岩国署は29日、休業助成金30万円余をだまし取ったとして、岩国市周東町下久原、社会保険労務士、手嶋忠士容疑者(60)を詐欺容疑で逮捕した。
「提出された資料に基づき、手続きをしただけ」と容疑を否認している。
容疑は、山口市内の縫製業経営の男(63)と共謀し、男が自社の従業員に休業手当を支払ったように装って、昨年8月30日、防府職業安定所に虚偽の申請書類を提出し、中小企業緊急雇用安定助成金制度に基づく休業助成金30万円余をだまし取ったとされる。
同署によると、助成金は昨年4〜11月に約320万円が支払われており、裏付けの取れた分のみ逮捕した。
男も同容疑で調べている。
手嶋容疑者の経営する社会保険労務士事務所では、男性事務員(36)が岩国市内の建設会社役員と共謀し、同様の手口で休業助成金をだまし取ったして、7月に逮捕されていた。
2012-08-30 15:11 (毎日新聞)
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