電車代を貸して」などと交番に駆け込み、財布をなくした人などに貸し出す「公衆接遇弁償費」をだまし取ったとして、警視庁碑文谷署は6日、詐欺などの疑いで、東京都目黒区碑文谷、無職、松本真一容疑者(57)を逮捕した。
同署によると、調べに対し、「交通費に充てようと思った」などと供述している。
同署は、目黒区内などの交番で同様の手口の寸借詐欺を繰り返していたとみて調べている。
逮捕容疑は8月2日、都立大学駅前交番(目黒区中根)を訪れ「電車で品川区内まで帰りたいが、お金がないので貸してほしい」などと嘘を言って、公衆接遇弁償費1千円をだまし取ったとしている。
交番に提出した借用書には、知人の名前を書いていたという。
公衆接遇弁償費は、財布をなくした人などが警察から1回につき原則1千円以内を借りることができる制度。
2012-09-06 20:03 (MSN産経ニュース)
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