休眠状態の会社を解雇されたと偽って、失業給付金およそ400万円を不正に受け取っていたとして、県警察本部は富山市の無職の男ら7人を詐欺の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは富山市の無職・米澤孝之(よねざわ・たかゆき)容疑者をはじめ、高岡市や愛知県の男女合わせて7人です。
県警などによりますと、7人は去年2月から8月ごろにかけて、営業実態がない富山市内の健康器具販売会社を解雇されたと偽り、富山公共職業安定所などに偽造した離職票などを提出、失業給付金およそ400万円を不正に受給した疑いが持たれています。
主犯格とみられる米澤容疑者は、この会社に経営の助言をしていたと話しているということで、会社の印鑑などを使って離職票などを偽造していたとみられています。
残る6人のうち、2人は米澤容疑者にほかの4人を紹介、この4人が給付金の受け取り役になったということです。
警察ではほかにも事件に関与した人物がいるとみて調べを進めています。
なお、米澤容疑者ら2人は、詐欺の罪で、7日付けで起訴されています。
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