弁償金名目で高齢者から現金をだまし取ろうとしたとして、倉敷署は28日、詐欺未遂の疑いで、住所不定、無職の少年(17)を逮捕した。
同署によると容疑を認めているという。
逮捕容疑は、氏名不詳者と共謀し、26〜27日、倉敷市の無職男性(71)方に電話をかけ、「以前の信託受益権の購入がインサイダー取引になるから弁償金がいる」などと嘘をつき、現金300万円を詐取しようとしたとしている。
同署によると、男性は今月、2回にわたり、信託受益権の購入名目などで少年に現金数十万円を手渡したといい、同署は詐欺容疑でも調べている。
同署によると、不審に思った男性の知人女性が27日夕に110番。
その後、男性がJR倉敷駅で少年に現金を手渡そうとしたところを、張り込んでいた署員が任意同行した。
少年は「新宿の路上で知らない男から『1万円で倉敷に忘れ物を取りに行ってくれ』と頼まれた」と供述しており、同署は共犯者を調べている。
2012-11-29 02:09 (MSN産経ニュース)
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