生活保護費をだまし取ったとして、県警国際捜査課と泉署は31日、ともにベトナム国籍で綾瀬市落合南4、無職、グエン・ティ・フン被告(46)=窃盗罪で起訴=を詐欺容疑で再逮捕、グエン容疑者の元夫のファム・バン・トン容疑者(48)を同容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、2人は離婚後も子ども3人と計5人で暮らし、ファム容疑者は収入もあったが、11年8月、グエン容疑者が「母子家庭で生活が困難」などと偽って生活保護を申請。
同年9月20日〜12年6月5日の間、綾瀬市福祉事務所から生活保護費計約245万円をだまし取ったとしている。
グエン容疑者は「だましたつもりはなかった」、ファム容疑者は「元妻が生活保護を受けていたことは知らなかった」といずれも容疑を否認しているという。
同課によると、ファム容疑者は海老名市の自動車部品工場の契約社員として働き、月20万〜30万円の収入があった。
06年に新築で購入した自宅に家族5人で住み、新車で購入した軽自動車を所有。
預貯金は約103万円に上っていた。
別居を装うため、グエン容疑者は自宅近くのアパートの部屋を借りていたという。
2012-08-01 12:26 (毎日新聞)
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