公共工事を請け負った業者が、建設残土を水増しして請負代金を詐取した事件で、県警は10日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、東広島市高屋町高屋東の広島市職員、岡本大介容疑者(37)=休職中=を逮捕した。
逮捕容疑は平成22年3月、広島市佐伯区の建設会社「後藤興業」役員、後藤昌平容疑者(48)=同容疑で送検=らと共謀し、同社が請け負った道路拡幅工事で嘘の工事設計書などを作成して残土処分が発生したよう装い、「産業廃棄物管理票」を安佐北区役所へ提出し、市から請負代金として約843万円をだまし取ったとされる。
県警によると、岡本容疑者は当時、同区役所土木課の技師で、工事の現場監督をしていた。
調べに対し「後藤容疑者から水増しを打ち明けられ、内容虚偽の工事設計書などを作成した」と容疑を認めている。
2012-10-12 02:12 (MSN産経ニュース)
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