神奈川県警青葉署は21日、死産したとうその申告をし、給付金をだまし取ろうとしたとして、川崎市麻生区虹ケ丘1、元看護師、藤井みち容疑者(32)を詐欺未遂と偽造有印私文書行使の疑いで、逮捕した。
同署によると「申請もしていないし区役所にも行っていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年1月、虚偽の内容を記入した死産証明書を横浜市の青葉区役所に提出し、出産育児一時金約40万円をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、藤井容疑者が妊娠した事実はなかった。
死産証明書は藤井容疑者が当時勤務していた病院のもので、区役所の職員からの問い合わせで発覚した。
病院の書類や印鑑を勝手に持ち出し、偽造したとみて調べている。
横浜市では、妊娠後12週間以上経過してから死産した場合、出産育児一時金を受け取ることができる。
2012-08-21 12:34 (日本経済新聞)
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