架空の財団への協力金と称して、会社社長から現金をだましとったとして、石川県警は19日、元プロ野球大洋の投手島田源太郎(72)=東京都台東区池之端4丁目=と自称工芸家の福田作美(70)=住居不定=の2容疑者を詐欺の疑いで逮捕した、と発表した。いずれも容疑を否認しているという。
金沢東署によると、2人は2006年3月、「総合芸術文化財団」という財団名をかたり、「財団に協力金を振り込めば5億円を出資する」とうそをつき、金沢市の男性社長(68)から計200万円をだまし取った疑いがある。
島田容疑者は宮城県気仙沼高校から大洋に入団し、1960年8月、阪神を相手に史上最年少の20歳11カ月で完全試合を達成した。
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