水源地や金山開発をめぐる投資詐欺事件で、大阪府警など9府県警が詐欺容疑で、香港などに出国した経営コンサルタントの男(47)=東京都文京区=と女(45)=江東区=の逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて指名手配したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。
事件の逮捕者は37人に上り、男は昨年逮捕されたリーダー格の菊次達朗被告(46)=詐欺罪で起訴=と同格のトップ。詐欺の手法を考案したとされる。
捜査関係者によると、詐欺団は東京と大阪を拠点に高齢者宅に電話。「大雪山」などのダミー会社を持ち出し、水源地などの権利販売と買い取りを使い分け、数十億円を詐取したとみられる。勧誘電話役、口座の調達役、金の引き出し役などがあり、報酬はグループごとに分配されていた。
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