中小企業向けの信用保証制度を悪用した融資詐欺事件で、福岡県警は30日、銀行から800万円をだまし取ったとして福岡県春日市日の出町2、自営業、森就道容疑者(51)を詐欺容疑で再逮捕した。
森容疑者は架空会社をでっち上げて融資をだまし取る手口を考案し、知人ら計7人の男に指南。
詐欺が成功した場合は融資の数%を受け取る約束をしていた。
再逮捕容疑は10年6月23日ごろ、架空の内装会社に関する帳簿などを偽造して県信用保証協会の融資を申し込み、銀行から800万円をだまし取ったとしている。
県警は今年6月、同様の手口で約490万円を詐取したとして森容疑者ら2人を逮捕。
手口を指南され、計2350万円をだまし取ろうとした別の男3人を詐欺未遂容疑で逮捕していた。
今回、別の男4人にも手口を指南していたことが新たに判明。
4人は計約4000万円の融資を申し込もうとしたが、いずれも書類の不備などで未遂に終わっている。
2012-07-30 12:57 (毎日新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿