徳島信用金庫の元職員による預金の着服問題で、県警捜査2課と徳島西署は17日、顧客から約800万円をだまし取ったとして、鳴門市撫養町立岩、元同信金職員、柴田浩文容疑者(32)を詐欺容疑で逮捕した。また、共謀したとして知人の徳島市春日2、自営業、芝田國行容疑者(43)を同容疑で逮捕した。県警によると、いずれも容疑を認めているという。
逮捕容疑は、2人は共謀し、2月中旬、柴田容疑者が当時勤務していた矢三支店の70代の女性客に「金利が高い時期なので、定期を一つにまとめないか」と持ちかけ、女性の定期預金証書など数通を手に入れた上で、信金から女性の定期預金八百数十万円をだまし取ったとしている。
県警によると、柴田容疑者は、女性の家族名義の普通預金口座を勝手に開設し、現金はこの口座に入金させた。複数の支店のビデオに、芝田容疑者が払い戻しの手続きをする様子が映っていたという。芝田容疑者は、柴田容疑者の取引先だったという。県警が余罪などを調べる。
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