携帯電話専用の端末機を悪用したマルチ商法事件で、福岡地検は８日、福岡県志免町の通信機器販売会社「シーズンナウ」の事実上の元社員で志免町志免中央２、花岡仁容疑者（３５）を詐欺と特定商取引法違反（不実の告知）罪で起訴した。
元男性社長（３２）ら３人については「起訴するに足る証拠がなかった」として嫌疑不十分で不起訴処分にした。
起訴内容は、１０年９月〜同１２月にかけ、３人に「端末機を２７万円で買って会員になると、レンタルを担当する会社が端末機を飲食店にリースし、月１万円が入る」などとうそをつき、計８１万円をだまし取ったとされる。
2012-08-08 22:51 (毎日新聞)
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