神奈川県警生活経済課と加賀町署は27日、組織的犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で東京都練馬区の無職、山岸一太郎(64)▽千葉県船橋市の無職、菊地正司(68)▽横浜市青葉区の自称派遣社員、国分誠(42)−ら7容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は平成22年9月から24年4月ごろまでの間、株式会社「ストックサポート」など3社(いずれも東京都)の実質的経営者だった山岸容疑者が、3社のいずれかの代表取締役や従業員だった菊地容疑者らに指示し、株式の買い付けや株式の信用取引に必要な証拠金名目で、顧客10人から31回にわたり現金約2100万円をだまし取ったとしている。
同課によると、山岸容疑者は容疑を認めており、菊地容疑者もおおむね認めている。
国分容疑者ら5人は否認しているという。
同課によると、菊地容疑者らは投資株を購入したことのある高齢者らの名簿を基に電話し、興味を抱いた客にパンフレットを送付。
さらに電話で「必ず利益を出します」などと勧誘していた。
実際には3社とも株売買をしていなかったという。
3社合計で約240人が同様の被害に遭い、被害総額は約5億2800万円に上るとみて調べている。
2013-02-27 19:58 (MSN産経ニュース)
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