架空の医療機器会社の社債を売りつけ、現金1000万円を詐取したなどとして、警視庁捜査2課は19日、世田谷区上祖師谷2、会社員、出沼卓巳容疑者(29)ら3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。同課は、出沼容疑者をリーダー格とする詐欺グループが昨年2〜10月、同様の手口で11都道県の18人から計約1億円をだまし取った可能性があるとみている。
逮捕容疑は昨年8〜9月、群馬県安中市の男性会社員(62)方に実在しない投資顧問会社の社員などを装って電話をかけ、「医療機器会社の社債を購入してもらえば、2倍で買い取る」などと架空の投資話を持ち掛け、現金1000万円を詐取したなどとしている。
捜査2課によると、出沼容疑者ら2人は容疑を否認し、残る1人は認めているという。同課は昨年10月以降、グループのメンバー11人を既に詐欺容疑などで逮捕している。
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