(62)と内妻のウエノ・マリリン・ヌンシオ(44)の両容疑者について、中間市に住んでいるなどとするうその申請をし、保護費計約100万円をだまし取った疑いがある。
2013-02-03 21:22 (朝日新聞)
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