ガソリン代を貸して」とウソをつき、現金をだまし取ろうとした名古屋市の男が24日、逮捕された。
男は、同じ手口で詐欺行為を繰り返していた。
25日、三重県警大台署から身柄を検察庁に送られたのは、名古屋市の職業不詳・天野弘治容疑者(69)。
容疑は、ウソをついて金をだまし取ろうとしたもので、天野容疑者は、警察署を訪れ警察官を相手に犯行を繰り返していた。
事件は、車で移動していた天野容疑者は、まず熊野署に立ち寄り、警察官から5000円をだまし取った。
そして、尾鷲署でも同様に5000円を。
さらに、移動した大台署でもだまし取ろうとしたが、逮捕された。
天野容疑者は、警察官に「財布を落とした。
ガソリン代を貸してほしい」と話した。
対応した尾鷲署の警察官は「お金を貸す義務はないが、困っている人を前に何もしないわけにはいかず、ポケットマネーで貸した」と話す。
金を貸したのは警察としてではなく、あくまで個人の善意。
それを逆手にとった犯行だった。
熊野署と尾鷲署に財布を落としたと届けていたため、不審に思った警察が近隣の署に注意を呼びかけ逮捕になった。
調べに対し天野容疑者は「名古屋に戻ったら返すつもりだった」と容疑を否認している。
[7/2519:55中京テレビ]
2012-07-26 14:58 (日テレNEWS24)
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