未公開株を買い取ると偽り、「取り引きの前に実績として外貨を購入してほしい」と持ちかけて現金をだまし取ったとして、グループのメンバー5人が、詐欺の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、埼玉県戸田市の無職、門田大輔容疑者(38)ら5人です。
警視庁の調べによりますと、5人は去年12月からことし3月にかけて、株の取引会社の社員を装って京都市の81歳の男性に電話をかけ、「あなたが保有する未公開株を4000万円で買い取りたい。
そのためには取り引きの実績としてスーダンポンドを購入してほしい」と持ちかけ、およそ500万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
門田容疑者らは、以前、未公開株詐欺などの被害に遭ったおよそ3000人分のリストを持っていて、このリストを基に電話をかけては詐欺を繰り返していたとみられています。
調べに対して、門田容疑者は黙秘し、ほかの男らは「詐欺をしていたのは間違いない」などと供述しているということです。
警視庁は、このグループが合わせて12人の高齢者から4000万円をだまし取っていたとみて調べています。
2012-08-22 13:07 (NHK)
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