太陽光発電システムが設置された住宅を狙い、設置業者が倒産したと嘘を言って仲介手数料名目で現金をだまし取ったとして、茨城県警生活環境課は20日、詐欺グループを摘発したことを発表した。詐欺などの疑いで逮捕されたのは、東京都新宿区若松町、リフォーム業、中下洋明容疑者(59)、千葉市稲毛区稲毛東、警備員、君塚正行容疑者(68)ら4人。
逮捕容疑は、昨年11月6日、「太陽光発電システム設置業者は悪徳業者だった。倒産したため、ローンの解約ができ、払い込んだお金が戻ってくる」などと偽り、つくば市の女性会社員(53)から仲介手数料として45万3000円をだまし取った疑いなど。同課によると、中下容疑者ら3人は調べに対し、「解約できるとは言ったが、返金されるとは言っていない」と話し、容疑を否認しているが、1人が容疑を認めている。
同課によると、中下容疑者らは平成22年6月ごろから、つくば市、日立市、古河市、稲敷市と茨城県内の広い範囲で、犯行に及んでいた。余罪を含め、5件で被害総額約100万円に上るとしている。
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