警視庁荻窪署は3日、東京都杉並区の70代無職女性が太陽光発電開発会社の社員を名乗る男に現金1億2600万円をだまし取られたと発表した。
同社に実体はないとみられ、同署は詐欺容疑で捜査している。
荻窪署によると、5月初旬、女性方に太陽光発電開発会社のパンフレットが届いた後、社員を名乗る男が電話で「当社が上場すれば債券の価値が跳ね上がる。
債券を購入後、数倍の金額で譲ってほしい」などと持ち掛けてきた。
女性は6月1日までの計5回にわたり、自宅を訪れた男に金融機関に預けていた現金計1億円を手渡したうえ、同20日に電話で「残りの預金を債券にした方がいい」などと言われ、さらに2600万円を手渡した。
その後、男と連絡が取れなくなり、だまされたことに気づいた。
現金を取りに来たのは毎回違う男だったという。
2012-08-03 21:46 (毎日新聞)
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