日本興亜損害保険(東京都)の代理店が架空の保険商品を販売し計約1億円をだまし取ったとされる問題で、兵庫県警生田署は18日、元代理店主、田内弘志容疑者(57)=神戸市西区水谷2=を詐欺容疑で逮捕した。
「生活費や借金返済に充てた」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は、今年4月25日ごろ、神戸市兵庫区の無職女性(62)に「3カ月満期で配当をつける」などと偽って架空の保険商品を販売し、現金200万円を詐取したとされる。
同署などによると、田内容疑者は代理店を始めた02年から高配当をうたって顧客を勧誘。
実在する6年満期の保険商品の申込書を流用して架空商品の契約を結び、配当として3カ月ごとに約4000〜1万円を渡していたという。
同社の調査で、兵庫県内の顧客24人の被害が発覚し、同署に告発していた。
同署は時効分を除き、県内の50〜70代の男女7人の被害計約6000万円について裏付けを進めている。
2012-07-18 21:19 (毎日新聞)
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