国の雇用助成金の不正受給事件で、大阪府警は5日、ペーパーカンパニーを使って助成金約1千万円を詐取したとして、大阪市中央区、自称自由業の筒井弘志容疑者(66)ら府内の男女6人を詐欺容疑で再逮捕した。
詐取総額は約1億8千万円に上るとされ、府警は裏付けを進める。
捜査2課によると、再逮捕容疑は、2010年7月〜11年1月、大阪市北区を所在地とするペーパーカンパニーの架空の従業員約10人に休業手当を支払ったように装い、大阪労働局に中小企業緊急雇用安定助成金を申請、約1080万円をだましとった疑い。
筒井容疑者は「返す必要がないので詐取した」と供述しているという。
筒井容疑者らはペーパーカンパニーなど数十社を悪用し、09年7月〜11年6月、同様の手口で総額約1億8千万円を大阪労働局から詐取した疑いがもたれている。
2012-10-06 09:59 (朝日新聞)
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