土浦署は23日、土浦市内に住む無職男性(88)が、サウジアラビア通貨購入を勧誘する詐欺被害に遭い、現金1950万円をだまし取られたと発表した。
男性は同日、被害届を提出。
同署は詐欺事件として捜査している。
同署によると、男性は5月中旬ごろ、投資会社を名乗る男から「東京都千代田区のある会社がサウジアラビアの通貨リヤルの両替をしている。
パンフレットが届いたら購入してもらえれば、高値で買い取る」などと自宅に電話があった。
数日後、自宅にリヤル購入案内のパンフレットが届いたため信用した男性は、5月29日〜7月6日の間、現金75万〜270万円を10回に分け、市内にある複数の銀行ATMから指定された二つの口座に振り込んだという。
最後に振り込んだ200万円が戻ってきたため、不審に思った男性が銀行に相談。
口座が凍結されており、投資会社を名乗る男とも連絡が付かなくなったため今月6日に同署に相談し、会社が存在しないことが分かったという。
男性は1人暮らし。
2012-08-24 11:08 (毎日新聞)
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