知人の名義を勝手に使ってNTTドコモと携帯電話の新規契約を結び、同社の携帯電話4台を転売目的で不正に取得したとして、警視庁捜査2課は10日、電子計算機使用詐欺の疑いで、飲食店従業員、皆本慶太郎容疑者(29)=東京都台東区松が谷=ら3人を逮捕した。
同課によると、いずれも容疑を認めている。
ほかに逮捕されたのは、派遣社員、木村泰啓(31)=新宿区中落合=と会社員、菅野茂(34)=千葉県柏市南柏=の両容疑者。
捜査関係者によると、皆本容疑者は知人に、「0円で携帯電話の機種変更ができる」などと持ち掛け、木村、菅野の両容疑者が勤務していた港区内の携帯電話販売店で知人の名義を勝手に使ってNTTドコモと携帯電話の新規契約を締結。
平成22年8月ごろから34人の名義を使い、計117台の携帯電話を入手して中古携帯販売店に転売していたといい、同課は転売された携帯電話が振り込め詐欺などに利用された可能性があるとみて調べる。
逮捕容疑は、昨年5月、30代の知人女性名義で新規契約を結び、顧客管理サーバーに情報を送信させるなどして携帯電話4台を不正に取得したとしている。
消費生活センターに、「身に覚えのない携帯電話の請求が来る」などと苦情が相次ぎ、連絡を受けたNTTドコモが警視庁に相談していた。
2012-10-10 16:52 (MSN産経ニュース)
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