県警は23日、一連の不正な出資金集めを主導したとみられる同社役員、遠藤守容疑者(63)=同市八千代町3=ら2人の逮捕に踏み切った。
捜査関係者は「被害総額は最終的に10億円近くになる」との見方を示しており、詐欺容疑での立件も視野に、他の役員の関与などさらなる実態解明を進める。
同社を巡っては11年12月、県内の60〜80代の女性3人が計1億800万円を出資したが配当がストップしたなどとして、代理人弁護士らが県警に告訴状を提出する動きがあった。
代理人によると、勧誘にあたった遠藤容疑者は「(株のように価格の変動に)神経を使わなくても良い。
預けておけば良い」などと話し、元本保証や高配当をうたい出資金を集めていたという。
県警は今年3月、同社を出資法違反(預かり金)容疑で家宅捜索、さらに6月と今月の2回、県内の計8人から告訴状を受理していた。
2012-08-24 12:09 (毎日新聞)
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