米国のレアメタル採掘事業への投資を名目に、宮崎市と熊本県合志市の1人暮らしの高齢女性2人から現金計750万円をだまし取ったとして、宮崎県警は26日、横浜市南区の自称投資会社社長、宮園美博容疑者(43)ら4人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
いずれも「正当な投資目的だった」などと容疑を否認しているという。
他に逮捕されたのは千葉市花見川区、寺崎政彦(55)▽東京都江戸川区、黒木伸一(40)▽大阪市中央区、榎本正樹(43)のいずれも自称会社員の3容疑者。
逮捕容疑は、4人は共謀し6月末〜7月、投資すればもうかるようにみせたパンフレットを送付して「出資権利がある49人の1人だ」などとうそを言って合志市の70代女性を勧誘。
2度にわたり計550万円をだまし取り、7月上旬ごろには同様に宮崎市の70代女性から現金200万円をだまし取ったとしている。
県警によると、寺崎容疑者の指示で黒木、榎本両容疑者が被害者から現金を受け取り、宮園容疑者に渡していたという。
県警は少なくとも宮崎、熊本、山口3県の7人に数千万円規模の被害があるとみて追及する。
2012-08-26 22:27 (毎日新聞)
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