JAレーク大津(大津市)から不正に住宅ローン融資を受けて金をだましとったとして、滋賀県警大津署などは22日、詐欺容疑で大津市坂本、JA元職員で不動産コンサルタント宮川耕治容疑者(40)ら5人を逮捕した。
逮捕されたのはほかに、同市荒川、建築会社役員吉川誠(41)、同市国分、JA職員高谷和寛(43)の両容疑者と、ともに同市雄琴でリサイクル業山田幸子(55)と次男の博文(30)の両容疑者。
逮捕容疑では、宮川容疑者らは共謀し2010年3月ごろ、山田幸子、博文両容疑者が大津市内の病院などに勤務しているように装った所得証明書や健康保険証を偽造し、JAに提出。
住宅ローン融資名目で、3250万円を幸子容疑者の口座に振り込ませたとされる。
宮川容疑者ら4人は容疑を認めているが、高谷容疑者は「詐欺や偽造にかかわった覚えはない」と否認している。
大津署によると、5人は仕事の取引などを通じて知り合い、山田容疑者母子が実際に家を建てるのに際して不正に融資を申請。
融資を受けた額のうち1500万〜2千万円の行方が分かっておらず、同署は他の容疑者らに分配されたとみている。
(中日新聞)
2012-08-22 20:45 (中日新聞)
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