イラクやスーダン通貨の価値が上がると偽り現金をだまし取ったとして、千葉県警捜査2課と佐賀県警の合同捜査本部は17日までに、詐欺容疑で東京都港区芝浦、自称派遣社員白熊真幸容疑者(24)ら男4人を逮捕した。逮捕時は4人とも否認していたが、その後3人が認めたという。
同課によると、被害者は宮城や新潟など27都道府県の男女47人、被害額は約1億3800万円に上る。4人は「イラクが復興したら通貨の価値が上がる」と勧誘していたが、南スーダン独立が話題となった昨年11月以降、販売通貨をスーダンの通貨に切り替えていたという。
逮捕容疑は昨年7月~今年1月、愛知県豊橋市の自動車部品製造会社の男性社長(75)宅に「イラクディナールを買い取ります」などと電話。その後、通貨販売会社を装って電話するなどして、イラクとスーダンの紙幣計171枚(約30万円相当)を1080万円で売り付けた疑い。
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