民放テレビのディレクターを装い、街頭での番組出演を持ちかけて金をだまし取ったとして、警視庁は10日、東京都新宿区百人町1丁目、無職遠藤忠義容疑者(54)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。
2006年以降、酷似した手口による被害が都内で約120件(総額約280万円)あり、同庁は遠藤容疑者が関与したとみている。
捜査2課によると、遠藤容疑者は8月4日午後3時ごろ、東京都千代田区のJR有楽町駅近くの路上で、30代と40代の女性2人から所持金の1万5千円をだまし取った疑いがある。
容疑を認めているという。
遠藤容疑者は民放の番組ディレクターを名乗って路上で2人に近づき「ロケに協力してくれたら、あなた方の所持金分の謝礼を支払う」と提案。
所持金をいったんカメラで撮影すると称して預かり、2人を別々に離れた場所に立たせ、2人の間を移動する間に隙をついて逃走したという。
2012-09-11 08:49 (朝日新聞)
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