電力会社の集金人を装って、高齢女性から現金を詐取したとして、岸和田署は3日、詐欺容疑で、岸和田市加守町の無職、尾崎明弘容疑者(49)を逮捕した。
同署によると「仕事もなく、電気や水道料金を滞納しており、金に困ってやった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は8月16日、同市内の無職女性(88)方を訪れ、「電気料金の支払いがたまっている」などと嘘をつき、現金約2千円をだまし取ったとしている。
同署によると、尾崎容疑者は「電気料金2カ月分、3万円を払ってくれ」と要求。
女性は口座振り込みで支払っていると説明したが、尾崎容疑者は「払わないなら電気を切る」などと嘘をついたため、クーラーが使用できなくなると困ると思った女性が現金を渡したという。
同署には同様の被害届が数件あり、関連を調べている。
2012-10-04 02:05 (MSN産経ニュース)
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