無賃乗車した上、事前購入した切符を偽造して払戻金をだまし取ろうとしたとして、埼玉県警鉄道警察隊と大宮署は25日、詐欺未遂と私文書偽造・同行使容疑で、さいたま市大宮区大成町、会社員、遠藤一詩容疑者(36)を逮捕した。
県警によると、「旅行好きで、旅費がほしかった」などと容疑を認めている。
遠藤容疑者は「平成22年1月ごろから月に2、3回旅行に行き、大半は同じ手口で無賃乗車した」とも供述。
JRでは同様の偽造切符が十数枚回収されているといい、県警は関連を調べる。
県警の調べでは、遠藤容疑者はJR大宮駅から新庄駅(山形県)までの5月2日の新幹線特急券とグリーン券を事前購入。
当日は大宮駅に入場券で入り新庄駅まで無賃乗車し、5月14日夜、払い戻し申請したように切符を偽造して大宮駅に提出、料金8610円をだまし取ろうとした疑いがもたれている。
遠藤容疑者はパソコンとプリンターを使い、払い戻し申請をしたように切符に印字。
駅員が偽造に気づき、事件が発覚した。
遠藤容疑者は入場券しか購入しなかったが、何らかの方法で新庄駅改札を通過しており、県警は詳しい手口を捜査している。
2012-07-25 18:45 (MSN産経ニュース)
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