暴力団排除を推進する団体を装い、企業から加盟金をだまし取ろうとしたとして、大阪府警捜査4課は2日、自称会社役員、田中晃容疑者(57)=大阪市城東区成育5=ら男女3人を詐欺未遂容疑で逮捕した。取引相手が暴力団組員か照会できるとだまして勧誘しており、府警は暴力団排除機運の高まりに乗じた新手の手口とみている。
逮捕容疑は昨年11月、「全国暴力団関係評価認証機構」のメンバーを名乗り、大阪市の会社役員の男性(57)ら2人に「1000万円の団体加盟金を払えば代理店になることができ、暴力団情報を入手できる」などと持ちかけた、としている。田中容疑者は否認しているという。
毎日新聞が入手した団体の文書には「急速に需要は高まります」「調査費用は1件1000円」と記されていた。
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