ほかに逮捕されたのは、豊島区池袋本町、無職花輪光(21)、足立区保木間、アルバイト兼子圭二(30)、新宿区弁天、無職小川剛(27)の3容疑者。
発表によると、4人は5月15日〜6月12日、架空会社を名乗って松江市の無職女性(68)に電話をかけて「以前の投資詐欺被害の返還請求の仲介をしている」とうそを言い、パンフレットなどを郵送。
別の会社の未公開株を購入すれば損失金が返還されると信じ込ませ、現金1000万円をだまし取った疑い。
県警は、4人がワールドオーシャンファームの投資家名簿を基に電話をかけていたとみて、その入手方法などを調べている。
4人は川口市の女性(68)に対する同様の手口の詐欺未遂容疑で10月23日に県警に逮捕され、処分保留となっていた。
県警は、グループがほかにも数件の詐欺事件に関与し、約2400万円をだまし取ったとみて調べている。
認否について、県警は明らかにしていない。
ワールドオーシャンファームは、フィリピンでのエビの養殖事業への投資と偽り投資家から多額の現金をだまし取ったとされ、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)に問われた元会長ら幹部が東京地裁で実刑判決を受けた。
(2012年11月15日07時47分 読売新聞)
2012-11-15 07:49 (読売新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿